line vty

モード: グローバルコンフィグモード --> ラインモード
カテゴリー: 運用・管理 / 端末設定


(config)# [no] line vty <0-32> [<0-32>]


仮想端末ポート(Telnet、SSH用)の設定を行うラインモードに移行する。
通常形式で存在していない端末ポート番号を指定した場合は、指定した番号の仮想端末ポートを追加(有効化)した上でモード移動する。
no形式で実行した場合は指定した仮想端末ポートを削除(無効化)する。この場合はグローバルコンフィグモードのまま移動しない。

ラインモードからグローバルコンフィグモードに戻るにはexitコマンド(空行でCtrl/Dを押しても同じ)を、特権EXECモードに戻るにはendコマンド(Ctrl/Z)を使う。

本製品に対するTelnet、SSHログインセッションは、有効な仮想端末ポートの数までに制限される。初期設定では仮想端末ポートは0~4の5つが用意されている。


パラメーター

<0-32> [<0-32>] 仮想端末ポート番号。仮想端末ポートを1つだけ指定する場合は「0」のように単一の番号を、範囲で指定する場合は「0 10」(0~10の意味)のように最初と最後の番号を指定する


使用例

■ 初期設定で存在している仮想端末ポート0~4番の設定を行うためラインモードに入る。

awplus(config)# line vty 0 4
awplus(config-line)# 

■ 仮想端末ポートを33個に増やす。
awplus(config)# line vty 0 32
awplus(config-line)# 

初期設定で0~4は存在しているので、次のようにしても同じ。
awplus(config)# line vty 5 32

■ 仮想端末ポート9~32を削除する。
awplus(config)# no line vty 9 32

■ 利用可能な仮想端末ポートの情報はshow running-configコマンドで確認できる。
awplus# show running-config | include line vty
line vty 0 4


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- line vty(グローバルコンフィグモード)
         |
         +- exec-timeout(ラインモード)
         +- length(ラインモード)
         +- speed(ラインモード)

関連コマンド

end(任意のコンフィグモード)
exit(任意のモード)
line console(グローバルコンフィグモード)



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