service snmp-discovery

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド


(config)# [no] service snmp-discovery


ネットワーク上のデバイスのSNMP探索機能を有効化する。
no形式で実行した場合はSNMP探索機能を無効化する。
初期設定は無効。

Note
SNMP探索を有効にすると、本製品に設定されたサブネット長が24以上のすべてのIPネットワークでSNMP探索が開始されます。
SNMP探索は30台程度の小規模環境を想定した機能になりますので、それ以上の端末が存在する環境で本機能を有効にする場合には必ず事前にsnmp-discovery denyコマンドで対象のインターフェースを制限してから有効化するようにしてください。
本機能は検出されたすべてのIP端末にSNMPによるアクセスを試みるため、多数のIP端末が存在する環境で本機能を有効にすると製品負荷につながり、show running-configコマンド等の表示に時間がかかる状態になる可能性があります。

前記の原因で動作が遅くなっている状態では、service snmp-discoveryコマンドをno形式で実行するだけでは改善が見られなくなる場合があります。
その場合、起動時コンフィグ上でSNMP探索を無効化し、製品を再起動してください。
再起動が難しい場合は、snmp-discovery denyコマンドですべてのVLANインターフェースのSNMP探索を無効化してください。無効化後は、負荷が改善するまでに数十分以上かかる可能性があります。


注意・補足事項

■ 対象機種や注意事項については、AMF応用編を参照。

■ AMFマスターでSNMP検出機能を有効にすると、トラップの受信が可能になる。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- service snmp-discovery(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

snmp-discovery arp-polling-interval(グローバルコンフィグモード)
snmp-discovery snmp-polling-interval(グローバルコンフィグモード)
snmp-discovery community(グローバルコンフィグモード)
snmp-discovery snmp-version(グローバルコンフィグモード)
snmp-discovery user(グローバルコンフィグモード)
snmp-discovery deny(グローバルコンフィグモード)
show snmp-discovery(特権EXECモード)
snmp-discovery permit(グローバルコンフィグモード)
snmp-discovery arp-polling-interval(グローバルコンフィグモード)



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