tunnel openvpn ip-pool

モード: インターフェースモード
カテゴリー: VPN / OpenVPN


(config-if)# tunnel openvpn ip-pool range A.B.C.D A.B.C.D mask A.B.C.D

(config-if)# no tunnel openvpn ip-pool range


対象OpenVPNトンネルインターフェースで使用するIPv4アドレスプールを設定する。
no形式で実行した場合はIPv4アドレスプールを削除する。
初期状態では未設定。

IPv4アドレスプールはOpenVPNクライアントに動的IPv4アドレスを割り当てるための仕組みで、RADIUSサーバーやLDAPサーバーからOpenVPNクライアントに固定IPv4アドレスが割り当てられなかった場合に使用される。


パラメーター

range A.B.C.D A.B.C.D IPv4アドレスプールの開始アドレスと終了アドレス
mask A.B.C.D IPv4アドレスプールに対するネットマスク


使用例

■ OpenVPNクライアントに 192.168.100.240 から 192.168.100.250 の範囲(ネットマスクは 255.255.255.0)を動的に割り当てるIPv4アドレスプールを設定する。

awplus(config-if)# tunnel openvpn ip-pool range 192.168.1.1 192.168.1.10 mask 255.255.255.0

■ IPv4アドレスプールの設定を削除する。
awplus(config-if)# no tunnel openvpn ipv6-pool


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- tunnel openvpn ip-pool(インターフェースモード)

関連コマンド

tunnel mode openvpn tap(インターフェースモード)
tunnel mode openvpn tun(インターフェースモード)
tunnel openvpn ipv6-pool(インターフェースモード)
show interface(非特権EXECモード)



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