仕様
Q.1
  チャンネル毎の中心周波数を教えて欲しい。  
A.1
  1CH -> 2,412GHz
2CH -> 2,417GHz
3CH -> 2,422GHz
4CH -> 2,427GHz
5CH -> 2,432GHz
6CH -> 2.437GHz
7CH -> 2,442GHz
8CH -> 2,447GHz
9CH -> 2,452GHz
10CH -> 2,457GHz
11CH -> 2,462GHz
12CH -> 2,467GHz
13CH -> 2,472GHz
14CH -> 2,483GHz
になります。
 
Q.2
  有線側のSpeed(10M/100Mbps)/Duplex(HALF/FULL)モードの固定設定はできますか?  
A.2
  残念ながらできません。AutoNegotiationモードしかありません。  
Q.3
  想定干渉距離を教えて下さい。  
A.3
  40m以下で干渉範囲内となります。  
Q.4
  WR110AP同士での無線通信は出来ますか。  
A.4
  残念ながら、WR110AP同士での無線通信は出来ません。  
Q.5
  詳しい仕様の一覧はありますか?  
A.5
  こちらをご確認ください。  
 使用方法
Q.6
  HUBに接続する場合はストレートケーブルとクロスケーブルのどちらを使用すればいいのですか。  
A.6
  ストレートケーブルとクロスケーブルのどちらでもかまいません。
WR110APの10BASE-T/100BASE-TXポートは、全ポートMDI/MDI-X自動切替機能に対応しているためケーブルの種類を意識せずに接続が可能です。
 
Q.7
  ファームウェアバージョンの確認方法を教えて下さい。  
A.7
  ブラウザから設定画面の「AP情報」を表示することでファームウェアバージョンを確認する事が出来ます。  
Q.8
  本製品のMACアドレスはどのようにして確認するのですか。  
A.8
  ラウザから設定画面の「AP情報」を表示することで、MACアドレスを確認することが出来ます。  
Q.9
  端末情報の見方を教えて欲しい。  
A.9
  アクセスポイントに接続している無線端末のMACアドレスと接続時間が表示されます。  
Q.10
  近接する環境でWR110APを複数台使用する際の注意点などはありますか。  
A.10
  WR110APを複数台設置する場合、チャンネル間隔を大きくあけて設定して下さい。
通常近接環境にてアクセスポイントを複数台設置する場合、1CH、6CH、11CH、14CHの組み合わせにて4台まで電波干渉を受けずに設置が可能です。
 
Q.11
  設定変更を行った場合、再起動する必要がありますか。  
A.11
  設定変更後の再起動は必要です。再起動後に、設定が有効となります。  
 設定方法
Q.12
  「SSID」にはどんな設定をすればいいのですか?  
A.12
  無線LANネットワークを構成するコンピュータ同士を識別する名前で、同じネットワークに属するコンピュータ同士は同じ「SSID」を設定する必要があります。「SSID」は半角32文字以内で設定します。(大文字、小文字も区別します)  
Q.13
  「チャンネル」にはどのような設定をすればいいのですか。  
A.13
  本製品と無線LANカードを取り付けたコンピュータ間の無線通信で使用するチャンネルを設定します。  
Q.14
  WR110APと接続する無線端末の通信モードにはどのような設定をすればいいのですか。  
A.14
  アクセスポイントを使用してネットワークに接続する場合には、必ず「Infrastructure」モードに設定して下さい。  
Q.15
  DTIM間隔とはどんな時に設定するのですか。  
A.15
  デフォルト値にて運用ください。通常は、値を変更する必要性はありません。
※無線LANカードなどの無線端末が省電力モードの場合に、アクセスポイント(WR110AP)から送信するDTIM(デリバリートラフィックインディケーションマップ)の送信間隔を設定します。DTIMは、ビーコン信号に含まれて送信されます。
 
Q.16
  RTSしきい値はどのような時に設定するのですか。  
A.16
  隠れ端末問題が発生しやすい環境では、しきい値を小さくすることで通信が安定する場合があります。通常は、デフォルト値での運用をお勧め致します。  
Q.17
  ロングプリアンブル廃棄とはどのような機能ですか。  
A.17
  無線通信を行う際、データ送信時に付加するプリアンブル(同期信号)に関する設定です。ロングプリアンブルのパケットを破棄します。  
Q.18
  パケット分割しきい値とは何ですか。  
A.18
  パケットを分割して送信する場合の、分割の基準となるパケットサイズのことです。指定したパケットサイズより大きいサイズのパケットは分割して送信されます。
通常は、デフォルト値での運用をお勧めします。
※値は、256〜2346の数値(偶数のみ)で指定可能です。
 
