Pingコマンドメニュー定義ユーティリティは、ビューワ・マップで使用する「Pingコマンド」メニューを定義するユーティリティです。
ビューワ・マップの「Pingコマンド」のサブメニュー上に、Pingを送信するターゲットホストを追加/カスタマイズすることができます。これによって、トラブルの切り分けのために特定の機器にPingを発行するといった使い方ができます。
Pingコマンドメニュー定義ユーティリティは、コントロールパネルの「Swim Manager のシステム設定」→「ユーティリティ」タブから起動できます。
ここで登録した項目をメニューから選択することで、デバイスに対してシステム標準のPingコマンドを実行できます(コマンドプロンプトのウィンドウが開きます)。
項目 |
内容 |
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メニュー内容 | メニュー内容の追加・削除を行います。 |
メニュー項目名 | メニューに表示される文字列を指定します。指定できる文字列は最大64バイト(全角文字の場合32文字)です。 「\t」で区切ることで、サブメニューを追加できます。例えば、メニュー文字列に「グループ1\tスイッチC」と「グループ1\tスイッチD」を指定して追加すると、「スイッチC」「スイッチD」がサブメニュー「グループ1」によって階層化されます。 サブメニューは4階層まで指定できます。 |
ターゲットホスト | Pingターゲットとなるホスト名またはIPv4アドレスを指定します。 |
追加 | 指定した項目を追加します。追加できるメニュー項目は最大50個です。 |
メニュー一覧 | 登録されているメニュー内容の一覧が表示されます。
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カスタムツールメニュー定義ユーティリティは、ビューワ・マップ上のメニューに任意のコマンドを追加できるユーティリティです。
このユーティリティを使用すると、数回のクリックで任意のコマンドを実行できるようになるので、よく使用するコマンドを登録することにより操作性が向上します。
カスタムツールメニュー定義ユーティリティは、コントロールパネルの「Swim Manager のシステム設定」→「ユーティリティ」タブから起動できます。
メニューへの任意のコマンドの追加は、ビューワまたはマップからでも設定できます。
項目 |
内容 |
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メニュー項目名 |
メニューに表示される文字列を指定します。指定できる文字列は最大64バイト(全角文字の場合32文字)です。 |
コマンド |
実行するコマンドを指定します。
Note |
パラメータ |
コマンドのパラメータを入力します(必須ではありません)。「%ip」「%ipv4」「%ipv6」のいずれかを指定すると、ターゲットとなっているIPアドレスを取得して実行します。対象となる機器ノードにIPv4とIPv6のアドレスが指定されている場合は、IPv4のアドレスが優先されます。例えば、コマンドで「機器管理(SwimView)を起動」を選択した場合、パラメータには「-TargetHost %ip」を設定します。選択されているデバイスのIPアドレスが192.168.1.11の場合は「-TargetHost 192.168.1.11」を設定します。 |
追加・編集・削除・テスト実行ボタン |
追加−メニュー内で設定した内容が、新規に追加されます。 |
メニュー一覧 |
現在の定義内容が表示されます。 |
上へ・下へ |
メニューの表示順番を変更できます。 |
メニューテスト |
現在定義されている内容で、メニュー表示のテストができます。 |
Note
ビューワ・マップが起動していると編集した内容はすぐに反映されません。編集を反映させるには、ビューワ・マップを再起動する必要があります。
Note
64ビット環境のプログラムは、このメニューから起動できない場合があります。
メニュー項目の実行時に「IPアドレスの入力」ダイアログが表示された場合は、相手先のIPアドレスを入力してください。