SwimMapのメニューは、下記の項目から構成されています。
Note
SwimMapでは、メニューバーの「ファイル」メニューの下にあるコマンドは「閉じる」以外使わないでください。マップをファイルに保存する場合、ファイルから読み込む場合、印刷する場合などは、「ファイル」ではなく「マップ」メニューを使用してください。
「編集」メニューは、おもにEditモードで使用します。
マップに機器アイコン(ネットワークシンボル)やリンクアイコン(リンクシンボル)を追加します。
デバイスを示すアイコン(ネットワークシンボル)をマップに追加します。詳細はネットワークシンボルの追加をご覧ください。
他のファイルへのリンクを示すアイコン(リンクシンボル)をマップに追加します。詳細はリンクシンボルの追加をご覧ください。
項目 |
内容 |
---|---|
名前 |
リンクシンボルの名前を指定します。 |
リンク先 |
リンク先のファイルを指定します。ファイルパスまたはURLで指定してください。一般的にはマップファイル(.smm)を指定しますが、IEで開けるならどのようなファイルでも指定できます(Webページなど)。 「テスト」ボタンをクリックすると、リンク先が正しいかどうかチェックできます。 |
表示イメージ |
アイコンのパス名を指定します。「参照」ボタンをクリックすると、パス名を参照して入力できます。使用できるファイル形式は、Windows ビットマップ(.bmp)、アイコン(.ico)、DIB(.dib)です。入力したファイルパスを確認するには、左側のアイコンをクリックします。 |
マップの背景色と背景画像を指定・変更します。詳細は背景の編集をご覧ください。
項目 |
内容 |
---|---|
背景色 |
背景色を選択します。 |
背景画像 |
背景にビットマップ画像を配置する場合は、ここにチェックを付け、「参照」ボタンをクリックしてWindows ビットマップ形式のファイル(.bmp)を指定してください。 |
デフォルト |
背景の設定をデフォルト(背景色「水色」、背景画像「なし」)に戻します。 |
マップウィンドウ最下段のデバイスリストウィンドウに対する操作を行います。
「追加デバイスリスト」で選択されているデバイスをリストから削除します。
「削除デバイスリスト」に表示されているデバイスをマップビューおよびリストから削除します。
マップ上の任意のシンボルに移動します。「検索」ダイアログが表示されるので、移動先のデバイスを選択し「移動」をクリックしてください。マップビュー上の該当シンボルが選択された状態になります。
ネットワークシンボルのアイコンを変更します。
マップ上でネットワークシンボルを右クリックし表示されるメニューより、「プロパティ」を選択します。
表示された「ネットワークシンボル(デバイス)のプロパティ」画面のアイコンタブをクリックし、「イメージのカスタマイズ」を選択します。アイコンのファイルパスを指定し、適当なアイコンに変更します。
アイコンを変更後、プロパティダイアログを終了すると、選択されたアイコンがマップ上に反映されます。
また、変更されたアイコンは、「ネットワークシンボル(デバイス)のプロパティ」画面でも確認できます。
Note
この操作で、ビューワ上のアイコンは変更されません。ビューワ上のアイコンの変更は、コントロールパネルの「Swim Manager のシステム設定」→「ユーティリティ」タブから起動する「アイコン管理」ユーティリティで行います。
「表示」メニューでは、画面表示に関する設定を行います。
通知フラグをクリアします。ビューワの「表示」→「ツリービュー」→通知フラグクリアと同じです。
印刷範囲を示すマップ上の波線の表示/非表示を切り替えます。
Editモードでシンボルを移動する際、グリッドに吸着する/しないを切り替えます。
マップの表示スケールを標準(100%)に戻します。
マップの表示スケールを20%、50%、75%、100%、120%、150%、200%から選択します。
ネットワークシンボルの状態を再描画します。
マップビュー上のネットワークシンボルの状態を再描画します。シンボルを選択していない場合は、すべてのシンボルの状態を更新します。シンボルを選択している場合は、選択したシンボルの状態のみを更新します。
更新したいノードを選択して実行してください。サブネットアイコンを選択した場合は、サブネット内のすべてのデバイスを更新します。
Note
周期監視を停止している場合、本機能は無効です。
Note
「シンボルを選択していない状態」にするには、マップ上のシンボル以外の場所をクリックしてください。
「マップ」メニューでは、マップファイルの保存や印刷などを行います。
