[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: 特権EXECモード
カテゴリー: 運用・管理 / ファイル操作
# delete [force] [recursive] PATHNAME
ローカルファイルシステム上のファイルまたはディレクトリーを削除する。
force |
強制削除オプション。本オプションを指定した場合は、削除前の確認メッセージが出ない。また、指定したファイルやディレクトリーが存在しなくてもエラーメッセージが出ず、つねに処理成功のメッセージが表示される | ||||
recursive |
ディレクトリー再帰処理オプション。指定したディレクトリー以下をすべて削除するときに指定する。PATHNAMEにディレクトリーを指定する場合は必須。PATHNAMEにファイルを指定する場合は意味を持たない | ||||
PATHNAME |
削除対象ファイルまたはディレクトリーのパス。ワイルドカード(*)も使用可能 |
■ カレントディレクトリーにあるファイルnumbers.txtを削除する。
awplus# delete numbers.txt ↓ Delete flash:/numbers.txt? (y/n)[n]:y ↓ Deleting.. Successful operation
awplus# delete force gomi.cfg ↓ Deleting.. Successful operation
awplus# dir ↓ 0 drwx Feb 28 2012 11:57:26 tmp/ 0 drwx Feb 22 2012 15:07:59 temp/ 2068 -rw- Feb 22 2012 09:39:39 basicip.cfg ... awplus# delete tmp ↓ % flash:/tmp is a directory. Use 'delete recursive' to delete a directory and i ts contents. awplus# delete recursive tmp ↓ Delete flash:/tmp and all of its contents? (y/n)[n]:y ↓ Deleting.. Successful operation
awplus# delete *.core ↓ Delete flash:nsm-xxxxxxxx-X.Y.Z-1180494447.core? (y/n)[n]:y ↓ Deleting.. Delete flash:nsm-xxxxxxxx-X.Y.Z-1180496473.core? (y/n)[n]:y ↓ Deleting.. Delete flash:nsm-xxxxxxxx-X.Y.Z-1180504045.core? (y/n)[n]:y ↓ Deleting.. Delete flash:nsm-xxxxxxxx-X.Y.Z-1180917976.core? (y/n)[n]:y ↓ Deleting.. Successful operation
awplus# delete force *.core ↓ Deleting.. Successful operation
■ スタートアップコンフィグの実体ファイル(boot config-fileコマンドで指定したファイル)、あるいは、初期設定の実体ファイル(flash:/default.cfg)を本コマンドで削除することはできない。スタートアップコンフィグの実体ファイルを削除するには、erase startup-configコマンドを使う。
■ ライトプロテクトされた外部メディア(USBメモリーなど)上のファイルを削除しようとすると、Deleting...と表示され続けたままになる。書き込み時はライトプロテクトを外すこと。
■ 本コマンドは、複数ノードを対象とするワーキングセットプロンプト(atmf working-set)では実行できない(下記メッセージが出てエラーになる)。1台のノードだけを対象とするワーキングセットプロンプトか、ローカルプロンプトから実行すること。
% Working set must contain only single node for this command
dir(特権EXECモード)
erase startup-config(特権EXECモード)
rmdir(特権EXECモード)
show file(特権EXECモード)
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