boot config-file
- モード
- グローバルコンフィグモード
- カテゴリー
- 運用・管理 / コンフィグレーション
構文
(config)# boot config-file {FILEPATH|backup FILEPATH}
(config)# no boot config-file [backup]
コマンド説明
起動時コンフィグ(スタートアップコンフィグ)またはバックアップ用起動時コンフィグの実体ファイルを指定する。no形式で実行した場合は、起動時コンフィグまたはバックアップ用起動時コンフィグの設定を初期状態に戻す。
パラメーター
FILEPATH- 起動時コンフィグ(スタートアップコンフィグ)の実体ファイルのパス。このファイルはフラッシュメモリーまたはUSBメモリーに置かなくてはならない。また、ファイル名に使用可能な文字は半角英数字とハイフン("-")、ピリオド(".")、アンダースコア("_")のみで、拡張子は「.cfg」でなくてはならない。初期状態では「flash:/default.cfg」に設定されている
backup FILEPATH- バックアップ用の起動時コンフィグ。このファイルはフラッシュメモリー上に置かなくてはならない。また、ファイル名に使用可能な文字は半角英数字とハイフン("-")、ピリオド(".")、アンダースコア("_")のみで、拡張子は「.cfg」でなくてはならない。本パラメーターで指定したバックアップ用起動時コンフィグは、起動時にコンフィグが読み込めないなどの緊急時に読み込まれる。初期状態では未設定
使用例
起動時コンフィグとしてフラッシュメモリー上のred.cfgを指定するawplus# configure terminal awplus(config)# boot config-file flash:/red.cfg
起動時コンフィグとしてUSBメモリー上のgreen.cfgを指定する
awplus# configure terminal awplus(config)# boot config-file usb:/green.cfg
注意・補足事項
実体ファイルの設定は、本コマンド実行時にシステムファイルに保存されるため、copyコマンドやwrite fileコマンド、write memoryコマンドなどでコンフィグに保存する必要はない。スタートアップコンフィグの実体ファイルに指定されているファイルは、直接的なファイル操作が行えないよう保護される。たとえば、copyコマンドのコピー先に実体ファイルを指定して上書きコピーしようとしたり、deleteコマンドで実体ファイルを削除しようとしたり、moveコマンドで実体ファイルを移動・リネームしようとしたりすると、「Cannot overwrite 実体ファイル名 as it is configured as the boot config file」というエラーになる。スタートアップコンフィグの実体ファイルに変更を加えるときは、次項で述べるスタートアップコンフィグ専用のコマンドを使うこと。
スタートアップコンフィグに関する以下のコマンドは、本コマンドで設定した実体ファイルに対して作用する。たとえば、本コマンドでスタートアップコンフィグの実体ファイルをflash:/mystart.cfgに変更すると、それ以降write memoryコマンドを実行するたびにflash:/mystart.cfgが書き換えられるようになる。また、erase startup-configコマンドを実行するとflash:/mystart.cfgが削除されるようになる。
- copyコマンド(startup-config指定時)
- write fileコマンド
- write memoryコマンド
- erase startup-configコマンド
- show startup-configコマンド
本コマンドで明示的に設定したスタートアップコンフィグの実体ファイルと同様、初期設定の実体ファイルであるflash:/default.cfgも保護されており、直接的なファイル操作を行おうとすると、「Cannot overwrite flash:/default.cfg as it is the default config file」というエラーになる(default.cfgは、他のファイルが実体ファイルに指定されているときでも保護される)。
システム起動時、スタートアップコンフィグ内のコマンドにエラーがあってもメッセージが表示されないことがある。
USBメモリー上のコンフィグファイルを起動時コンフィグに指定するには、USB 2.0である必要があります。ご使用の際には、お客様の使用環境で事前に検証を行った上で導入してください。
本コマンドは、複数ノードを対象とするワーキングセットプロンプト(atmf working-set)では実行できない(下記メッセージが出てエラーになる。「no boot config-file」による通常用またはバックアップ用コンフィグファイルの指定の削除は可能)。1台のノードだけを対象とするワーキングセットプロンプトか、ローカルプロンプトから実行すること。
% Working set must contain only single node for this command