AT-Vista Manager EX: インストールガイド

インストールガイド

1 ライセンス・動作環境

1.1 ライセンスの種類

AVM EXによるAMFネットワーク管理機能を利用可能なライセンスと、無線アクセスポイントの管理などの追加機能を提供するプラグインライセンスを用意しています。
ご使用の環境によりライセンスをご購入ください。

本製品のライセンスには有効期限があります。
ライセンスの期限日から28日前、21日前、14日前、7日前、1日前に、期限の警告メッセージが画面右上の管理欄に表示されます。

期限が切れた後は、本製品の管理画面へのログインができなくなりますので、有効期限のあるライセンスを新たにご購入ください。
ライセンスを再登録すると、本製品へのログインが有効になります。

AT-Vista Manager EXライセンス

基本パッケージ(AMFノードマネージメント)(1年、6年)

AT-Vista Manager EXプラグインライセンス

無線LANコントローラーライセンス(10AP)(1年、6年)

1.2 動作環境

インストールを行う前に、インストールを行うコンピューターが以下の要件を満たしているか確認してください。

Note
無線管理機能をご使用の際は、管理対象のネットワーク上にAMFコントローラーまたはAMFマスター(AMFマスターライセンス搭載製品またはAMFマスター機能が標準搭載されている製品)が設置されている必要があります。

Note
弊社製品のAT-Vista Manager(EX V2.0以前)、AlliedView NMS Standard Edition、AlliedView NMS Enterprise Edition、Allied Telesis Unified Wireless Controllerの他、Windows IIS Web Server、Apache Web Server、RDBMSを使用するソフトウェアとの同一環境での使用は未サポートです。
なお、AVM EXでは下記のポート、プロトコルを使用しています。
  ポート プロトコル
SYSLOG 514 UDP
HTTP 80 TCP
5000 TCP
データベース 27017 TCP
65432 TCP
65433 TCP
AWC 65435 TCP
65436 TCP
65437 TCP

AVM EXの管理下となった無線APは下記のポート、プロトコルを使用しています。
  ポート プロトコル
AWC65438TCP
65439TCP

サーバー環境

ハードウェア DOS/V互換機(OADG仕様)およびPC98-NXシリーズ
CPU Intel Core i5プロセッサー2.5 GHz以上
対応OS Windows 7 Professional(64ビット版)、Windows 10 Pro(64ビット版)、Windows Server 2012 R2(Standard、Datacenterエディションのみサポート)
※いずれのOSも日本語版のみサポート

Note
WOW64サブシステム(32ビットエミュレーター)上で動作します。

仮想化環境 VMware vSphere Hypervisor(ESXi)5.5/6.0/6.5
Windows Server 2012 R2 Hyper-V
メモリー(RAM)容量 8GB以上
ハードディスク容量 200GB以上の空きが必要
CDドライブ AT-Vista Manager EXインストーラーDVDからインストールする際に必要

閲覧環境

対応OS Windows 7、Windows 10、Windows Server 2012 R2
Webブラウザー 上記対応OSで動作可能なInternet ExplorerまたはGoogle Chrome
CPU Intel Core i3プロセッサー1.7GHz以上
メモリー(RAM)容量 3GB以上(1GB以上の空きが必要)
ディスプレイ 1280×768以上必須

管理可能な弊社製品

AVM EXで管理可能な弊社製品とファームウェアのバージョンは、リリースノートをご覧ください。

その他

AVM EXにてユーザーを管理する際、ユーザーがログイン情報を忘れた場合、ユーザーが登録したメールアドレスに対して、復旧のためのメールを送信します。 メールによるログイン情報の復旧を行うためには、次のものが必要となります。

2 インストールの前に

Note
AT-Vista Manager EXのIPアドレスもしくはドメイン名からのJavascriptが実行できるように設定を行ってください。

2.1 インストーラーの準備

インストーラーは、弊社Webページよりダウンロードいただくか、AT-Vista Manager EX基本ライセンスのライセンス証書に同梱のDVDに収載されたものをお使いください。

2.2 OS側の準備

OSのタイムゾーンを「(UTC09:00) 大阪、札幌、東京」に設定してください。

Windows 7にインストールする場合は、hotfixがインストールされている必要があります。
Microsoft社のWebサイト(http://support.microsoft.com/kb/2731284)より、ダウンロード/インストールしてください。

