Web GUI / ネットワークマップ


注意事項
前提事項
サポートリミット
画面構成
トポロジーマップ
ヒートマップ
操作・表示リファレンス
マップ情報の保存について
各マップ共通
ヒートマップを追加する
ヒートマップを表示する
ヒートマップを編集する
ヒートマップを削除する
トポロジーマップ
ノード基本情報の確認
ノードアイコンの集約・展開表示
トポロジーマップ表示設定
ヒートマップ
ヒートマップ表示画面
無線電波の到達範囲と強度を確認する
AP基本情報を確認する
ヒートマップを編集する
ヒートマップ編集画面
ヒートマップ名を変更する
背景画像を設定する
スケールを設定・変更する
APアイコンを配置(追加・移動・削除)する
ヒートマップを削除する


ネットワークマップは、本製品配下のネットワークを視覚的に表示する機能で、下記2種類のマップをサポートしています。
Note
Web GUIの画面、メニュー構成、機能などは、製品機種やファームウェア、GUIファイルのバージョンによって異なる可能性があります。
Note
Web GUIの画面を開いた状態で長期間操作をしない状態が続くと、画面表示が正しく行われなくなることがあります。その場合はいったんログアウトし、再ログインしてください。

注意事項

前提事項

ネットワークマップは、AMFおよび無線LANコントローラー機能の情報をもとにマップを表示するため、Web GUIを使用するための前提事項に加え、以下の前提事項があります。

AMFマスター機能およびAMFネットワークの設定については「アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF)」/「導入」をはじめとするAMF各解説ページを、GUI製品との連携機能については atmf topology-gui enableコマンドのページをご参照ください。
無線LANコントローラー機能の設定については「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「概要」をはじめとする同機能の各解説ページをご参照ください。

また、Web GUIを使用するための準備については、「Web GUI」/「準備」をご覧ください。

サポートリミット


画面構成

メニュー欄の「ネットワークマップ」をクリックすると、トポロジーマップ画面が開きます。
また、トポロジーマップ下部のヒートマップ一覧からは、任意のヒートマップ画面に移動することができます。
ここでは、トポロジーマップとヒートマップの基本的な画面構成について説明します。

トポロジーマップ

トポロジーマップの画面構成は次のとおりです。


次はアクセスポイント一覧を開き、ヒートマップ一覧を大表示に切り替えた状態です。集約されていたノードアイコンも展開しています。


ヒートマップ

ヒートマップの画面構成は次のとおりです。


操作・表示リファレンス

各マップ上で可能な操作と画面表示について説明します。

マップ情報の保存について

ネットワークマップでは画面上部ナビゲーションバーの「保存」ボタンによるスタートアップコンフィグへの保存は不要です。
ヒートマップに対する編集内容は、背景画像アップロード画面の「保存」ボタン押下時やヒートマップ編集画面の「適用」ボタン押下時に適宜保存されます。
Note
ヒートマップ関連の設定情報は、内蔵フラッシュメモリーのルートディレクトリー直下に自動作成される gui-userdata ディレクトリーに保存されます。このディレクトリーを削除したり、内容を手動で変更したりしないようご注意ください。
Note
gui-userdata ディレクトリーをバックアップする際はAMFのバックアップ機能をご利用ください。外部メディア等から手動で gui-userdata ディレクトリーを再配置することはサポート対象外です。

各マップ共通

トポロジーマップ、ヒートマップで共通に行える操作は以下の通りです。

ヒートマップを追加する

画面下部のヒートマップ一覧に表示されているヒートマップ追加ボタン(+)をクリックすることで、新規ヒートマップの編集画面に移動できます。

[小]

[大]


ヒートマップを表示する

画面下部のヒートマップ一覧に表示されているヒートマップ表示ボタンをクリックすることで、該当ヒートマップを表示させることができます。

[小]

[大]


ヒートマップを編集する

大表示のヒートマップ一覧では、ヒートマップのサムネイル右下にある「編集」ボタンをクリックすることで、該当ヒートマップの編集画面に移動できます。
ヒートマップ編集画面では、背景画像やスケール(縮尺)、AP配置の変更やヒートマップの削除が可能です。

[大]


ヒートマップを削除する

大表示のヒートマップ一覧では、ヒートマップのサムネイル右上にある削除(×)ボタンをクリックすることで、該当ヒートマップを削除できます。
Note
ヒートマップ一覧の削除ボタンをクリックした場合は、確認なしに削除されますのでご注意ください。

