epsr

モード: EPSRモード
カテゴリー: L2スイッチング / イーサネットリングプロテクション(EPSR)


(config-epsr)# epsr NAME {hellotime <1-32767> & failovertime <2-65535> & ringflaptime <0-65535>}


EPSRドメインのパラメーターを変更する。
本コマンドは該当EPSRドメインのマスターノードとして動作している場合のみ有効。


パラメーター

NAME EPSRドメイン名。epsr mode masterコマンドで定義済みのEPSRドメイン名を指定すること
hellotime <1-32767> Healthcheckメッセージの送信間隔(秒)。初期値は1
failovertime <2-65535> Healthcheckメッセージのタイムアウト時間(秒)。hellotimeの2倍以上の値に設定すること。マスターノードは、プライマリーポートから送信したHealthcheckメッセージが、ここで指定した時間内にセカンダリーポートに到達しないとリングに障害が発生したと判断する。初期値は2
ringflaptime <0-65535> Failed状態に遷移後、Failed状態からComplete状態に遷移する前に待機する最少時間(秒)。この時間内にリング障害が回復しても、Failed状態を維持する。リングの状態が頻繁に切り替わるような場合、この値を調整することで不必要な状態遷移を防ぐことができる。初期値は0


使用例

■ EPSRドメイン「Test」におけるhellotimeを2秒、failovertimeを4秒に設定する。

awplus(config-epsr)# epsr Test hellotime 2 failovertime 4


注意・補足事項

■ EPSRとVCSを併用する場合は、Healthcheckメッセージのタイムアウト時間(epsrコマンドのfailovertimeパラメーター)を5秒以上に設定してください。


コマンドツリー

epsr configuration (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- epsr(EPSRモード)

関連コマンド

epsr mode master(EPSRモード)
show epsr(非特権EXECモード)



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