[index] SwitchBlade x908 GEN2 コマンドリファレンス 5.4.7
Note
- スタック接続には各スタックメンバーで最大4ポートのスタックポートを使用可能
冗長性を考慮し、2ポート、または4ポートのスタックポート使用を推奨します。
2ポートを使用した場合の帯域は双方向160Gbps、4ポートを使用した場合の帯域は双方向320Gbpsとなります。
- スタックモジュール間は直結してください。
スタックモジュール間に他のネットワーク機器を接続することはできません。
- スタックモジュールはホットスワップ対応のため、取り付け・取りはずしの際に、本体の電源を切る必要はありません。異なる種類(型番)のモジュールへのホットスワップも可能です。
- 1つのVCSグループで使用するスタックモジュールの種類、伝送距離を合わせることを推奨します。
- レジリエンシーリンクを使用する場合は、各メンバーのマネージメントポート(eth0)か任意のスイッチポート1ポートをレジリエンシーリンクに設定し、適切なケーブルで接続します。
- レジリエンシーリンクの使用は、カッパースタックモジュール使用時は必須、ファイバースタックモジュール使用時は任意となります。
- eth0をレジリエンシーリンクだけでなく、通常のマネージメントポートとしても利用したい場合は、eth0間にリピーターHUBをはさむ必要があります。そのため、UTPケーブルを2本以上必要なだけ用意してください(スタックメンバー2台分+管理端末などの接続用)。なお、スイッチポートをレジリエンシーリンクに設定する場合は、該当スイッチポートはレジリエンシーリンク専用となり、他の用途には使用できません。
- eth0をレジリエンシーリンク専用として使う場合、リピーターHUBは不要です。eth0間をUTPケーブルで直結してください。
NoteスレーブメンバーがVCSグループに加入しようとしているときにコンフィグを変更すると、再加入したスレーブメンバーにコンフィグが反映されないことがあります。スレーブメンバーが加入中に設定の変更はしないでください。
コンフィグファイル | ||
スクリプトファイル | ||
テキストファイル | ||
HTMLファイル | ||
cssファイル | ||
GIFファイル | ||
Javaアプレットファイル | ||
リモートSSHユーザーの公開鍵 | ||
ルートCA証明書(ローカルRadius) | ||
ユーザ証明書(ローカルRadius) | ||
ローカルユーザパスワードファイル | ||
DHCPリース関連ファイル | ||
DHCPリースバックアップファイル |
Force-Authorized | Authenticated |
Force-Unauthorized | Down |
Failed to send ATL CPG msg (udt_data 0) - result -23この場合、スタックメンバーに一部のハードウェアパケットフィルターが適用されていないため、ハードウェアアクセスリスト(シーケンス番号対応)などを利用して、各スイッチポートに適用するaccess-groupコマンドの行数を減らしてください。
awplus> enable ↓ awplus#
awplus# show boot ↓ Boot configuration -------------------------------------------------------------------------------- Current software : SBx908NG-5.4.7-2.3.rel Current boot image : flash:/SBx908NG-5.4.7-2.3.rel (file exists) Backup boot image : Not set Default boot config: flash:/default.cfg Current boot config: flash:/default.cfg (file exists) Backup boot config : Not set Autoboot status : disabled
awplus# copy startup-config StandaloneConfig.cfg ↓ Copying.. Successful operation
awplus# configure terminal ↓ awplus(config)# stack enable ↓ % Automatically enabling 'stack virtual-mac' to minimize disruption from failovers. % Please check that the new MAC 0000.cd37.03b0 is unique within the network. % Save the config and restart the system for this change to take effect.
