atmf group
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド
	
(config)# [no] atmf group GROUPLIST
	対象ノードを指定したAMFグループの所属にする。
no形式で実行した場合は、対象ノードを指定したAMFグループから除外する。
本コマンドで設定したAMFグループは、atmf working-setコマンドで操作対象ノードを指定するときに使用する。
パラメーター
	
  GROUPLIST | 
  グループ名。最大64文字。大文字小文字を区別する。カンマ区切りで複数指定が可能(カンマの前後にスペースを入れないこと) | 
 
  
使用例
	■ AMFノードFSW241の初期設定時に、このノードをfloorグループと1Fグループの所属とする。
FSW241(config)# atmf group floor,1F ↓
■ AMFノードSBx81、FSW241、FSW242、ESW231をBuilding_Aグループに所属させる。
ここでは、ワーキングセット機能によりSBx81, FSW241, FSW242, ESW231を操作対象とした上で本コマンドを実行することにより、これらのノードをBuilding_Aグループに所属させている。
SBx81# atmf working-set SBx81,FSW241,FSW242,ESW231 ↓
==============================
SBx81, FSW241, FSW242, ESW231:
==============================
Working set join
AMF001[4]# configure terminal ↓
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
AMF001[4](config)# atmf group Building_A ↓
■ AMFノードESW231をBuilding_Aグループから除外する。
SBx81# atmf working-set ESW231 ↓
=======
ESW231:
=======
Working set join
AMF001[1]# configure terminal ↓
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
AMF001[1](config)# no atmf group Building_A ↓
  
	■ 次のグループ名は特殊な意味を持つものとして予約されているため本コマンドでは指定できない(未サポート)。
- master (すべてのマスター)
 - poe (すべてのPoE対応機種)
 - dc2500(AT-DC2552XS)
 - vaa (AMF Cloud)
 - x8100 (すべてのSwitchBlade x8100)
 - x950 (すべてのx950シリーズ)
 - x930 (すべてのx930シリーズ)
 - x900 (すべてのSwitchBlade x908とx900シリーズ)
 - sbx908ng (すべてのSwitchBlade x908 GEN2シリーズ)
 - x610 (すべてのx610シリーズ)
 - x550 (すべてのx550シリーズ)
 - x530 (すべてのx530シリーズ)
 - x530L (すべてのx530Lシリーズ)
 - x510 (すべてのx510シリーズとx510LシリーズとAT-IX5-28GPX)
 - x310 (すべてのx310シリーズ)
 - x230 (すべてのx230シリーズ(52ポート版を含む)とx230Lシリーズ)
 - x220 (すべてのx220シリーズ)
 - x210 (すべてのx210シリーズ)
 - x200 (すべてのx200シリーズ)
 - IE210 (すべてのIE210Lシリーズ)
 - ie200 (すべてのIE200シリーズ)
 - ar4050 (AT-AR4050S)
 - ar3050 (AT-AR3050S)
 - ar2050 (AT-AR2050V)
 - ar2010 (AT-AR2010V)
 - ar1050 (AT-AR1050V)
 - sh510 (すべてのSH510シリーズ)
 - sh310 (すべてのSH310シリーズ)
 - sh230 (すべてのSH230シリーズ)
 - sh210 (すべてのSH210シリーズ)
 - xs900 (すべてのXS900MXシリーズ)
 - gs980mx (すべてのGS980MXシリーズ)
 - gs980m (すべてのGS980Mシリーズ)
 - gs900 (すべてのGS900MX/GS900MPXシリーズ)
 - fs980 (すべてのFS980Mシリーズ)
 
また、atmf working-setコマンドにおいて省略可能なキーワードとして扱われる「all」、「current」、「local」とこれらの省略形(下記参照)も、すべて使用できないので注意。
- all:a, al, all(すべてのノード)
 - current:c, cu, curr, curre, curren, current (現在の操作対象ノード)
 - local:l, lo, loc, loca, local (ローカルノード)
 
ここでは小文字の組み合わせのみ示しているが、実際には大文字小文字のすべての組み合わせが使用不可。
■ x530シリーズとx530Lシリーズのミックススタック構成時、該当VCSグループはVCSマスター機種の予約済みグループに所属する。すなわち、x530シリーズがVCSマスターのときは予約済みグループ「x530」、x530LシリーズがVCSマスターのときは予約済みグループ「x530L」に属する。不意のグループ変更による混乱を避けるため、ミックススタック構成ではatmf groupコマンドで任意のグループ名を設定して運用することを推奨。
■ x230シリーズは52ポート版とそれ以外の機種でサポートコマンドが異なるため、x230シリーズの52ポート版とそれ以外の機種が混在するAMFネットワークでは、atmf groupコマンドで任意のグループ名を設定して運用することを推奨。
■ 本コマンドで設定するAMFグループは、最初のノードが所属したときに作成され、所属ノードがゼロになると削除される。
  
コマンドツリー
configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- atmf group(グローバルコンフィグモード)
関連コマンド
	atmf working-set(特権EXECモード)
show atmf group(特権EXECモード)
show atmf group members(特権EXECモード)
show atmf working-set(特権EXECモード)
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