[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: インターフェースモード
カテゴリー: VPN / OpenVPN
(config-if)# tunnel openvpn ipv6-pool X:X::X:X/M local X:X::X:X
(config-if)# no tunnel openvpn ipv6-pool
対象OpenVPNトンネルインターフェースで使用するIPv6アドレスプールを設定する。
no形式で実行した場合はIPv6アドレスプールを削除する。
初期状態では未設定。
IPv6アドレスプールはOpenVPNクライアントに動的IPv6アドレスを割り当てるための仕組みで、RADIUSサーバーやLDAPサーバーからOpenVPNクライアントに固定IPv6アドレスが割り当てられなかった場合に使用される。
なお、動的IPv6アドレスは動的IPv4アドレスと同時に割り当てられるため、IPv4アドレスプール(tunnel openvpn ip-poolコマンド)の設定も別途必要。
X:X::X:X/M |
IPv6アドレスプールの開始アドレスと範囲(Mは64~124) | ||||
local X:X::X:X |
本製品側(ローカルエンドポイント)のIPv6アドレス。このアドレスは本製品のインターフェースに自動的に付与され、OpenVPNクライアントに対してはリモートピアアドレスとして通知される |
■ OpenVPNクライアントに 2001:db8:100:100::/124 の範囲(先頭は 2001:db8:100:100::2)を動的に割り当てるIPv6アドレスプールを設定する。本製品側のアドレスは 2001:db8:100:100::1 とする。
awplus(config-if)# tunnel openvpn ipv6-pool 2001:db8:100:100::2/124 local 2001:db8:100:100::1 ↓
awplus(config-if)# no tunnel openvpn ipv6-pool ↓
interface (グローバルコンフィグモード) | +- tunnel openvpn ipv6-pool(インターフェースモード)
tunnel mode openvpn tap(インターフェースモード)
tunnel mode openvpn tun(インターフェースモード)
tunnel openvpn ip-pool(インターフェースモード)
show interface(非特権EXECモード)
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