NoteバーチャルMACアドレス機能は、stack enableコマンドでVCS機能を有効化すると自動的に有効化されます。stack virtual-macコマンドをno形式で実行することにより無効化もできますが、VCS使用時は必ずバーチャルMACアドレス機能を有効にした状態で運用してください。無効状態での運用はサポート対象外となります。
awplus(config)# stack 1 renumber 2 ↓
awplus(config)# end ↓ awplus# copy running-config startup-config ↓
awplus# show boot ↓ Boot configuration -------------------------------------------------------------------------------- Current software : SBx908NG-5.4.7-2.3.rel Current boot image : flash:/SBx908NG-5.4.7-2.3.rel (file exists) Backup boot image : Not set Default boot config: flash:/default.cfg Current boot config: flash:/default.cfg (file exists) Backup boot config : Not set Autoboot status : disabled
Noteフィーチャーライセンスが適用された機器でVCS 構成を利用する場合は、各VCS メンバーに同一の「License issue date」を持つフィーチャーライセンスがインストールされている必要があります。各VCS メンバー間でフィーチャーライセンスの「License issue date」が異なる場合には、ライセンスパスワードを更新する必要がありますので、弊社窓口までご連絡ください。フィーチャーライセンスの「License issue date」は、show licenseコマンドでご確認いただけます。
NoteSFP/SFP+モジュールによるスタックはサポート対象外です。
Note以下の説明では、すでにスタートアップコンフィグの確認・バックアップ・消去、ファームウェアバージョン、フィーチャーライセンスの確認と統一は完了しているものとします。
awplus> enable ↓ awplus# configure terminal ↓ Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. awplus(config)#
Noteスタックメンバー分の設定が必要です。
awplus(config)# switch 1 provision sbx908ng ↓ awplus(config)# switch 2 provision sbx908ng ↓
awplus(config)# interface port1.1.1,1.1.5 ↓ awplus(config-if)# stackport ↓ % Save the config and restart the system for this change to take effect. awplus(config-if)# exit ↓ awplus(config)# interface port2.1.1,2.1.5 ↓ awplus(config-if)# stackport ↓ % Save the config and restart the system for this change to take effect. awplus(config-if)# end ↓
awplus# write ↓ Building configuration... [OK]
Notestackportコマンドによる設定は、設定を保存し、機器を再起動するまで有効になりません。
Noteデフォルトではスタックポートが無しになっているため、必ずスタックポートを設定してください。
Noteスタックを組む場合、スタックポート間に他の装置をはさまず、スタックポート同士を直接接続してください。
Noteスタックリンクに冗長性を持たせ、耐障害性を高めるため、通常はスタックケーブルをリング状に接続することをおすすめします。これ以降の説明はすべて、リング状に接続していることを前提としています。
Noteeth0をレジリエンシーリンクだけでなく、通常のマネージメントポートとしても利用したい場合は、eth0間にリピーターHUBをはさんでください。スイッチポートをレジリエンシーリンクに設定する場合は、該当スイッチポートはレジリエンシーリンク専用となり、他の用途には使用できません。なお、リピーターHUBとの接続方法については、リピーターHUBのマニュアルをご参照ください。また、以降の説明ではeth0同士をUTPケーブルで直結しているものと仮定しています。
awplus> enable ↓ awplus#
awplus# configure terminal ↓ Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. awplus(config)# stack 2 renumber cascade ↓ Any existing interface configuration may no longer be valid Are you sure you want to renumber and reboot the entire stack? (y/n): y ↓
awplus> enable ↓ awplus# configure terminal ↓ Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. awplus(config)# hostname vcg ↓
vcg(config)# stack 1 priority 64 ↓
vcg(config)# stack virtual-mac ↓ vcg(config)# stack virtual-chassis-id 127 ↓
Note同一ネットワーク上に複数のVCSグループが存在するときは、該当するVCSグループ間でバーチャルシャーシID(stack virtual-chassis-id)が重複しないよう注意して設定してください。バーチャルシャーシIDは、show stackコマンドをdetailオプション付きで実行したときに表示される「Virtual Chassis ID」欄で確認できます。
NoteバーチャルMACアドレス機能は、stack enableコマンドでVCS機能を有効化すると自動的に有効化されます。stack virtual-macコマンドをno形式で実行することにより無効化もできますが、VCS使用時は必ずバーチャルMACアドレス機能を有効にした状態で運用してください。無効状態での運用はサポート対象外となります。
vcg(config)# stack management subnet 172.21.255.64 ↓
vcg(config)# stack management vlan 4000 ↓
vcg(config)# end ↓ vcg# show running-config ↓ ...(表示されるコンフィグに問題がないことを確認) ... vcg# copy running-config startup-config ↓ Building configuration... [OK] Synchronizing file across the stack, please wait.. File synchronization with stack member-1 successfully completed [DONE] vcg# reload ↓ Are you sure you want to reboot the whole stack? (y/n): y ↓
vcg> enable ↓ vcg# configure terminal ↓ Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. vcg(config)# stack resiliencylink eth0 ↓
vcg> enable ↓ vcg# configure terminal ↓ Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. vcg(config)# stack resiliencylink vlan4001 ↓
vcg(config)# interface port1.8.1,port2.8.1 ↓ vcg(config-if)# switchport resiliencylink ↓
Noteeth0をレジリエンシーリンクだけでなく、通常のマネージメントポートとしても利用したい場合は、eth0間にリピーターHUBをはさんでください。スイッチポートをレジリエンシーリンクに設定する場合は、該当スイッチポートはレジリエンシーリンク専用となり、他の用途には使用できません。なお、リピーターHUBとの接続方法については、リピーターHUBのマニュアルをご参照ください。また、以降の説明ではeth0同士をUTPケーブルで直結しているものと仮定しています。
vcg(config)# end ↓ vcg# show running-config ↓ ...(表示されるコンフィグに問題がないことを確認) ... vcg# copy running-config startup-config ↓ Building configuration... [OK] Synchronizing file across the stack, please wait.. File synchronization with stack member-2 successfully completed [DONE] vcg#
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