[大]


トポロジーマップ

トポロジーマップでは以下の操作が可能です。
Note
トポロジーマップ上ではノードアイコンの配置を自由に変更できますが、画面を更新すると元の位置に戻ります。

ノード基本情報の確認

トポロジーマップ上のノードアイコンをクリックすることで、該当ノードの基本情報をポップアップで表示させることができます。


ノード名を表すラベルの色は各ノードの状態を示しています。それぞれの色の意味は下記のとおりです。

NODENAME AMFノードとして管理されています。あるいは、無線LANコントローラーで管理されています。
また、Web GUI(ネットワークマップ)を実行している製品はAMFや無線LANコントローラー機能の有効・無効と関係なく常に緑で表示されます。
アイコンの左上には配下の接続ノード数が表示されます。水色の背景 5 は配下のノードアイコンを集約していることを、灰色の背景 5 は配下のノードアイコンを展開していることを示します。集約・展開表示については「ノードアイコンの集約・展開表示」をご覧ください。
さらに、AMFマスターとして動作している場合はアイコンの右上にMが表示されます
NODENAME AMFゲストノードとして管理されています
NODENAME AMFでリカバリー中です
NODENAME 無線LANコントローラー上でのステータスがFailedになっています

アクセスポイント一覧においてノード名の前に表示されるラベルの文字列と色は該当APの管理状態を表しています。それぞれの意味は下記のとおりです。

AWC AWC(緑) 無線LANコントローラーで管理されています
Guest Guest(青) AMFゲストノードとして管理されています
AWC AWC(赤) 無線LANコントローラー上でのステータスがFailedになっています

また、ノード間を接続するリンクの色は次の意味を持ちます。


AMFリンク、AMF仮想リンク、AMFゲストリンクで管理されたリンクです

AMFクロスリンクで管理されたリンクです

無線LANコントローラーのみで管理されたリンクです

ノードアイコンの集約・展開表示

トポロジーマップの初期設定では、特定のノードアイコンに5個以上のノードアイコンが接続されている場合、これらを集約して表示します。
Note
集約表示の設定は「トポロジーマップ表示設定」で変更できます。
配下のノードアイコンを集約表示している場合、親ノードの「接続ノード数」の背景が水色になります。


水色の「接続ノード数」をクリックすると、集約されていたノードアイコンが展開表示され、「接続ノード数」の背景が灰色になります。


トポロジーマップ表示設定

トポロジーマップ右上の「設定」ボタンをクリックすると、「トポロジーマップ表示設定」ダイアログが開きます。
このダイアログでは、トポロジーマップにおけるノードアイコンの集約・展開表示を変更することが可能です。

「省略数」は子ノードが何個以上のときに集約して表示するかの設定です(初期値は5)。

「折り返し数」は、集約されていた子ノードアイコンを展開した時に、1列に何個ずつ子ノードアイコンを表示するかの設定です(初期値は10)。

「省略表示」と「折り返し表示」はそれぞれ「有効」「無効」の設定も可能です。
Note
本ダイアログの設定内容は画面を更新すると初期値に戻ります。

ヒートマップ

ヒートマップ画面は、大きく分けて表示画面と編集画面の2つの画面で構成されています。
ヒートマップ一覧の「表示ボタン」をクリックしたときは該当ヒートマップの表示画面に、ヒートマップ一覧の「追加ボタン」をクリックしたときは新規ヒートマップの編集画面に移動します。
またヒートマップ表示画面の「編集」ボタンをクリックした場合は該当ヒートマップの編集画面に、ヒートマップ編集画面の「適用」ボタンをクリックしたときは該当ヒートマップの表示画面に移動します。

ヒートマップ表示画面

ヒートマップ表示画面では以下の操作が可能です。

無線電波の到達範囲と強度を確認する
ヒートマップ上のAPアイコンの周りには、該当ヒートマップの縮尺とAPの送信出力設定の情報にもとづき、想定される電波の到達範囲と強度が色付きの円で示されます。
到達範囲は無線別(無線1、無線2、無線3)に表示されます。表示する無線の切り替えはマップ右上のリストボックスから行います。
Note
到達範囲と強度の表示はAPの無線送信出力設定から算出される見通しでの想定到達距離にもとづきます。設置場所の状況(遮蔽、反射など)は考慮されませんので、実際の到達範囲や強度、通信状態とは異なる場合があります。