2.3 AMF機器の設定

AMFネットワークの監視を行う場合は、AMF機器に下記の設定を行ってください。

  1. 全てのAMFマスターで"atmf topology-gui enable"コマンドを有効にします。
  2. AMFコントローラー(存在しない場合はAMFマスター)で"log event-host atmf-topology-event"の設定を行います。
  3. 全てのAMFノードで"service http"を有効にします。
  4. AMFコントローラーと全てのAMFマスターがAVM EXをインストールしたPCと通信できるようにIPの設定を行います。
  5. AMFコントローラー(存在しない場合はAMFマスター)でAVM EXが使用するユーザーがsshログインを行えるようにsshサーバーの設定を行います。

AMF対応機器への具体的な設定については各機器のコマンドリファレンスをご参照ください。

3 インストール

インストールを行う場合は、下記の手順に従ってインストールしてください。

Note
インストールする際には、ウィルスチェックソフトを無効にしてからインストールを行ってください。これは、ウィルスチェックソフトがAT-Vista Manager EXのセットアッププログラムをウィルスと誤検出して隔離してしまうことを防ぐためです。

Note
インストールをキャンセルした場合でも、指定したディレクトリーにインストールログが出力されます。

Note
AVM EXとあわせてAWCプラグイン(ワイヤレスプラグイン)をインストールする場合は、AVM EXインストーラーと同じディレクトリーにAT-AWCインストーラー(atawcXXXw.exe)を保管してください。この際、複数のバージョンのAT-AWCインストーラーを同じディレクトリーに保管しないでください。

  1. Windowsを起動し、Administratorsグループのユーザーでログオンします。

    Note
    Administratorsグループに属していないユーザーでインストーラーを起動した場合、Administrators権限のないユーザーではインストールできないことを示すダイアログが表示され、インストールが中断されます。

  2. インストーラー本体(atvmexXXXw.exe)を実行します。XXXはバージョン番号です。

  3. 本体のインストール前に、必要なソフトウェアコンポーネントのチェックが行われます。不足している場合はインストールが中断されます。

    コンポーネントチェック

  4. インストールする言語を選択するダイアログが表示されます。「日本語」になっているか確認し「OK」をクリックします。

    言語選択

  5. 開始画面のダイアログが表示されます。内容を確認し「次へ」をクリックします。

    開始画面

  6. 使用許諾契約のダイアログが表示されます。
    ソフトウェア使用権許諾契約書に同意いただけましたら、「使用権許諾契約の条項に同意する」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

    使用権許諾契約書

  7. インストールフォルダーのダイアログが表示されます。
    インストール先フォルダーを指定し、「次へ」をクリックします。

    Note
    インストール先に日本語を含むパスを指定しないでください。日本語を含むパスへのインストールは未サポートです。

    Note
    ファイルの存在しないフォルダーをインストール先として指定してください。

    インストール先指定

  8. インストール セットの選択ダイアログが表示されます。
    AVM EX本体とAWCプラグインのインストールを行う場合は、「次へ」をクリックします。
    一部のみ構成を変更する場合は、必要に応じてインストールするコンポーネントのみのチェックボックスにチェックをつけて「次へ」をクリックします。

    インストール セット選択

  9. サーバーIPアドレスの登録ダイアログが表示されます。
    AVM EXのサーバーIPアドレスとして使用するIPアドレスを指定します。
    表示されている以外のIPアドレスを指定する場合は、ユーザー入力を選択し、IPアドレスを入力してください。
    変更しない場合は、「次へ」をクリックします。

    Note
    AVM EXを正常に起動するためにはサーバーが使用する正しいIPアドレスを指定する必要があります。また、無線AP管理機能を使用する場合は、無線APからの通信を待ち受けるIPアドレスを指定してください。インストール後にIPアドレスが変更になる場合、「無線APのWeb設定画面で変更を行う場合は」をご覧ください。

    要約

  10. インストール前の要約ダイアログが表示されます。
    インストールフォルダー、ショートカットフォルダー、インストールする製品機能、サーバーのIPアドレスが正しいかを確認します。
    変更を行う場合は、該当の箇所まで「戻る」をクリックし変更を行ってください。
    変更しない場合は、「インストール」をクリックします。

    要約

  11. インストール中のダイアログが表示され、インストールが開始されます。

    インストール開始

  12. インストール完了ダイアログが表示されるとインストール完了です。
    「完了」をクリックしダイアログを閉じます。

    インストール完了

4 インストール後の推奨設定

クライアントPCからAWCプラグインにHTTPS接続する場合は下記の設定を行ってください。

4.1 AWCプラグインにHTTPSで接続

Note
HTTPS接続の設定後にHTTP接続に戻す場合は再インストールが必要になります。AVM EXのバックアップファイルを取得し、再インストールした後でリストアを行ってください。

