Ad Hoc Client Status

WLAN > Intrusion Detection > Ad Hoc Clients（アドホッククライアントの情報）

アドホッククライアントとは、APに直接認証接続するのではなく、他のAPに接続した無線クライアントを経由して無線ネットワークに接続するクライアントです。このタイプのクライアントは無線帯域を消費し、またセキュリティーリスクを招く危険があるため注意が必要です。

この画面では、アドホック接続を経由して無線ネットワークに接続しているクライアントの情報を表示します。

アドホッククライアントがその後正しくAPに接続した場合でも、このリストからMACアドレスは消去されず、履歴に残っていますので、アドホック接続を発見し対処することが可能です。


項目名	説明
MAC Address	クライアントのMACアドレス。Detection Modeが「Beacon」である場合には、RFスキャンデータベースや隣接アクセスポイントリストにアクセスポイントとして登録されています。「Data Frame」である場合には、クライアントは「Known Client」データベースに登録されています。
AP MAC Address	クライアントを検出したアクセスポイントのベースMACアドレスを表示します。
Location	アクセスポイントに設定されたロケーション情報を表示します。
Radio	アドホックデバイスを検出した無線インターフェースと無線モードを表示します。
Detection Mode	アドホックデバイスを検出した手段（「Beacon」または「Data Frame」）を表示します。
Age	最後に検出されてからの経過時間を表示します。

この画面には以下のボタンがあります。

・	Delete All - すべてのエントリーをリストから削除します。


	注意: リストをクリアしても、アドホッククライアントは切断されません。

・	Deny - クライアントを拒否します。この操作は、「Known Client」データベースのデフォルトアクションが「Deny」である場合に、このMACアドレスを登録することを意味します。

・	Allow - クライアントを許可します。この操作は、「Known Client」データベースのデフォルトアクションが「Grant」である場合に、このMACアドレスを登録することを意味します。

・	Refresh - 最新の情報で画面を更新します。


	注意: すべてのAPプロファイルにおいて「Known Client」データベースのデフォルトアクションが「Grant」である場合には、「Deny」ボタンは使用できません。同様に、デフォルトアクションが「Deny」である場合には、「Allow」ボタンは使用できません。


	注意: MAC認証に外部RADIUSサーバーを使用するようなAPプロファイルがある場合には、「Deny/Allow」ボタンは効果がありません。MACアドレスをそのRADIUSサーバーに登録してください。