Q.19
  ビーコン間隔とは何の設定を行う項目ですか。  
A.19
  アクセスポイント(WR110AP)が周期的に送信するビーコン信号の送信間隔をミリ秒単位で設定します。通常は、デフォルト値での運用をお勧め致します。  
Q.20
  マルチキャストパワーマネージメントバッファーとはどのような機能ですか。  
A.20
  無線LANカードなどの無線端末が省電力モードの場合、無線端末への送信データがある場合に、無線LAN端末が受信可能な状態になってからデータを送信する機能です。通常は、デフォルト(「マルチキャストパワーマネージメント」にチェックなし)での運用をお勧め致します。  
  トラブルシューティング
Q.21
  WR110AP Utilityの検索にてアクセスポイントがリストに表示されません。  
A.21
  以下の点をご確認ください。
  • 設定用コンピューターが接続されているWR110APの10BASE-T/100BASE-TXポートのLINK/ACT LED(緑)が点灯していますか。
  • 設定用コンピューターにてパーソナルファイアーウォール機能が有効になっていませんか。その場合は、パーソナルファイアーウォール機能を無効にした上で再度WR110AP Utilityの検索を実行してください。
 
Q.22
  WR110AP本体のIPアドレスを忘れてしまったのですが。  
A.22
  WR110AP Utilityにて検索を実行してください。WR110AP本体に設定されたホスト名、IPアドレスなどの情報がリストに表示されます。  
Q.23
  ブラウザから設定画面を開くことが出来ない。  
A.23
  ブラウザから設定画面を開くことができない場合、次のようなことが考えられます。
■原因1
パソコン側でIPアドレスの設定はされていますか?
WR110APはDHCPサーバ機能を持っていないため、パソコン側では必ずIPアドレスを手動で割り当てて下さい。
■原因2
WEBブラウザでプロキシの設定がされているか、モデムを使ってネットワークに接続するように設定されてしまっている。
 
Q.24
  有線側のコンピュータと接続できない。  
A.24
  有線側のコンピュータと通信できない場合、次のようなことが考えられます。
■原因1
ACアダプタが本製品と接続されておらず、POWER LEDが点灯していない。
■原因2
接続先機器(PC、HUB、Switch)と正常にLINKが確立していない。WR110APの10BASE-T/100BASE-TXポート及び接続先機器(PC、HUB、Switch)のLEDが点灯していない事が考えられるため、接続機器の電源が入っているか、UTPケーブルの接続に問題がないか、接続先機器の通信速度設定は正しいかを再度確認して下さい。
■原因3
有線側のコンピュータにLANアダプタのドライバがインストールされていないか、正常に認識していない。
■原因4
TCP/IPプロトコルがインストールされていないか、設定が正しくされていない。
 
Q.25
  無線LANカードを接続したコンピュータと接続できない。  
A.25
  無線LANカードを接続したコンピュータと接続できない場合には、以下の2つの原因が考えられます。
■無線LANカードのドライバーが正しくインストールされていない。
  • 無線LANカードのドライバーが正しくインストールされていない場合には、無線LANカードのマニュアルを参照し、再度インストールし直して下さい。

  • 電波状態が悪いことが考えられますので、本製品との距離を短くしたり障害物などをなくして見通しをよくしてから、再度通信してみて下さい。
■無線LANカードとアクセスポイントの設定が合っていない。
  • アクセスポイントを使用して通信を行う場合は、「通信モード」を「Infrastructure」に設定されていない。
  • 無線LANカードを取り付けたコンピュータとアクセスポイントに、同じ「SSID」が設定されていない。
  • 無線LANカードを取り付けたコンピュータとアクセスポイントに、同じ「暗号」が設定されていない。
 
Q.26
  パスワードを忘れてしまい本製品にアクセスできない。  
A.26
  パスワードを忘れてしまった場合は、パスワードを初期化状態に戻すためのセンドバック修理を行うことになります。この場合、有償対応となりますのでご了承ください。  
Q.27
  WEBブラウザーにてMACアドレスフィルタリングの設定を行った場合、「MACアドレス追加」欄にMACアドレスを入力し、追加ボタンを押してもMACアドレスリストに表示されません。  
A.27
  「エントリー」で「97〜128」を選択し、追加したMACアドレスが表示されているかどうかご確認ください。
登録したMACアドレスの確認方法についての詳細は、 リリースノートをご確認ください。
 