マップファイルを開きます。
Note
マップウィンドウの「ファイル」メニューは、IEの「ファイル」メニューです。「ファイル」メニューは使用しないでください。
現在開いているマップファイルを上書き保存します。新規作成されたマップの場合は、「名前を付けて保存」と同じダイアログが表示されるので、下記の命名規則に従って保存してください。
現在開いているマップファイルに名前を付けて保存します。マップファイルに名前を付けるときは、必ず以下の命名規則に従ってください。
「MyNetwork.smm」として保存
「192_168_1_0.smm」として保存
「192_168_1_1_1.smm」として保存
上記の命名規則に従って保存することにより、次回から、同じネットワーク/サブネット/ポートを選択してマップを起動したときに、保存したマップファイルが使用されます。
Note
上記の命名規則に従わなかった場合、あるいはmapsディレクトリ以外のディレクトリに保存した場合は、ビューワのツリービューからマップを起動した場合に、保存したファイルを自動起動することができませんので、ご注意ください。
Note
リモート接続時は、マップ保存のダイアログボックスでサーバ上のmapsディレクトリが開きます。ただしそのためには、あらかじめサーバ上のmapsディレクトリを共有名「SwimMaps」として共有するよう設定しておく必要があります。詳細は、インストールガイドの「サーバ環境の設定」をご参照ください。
印刷の設定を行います。
マップを印刷します。
現在のマップを破棄し、マップを初期状態(新規作成時の状態)に戻します。次のような確認ダイアログが表示されるので、「はい」または「いいえ」で答えてください。
「図形」メニューは、Editモードでマップ上に各種図形を描くときに使います。Viewモードではすべての項目がグレー表示となり、選択できなくなります。
選択したオブジェクトをマップの前面または背面に移動します。下図のようにオブジェクト間の前後関係を変更します。
選択したオブジェクトを左右に90度回転します。
選択したオブジェクトを上下または左右に反転します。
選択したオブジェクトを、マウスドラッグにより任意の角度回転します。
シンボルとシンボルをつなぐ線(リンク)を引きます。
線の形状には、次の5種類があります。
シンボル以外の図形にシンボル間リンクの接続先を追加します。これにより、シンボルと図形(直線や四角)の間にもシンボル間リンクを引けるようになります。
マップ上に図形を描画します。
メニューより「接続先の追加」をクリックします。
接続先を追加したい図形の上にカーソルを移動させます。
このとき、接続先が追加可能であれば、図形が選択された状態になり、追加ができない場合は、画面上の変化はありません。
接続先を追加したい場所にてクリックをすると接続先が表示されます。
追加を行わない場合は、追加ができないシンボル上もしくはシンボルの存在しないキャンバス上で右クリックをしてください。また、追加した点は削除できません。接続先を削除したいときは、いったん図形を削除して再度作成してください。
追加した接続先は、シンボル間リンクの端点として使用できます。
接続先を追加できる図形は、以下の通りです。
マップ上に各種図形を描画します。図形、ラベルの描画モードに移行するには、マップビュー上のシンボル以外の場所をクリックして、シンボルが選択されていない状態にしてください。
シンボル選択アイコンは、対応するメニューコマンドがないアイコンです。このアイコンが
状態のときは、シンボル間リンク、図形描画、ラベル描画のいずれかの描画モードになっていることを示します。一方、
状態のときは、マップ上のシンボルを選択するモードになっていることを示します。
「管理」メニューでは、選択したネットワークシンボルを対象に、下記のアプリケーションを起動します。シンボル未選択の場合、または、シンボルがアプリケーションに対応していない場合は選択できません。
本メニューは、ビューワの「管理」→「管理情報」→「アプリケーション」と同じです。
選択したデバイスに対してSwimViewを起動します。
Note
SwimViewは、弊社が販売するネットワーク機器のみサポートしています。SwimViewが対応していないデバイスを選択した場合は、SwimViewの起動のみ行われます。
Note
SwimViewを起動するには、ビューワ側にSwimViewがインストールされている必要があります。サーバにSwimViewがインストールされていても、サーバとビューワが別のPCの場合は、ビューワでは利用できません。
選択したデバイスに対して、SwimView付属のMIBブラウザAmigoを起動します。
Note
