AT-Vista Manager EX 2.3.0: インストールガイド
4.4 ファイアウォール経由通信の許可設定
AVM EXをインストールしたサーバーPCでファイアウォールが有効になっている場合は、SNMPプラグインでのTrap受信やダイレクトブロードキャストアドレスを使用したサブネットの自動探索ができなくなってしまうため、サーバーPCでWindowsファイアウォールの設定を行ってください。
- コントロールパネルからWindowsファイアウォールを開きます。
(コントロールパネル > システムとセキュリティ > Windowsファイアウォール)
- ダイアログ左側から、「Windowsファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可」をクリックします。
- 「許可されたアプリ」ダイアログ上部の「設定の変更」をクリックしダイアログ内のリストから、以下の項目を探してチェックを入れます。
- SNMP Trap
※その際使用環境に合わせて、プライベート/パブリックにもチェックを付けてください。
- 「許可されたアプリ」ダイアログ下部の「OK」をクリックします。
Note
以下の設定はサブネットの自動探索にダイレクトブロードキャストアドレスを使用する場合に設定を行ってください。
- スタートメニューの「コントロールパネル」を起動し、「システムとセキュリティ」または「システムとメンテナンス」の「管理ツール」から「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」を起動します。
- 「受信の規則」を選択し、「操作」の「新しい規則...」を選択します。
- 「新規の受信の規則ウィザード」ダイアログで、「規則の種類」に「カスタム」を選択し、「次へ」をクリックします。
- 「プログラム」ステップで「このプログラムのパス」を選択し、「[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-SNMP\NetManager\bin\netdisc.exe」を指定します。
- 「サービス」の「カスタマイズ」をクリックし、「すべてのプログラムとサービスに適用する」が選択されていることを確認します。「OK」をクリックし、「次へ」をクリックします。
- 「プロトコルおよびポート」ステップにおいて、「プロトコルの種類」に「ICMPv4」を指定し、「カスタマイズ」をクリックします。
- 「ICMP 設定のカスタマイズ」ダイアログで、「特定の種類の ICMP」を選択し、「この種類の ICMP」の「種類」に「0」、コードに「任意」を選択し、「追加」をクリックします。追加された種類がチェックされているのを確認して「OK」をクリックし、「プロトコルおよびポート」に戻り、「次へ」をクリックします。
- 「操作」ステップで、「接続を許可する」を選択して、「次へ」をクリックします。
- 「プロファイル」ステップで、必要な適用先を選択します。(SNMPプラグイン以外で必要がない場合は「ドメイン」、「プライベート」のみを選択します。)「次へ」をクリックします。
Note
「ネットワークの場所」が「パブリックネットワーク」になっている場合は、「パブリック」を選択しないと通信ができません。
- 「名前」ステップで、任意の名前(例:ICMP自動探索)を入力します。「完了」をクリックすると設定が完了します。
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