[index] AT-AR2050V/AT-AR3050S/AT-AR4050S コマンドリファレンス 5.4.9
モード: アプリケーションモード
カテゴリー: UTM / アプリケーション定義
(config-application)# [no] dport <1-65535>
(config-application)# [no] dport <1-65535> to <1-65535>
(config-application)# [no] dport <1-65535> to max
(config-application)# [no] dport any
対象アプリケーションの通信に合致するTCP/UDPの終点ポート(範囲指定も可能)を追加する。
no形式で実行した場合は指定した終点ポートを削除する。
初期状態は未設定。
<1-65535> |
終点ポートを1つだけ指定するときの書式 | ||||
<1-65535> to <1-65535> |
終点ポートを範囲指定するときの書式。「下限値 to 上限値」の形で指定する。下限値が上限値より大きい場合はエラーになる | ||||
<1-65535> to max |
終点ポートの範囲指定において上限値が65535のときは「to 65535」の代わりに「to max」と書くこともできる | ||||
any |
すべてのポート。対象アプリケーションのトラフィックを識別するにあたり、終点ポートの情報を使わないことを示す |
■ アプリケーションmydbの終点ポートとしてTCP 8704を指定する。
awplus(config)# application mydb ↓ awplus(config-application)# protocol tcp ↓ awplus(config-application)# dport 8704 ↓
awplus(config)# application mystream ↓ awplus(config-application)# protocol udp ↓ awplus(config-application)# dport 50000 to 50099 ↓ awplus(config-application)# dport 51024 ↓
awplus(config)# application mydb ↓ awplus(config-application)# no dport 51024 ↓
■ 1つのアプリケーション定義において、終点ポートおよび終点ポート範囲は複数指定できる。その場合、指定したうちのどれか1つに合致すれば終点ポートのマッチは成功する。
■ 1つのアプリケーション定義で指定可能な終点ポートおよび終点ポート範囲の数は、以下に述べる数え方で 15カウントまでがサポート対象となる。
dport 50001 // 1つだけ指定 dport 50001 to 50001 // 範囲指定であっても下限と上限が同じ場合はコンフィグ上1つだけの指定に自動変換される
dport 50001 to 50010 // 通常の範囲指定 dport 50001 to max // キーワード max はコンフィグ上 65535 に自動変換される
application (グローバルコンフィグモード) | +- dport(アプリケーションモード)
protocol(アプリケーションモード)
show application(特権EXECモード)
show application detail(特権EXECモード)
sport(アプリケーションモード)
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