マップからSwim Manager の内蔵MIBブラウザを起動することはできません。内蔵MIBブラウザを使用したい場合は、マップ上のネットワークシンボルをダブルクリックしてビューワをアクティブにし、そこで「MIBブラウザ」メニューを選択してください。
Note
Amigoの詳細については、SwimViewのマニュアルを参照してください。
Note
AmigoはSwimViewに付属するアプリケーションですので、SwimViewをインストールしていないと使用できません。Amigoを起動するには、ビューワのPCにSwimViewをインストールしておく必要があります。
Telnet クライアントを起動し、選択されているデバイスに接続します。
Note
ビューワのPCに別売品の「AT-TCP/32 Professional」か「AT-TCP/32 Elite VT端末エミュレータ」(いずれもアライドテレシス製品)がインストールされている場合は、Telnet クライアントとして「AT-TCP/32」に含まれているVT端末エミュレータが起動されます。「AT-TCP/32」がインストールされていない場合は、Windows 付属のTELNET.EXEが起動されます。
Note
Windows Vistaでは、デフォルトではTELNET.EXEがインストールされないことがあります。その場合は「コントロールパネル」−「プログラム」−「プログラムと機能」の「Windows の機能の有効化または無効化」で「Telnet クライアント」を追加する必要があります。
Note
64ビット環境など一部のOSでは、TELNET.EXEがインストールされている場合でも、このメニューから起動できない場合があります。
Webブラウザを起動し、選択されているデバイスに接続します。ブラウザは、IEが使用されます。
Note
アイコン管理ツール「URL」で機器のURLを指定していた場合、そのURLが使用されます。
TFTPクライアントを起動します。
Note
ビューワのPCに別売品の「AT-TCP/32 Professional」か「AT-TCP/32 Elite Tftpクライアント」(いずれもアライドテレシス製品)がインストールされている場合は、「AT-TCP/32」に付属のTFTPクライアントアプリケーションが起動されます。「AT-TCP/32」がインストールされていない場合は、何も起動されません。
TFTPサーバを起動します。
Note
ビューワのPCに別売品の「AT-TCP/32 Professional」か「AT-TCP/32 Elite Tftpサーバー」(いずれもアライドテレシス製品)がインストールされている場合は、「AT-TCP/32」に付属のTFTPサーバアプリケーションが起動されます。「AT-TCP/32」がインストールされていない場合は、何も起動されません。
「Pingコマンド」を選択すると、ビューワPCから選択されたデバイスに対して、システム標準のPingコマンドを実行します(コマンドプロンプトのウィンドウが開きます)。
また、あらかじめ「Pingコマンドメニュー定義ユーティリティ」で定義することによって、他のデバイスに対してPingを実行できます。
「カスタムツール」メニューでは、「カスタムツールメニュー定義ユーティリティ」または「カスタムツールメニューの設定」で設定したメニュー項目が表示されます。「編集」をクリックするとメニュー項目の編集・追加・削除など行えます。
このツールを使用すると、数回のクリックで任意のコマンドを実行できるようになるので、よく使用するコマンドを登録することにより操作性が向上します。
メニューへの任意のコマンドの追加は、ビューワまたはカスタムツールメニュー定義ユーティリティからでも設定できます。
項目 |
内容 |
---|---|
メニュー項目名 |
メニューに表示される文字列を指定します。指定できる文字列は最大64バイト(全角文字の場合32文字)です。 |
コマンド |
実行するコマンドを指定します。
Note |
パラメータ |
コマンドのパラメータを入力します(必須ではありません)。「%ip」「%ipv4」「%ipv6」のいずれかを指定すると、ターゲットとなっているIPアドレスを取得して実行します。対象となる機器ノードにIPv4とIPv6のアドレスが指定されている場合は、IPv4のアドレスが優先されます。例えば、コマンドで「機器管理(SwimView)を起動」を選択した場合、パラメータには「-TargetHost %ip」を設定します。選択されているデバイスのIPアドレスが192.168.1.11の場合は「-TargetHost 192.168.1.11」を設定します。 |
