rule

モード: MACフィルターモード
カテゴリー: ブリッジング / 一般設定


(config-macfilter)# rule NAME ACTION dmac DSTMAC smac SRCMAC proto TYPE [{after|before} rule EXISTINGNAME]

(config-macfilter)# no rule NAME


対象MACフィルターにルールを追加する。
no形式で実行した場合は指定したルールを削除する。


パラメーター

NAME ルール名
ACTION := {deny|permit}
アクション
deny フレームを破棄する
permit フレームを許可する
dmac DSTMAC 宛先MACアドレス。DSTMACは次のいずれかの形式で指定する
HHHH.HHHH.HHHH MACアドレス。16進数で2オクテット(4桁)ごとにピリオドで区切って指定する(例:0000.cd24.0367)
any すべてのMACアドレスに合致させる場合に指定する
smac SRCMAC 送信元MACアドレス。SRCMACの指定方法はDSTMACと同じ
proto TYPE レイヤー3プロトコルタイプフィールド値。TYPEは次のいずれかの形式で指定する
WORD 定義済みのプロトコル名またはプロトコル番号(16進数)
any すべてのプロトコル
after 作成するルールを既存ルールの後に挿入したいときに指定する
before 作成するルールを既存ルールの前に挿入したいときに指定する
rule EXISTINGNAME 既存のルール名


使用例

■ 対象MACフィルターに、宛先MACアドレスが0000.5e00.530aのフレームを破棄するルールをdstAを追加する。

awplus(config-macfilter)# rule dstA deny dmac 0000.5e00.530a smac any proto any


注意・補足事項

■ ソフトウェアブリッジに適用中のMACフィルターの内容を変更すると、該当ソフトウェアブリッジにおけるMACフィルターの統計情報(show mac-filterコマンドで表示されるPkt CountとByte Count)はクリアされる。

■ MACフィルターでは、どのルールにもマッチしなかったフレームは破棄される。そのため、mac-filterコマンドで作成した直後の、ルールを1つも持たないMACフィルターは「すべて破棄」の動作となる。


コマンドツリー

mac-filter (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- rule(MACフィルターモード)


関連コマンド

clear mac-filter counter(特権EXECモード)
mac-filter(グローバルコンフィグモード)
mac-filter-group(インターフェースモード)
show mac-filter(特権EXECモード)



(C) 2016 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-002311 Rev.A