service ssh

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / Secure Shell


(config)# [no] service ssh [PROTOCOL]


SSHサーバーを有効化する。
no形式で実行した場合は、SSHサーバーを無効にする。
初期設定では利用可能なすべてのプロトコルファミリー上で無効。


パラメーター

PROTOCOL SSHサーバーが使用するプロトコルファミリー(ここではIPバージョンの意味)。本オプションを指定した場合は、指定したプロトコルファミリー上でのSSHサーバーの有効・無効だけを変更する。本オプションを指定しなかった場合は、利用可能なすべてのプロトコルファミリー上でのSSHサーバーの有効・無効を変更する
ip IPv4上のSSHサーバー
ipv6 IPv6上のSSHサーバー                     


使用例

■ SSHサーバーを有効化する。

awplus(config)# service ssh


注意・補足事項

■ 本コマンド実行時にSSHバージョン2用のホスト鍵が1つも存在していない場合は、SSHバージョン2用のRSA鍵(1024ビット)が自動的に生成される(すでに存在している場合はその鍵が使われる)。なお、SSHバージョン1用のホスト鍵(RSA1鍵)が存在していない場合、SSHサーバーは起動するがバージョン1での接続はできない。

■ SSHサーバーの有効化直後は、SSHログインが可能なユーザーは存在しない。SSHログインを可能にするには、ssh server allow-usersコマンドを使って、ログインを許可するユーザーを指定すること。

■ 起動時にAMFネットワーク未検出時の拡張動作が機能した場合、SSHサーバーは有効化されるが、その設定はAMFネットワーク未検出時の一時的な設定であるため、運用上の必要性に応じて無効化すること。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- service ssh(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

crypto key generate hostkey(グローバルコンフィグモード)
show ssh server(非特権EXECモード)
ssh server allow-users(グローバルコンフィグモード)



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