Security > RADIUS > Configuration(RADIUS設定)
システムに設定したRADIUSサーバーの各種設定および表示を行います。
表示データ
- Number of Configured Authentication Servers - 定義済みのRADIUSサーバー数(0-32)。
- Number of Configured Accounting Servers - 定義済みのRADIUSアカウンティングサーバー数(0-32)。
- Number of Named Authentication Server Groups - 定義済みの名前付けされたRADIUSサーバーグループの数。
- Number of Named Accounting Server Groups - 定義済みの名前付けされたRADIUSアカウンティングサーバーグループ数。
設定データ
- Max Number of Retransmits - RADIUSサーバーへのリクエストパケットの最大再送回数を1〜15で指定します。RADIUSサーバーへの要求がタイムアウトした場合、更にこの回数まで再試行します。デフォルトは4です。
複数のRADIUSサーバーが設定されている場合、最初のサーバーでタイムアウトが発生し更にこの回数だけ再試行も失敗したら、そのサーバーは応答しないと見なして次のサーバーに要求を送ります。そのため、RADIUSアプリケーションからの応答の最大遅延時間は、次のようになります。
(1 + Max Number of Retransmits)×Timeout Duration×サーバー数
例えば、再送数4回、タイムアウト値5秒、RADIUSサーバー2台の構成で、両方のRADIUSサーバーが要求に応答しなければ、約50秒後に認証失敗の応答がクライアントに返されます。RADIUSリクエストがユーザーのログインによって生成されたものなら、RADIUSアプリケーションが最終的な失敗の応答を返すまでの間、そのユーザーは無線クライアント(コンピューター)を操作できない状態となります。
- Timeout Duration(secs) - RADIUSサーバーへの要求に対する応答待ち時間(1-30秒)を指定します。デフォルトは5(秒)です。タイムアウト時間の設定に関する詳細情報については「Max Number of Retransmits」を参照してください。
- Accounting Mode - RADIUSアカウンティングモードを現在のサーバーで有効にするか否か。「Enable」は有効、「Disable」は無効にします。デフォルトは「Disable」です。
- Enable RADIUS Attribute 4 (NAS-IP Address) - ネットワークアクセスサーバー(NAS)のIPアドレスをRADIUSサーバーに設定するために、本オプションを選択します。また、次のフィールドでNASのIPアドレスを入力します。アドレスはRADIUSサーバーの範囲内でNASに対して固有とする必要があります。NAS IPアドレスはAccess-Requestパケットで使用されるだけです。デフォルトは無効です。
- NAS-IP Address - このテーブルエントリー内で参照されるRADIUS認証クライアントのNAS-IP-Addressを入力します。デフォルトは未設定です。
コマンドボタン
- Submit - 入力した値を無線コントローラーに適用します。再起動後も設定した値を保持したい場合、「Save All Applied Changes」(変更をすべて保存する)を実行してください。
- Refresh - 最新の情報で画面を更新します。