mail smtpserver tls

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / メール送信


(config)# mail smtpserver tls {starttls|smtps}

(config)# no mail smtpserver tls


メール送信時にTLS(暗号化通信)を使うよう設定する。またTLSの開始方式(STARTTLS、SMTPS)も指定する。
no形式で実行した場合はTLSを無効にする。
初期設定は無効。


パラメーター

starttls STARTTLS(平文で接続した後でTLS通信に移行する)
smtps SMTPS(最初からTLSで接続する)


使用例

■ メール送信時にTLS通信(STARTTLS)を使用するよう設定する。

awplus(config)# mail smtpserver tls starttls

■ メール送信時のTLS通信を無効にする。
awplus(config)# no mail smtpserver tls


注意・補足事項

■ 接続先のSMTPサーバー(mail smtpserverコマンド)が指定したTLS通信に対応していない場合、メール送信は失敗する。

■ TLS通信が有効な場合、接続先TCPポートはデフォルトで次のものが使われる。
ただし、mail smtpserver portコマンドで接続先TCPポートを明示的に設定している場合はそちらが使われる。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- mail smtpserver tls(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

mail smtpserver(グローバルコンフィグモード)
mail smtpserver port(グローバルコンフィグモード)
show mail(特権EXECモード)



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