Note
AVM EXのAMF管理画面にHTTPS接続することはできません。

  1. 管理者権限を持つユーザーでAVM EXがインストールされているPCにログインします。
  2. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
  3. 管理者権限で下記の設定変更を行います。

    > md [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\apache\key
    > cd [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\apache\key
    > ..\bin\openssl.exe genrsa 2048 > server.key
    > ..\bin\openssl.exe req -new -config ..\conf\openssl.cnf -key server.key > server.csr
    --> 対話形式の入力が求められます。お使いの環境のパラメーターを入力してください。
    > ..\bin\openssl.exe x509 -days 3650 -req -signkey server.key < server.csr > server.crt
    > [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\use_https\use_https.bat

  4. https://localhost/にアクセスできれば完了です。

4.2 ファイアウォール経由通信の許可設定

AVM EXをインストールしたサーバーPCでファイアウォールが有効になっている場合は、クライアントPCでAVM EXを開くことやAMF機器からのsyslogパケットの受信、AWCプラグインからの無線AP管理ができなくなってしまうため、サーバーPCでWindowsファイアウォールの設定を行ってください。

  1. コントロールパネルからWindowsファイアウォールを開きます。
    (コントロールパネル > システムとセキュリティ > Windowsファイアウォール)
  2. ダイアログ左側から、「Windowsファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可」をクリックします。
  3. 「許可されたアプリ」ダイアログ上部の「設定の変更」をクリックしダイアログ内のリストから、以下の2つを探してチェックを入れます。

     - CLI
     - Apache HTTP Server

      ※その際使用環境に合わせて、プライベート/パブリックにもチェックを付けてください。

  4. リストにない場合は、以下の手順でリストに追加します。
    1. 「許可されたアプリ」ダイアログ内のリスト下の「別のアプリの許可」をクリックします。
    2. 「アプリの追加」ダイアログが出るので、「参照」をクリックします。
    3. ファイルを指定後、「開く」をクリックし、「アプリの追加」ダイアログに戻り、「追加」をクリックします。

      ファイルは以下を指定してください。

      [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\apache\bin\httpd.exe 
      [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\php\php.exe 
      [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\CWM\bin\CWM.exe 

  5. 「許可されたアプリ」ダイアログ下部の「OK」をクリックします。

5 AT-TQシリーズファームウェアアップデート

ここでは、TQ Firmware Updateツールを使用してファームウェアのアップデートを行う方法について説明します。

用意するもの: 注意事項: 設定手順:

TQ Firmware Updateツールは、AVM EXインストール後、下記ディレクトリーに保存されます。
[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\firmware_update\tq_firmware_update.exe

  1. TQ Firmware Updateツールの実行ファイル(tq_firmware_update.exe)をダブルクリックします。
  2. 設定画面が表示されます。
    用意した設定ファイルとファームウェアを選択して「開く」ボタンをクリックします。

    設定画面

    項目名説明
    設定ファイル
    「参照」ボタン用意した設定ファイルを指定します。
    ファームウェア
    「参照」ボタン用意したファームウェアファイルを指定します。
    バージョン番号ファームウェアのバージョンが表示されます。
    ビルド番号ファームウェアのビルド番号が表示されます。
    その他
    「開く」ボタン実行画面が開きます。
    「終了」ボタンアップデートを止めます。
  3. 実行画面が開きます。

    実行画面

    項目名説明
    IPアドレス無線APのIPアドレスが表示されます。
    プライマリー無線APのプライマリーにインストールされているファームウェアバージョンが表示されます。
    セカンダリー無線APのセカンダリーにインストールされているファームウェアバージョンが表示されます。
    実行結果 「実行」ボタンをクリックした結果が表示されます。
    また、「確認」ボタンをクリックした場合、インストールされたファームウェアバージョンの確認を行っている無線APの実行結果欄に「確認中」が表示されます。
    ログログが表示されます。
    「ログ表示」ボタンログ画面が開きます。
    「確認」ボタン無線APの情報を取得します。情報取得の可否は確認結果欄に表示されます。
    「実行」ボタンファームウェアの更新を行います。更新の可否は実行結果欄に表示されます。
    「閉じる」ボタン実行画面を閉じます。
  4. 「確認」ボタンをクリックします。
    アップデート前の時点で無線APにインストールされているファームウェアバージョンが、プライマリー、セカンダリーに表示されます。
  5. 「実行」ボタンをクリックします。
    実行結果欄に「成功」と表示され、プライマリーまたはセカンダリーにアップデート後のファームウェアバージョンが表示されれば、アップデートは終了です。