 医療関係者からよせられたよくある質問
Q.28
  医療機関での使用は可能ですか?  
A.28
  弊社の無線製品は 2.4GHz帯の電波を利用しており、産業科学医療用に使用されている周波数帯域 (ISMバンド) のため、2.4GHz帯の周波数を使用する医療機器と電波干渉する可能性がございます。本製品を使用するにあたり、実際の運用に合わせた擬似環境にて事前に医療機器の動作が電波干渉による支障がない事を十分に確認した上でご使用ください。  
Q.29
  WR110APの使用にあたり、医療機器からは何メートル離せば良いですか?  
A.29
  2.4GHz帯の電波を利用した医療機器の近くでは、お互いに電波干渉を起こす恐れがございます。その場合、ご利用されている医療機器によって影響を受ける距離が変わりますので、実際の運用に合わせた擬似環境にて、事前に医療機器の動作が電波干渉による支障がない事を十分に確認した上でご使用ください。  
Q.30
  医療機器に、電波の影響を与えないようにするにはどのような措置が必要ですか?  
A.30
  医療機器との電波干渉が発生していない状況であれば特別な措置は必要ありません。また電波を通さない物質で密閉することにより電波の影響を防ぐことは可能です。ただし、電波は反射および屈折いたしますので、医療機器の近くでお使いの場合には電波を通さない措置を行い設置する場合においても、運用に合わせた擬似環境にて事前に医療機器の動作が電波干渉による支障がない事を十分に確認した上でご使用ください。  
 学校関係者からよせられたよくある質問
Q.31
  生徒が30〜40名程いる教室内で、WR110AP + WR211PCM/WR211PCM Plusを使用したいのですが問題はありますか?  
A.31
  1台のWR110APでは、PC20台程度でのご使用をお考えください。それ以上のPCを接続する場合は WR110APを増設してお使いください。  
Q.32
  学校のような環境で全クラスにアクセスポイントを置いて使用することに電波干渉等の問題はありますか?  
A.32
  電波は、屈折や反射によって見通しの悪い所でも電波が伝わりますので、上下左右の40m以内には同じチャンネルの無線機器が存在しないように配置しご使用ください。  
Q.33
  すべての生徒にPCを持たせると、1教室で30〜40台が一度にWR110APと通信することになりますが、一台のWR110APでの使用でも問題無いですか?  
A.33
  1台のWR110AP では、PC20台程度でご使用をお考えください。それ以上のPCを接続してご使用いただく場合には、WR110AP を増設してご使用ください。  
Q.34
  WR110APとWR211PCM/WR211PCM Plusを校内の先生と生徒で使用し、先生のPCは職員室内で暗号化設定で使用、生徒は暗号化設定なしで使用する。生徒が使用している WR110AP にも先生の PC をアクセスさせたいのですが、WR211PCM/WR211PCM Plusの暗号化設定は簡単に設定変更や設定を戻すことができますか?また設定を施した場合には、再起動の必要はありますか?  
A.34
  "暗号化の設定を一度していただければ「暗号化する」または「暗号化しない」の設定で
再起動の必要なくお使いいただけます。"
 
 その他
Q.35
  POWER LEDはどんな状態を表しているのですか。  
A.35
  電源が正常に供給されている時に、点灯します。
電源が供給されていないときに消灯します。
 
Q.36
  WIRELESS LEDはどんな状態を表しているのですか。  
A.36
  無線通信が可能な状態のときに点灯します。

無線側のデータ送受信中に点滅します。
ファームウェア更新終了時に早く点滅します。
 
Q.37
  DIAG LEDはどんな状態を表しているのですか。  
A.37
  自己診断でエラーが発生したときに点滅します。
ファームウェアの更新中に点滅します。
ファームウェアの更新終了時に早く点滅します。
 
Q.38
  LINK/ACT LEDはどんな状態を表しているのですか。  
A.38
  ポートと接続先の機器がリンクした時に点灯します。

有線側のデータ送受信時に点滅します。
 
Q.39
  100M LEDはどんな状態を表しているのですか。  
A.39
  100Mbpsで接続しているときに点灯します。

10Mbpsで接続しているときに消灯します。
 
Q.40
  ローミング機能とは何ですか。  
A.40
  複数のアクセスポイントがある場合、電波状態により接続するアクセスポイントを
切り替える機能です。
 
Q.41
  「Infrastructureモード」とは何ですか。  
A.41
  無線LANネットワーク構成の一つで、アクセスポイントを使用し有線ネットワークと無線ネットワークを統合し一つのネットワークとして構成する場合に使用します。  
Q.42
  WR110APとWR211AP間でローミングは可能ですか。  
A.42
  残念ながらWR110APとWR211APにて同一のSSIDを設定し、クライアントがローミングを行うような使い方はできません。但し、WR110APとWR211AP双方のSSIDを別々に設定することで、有線を経由して別のSSIDを使用しているAPとの通信は可能です。  
Q.43
  SNMPに対応していますか?  
A.43
  残念ながらSNMPには対応しておりません。  
Q.44
  携帯電話やPHSとの干渉はありますか?  
A.44
  WR110APと携帯電話やPHSとは使用している電波帯域が違うので、お互いに影響はありません。  
Q.45
  二台のWR211APの使用するチャンネルが同じ場合、干渉しない距離は何mですか?  
A.45
  40m以上離してご使用下さい。  
Q.46
  1台のWR110APに対して、何台の無線端末が通信できるのでしょうか。  
A.46
  アクセスポイント1台あたりの最大接続可能台数は 200台 (理論値)です。しかし有線LANと同様台数が増えるとスループットが低下しますので、接続推奨台数は、最大20台(参考値)とさせて頂いております。  
 他社製品との接続について
Q.47
  他社製無線LANカードと接続できますか。  
A.47
  WR110APはWi-Fi認定を取得していますので、IEEE802.11bの規格に準拠し、Wi-Fiに対応した他社製無線LANカードであれば接続可能と思われます。
ただし、弊社では自社製品でかつ正常動作の確認ができる製品のみサポートさせて頂いております。動作確認機種及びサポート対応機種などの情報についての詳細は、こちらをご参照ください。
 
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