class-map
- モード
- グローバルコンフィグモード --> クラスマップモード
- カテゴリー
- トラフィック制御 / Quality of Service
構文
(config)# [no] class-map NAME
コマンド説明
クラスマップを作成し、その内容を指定するためのクラスマップモードに移動する。あるいは、既存クラスマップの内容を編集するため、クラスマップモードに移動する。no形式で実行した場合は指定したクラスマップを削除する。この場合はグローバルコンフィグモードのまま移動しない。
クラスマップは、パケットをトラフィッククラスに分類するための条件を定義する一種のフィルターエントリー。
クラスマップは、1つ以上のmatch節とアクションで構成される。
- match節は、パケットと照合するための条件。match節が複数ある場合は、すべてのmatch節にマッチする必要がある(AND検索)
- アクションは、マッチしたパケットを許可(permit)するか破棄(deny)するかの指定。許可されたパケットに対してはさまざまなQoS処理を適用できる。
クラスマップのアクションは次のようにして決まる。
- match節にmatch access-group節が含まれている場合、match access-group節で指定したアクセスリストのアクションがクラスマップのアクションとなる
- match節にmatch access-group節が含まれていない場合、クラスマップのアクションはpermitとなる
なお、ポリシーマップには、どのクラスマップにもマッチしなかったトラフィックを扱うデフォルトのクラスマップ「default」が暗黙のうちに存在しているが、デフォルトクラスマップのmatch節をユーザーが設定することはできない。これは、デフォルトクラスマップの分類条件が、「ユーザー定義のクラスマップにマッチしなかったパケット」で固定されているため。一方、デフォルトクラスマップのアクションは初期値がpermitだが、これはポリシーマップごとにdefault-actionコマンドで変更できる。
クラスマップモードからグローバルコンフィグモードに戻るにはexitコマンド(空行でCtrl/Dを押しても同じ)を、特権EXECモードに戻るにはendコマンド(Ctrl/Zキー)を使う。
パラメーター
NAME- クラスマップ名。63文字以下。大文字小文字を区別する。ただし「default」およびそれに先頭一致するような名称(「d」、「def」、「defaul」など)は、デフォルトクラスマップ用に予約されているクラスマップ名と重複するため、大文字小文字いずれであっても使用できない
使用例
クラスマップfilecopyを作成する。awplus(config)# class-map filecopy awplus(config-cmap)#
注意・補足事項
クラスマップに追加するアクセスリストの名前は20文字以内にすること。本コマンドを実行するには、あらかじめQoS機能を有効にしておく必要がある(mls qos enableコマンド)。
ポリシーマップにmatch節が設定されていないクラスマップを関連付けないこと。