    以下の場合は「失敗」になります。

  6. 詳細はログ画面に表示されます。

    ログ画面

    項目名説明
    フィルターログの重要度(INFO、NOTICE、WARN)で絞り込みを行えます。ログ一覧に表示させたい重要度のチェックボックスにチェックを入れると、その重要度に関連したログが表示されます。
    ログ一覧ログが表示されます。
    「更新」ボタン情報の更新を行います。
    「閉じる」ボタンログ画面を閉じます。

    ログの履歴は上記ログ画面、またはログファイルに表示されます。
    ログファイルは実行ファイルと同じ下記に保存されます。
    [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\firmware_update\log_xxxxxxxxxxxxxx.txt
    ※ xxxxxxxxxxxxxxはログファイルの作成日時です。

  7. セカンダリーファームウェアもアップデートするため、TQ Firmware Updateツールを閉じ、再度1〜5の手順を実施してください。
その他の操作: 補足(実行画面のボタンの挙動):

6 初期設定

6.1 AVM EXの初期設定

AVM EXに初めてログインする際、初期アカウントのパスワードの変更、ライセンスファイルのアップロードなど、AVM EXの初期設定を行います。
また、AMFネットワークの設定、復旧用SMTPサーバーの設定についてもここで行います。

  1. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-Vista Manager EX - ビューアー起動」を選択します。

    ログイン画面

  2. 初期アカウントのユーザー名、パスワードを入力して「ログイン」ボタンを押します。
    初期アカウントのユーザー名は「manager」、パスワードは「friend」です。

    ログイン画面入力

  3. 管理者アカウントの登録を行います。
    「Step 1: Vista Manager アカウントの設定」画面にて、管理者アカウントのユーザー名とパスワード、メールアドレスを入力して「次へ」ボタンを押します。

    Note
    この手順の実行後は、初期アカウント/パスワードは使用できなくなります。

    Note
    メールによるログイン情報の復旧を行うためには、SMTPサーバーの設定が必要となります。SMTPサーバーの設定を行わないまますべての管理者アカウントのパスワードを紛失した場合、AVM EXを再インストールする必要があります。この場合、再インストール以前のライセンスは使用できなくなりますので、以前のバックアップから復元するか、弊社担当営業、代理店またはお問い合わせ窓口までお問い合わせのうえ、ライセンスを再発行する必要があります。

    管理者アカウントの登録

  4. ライセンスファイルをアップロードします。
    「Step 2: ライセンスのアップロード」画面にて、「参照」ボタンをクリックします。
    「ファイルのアップロード」ダイアログで、有効な基本ライセンスを含むライセンスファイルを選択し、「開く」をクリックします。
    「Step 2: ライセンスのアップロード」画面で、「次へ」ボタンをクリックします。

    ログイン画面入力

    Note
    ライセンスファイルをお持ちでない場合は、弊社担当営業、代理店またはお問い合わせ窓口までお問い合わせください。
    なお、ライセンスファイルの取得にあたって、「Step 2: ライセンスのアップロード」画面に表示されるシリアル番号が必要となります。

  5. 管理するAMFネットワークの情報を登録します。
    「Step 3: ネットワークのセットアップ」画面にて、AMFコントローラー/AMFマスターの情報を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。

    AMFネットワークのセットアップ

    Note
    AMFコントローラーが存在するAMFネットワークではAMFコントローラーのIPアドレスのみを設定し、AMFマスターのIPアドレスは設定しないでください。

    Note
    無線管理機能をご使用の際は、管理対象のネットワーク上にAMFコントローラーまたはAMFマスター(AMFマスターライセンス搭載製品またはAMFマスター機能が標準搭載されている製品)が設置されている必要があります。

  6. AMFコントローラーとの通信の確認、情報の取得が行われます。

    AMFネットワークとの通信

  7. SMTP設定を行います。
    「Step 4: SMTP の設定」画面にて、AVM EXのサーバーPCから接続可能なSMTPサーバーのIPアドレスまたはホスト名、送信元アドレスを入力します。
    SMTP認証を使用する場合は、上記に加えて、SMTPサーバーの有効なユーザー名とパスワードを入力します。
    上記の入力後、「完了」ボタンをクリックします。

