AVM EXの初期化、バックアップ、リストアの手順について説明します。
AVM EXの初期化は、データベース、AVM EXのコンフィグレーション、トポロジーマップのマップ画像、ライセンス情報をインストール時の状態に戻します。
AVM EXのライセンス情報は、AVM EXのインストールまたは初期化時に生成されるシリアル番号に基づいて発行されます。このため、AVM EXの初期化を行うと、以前に発行を受けたライセンスは使用できなくなり、AVM EX、AWCプラグインともに管理画面が使用できなくなります。
AVM EXの初期化後に有効なライセンスの再発行を受け、再度システムに追加すると、AVM EX、AWCプラグインが再び使用可能になります。この際、AWCプラグインの情報は維持されます。
また、初期化以前のバックアップをリストアした場合は、バックアップ作成時に使用していたライセンスに基づいてAVMEX、AWCプラグインの使用可否を判断します。
Note
AVM EXの初期化は、管理者アカウントのみ行えます。
Note
AVM EXの初期化を行うと、お使いのAVM EXシステムのシリアル番号も初期化されます。
この場合、初期化以前のライセンスは使用できなくなりますので、以前のバックアップから復元するか、弊社担当営業、代理店またはライセンス発行時にご案内する窓口までお問い合わせのうえ、ライセンスを再発行する必要があります。
Note
念のため、AVM EXの初期化を行う前に、AVM EXとAWCプラグインのバックアップを取得しておくことをお勧めします。バックアップ方法は、AVM EXユーザーガイド「AVM EXシステムの初期化、バックアップ・リストア」とAWCプラグイン ユーザーガイド「AWCプラグインシステムの初期化、バックアップ・リストア」をご覧ください。
Note
AVM EXの初期化を行う場合は、初期化後にWebブラウザーのキャッシュも削除してください。Webブラウザーのキャッシュが残っているとキャッシュの情報を表示してしまい、新しい情報が表示されない場合があります。
Note
AVM EXの初期化、AVM EXのリストアを実行後、疎通が不可能なAMFノードの管理状態には前回取得された情報が表示されます。一度でも疎通が可能になった後は正しい管理状態が反映されます。
システムデータには、AVM EXのコンフィグレーションやAMFマスター、AMFコントローラーのデータ情報、AVM EXのシリアル番号やライセンス情報が含まれます。
Note
ノードのコンフィグレーション、リリース、ライセンスファイル、AWCプラグインによる無線APの管理データは含まれません。
AWCプラグインによる無線APの管理データのバックアップおよびリストアは、AWCプラグインにて独立して行う必要があります。
AVM EXのバックアップ作成時には、別途、AWCプラグインでもバックアップの作成を行っておくことをお勧めします。
Note
AVM EXのバックアップは、管理者アカウントのみ行えます。
Note
バックアップはこまめに取得していただくことをお勧めします。
運用中のAVM EXを、以前に作成したバックアップの状態に復元します。
なお、バックアップデータにはAVM EXのシリアル番号やライセンス情報が含まれます。
このため、以前のバックアップデータをリストアした場合は、バックアップ作成時に使用していたライセンスに基づいてAVMEX、AWCプラグインの使用可否を判断します。
そのままリストア後のシステムをお使いいただけます。
ライセンスを新規に購入する必要があります。
既に追加のライセンスを購入して、有効期限を延長している場合は、弊社担当営業、代理店またはライセンス発行時にご案内する窓口までお問い合わせのうえ、リストア後のシステムのシリアル番号をに基づいて、ライセンスを再発行する必要があります。
Note
AVM EXのリストアは、管理者アカウントのみ行えます。
システムデータのリストアは、次の手順で行います。
初期化したAVM EXを、以前に作成したバックアップの状態に復元する場合は、次の手順で行います。