本インストールガイドでは、CentreNET SwimAdminCentral(以下、SAC)の動作環境、インストール方法、環境設定などについて説明します。インストール前に必ずご一読ください。また、「リリースノート」(弊社Webページに掲載)も合わせてお読みくださいますようお願い申し上げます。
SACをインストールする前に、お客様のコンピューター環境が以下の要件を満たしていることを確認してください。
また、「リリースノート」(弊社Webページに掲載)の「注意事項」などをよくお読みください。
ハードウェア | PC/AT(DOS/V)互換機(OADG仕様)、1GB以上のメモリー搭載(2GB以上推奨) |
CPU※1 | Pentium 1GHz以上(2GHz以上推奨) |
対応OS※2 |
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ディスプレイ | 1024x768ドット以上、256色以上 |
インストールに必要なハードディスク容量 | 250MB以上の空き領域(インストール中は一時的に500MB以上必要) |
※1:マルチCPUの場合、2CPU(ソケット単位)までの対応です。
※2:Windows Vista Home Basic / Home Premium、 Windows 7 Starter / Home Premiumは未サポートです。各OSは日本語版のみのサポートです。64ビット版Windowsでは、WOW64サブシステム(32ビットエミュレータ)上で動作します。
SACのインストール手順について説明します。
SACの新規インストールは、以下の手順で行います。
Note
既に以前のバージョンのSACがインストールされている場合は、「アップグレードインストール」をご覧ください。
セットアップファイルを実行します。
ファイル名は、sacXXpYz.exe のようになります。
Note
sacXXpYz の XX はバージョン(X.X)、Yはパッチレベル、zは対象 OS(w = Windows)を示しています。
セットアップファイル
開始画面
使用権許諾契約書
Note
SACでは、Swimシリーズ環境設定ユーティリティ バージョン1.0 pl 4 以上をサポートしています。
既に、サポートバージョンのSwimシリーズ環境設定ユーティリティがインストールされている場合、この画面は表示されません。
環境設定
Note
SACでは、Swimシリーズデータベースユーティリティ バージョン2.0 pl 0をサポートしています。
既に、サポートバージョンのSwimシリーズデータベースユーティリティがインストールされている場合、この画面は表示されません。
データベース設定
Note
SACでは、SACドキュメント バージョン2.1 pl 0をサポートしています。
既に、SACドキュメントがインストールされている場合、この画面は表示されません。
ドキュメント設定
Note
追加ライセンスは、インストール後に登録(有効化)することも可能です。
シリアル番号/認証キー
それぞれの場合の手順は次のとおりです。
サーバ設定
SACが動作するコンピューター上の別のサーバーを使う場合
FTPサーバーを使う場合
インストールフォルダ
ショートカットフォルダ
インストール前の確認
インストール完了
既に以前のバージョンのSACがインストールされている場合は、いったん旧バージョンをアンインストールしてから、新バージョンのインストールを行う必要があります。
Note
バージョン 2.0 pl 0以降へのアップグレード後に作成される各データおよび設定は、バージョン 1.4 pl 0以前へダウングレードして復元することはできません。
アップグレードインストールを行う際に、以前のバージョンのログDBが存在すると、そのログDBはインストール時に自動的に切り替えられるので注意をしてください。
SACのアップグレードインストールは、以下の手順で行ってください。
旧バージョンを起動し、「ファイル」→「エクスポート」→「タスク定義のエクスポート」で、すべてのタスクをバックアップしてください。
「インストール」の手順に従って、新バージョンをインストールしてください(新規インストールと同じ手順です)。
Note
旧バージョンは、新バージョンの新規インストール時にアンインストールすることができます。
新バージョンを起動し、「ファイル」→「インポート」→「タスク定義のインポート」を使って、バックアップしたタスクを復元してください。
Note
ログイン時のユーザー名とパスワードには、初期値(ユーザー名「Administrator」、パスワードなし)をお使いください。
本手順に従ってアップグレードインストールした場合、タスクビューの「設定」メニューで変更したSACのユーザー設定と基本設定(動作設定)は失われます(初期値に戻ります)。
「タスクリスト」タブの「定義リスト」タブで、管理対象機器(IPアドレス)の「機種名」を指定してください。「タスク」→「機種名全取得」で自動取得することもできます。
Note
上記の手順に従ってアップグレードインストールした場合であっても、タスクビューの「設定」メニューで変更したSACのユーザー設定と基本設定(動作設定)は失われます(初期値に戻ります)。あらかじめご了承ください。
ここでは、SACインストール後に必要な初期設定について解説します。
SACをWindows Vista、Windows Server 2008、Windows 7 のいずれかにインストールした場合は、以下の設定を行う必要があります。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\CentreNET SwimAdminCentral
上記パス内「CentreNET SwimAdminCentral」はインストール時に指定した名前によって変化しますのでご注意ください。
ショートカット「SwimAdminCentral」のプロパティ
「SwimAdminCentralのプロパティ」ダイアログ
「詳細プロパティ」ダイアログ
「サーバー」ディレクトリ
ここでは、ライセンスについて説明します。
弊社Webサイトでは、SACのお試し版を無償で提供しています。お試し版ライセンスは、インストール後30日間を過ぎた時点で使用できなくなります。
ライセンス(正式版)をご購入いただくと、弊社よりシリアル番号および認証キーを入手できます。入手したシリアル番号および認証キーを入力していただくと、正式にSACをご使用いただけます。既にお試し版をインストール済みの場合、アンインストールを行わずに正式版へ移行できます。
ライセンスの種類に関する詳細やご購入方法については、弊社Webサイトをご参照ください。
http://www.allied-telesis.co.jp/
お試し版から正式版(ご購入いただいたライセンス)への移行は、以下の手順で行います。
お試し版の削除
Note
「登録 IPアドレス数」をサポートできるライセンスを入力してください。
正式版の登録
「OK」をクリックして「追加ライセンス登録」ダイアログを閉じてください。
SACをアンインストールする方法について説明します。
Note
SwimLogReporterなど、他のSwimシリーズ製品が動作している場合にはすべて終了させてください。
インストール時と同じユーザーでログオンし、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」からアンインストールしてください。
Note
インストールディレクトリは削除されません。必要に応じ、手動で削除してください。
特にアップグレードインストール時は、旧バージョンをアンインストールしたのち、旧バージョンのインストールディレクトリを手動で削除してから、新バージョンのインストールに進んでください。
デフォルトのインストールディレクトリは「C:\Program Files\Allied Telesis\SwimAdminCentral」です。
アンインストーラーを実行します。
途中で「〜がシステムに存在し、インストール以降に変更されています。このファイルを除去しますか?」のメッセージが表示された場合、「すべていいえ」を選択します。
同じインストールディレクトリに再インストールする際に、「〜がシステムに存在します。このファイルはインストール中のものより新しいものです。このファイルを置換しますか?」のメッセージが表示された場合、「すべていいえ」を選択します。
Note
アップグレードインストールの場合は、「アップグレードインストール」に従ってインストールしてください。
アップグレードインストールの場合はタスク定義をバックアップ(エクスポート)しておくことが前提となりますが、バックアップ(エクスポート)しないでアンインストールしてしまった場合は以下の手順でDBを上書きしてください。