[index] AT-UWC リファレンスマニュアル 3.1

インストール > AT-UWCのインストール


  - 仮想環境にインストールする際のご注意
   - (1)VMware vSphere ESXi 5.1/5.0(Hypervisor)
   - (2)Microsoft Windows Server 2008 R2 Hyper-V
   - (3)Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V
   - (4)Microsoft Windows Server 2012 R2 Hyper-V
   - (5)Red Hat Enterprise Linux 6 KVM


次の手順で無線コントローラー(AT-UWC)をインストールしてください。

Note - アプライアンス製品AT-UWC-APLにソフトウェア版AT-UWC(DVD)をインストールしないでください。インストールすると、AT-UWC-APLの機能の一部が使用できなくなります。
Note - 仮想環境にインストールする場合は、この章の最後の「仮想環境にインストールする際のご注意」を参照してください。
Note - 無線コントローラーを実行しているコンピューターに拡張LANアダプターが装着されていると、無線コントローラーが使用するイーサネットポートが入れ替わってしまい、まったく通信ができない状態になることがあります。無線コントローラーに拡張LANアダプターを装着しないでください。これは、拡張LANアダプターを装着したときの問題であり、マザーボード組み込みのイーサネットポートがデュアルポートであっても問題ありません。
Note - 拡張アダプターを装着したコンピューターに無線コントローラー(AT-UWC)をインストールすると、無線コントローラーを起動するたびに次のようなfailedメッセージがログに表示されます。無線コントローラーの動作に関係のない拡張アダプターを装着しないでください。
May 28 11:29:12 0.0.0.0-1 UNKN[164431284]: sysapi_cfg_migrate.c(394) 1 %% sysapiCfgFileMapInterfaces failed
  1. PCサーバーにモニター、キーボードを接続します。

  2. PCサーバーとモニターの電源をオンにして、無線コントローラーのインストールDVDをDVDドライブに挿入します。
    Note - PCサーバーをDVDでブートさせる方法は、ご使用になるPCサーバーのマニュアルを参照してください。
  3. モニターに次の画面が表示されたら、Enterキーを押します。
    Note - Enterキーを押すとインストールが始まり、PCサーバーのHDDの内容は消去されます。

  4. インストールが始まり、進捗が表示されます。
    Note - 4コアのプロセッサーで5〜6分を要します。インストールにはオペレーティングシステムを含みます(CentOS)。
  5. インストールが完了すると、次の画面が表示されDVDが排出されます。DVDをDVDドライブのトレイから取り出し、Enterキーを押してください。

  6. PCサーバーは再起動し、無線コントローラーとして動作を開始します。ライセンスのインストールに進んでください。
    Note - これ以降の設定は、設定用コンピューターのWebブラウザーで行います。キーボードやモニターは特に必要ではありません。モニターには、リアルタイムでログが表示されます。
    Note - 無線コントローラーは、第三者が触れることができない場所に設置してください。無線コントローラーのキーボードとモニターを使用すれば、無線コントローラーを初期化することができます。初期化についての詳細は、「付録」/「困ったときに」を参照してください。
 

仮想環境にインストールする際のご注意

Hyper-V、Red Hat Enterprise Linux 6 KVM では、AT-UWC 2.x.x以降のインストールDVDを使用してインストールしてください。
 

(1)VMware vSphere ESXi 5.1/5.0(Hypervisor)

VLANを使用する場合は、以下の設定を行ってください。
  1. vSphereのインベントリーウィンドウの「構成」タブを選択し、ハードウェア -> ネットワークを選択、AT-UWCの仮想マシンを接続している標準スイッチのプロパティーをクリックします。
  2. 「ポート」タブでAT-UWCの仮想マシンを接続しているポートグループを選択し、「編集」をクリックします。
  3. 「全般」タブの「VLAN ID(任意)」で「すべて(4095)」を選択し、OKをクリックしてください。
 

(2)Microsoft Windows Server 2008 R2 Hyper-V

 

(3)Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V

Note - 容量可変 VHDX(BlockSize 1MB)以外は、「Hyper-V マネージャ」で作成できます。
容量可変 VHDX(BlockSize 1MB)は、「Windows PowerShell」で以下のコマンドを実行することで作成できます。
New-VHD -Path 仮想HDDファイル名.vhdx -Dynamic -SizeBytes 60GB -BlockSizeBytes 1MB
 

(4)Microsoft Windows Server 2012 R2 Hyper-V

Note - 容量可変 VHDX(BlockSize 1MB)以外は、「Hyper-V マネージャ」で作成できます。
容量可変 VHDX(BlockSize 1MB)は、「Windows PowerShell」で以下のコマンドを実行することで作成できます。
New-VHD -Path 仮想HDDファイル名.vhdx -Dynamic -SizeBytes 60GB -BlockSizeBytes 1MB
 

(5)Red Hat Enterprise Linux 6 KVM



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