インターフェース / 一般設定


インターフェースの種類
インターフェース名
インターフェースの指定方法
インターフェースの設定例
インターフェースの情報確認



ここでは、各種インターフェースの基本的な操作方法について解説します。

インターフェースの種類

■ 本製品のおもなインターフェースは次のとおりです。

■ さらに上位の論理インターフェースとしては、IP(IPv4)インターフェースとIPv6インターフェースがあります。
IPインターフェースは、前記インターフェースにIPアドレスを設定することで作成します。
IPv6インターフェースは、前記インターフェースにIPv6アドレスを設定することで作成します。

IPインターフェースは、特殊なインターフェースであるループバックインターフェースにIPアドレスを設定することでも作成可能です。
Note
ループバックインターフェースにIPv6アドレスを設定することはできません。

■ また、AMFマルチテナント機能の使用時には、下記のインターフェースを使うこともできます。
ブリッジインターフェースは、ブリッジ機能のソフトウェアブリッジ(仮想ブリッジ)を代表するインターフェースで、VLANにおけるVLANインターフェースとよく似た存在です。
ソフトウェアブリッジはブリッジング可能インターフェースをグループ化したもので、各ソフトウェアブリッジがそれぞれ独立したブロードキャストドメインを形成します。ブリッジインターフェースにはIPアドレスを設定して、ルーティング用インターフェースとして使用することができます。

インターフェース名

インターフェース名は、「インターフェースの種類を表す記号(文字列)」と「同一種類の個々のインターフェースを区別するための番号」を組み合わせた形式で表します。ただし、ループバックインターフェースの名前は、種別記号だけで構成されています。次にインターフェース名の具体例を示します。

インターフェースの指定方法

インターフェースに対する設定コマンドを実行するときは、グローバルコンフィグモードのinterfaceコマンドで設定対象のインターフェース名を指定し、該当インターフェースの設定を行うためのインターフェースモードに入る必要があります。

次に例を示します。

■ Ethernetインターフェースeth2の設定を行うため、インターフェースモードに移行する。
awplus(config)# interface eth2
awplus(config-if)# 

インターフェースの設定例

以下では、インターフェースの設定を行う具体的なコマンド例を示します。
なお、ここではあくまでもインターフェース設定の概要を示すことが目的なので、設定内容の詳細については、それぞれのコマンドのページや機能解説編をご覧ください。

■ Ethernetインターフェースにメモ(説明文)を付けます。説明文はshow interfaceコマンドで表示されます。
awplus(config)# interface eth2
awplus(config-if)# description Connected to private LAN

■ Ethernetインターフェースeth1にIPアドレスを設定します。
awplus(config)# interface eth1
awplus(config-if)# ip address 192.168.10.1/24

■ ループバックインターフェースにIPアドレスを設定します。
awplus(config)# interface lo
awplus(config-if)# ip address 192.168.1.1/32

インターフェースの情報確認

■ インターフェースの全般的な情報は、show interfaceコマンドで確認します。
awplus# show interface


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