追加・編集・削除・テスト実行ボタン |
追加−メニュー内で設定した内容が、新規に追加されます。 |
メニュー一覧 |
現在の定義内容が表示されます。 |
上へ・下へ |
メニューの表示順番を変更できます。 |
メニューテスト |
現在定義されている内容で、メニュー表示のテストができます。 |
Note
ビューワが起動している場合、マップでメニューを編集してもビューワメニューには自動的に反映されません。ビューワを再起動する必要があります。
Note
64ビット環境のプログラムは、このメニューから起動できない場合があります。
メニュー項目の実行時に「IPアドレスの入力」ダイアログが表示された場合は、相手先のIPアドレスを入力してください。
設定したメニュー項目は、「管理」メニュー →「カスタムツール」に表示されます。
マップ上で選択されているネットワークシンボルに関連するログを取得し、CSV(カンマ区切り)形式のテキストとしてファイルに保存することができます。(サブネット、ネットワークに関するログは取得できません)
項目 |
内容 |
---|---|
保存するファイル名 |
保存するファイル名を指定します。 |
同名のファイルが存在したら上書きする |
同名のファイルが既に存在した場合、上書きするかどうかを指定します 。チェックしなかった場合は、同名のファイルに追記します。 |
取得したログを表示する |
ログの取得が完了したあとに、保存したファイルを表示するかどうかを指定します。チェックすると、指定された「ログ表示用ツール」で表示します。「ログ表示用ツール」が指定されていなかった場合、メモ帳で表示されます。 |
取得したログのフォルダを開く |
ログの取得が完了したあとに、保存したファイルのフォルダをエクスプローラで開くかどうかを指定します。 |
「設定」メニューでは、SwimMapの環境設定を行います。
SwimMapの2つのモードを切り替えます。
デバイスの監視を行うためのモードです。
起動直後はこのモードです。Viewモードでなければ、デバイスの状態を取得することができません(Editモードではシンボルの色が変化しない)。ただし、Viewモードでは、シンボルの移動や背景の変更といった編集作業はほとんどできません。このモードの場合、キャンパス上のグリッドが非表示となります。
マップの編集を行うためのモードです。
シンボルの追加や背景の編集、図形の描画といった作業はこのモードで行います。ただし、Editモードではデバイスの状態を取得することはできません。このモードの場合、キャンパス上のグリッドが表示されます。
サブネットの自動探索とデバイスの周期監視のオン・オフを切り替えます。ビューワの「設定」→「監視設定」メニューと同じです。
Swim Manager は、探索条件で設定された周期でサブネットの構成に変化がないかを調査しますが、本メニューではこの処理を開始/停止させることができます。停止状態になると、サブメニュー名の前にチェック印が表示されます。再度メニューを選択すると自動探索が再開され、チェック印は消えます。
Swim Manager は、各デバイスの状態を監視条件に従って周期的に監視していますが、本メニューではこの監視処理を開始/停止させることができます。停止状態になると、サブメニュー名の前にチェック印が表示されます。再度メニューを選択すると周期監視が再開され、チェック印は消えます。周期監視の停止中は、「最新の状態に更新」機能も無効になります。
マップ上で使用するフォントを変更します。シンボルまたはシンボルのラベルを選択した状態で本メニューを選択した場合は、該当ラベルのフォントだけが変更されます。未選択状態で本メニューを選択した場合は、マップ全体(デフォルト)のフォント設定を変更します。ただし、既に描画されているオブジェクトのフォントは変わりません。その場合は、オブジェクトを選択した上で本メニューを選択してください。
マップ上のシンボル(アイコン、ラベル)を囲う枠線の色を変更します。シンボルを選択した状態で本メニューを選択した場合は、該当シンボルのラベル枠線色だけが変更されます。未選択状態で本メニューを選択した場合は、マップ全体(デフォルト)の枠線色設定を変更します。ただし、既に描画されているオブジェクトの枠線の色は変わりません。その場合は、オブジェクトを選択した上で本メニューを選択してください。
印刷可能範囲(キャンバス)のサイズを変更します。
ツリー上でアイコンをダブルクリック、あるいは、「検索」ダイアログでデバイスを選択してマップ上のネットワークシンボルにジャンプした際の点滅回数と間隔を変更します。
オンラインマニュアル(本ドキュメント)を表示します。
SwimMapのバージョン情報を表示します。