    Note
    ユーザー名とパスワードは、SMTP認証を使用する場合にのみ入力してください。

    Note
    この時点でSMTP設定を行わない場合、または、メールによるログイン情報の復旧を行わない場合は、「あとで」をクリックします。

    SMTPの設定

  8. 以上で設定は完了です。
    AVM EXのダッシュボード画面が表示されます。

    ダッシュボード画面

6.2 AWCプラグインの登録

AVM EXのプラグイン管理画面にてAWCプラグインを登録することで、AVM EXのメインメニューからAWCプラグインのWeb設定画面を容易に呼び出すことができるようになります。
また、無線APをゲストノードとしてAMFネットワークの管理下に加えている場合は、AVM EXのノードマップにて管理下のゲストノードの情報を参照したり、ゲストノード一覧画面からAWCプラグインの無線APステータス詳細画面を開いたりすることができます。

  1. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-Vista Manager EX - ビューアー起動」を選択します。
  2. 管理者アカウントのユーザー名、パスワードを入力して「ログイン」ボタンを押します。
  3. メインメニューから「システム管理」を選択します。
  4. 「Vista Manager について」から「プラグインを管理」ボタンをクリックします。
  5. プラグイン管理画面右上の、「プラグインを追加」ボタンをクリックします。
  6. サーバー URLに「http://localhost/wireless_plugin/api」を入力します。

    Note
    AWCプラグインサービスにHTTPSを使用する場合は「http://」を「https://」に変更してください。
    また、AWCプラグインサービスのポート番号を変更した場合は、「localhost:8080」のように、ホスト名のあとにポート番号をコロン区切りで指定してください。

  7. AWCプラグインの管理者アカウントのユーザー名、パスワードを入力します。
    デフォルトでは、管理者アカウントのユーザー名は「manager」、パスワードは「friend」に設定されています。

    Note
    AVM EX(AMFマネージャー)のアカウントとAWCプラグインのアカウントは異なるデータベースに記録されます。いずれか一方で行った初期アカウント(manager)のパスワードやセッションタイムアウトの変更、アカウントの追加、削除などは、もう一方に反映されません。

  8. 「保存」ボタンをクリックします。
  9. AWCプラグインが正常に登録されると、AVM EXのメインメニューに「AWC」が追加されます。
    以後、メインメニューから「AWC」を選択すると、AWCプラグインのログイン画面が表示されます。

6.3 AWCプラグインの言語設定(日本語への切り替え)

AWCプラグインのGUIは、デフォルトでは英語で表示されます。日本語表示への切り替えは下記の手順で設定してください。

  1. AVM EXのメインメニューから「AWC」を選択します。
  2. AWCプラグインのログイン画面が表示されますので、User IDに「manager」、Passwordに「friend」を入力し、「Log In」ボタンをクリックします。
  3. ログインに成功すると、Language / Countryダイアログが表示されます。
    Languageドロップダウンリストをクリックし「Japanese(日本語)」を選択します。

    日本語選択

  4. 同様に、Countryドロップダウンリストをクリックし「JP - Japan」を選択します。

    カントリーコード選択

  5. 「Apply」ボタンをクリックします。

7 アンインストール

アンインストールを行う場合は、下記の手順に従ってアンインストールしてください。

Note
Windows 10ではAT-Vista Manager EXのメニューに「アンインストール」が表示されません。
アンインストールする場合は、AVM EXをインストールしたディレクトリーにある「_uninst」フォルダー内の「uninstall.exe」を実行してください。
また、クライアントPC側でもssh_client\putty\putty_unregister.batを起動し、アンインストールしてください。

  1. インストール時と同じユーザーでログオンします。
  2. サーバーを停止させます。
    Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「サーバー停止」を選択します。
  3. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「アンインストール」を選択します。
  4. AT-Vista Manager EXのアンインストーラーが起動します。
  5. 「アンインストール」ボタンをクリックするとアンインストールが行われます。
  6. システムを再起動するか否かを選択するダイアログが表示された場合は、「システムを再起動する」または「後で再起動する」を選択し「完了」ボタンをクリックします。

Note
インストールフォルダーは削除されません。システムの再起動後、必要に応じ手動で削除してください。
デフォルトのインストールフォルダー(Cドライブにインストールした場合)は以下となります。

  C:\Program Files (x86)\Allied Telesis\AT-Vista Manager EX

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