lldp tlv-select
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構文
(config-if)# [no] lldp tlv-select TLVTYPES
コマンド説明
指定した情報要素(TLV)を対象スイッチポートからLLDPで送信するよう設定する。no形式で実行した場合は、指定した情報要素を送信しないよう設定する。
初期設定では、規格上必須とされる3つの情報要素(シャーシ識別子、ポート識別子、情報の有効期間)だけを送信し、オプションの情報要素は送信しない。
パラメーター
TLVTYPES- オプション情報要素の種類。下記から選択する。スペース区切りで複数指定が可能
port-description- 対象ポートの説明文字列(Port Description TLV)。内容はMIB-IIのifDescrと同じ。インターフェースモードのdescriptionコマンドで設定可能
system-name- システム名(System Name TLV)
system-description- システムの説明文字列(System Description TLV)。内容はMIB-IIのsysDescrと同じ
system-capabilities- システムの能力リスト(System Capabilities TLV)。ルーター、ブリッジなど、どんな機能を持つ機器であるかを示す
management-address- 対象ポートの管理用アドレス(Management Address TLV)。lldp management-addressコマンドで設定可能
port-vlan- 対象ポートが所属するタグなしVLAN(Port VLAN ID TLV)
port-and-protocol-vlans- 対象ポートが所属するプロトコルVLANのリスト(Port And Protocol VLAN ID TLV)
vlan-names- 対象ポートが所属するすべてのVLAN(VLAN名とVLAN ID)のリスト(VLAN Name TLV)
protocol-ids- 対象ポートがサポートするプロトコル(プロトコル番号)のリスト(Protocol Identity TLV)
mac-phy-config- 対象ポートにおけるオートネゴシエーションの状態、実際の通信速度・デュプレックスモードなど(MAC/PHY Configuration/Status TLV)。lldp med-tlv-selectコマンドでcapabilitiesオプション(LLDP-MED Capabilities TLV)を有効にしているときは、本オプションが有効化されていなくてもMAC/PHY Configuration/Status TLVが自動的に有効化される
power-management- 対象ポートのPoE情報(Power Via MDI TLV)
link-aggregation- 対象ポートのリンクアグリゲーション情報(Link Aggregation TLV)
max-frame-size- 対象ポートがサポートする最大Ethernetフレームサイズ(Maximum Frame Size TLV)
all- 上記すべてのオプション情報要素
使用例
ポート1.0.1に対して、サポートするすべての情報要素をLLDPで送信するよう設定する。awplus(config)# interface port1.0.1 awplus(config-if)# lldp tlv-select all
注意・補足事項
LLDPパケットの送信が有効なスイッチポートでは、本コマンドの設定にかかわらず、次に示す必須の情報要素はつねに送信される。| Chassis ID TLV | シャーシ識別子。情報を送信する機器本体の識別子 |
| Port ID TLV | ポート識別子。情報を送信するポートの識別子 |
| Time To Live TLV | 送信する情報の有効期間 |
本コマンドでは複数の情報要素を指定できるが、指定順序は意味を持たない(LLDPパケットには、規格によって定められた順序で情報要素が格納されるため)。
「TLV」は「Type Length Value」の略。LLDPの情報要素が、種類(Type)、長さ(Length)、内容(Value)の3つのフィールドで構成されているため、こう呼ばれる。