priority-queue

モード: インターフェースモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service


(config-if)# priority-queue QUEUELIST


対象スイッチポートの指定した送信キューでPQ方式のスケジューリング(絶対優先スケジューリング)を行うよう設定する。
初期状態では、すべての送信キューでPQを使用するよう設定されている。

PQ方式を使う送信キューの間では、上位キュー(番号の大きなキュー)の送信が完了するまで下位キューからはパケットが送信されない。


パラメーター

QUEUELIST := {<0-3> & <0-3> & <0-3> & <0-3>}
送信キュー番号のリスト。スペース区切りで複数指定が可能


使用例

■ ポート1.0.13に対し、すべての送信キューでPQ方式を用いるよう設定する(初期設定)。

awplus(config)# interface port1.0.13
awplus(config-if)# priority-queue 0 1 2 3 


注意・補足事項

■ 本コマンドを実行するには、あらかじめQoS機能を有効にしておく必要がある(mls qos enableコマンド)。

■ 本製品のPQ/WRRはシステム全体で動作するため、設定はインターフェース単位で行えるが、ポートのキューごとにPQ/WRRを分けることはできず、すべてのポート、すべてのキューは同じスケジューリング方式で動作する。

■ どこかひとつのインターフェースのキューに設定を行うと、すべてのポートに同一設定が上書き適用され、show mls qos interfaceコマンドから各ポートの設定が同一であることを確認できる。

■ PQからWRRへ変更させたい場合は、すべてのキューでWRRを使用するようwrr-queue weightコマンドにて設定すること。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- priority-queue(インターフェースモード)

関連コマンド

mls qos enable(グローバルコンフィグモード)
show mls qos interface(非特権EXECモード)
wrr-queue weight(インターフェースモード)



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