Security > Captive Portal > CP Configuration > CP名タブ > CP Configurationサブタブ(CPの設定)
CP Summary」画面の「Configuration」欄の「CP設定名」または「CP設定名」タブをクリックすると、この画面が表示されます。この画面は、キャプティブポータル(CP)の詳細設定を行います。
デフォルトではユーザーに提示するWebページの言語は英語だけですが、この画面のLanguageでCP設定ごとに5つまでの言語違いのWebページを作成できます。言語を追加すると、その言語名を持つサブタブが表示されます。言語サブタブをクリックすると、言語ごとにWeb画面をカスタマイズできます(「言語ごとのCP Web画面のカスタマイズ」を参照)。
Enable Captive Portal
このキャプティブポータルを有効にするか否か。チェックを入れると有効となります。デフォルトはチェックありです。
Configuration Name
このキャプティブポータルの名前。「CP Summary」画面で追加された名前が表示されます。
キャプティブポータルで使用するプロトコル。デフォルトは「HTTP」です。
HTTP: 認証情報は暗号化されません。
HTTPS: 認証情報の暗号化に Secure Sockets Layer(SSL)を使用します。証明書は接続時にユーザーに提示されます。
Guest: 認証を行いません。
Local: 「Security > Captive Portal > Local User」画面で登録したアカウントで認証を行います。
RADIUS: RADIUSサーバーによる認証を行います。
ユーザーに認証の解除を行わせるか否か。チェックを入れると、ユーザーによる認証の解除ができます。チェックを入れない場合は、CPによって認証が解除されるまで、無線クライアントの認証が持続します。デフォルトはチェックなしです。
チェックすると、CPは新たに認証されたクライアントを定義済みURLにリダイレクトします。チェックしない場合、認証成功後に指定した言語のウェルカムページが表示されます。
「URL Redirect Mode」を有効にした場合、認証済みクライアントがリダイレクトされるURLを指定します。
「Verification Mode」が「RADIUS」の場合、クライアント認証に使用するRADIUSサーバー名を指定します。「...」ボタンをクリックしてRADIUSサーバー名を選択することもできます。
無線コントローラーは、RADIUSクライアントとして動作し、無線クライアントに代わってすべてのRADIUSトランザクションを実行します。RADIUSサーバー情報の設定は、Security > RADIUS > Server Configuration の「RADIUS Server Configuration」で行います。
クライアントの無通信状態が継続したとき、ユーザーを自動的にログアウトさせるまでの時間(秒数)を指定します。0〜900が設定できます。0は自動的にはログアウトさせません。デフォルトは0です。
ユーザーにネットワークへの接続を許可する時間(秒数)を指定します。0〜86400が設定できます。0は無制限です。デフォルトは86400です(1日)。接続時間がセッションタイムアウト時間に到達すると、ユーザーは自動的にログアウトされます。
CP使用時にクライアントがネットワークへ送信できるトラフィックの最大転送レート(bps)を指定します。0は無制限です。デフォルトは0です。
CP使用時にクライアントがネットワークから受信できるトラフィックの最大転送レート(bps)を指定します。0は無制限です。デフォルトは0です。
CP使用時にクライアントに許可する受信バイト数の上限を指定します。この制限に達するとユーザーは切断されます。0は無制限です。デフォルトは0です。
CP使用時にクライアントに許可する送信バイト数の上限を指定します。この制限に達するとユーザーは切断されます。0は無制限です。デフォルトは0です。
CP使用時にユーザーに許可する転送バイト数(送受信のバイト数を合計したもの)の上限を指定します。この制限に達するとユーザーは切断されます。0は無制限です。デフォルトは0です。
「Verification Mode」が「Local」または「RADIUS」の場合、既存のユーザーグループをCPに割り当てるか、または新しいグループを作成します。グループに所属するすべてのユーザーが、このポータルを介してネットワークにアクセスすることが許可されます。「User Group」リストは、無線コントローラーのすべてのCP設定で同じです。
「User Group」フィールドでは、すべてのCPに対するユーザーグループの追加、削除または名前の変更ができます。プルダウンメニューからCPに割り当てる定義済みユーザーグループを選択します。

新しいユーザーグループの作成 - 「User Group」フィールドにグループ名を入力し、「Add」ボタンをクリックします。
既存のユーザーグループ名の変更 - 変更する名前を選択し、新しい名前を入力して、「Modify」ボタンをクリックします。
ユーザーグループの削除 - 削除する名前を選択し、「Delete」ボタンをクリックします。
注意: 「Verification Mode」が「Guest」の場合、「User Group」欄は使用できません。
言語に対応したIANA言語下位タグコードを入力します。コードはIANAによって管理されているLanguage Subtag Registry(言語下位タグレジストリ)に掲示されています。無線コントローラーでその言語がサポートされている場合、その言語でキャプティブポータル設定が作成されます。サポートされていない場合はデフォルト(英語)で作成されます。 下の「...」で「Language」を選択すると、自動的に入力されます。
CPに複数の言語のWebページを設定することにより、無線クライアントの言語に合ったWeb画面を表示させることができます。ひとつのCP設定に対して5つまでの言語違いのページを用意できます。「...」をクリックして表示されるメニューから言語を選択してください。選択した言語が入力されます。言語を入力して「Submit」ボタンをクリックすると、サブタブにその言語が表示されるようになります。デフォルトでは英語のWebページだけが存在します。ユーザーに提示されるWebページの言語は、ユーザーが最初にアクセスしたとき、クライアントが使用するブラウザーのLocale設定から判断されます。Locale設定がない場合は設定上先頭の言語(デフォルトはEnglish)で表示されます。一度ログイン画面が表示された後、ユーザーはログインページから言語を変更できます。

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