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CentreCOM AR300/AR700 シリーズ 設定例集 2.3 #42
フレームリレー網を使って2つの拠点をIP接続します。WAN側インターフェースとして同期シリアル(AR023)を使う場合の例です。
まず最初に、同期(Synchronous)インターフェースを使用する上で、必要なカード・ケーブルについて説明します。Note - AR023はDTE動作のみをサポートしており、DCEとしては動作しませんのでご注意ください。
CREATE PPP=0 OVER=syn0 ↓
Note - AR023を使用した同期インターフェースは、専用線やフレームリレーのような常時接続している形態だけに利用できます。回線交換モードをサポートしているTAなどには対応していませんのでご注意ください。
WAN側物理インターフェース | syn0 | syn0 |
PVC状態確認手順(LMI) | Annex A | Annex A |
DLCI | 16 | 17 |
WAN側(fr0)IPアドレス | 192.168.100.1/24 | 192.168.100.2/24 |
LAN側(eth0)IPアドレス | 192.168.10.1/24 | 192.168.20.1/24 |
ルーターAの設定 |
CREATE FR=0 OVER=syn0 LMISCHEME=ANNEXA ↓
RESET FR=0 ↓
ENABLE IP ↓
ADD IP INT=eth0 IP=192.168.10.1 MASK=255.255.255.0 ↓
ADD IP INT=fr0 IP=192.168.100.1 ↓
ADD IP ROUTE=192.168.20.0 MASK=255.255.255.0 INT=fr0 NEXT=192.168.100.2 DLC=16 ↓
CREATE CONFIG=router.cfg ↓
SET CONFIG=router.cfg ↓
ルーターBの設定 |
CREATE FR=0 OVER=syn0 LMISCHEME=ANNEXA ↓
RESET FR=0 ↓
ENABLE IP ↓
ADD IP INT=eth0 IP=192.168.20.1 MASK=255.255.255.0 ↓
ADD IP INT=fr0 IP=192.168.100.2 ↓
ADD IP ROUTE=192.168.10.0 MASK=255.255.255.0 INT=fr0 NEXT=192.168.100.1 DLC=17 ↓
CREATE CONFIG=router.cfg ↓
SET CONFIG=router.cfg ↓
メモ |
CREATE FR=0 OVER=syn0 LMISCHEME=ANNEXA ↓
SET FR=0 NN2=3(追加) ↓
まとめ |
ルーターAのコンフィグ
[テキスト版]
* 「#」で始まる行は、コンソールから入力しないと意味を持たないコマンドか、設定ファイル(.cfg)に記述しても無効なコマンドを示しています。詳細は本文の説明をご覧ください。
CREATE FR=0 OVER=syn0 LMISCHEME=ANNEXA ↓ |
ルーターBのコンフィグ
[テキスト版]
* 「#」で始まる行は、コンソールから入力しないと意味を持たないコマンドか、設定ファイル(.cfg)に記述しても無効なコマンドを示しています。詳細は本文の説明をご覧ください。
CREATE FR=0 OVER=syn0 LMISCHEME=ANNEXA ↓ |
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