spanning-tree mst instance path-cost

モード: インターフェースモード
カテゴリー: L2スイッチング / スパニングツリープロトコル

(config-if)# spanning-tree mst instance <1-15> path-cost <1-200000000>

(config-if)# no spanning-tree mst instance <1-15> path-cost

（MSTP）指定したMSTインスタンスにおける、対象スイッチポートのパスコストを変更する。
no形式で実行した場合は初期値に戻る。

`<1-15>`	MSTインスタンスID。あらかじめ、spanning-tree mst instanceコマンドで対象スイッチポートに割り当てておく必要がある
`<1-200000000>`	MSTIリージョナルルート（MSTインスタンスのルートブリッジ）までのパスに対するポート通過コスト。一般的にはポートの通信速度に応じて設定する。初期値はポート速度によって異なり、2000000（10Mbps時）、200000（100Mbps時）、20000（1Gbps時）、2000（10Gbps時）となる

■ 本コマンドを実行するには、あらかじめスパニングツリープロトコルの動作モードをMSTPに設定しておく必要がある（spanning-tree modeコマンド）。

interface (グローバルコンフィグモード) | +- spanning-tree mst instance path-cost（インターフェースモード）