[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: 特権EXECモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド
# atmf cleanup
機器を「AMFクリーン状態」にする。
本コマンドを実行すると、フラッシュメモリーとNVS(搭載機種のみ)内のファイルが、下記のものを除いてすべて削除され、その後システムが再起動される。
[削除対象外のファイル]
awplus# atmf cleanup ↓ This command will erase all NVS, all flash contents except for the boot release, and any license files, and then reboot the switch. Proceed ? (y/n): y ↓
■ システムファイルへのアクセス制限(strict-user-process-controlコマンド)有効時には本コマンドを実行できない。本コマンドを実行するときは、事前にシステムファイルへのアクセス制限を無効化すること。
■ 本コマンドは単体構成(非VCS構成)で実行すること(VCS構成時はエラーになる)。また、SwitchBlade x8100の場合は、単体構成かつコントロールファブリックカード(CFC)を1枚だけ装着した状態で実行してください(CFC2枚構成はサポート対象外)。
■ 本コマンド実行時に、外部メディア(USBメモリーやSD/SDHCカード)上のイメージファイルが通常用ファームウェアに設定されていた場合、バックアップ用ファームウェアとして設定されているフラッシュメモリー上のイメージファイルが通常用ファームウェアに設定される(外部メディア上のイメージファイルを通常用ファームウェアに設定する場合は、必ずバックアップ用ファームウェアも設定する必要がある)。
■ x550シリーズとGS900MXシリーズでは、VCS無効化の状態がシステムファイルに記録されるため、VCSを無効化した状態で本コマンドを実行するとAMFクリーンかつVCS無効化の状態で再起動する。
また、x330シリーズとGS970EMXシリーズでも、stack enableコマンドを no stack <1-8> enable persistent
の形式で実行した場合にはVCS無効化の状態がシステムファイルに記録されるため、その状態で本コマンドを実行するとAMFクリーンかつVCS無効化の状態で再起動する。
■ AMFクリーン状態については、応用編を参照。
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