fiber-monitoring action

モード: インターフェースモード
カテゴリー: インターフェース / 一般設定


(config-if)# fiber-monitoring action {shutdown & trap & continuous}

(config-if)# no fiber-monitoring action [shutdown & trap & continuous]


対象光ファイバーポートで受信光レベルの低下を検出したときに実行するアクションやオプションを追加する。
no形式でアクションを指定した場合は、検出時の実行対象から指定したアクションやオプションを外す。
no形式でアクションを指定しなかった場合は、検出時の実行対象からすべてのアクションやオプションを外す。
初期設定ではアクションやオプションは設定されていない。その場合は検出したことを示すログの記録だけが行われる(ログはアクションの設定有無とは関係なく常に出力される)。


パラメーター

shutdown 対象ポートをシャットダウンする
trap SNMPトラップを送信する
continuous ポーリング間隔でアクションを繰り返し実行する。本オプションを指定していないときは初回検出時に一回だけアクションが実行される。本オプションはログ出力にも適用される


使用例

■ 光ポートport1.0.1で受信光レベルの低下を検出したときにログを記録するとともに、同ポートをシャットダウンするよう設定する。
(ここでは、port1.0.1がSFP/SFP+光ポートであると仮定しています。以下の例も同様です)

awplus(config)# interface port1.0.1
awplus(config-if)# fiber-monitoring action shutdown

■ 光ポートport1.0.1で受信光レベルの低下を検出したときにログを記録するとともに、同ポートをシャットダウンし、SNMPトラップを送信するよう設定する。
awplus(config)# interface port1.0.1
awplus(config-if)# fiber-monitoring action trap shutdown

■ 光ポートport1.0.1で受信光レベルの低下を検出したときにログを記録するとともに、同ポートをシャットダウンし、SNMPトラップを送信するよう設定する。また、continuousオプションにより、トラップとログが繰り返し出力されるように設定する。
awplus(config)# interface port1.0.1
awplus(config-if)# fiber-monitoring action trap shutdown continuous

■ 光ポートport1.0.1で受信光レベルの低下を検出してもログを記録するだけで、その他のアクションは実行しないように設定する。
awplus(config)# interface port1.0.1
awplus(config-if)# no fiber-monitoring action


注意・補足事項

■ 本コマンドをサポートするモジュールについては、fiber-monitoring enableコマンドのページを参照。

■ 本機能によってシャットダウンされたポートを復旧するには、SFP/SFP+の抜き差し、または、該当ポートで本機能の無効化 → 有効化を行って統計情報をクリアしたのち、shutdownコマンドをno形式で実行する。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- fiber-monitoring action(インターフェースモード)

関連コマンド

clear fiber-monitoring interface(特権EXECモード)
fiber-monitoring baseline(インターフェースモード)
fiber-monitoring enable(インターフェースモード)
fiber-monitoring interval(インターフェースモード)
fiber-monitoring sensitivity(インターフェースモード)
show system fiber-monitoring(特権EXECモード)



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