ip address dhcp
- モード
- インターフェースモード
- カテゴリー
- IP / IPインターフェース
構文
(config-if)# ip address dhcp [client-id IFNAME] [hostname HOSTNAME]
(config-if)# no ip address [dhcp]
コマンド説明
対象インターフェースにおいて、DHCPクライアント機能を有効化する。no形式で実行した場合は、DHCPクライアント機能を無効化する。
本製品のDHCPクライアント機能では、インターフェースのIPアドレスとサブネットマスクに加え、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバー、デフォルトドメイン名の情報も取得・自動設定できる。DHCPで取得したこれらの情報は次のように扱われる。
- デフォルトゲートウェイの情報(オプションコード3)は、IP経路表にデフォルト経路として追加される。
DHCPに由来するデフォルト経路の管理距離は初期設定では1になるが、インターフェースモードのip dhcp-client default-route distanceコマンドでインターフェースごとに変更可能。
- DNSサーバーの情報(オプションコード6)は、「DNSサーバーリスト」(show ip name-serverコマンド)内において、ip name-serverコマンドで手動設定したDNSサーバーアドレスよりも前の位置に追加され、優先的に使用される。DHCPとIPCP(ppp ipcp dnsコマンド)の両方が有効な場合は、先に学習したほうが優先される。なお、ip name-server preferred-orderコマンドを使用すれば、手動設定したDNSサーバーを動的学習したDNSサーバーより優先的に使用させる設定も可能。
- デフォルトドメイン名の情報(オプションコード15)は、ip domain-nameコマンドで手動設定した情報を上書きする(ただし、ip domain-listコマンドで「検索ドメインリスト」が設定されている場合、デフォルトドメイン名の設定は使用されない)。
パラメーター
client-id IFNAME- インターフェース名。DHCP Discover/RequestメッセージにClient IDオプション(オプションコード61)を付加する場合に指定する
hostname HOSTNAME- ホスト名。DHCP Discover/RequestメッセージにHostNameオプション(オプションコード12)を付加する場合に指定する。DHCPでIPアドレスを配布するISPの中には、 HostNameオプションによってクライアントを識別/認証しているところがある。その場合は、本コマンドでISPから指定されたホスト名を設定する必要がある
使用例
eth1のIP設定をDHCPサーバーから取得するよう設定する。awplus(config)# interface eth1 awplus(config-if)# ip address dhcp
DHCPクライアントとして設定しているインターフェースはshow running-configコマンドで確認できる(セクション名「interface」を指定するとよい)。以下は、モディファイアのincludeフィルターを用いてDHCPクライアントインターフェースを検索した例。
awplus# show running-config interface | include ^i|dhcp$
.
.
interface eth1
ip address dhcp
.
.
注意・補足事項
Ethernetインターフェース(ethX)のみ、DHCPクライアント機能有効時にセカンダリーアドレスの固定設定が可能。awplus(config)# interface eth1 awplus(config-if)# ip address dhcp awplus(config-if)# ip address 192.168.1.1/24 secondary