AT-Vista Manager EX: ユーザーガイド
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4.2.2 システムの初期化、バックアップ・リストア

AWCプラグインの初期化、バックアップ、リストアの手順について説明します。

システムの初期化

システムの初期化は、データベース、AWCプラグインのコンフィグレーション、フロアマップのマップ画像を出荷時状態に戻します。

AWCプラグインの初期化を行った場合、AVM EXのAMF機器情報の管理には影響しません。

Note
システムの初期化は、管理者アカウントのみ行えます。

Note
システムの初期化を行う場合は、初期化後にWebブラウザーのキャッシュも削除してください。Webブラウザーのキャッシュが残っているとキャッシュの情報を表示してしまい、新しい情報が表示されない場合があります。

Note
システムの初期化、システムデータのリストアを実行後、疎通が不可能な無線APの管理状態には前回取得された情報が表示されます。一度でも疎通が可能になった後は正しい管理状態が反映されます。

  1. AWCプラグインのWeb管理画面に管理者アカウントでログインします。
  2. メニューから「システム設定」を選択します。
  3. 「初期化する」ボタンをクリックします。
  4. 「初期化」ダイアログが表示されます。ログイン時と同じパスワードを入力し「実行」ボタンをクリックします。
  5. 「確認」ダイアログが表示されます。「OK」ボタンをクリックします。
システムデータのバックアップ

システムデータには、AWCプラグインによる無線APの管理設定、アカウント設定などのデータ情報が含まれます。

Note
以下の設定は環境に依存する設定のため、バックアップされる情報の中に含まれません。環境に合わせて手動にて設定をお願い致します。

  ・ サーバーPCのIP
  ・ サーバーPCのプロトコル(http/https)
  ・ サーバー証明書

Note
スケジュール登録で指定したAT-TQシリーズのファームウェアは、AWCプラグインのバックアップファイルに含まれません。 リストア後に再度ファームウェアを指定してください。

Note
バックアップはこまめに取得していただくことをお勧めします。

  1. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - バックアップ リストア」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  2. 「AT-Vista Manager Backup Restore」ダイアログが表示されます。
  3. 「バックアップ」タブを選択し、ファイル保存先、パスワード(任意)、コメント(任意)を入力します。
  4. 「実行」ボタンをクリックします。
  5. バックアップの確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックします。
  6. バックアップが完了すると、バックアップ完了のダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。
    ファイル名は「vistamanager_all-X.X.X.X_BXX-YYYYMMDD-hhmmss.zip」です。
システムデータのリストア
  1. サーバーを停止するために、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - サーバー停止」をクリックしてください。
  2. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - バックアップ リストア」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  3. 「リストア」タブを選択し、バックアップファイルとパスワードを入力します。
  4. 「実行」ボタンをクリックします。
  5. リストアの確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックします。
  6. リストアが完了すると、リストア完了のダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。
  7. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - サーバー停止」、「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - サーバー起動」を順に実行し、AT-AWCプラグインサーバーを再起動します。
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