AP基本情報を確認する
ヒートマップ上のAPアイコンをクリックすることで、該当APの基本情報をポップアップで表示させることができます。
表示内容はトポロジーマップの管理下APと同じです。


ヒートマップを編集する
ヒートマップ右上の「編集」ボタンをクリックすることで、該当ヒートマップの編集画面に移動できます。
ヒートマップ編集画面では、背景画像やスケール(縮尺)、AP配置の変更やヒートマップの削除が可能です。


ヒートマップ編集画面

ヒートマップ編集画面では以下の操作が可能です。
次に示すのは、ヒートマップ追加ボタンで新規作成した直後のヒートマップ編集画面です。
ヒートマップを利用するには、以下の説明にしたがって、背景画像を設定し、APアイコンを配置してください。


ヒートマップ名を変更する
ヒートマップ名は以下の手順で変更できます。作成直後のヒートマップ名は「HeatmapX」(Xは番号)です。
  1. ヒートマップ編集画面で鉛筆アイコンの横に表示されているヒートマップ名をクリックします。


  2. ヒートマップ名欄が編集可能になるので希望の名前を入力します。

    ヒートマップ名は下記の基準を満たす必要があります。

  3. 入力が終わったらチェックマークをクリックします。


  4. ヒートマップ名が変更されます。


背景画像を設定する
ヒートマップ背景画像の設定手順は次のとおりです。
  1. ヒートマップ編集画面の「マップアップロード」ボタンをクリックします。


  2. 「参照」ボタンを押して画像ファイルを選択し、さらに「スケール」欄でマップ上における背景画像領域の実サイズを指定して、「保存」ボタンをクリックします。

    Note
    背景画像として使用できる画像ファイルの条件は次のとおりです。
    • ファイル形式:JPEG(.jpg, .jpeg)、GIF(.gif)、PNG(.png)
    • ファイルサイズ:最大4MB
    Note
    「スケール」欄では、背景画像の横幅と縦幅が実際の環境ではどれだけの距離に相当するかを指定します。
    なお、背景画像の縦横比と「スケール」欄で指定した縦横比が一致していない場合、縮尺表示は横のスケールと背景画像の横幅を基準に計算され、電波範囲の表示もその縮尺にもとづいて正円で表示されます。

スケールを設定・変更する
ヒートマップの縮尺は背景画像の設定時に指定しますが、後で変更することも可能です。
スケールの変更手順は次の通りです。
  1. ヒートマップ編集画面の「スケール編集」ボタンをクリックします。


  2. 「スケール」欄でマップ上における背景画像領域の実サイズを指定して、「保存」ボタンをクリックします。

    Note
    「スケール」欄では、背景画像の横幅と縦幅が実際の環境ではどれだけの距離に相当するかを指定します。
    なお、背景画像の縦横比と「スケール」欄で指定した縦横比が一致していない場合、縮尺表示は横のスケールと背景画像の横幅を基準に計算され、電波範囲の表示もその縮尺にもとづいて正円で表示されます。

APアイコンを配置(追加・移動・削除)する
ヒートマップの新規作成時には管理下APのアイコンは配置されていません。
ヒートマップに背景画像を設定し、スケール(縮尺)を指定したら、以下の手順で管理下APのアイコンを配置します。
既存ヒートマップのAPアイコンを移動、追加、削除する場合も同様です。
  1. ヒートマップ編集画面の「アクセスポイント一覧」を開きます。


  2. 「アクセスポイント一覧」上で配置したいAPをクリックします。


  3. クリックしたAPのアイコンがヒートマップの中央に配置されるので、ドラッグ&ドロップで任意の場所に移動します。
    また、既存のAPアイコンも同様の操作で移動できます。


  4. 複数のAPアイコンを配置する場合は、上記1~3の手順を繰り返してください。
    また、配置を取りやめたい場合(ヒートマップからアイコンを削除したい場合)は、「アクセスポイント一覧」で対象のAPをもう一度クリックすると該当APのアイコンがヒートマップから取り除かれます。

  5. アイコンの配置が決まったら、配置情報を保存してヒートマップ表示画面に反映します。
    ヒートマップ編集画面の「適用」ボタンをクリックしてください。


  6. 問題なければ確認ダイアログで「適用」ボタンをクリックします。


ヒートマップを削除する
ヒートマップの削除手順は次のとおりです。
  1. 削除したいヒートマップを開きます。

  2. ヒートマップ編集画面の「削除」ボタンをクリックします。


  3. 問題なければ確認ダイアログで「削除」ボタンをクリックします。



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