WLAN > Advanced Configuration > AP Profiles > Summaryタブ(APプロファイルのサマリー)
APプロファイルは、アクセスポイントの動作を決定するプロファイルです。アクセスポイントの設置場所や運用などに合わせてプロファイルを作成し、それをアクセスポイントに適用することによりアクセスポイントの設定管理の手間を省くことができます。
各APプロファイルには、以下の機能を設定することができます。
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グローバル設定(APプロファイル名、ディスカバリーを行うVLAN IDの設定)
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無線電波設定(無線電波に関する詳細なパラメーターの設定)
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以下のテーブルでは本画面のフィールド情報を示します。
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プロファイルがひとつ、または複数の管理下のアクセスポイントに適用されているかどうかを示します。また、接続済みの管理下のアクセスポイントに対して、プロファイルを再び適用する際のリクエストの状況を示します。
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Associated: 本プロファイルは登録済みであり、このプロファイルが適用された1台または複数のアクセスポイントが無線コントローラーの管理下にあることを示します。
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Associated-Modified: 本プロファイルはプロファイルが適用された1台または複数のアクセスポイントが無線コントローラーに接続した後に変更されたことを示します。変更内容をアクセスポイントに反映させるためには、再度適用を行う必要があります。
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Apply Requested: プロファイルを指定して「Apply」ボタンをクリックした場合に、プロファイルの適用が要求されたことを示します。
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Apply In Progress: プロファイルを使用するすべてのアクセスポイントに対して、現在プロファイルを適用中であることを示します。処理中にアクセスポイントは自動的に再起動し、そのとき接続していた無線クライアントは切断されます。
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Configured: プロファイルは設定済みですが、現在使用されていないことを示します。
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Add - テキストボックスに入力した名前で新規にプロファイルを作成します。「 Add」ボタンをクリック後に、「 Access Point Profile Global Configuration」画面が表示されます。プロファイル名には0から32文字までの英数字とスペース、「_」(アンダースコア)、「-」(ハイフン)が使用できます。
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Copy - 選択したプロファイルの内容をコピーして、テキストボックスに入力した名前で新規にプロファイルを作成します。プロファイル名には0から32文字までの英数字とスペース、「_」(アンダースコア)、「-」(ハイフン)が使用できます。
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Delete - 選択したプロファイルを削除します。デフォルトプロファイル(1-Defaultの名前で最初から登録されているプロファイル)の名前は任意に変更できますが、削除することはできません。
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Refresh - 最新の情報で画面を更新します。
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「
Access Point Profile Summary」画面を使用すると、APプロファイルの作成、コピーおよび削除を行うことができます。無線コントローラーでは最大16個のAPプロファイルを作成できます。新しいプロファイルを作成するためには、テキストボックスにプロファイル名を入力し、「
Add」ボタンをクリックします。プロファイル名には0から32文字までの英数字とスペース、「_」(アンダースコア)、「-」(ハイフン)が使用できます。
プロファイルを追加すると、そのプロファイル用に「
Global Configuration」画面が表示され、その画面の上部に作成したプロファイル名のタブが表示されます。
「
Global」、「
Radio」、「
VAP」、「
QoS」のサブタブをクリックし、プロファイルに機能を設定します。
作成済みのプロファイルとその設定内容をコピーするためには、コピー元のプロファイルを選択し、新しいプロファイル名を入力後、「
Copy」ボタンをクリックします。
プロファイルを削除するためには、プロファイルを選択して「
Delete」ボタンをクリックします。
作成済みのプロファイルにアクセスするためには、目的のプロファイル名のタブをクリックします。新しいプロファイルを追加すると、デフォルトのアクセスポイント設定が割り当てられます。プロファイルのコピーをすると、コピー元のプロファイルの内容が設定されます。
プロファイルの設定内容を変更するためには、「
Global」「
Radio」「
VAP」「
QoS」の各タブをクリックして、各画面を表示して変更します。
無線コントローラーでAPプロファイルを更新した場合、「
Access Point Profile Summary」画面で目的のアクセスポイントに明示的にプロファイルを適用するか、またはそのプロファイルを使用しているアクセスポイントをリセットするまで、変更内容は適用されません。
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注意: 設定でVLAN IDを変更した場合、アクセスポイントに更新したプロファイルを適用する際に一時的にDHCPから割り当てられたIPアドレスを喪失します。これにより、アクセスポイントはいったん無線コントローラーの管理下から外れます。アクセスポイントが新たなネットワークのDHCPサーバーからIPアドレスを取得すると、再度、無線コントローラーの管理下のアクセスポイントとして動作するようになります。また、VAP(SSID)を有効または無効にしたAPプロファイルを再度適用する場合に同様なふるまいになることがあります。
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注意: 新しいAPプロファイルをアクセスポイントに適用したとき、アクセスポイントは再起動します。これにより、無線クライアントは一時的にアクセスポイントに接続できなくなります。アクセスポイントの設定の変更は、無線LANのトラフィックが少ない時間帯に実施することをお勧めします。
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注意: アクセスポイントとAPプロファイルは「 Valid Access Point Summary」( WLAN > Basic Setup > Valid AP)画面で対応づけることができます。
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