AT-Vista Manager EX 2.3.0: インストールガイド
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5 AT-TQシリーズファームウェアアップデート

ここでは、TQ Firmware Updateツールを使用してファームウェアのアップデートを行う方法について説明します。

Note
本ツールはAT-MWS APシリーズには対応しません。別途、手動にて個別にファームウェアのアップデートを行う必要があります。AT-MWS APシリーズのファームウェアのアップデート方法は、弊社Webページに掲載の「AT-MWS APシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。

用意するもの: 注意事項: 設定手順:

TQ Firmware Updateツールは、AVM EXインストール後、下記ディレクトリーに保存されます。
[AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\firmware_update\tq_firmware_update.exe

  1. TQ Firmware Updateツールの実行ファイル(tq_firmware_update.exe)を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  2. 設定画面が表示されます。
    用意した設定ファイルとファームウェアを選択して「開く」ボタンをクリックします。

    設定画面

    項目名説明
    設定ファイル
    「参照」ボタン用意した設定ファイルを指定します。
    ファームウェア
    「参照」ボタン用意したファームウェアファイルを指定します。
    バージョン番号ファームウェアのバージョンが表示されます。
    ビルド番号ファームウェアのビルド番号が表示されます。
    その他
    「開く」ボタン実行画面が開きます。
    「終了」ボタンアップデートを止めます。
  3. 実行画面が開きます。

    実行画面

    項目名説明
    IPアドレス無線APのIPアドレスが表示されます。
    プライマリー無線APのプライマリーにインストールされているファームウェアバージョンが表示されます。
    セカンダリー無線APのセカンダリーにインストールされているファームウェアバージョンが表示されます。
    実行結果 「実行」ボタンをクリックした結果が表示されます。
    また、「確認」ボタンをクリックした場合、インストールされたファームウェアバージョンの確認を行っている無線APの実行結果欄に「確認中」が表示されます。
    ログログが表示されます。
    「ログ表示」ボタンログ画面が開きます。
    「確認」ボタン無線APの情報を取得します。情報取得の可否は確認結果欄に表示されます。
    「実行」ボタンファームウェアの更新を行います。更新の可否は実行結果欄に表示されます。
    「閉じる」ボタン実行画面を閉じます。
  4. 「確認」ボタンをクリックします。
    アップデート前の時点で無線APにインストールされているファームウェアバージョンが、プライマリー、セカンダリーに表示されます。
  5. 「実行」ボタンをクリックします。
    実行結果欄に「成功」と表示され、プライマリーまたはセカンダリーにアップデート後のファームウェアバージョンが表示されれば、アップデートは終了です。

    以下の場合は「失敗」になります。

  6. 詳細はログ画面に表示されます。

    ログ画面

    項目名説明
    フィルターログの重要度(INFO、NOTICE、WARN)で絞り込みを行えます。ログ一覧に表示させたい重要度のチェックボックスにチェックを入れると、その重要度に関連したログが表示されます。
    ログ一覧ログが表示されます。
    「更新」ボタン情報の更新を行います。
    「閉じる」ボタンログ画面を閉じます。

    ログの履歴は上記ログ画面、またはログファイルに表示されます。
    ログファイルは実行ファイルと同じ下記に保存されます。
    [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\firmware_update\log_xxxxxxxxxxxxxx.txt
    ※ xxxxxxxxxxxxxxはログファイルの作成日時です。

  7. セカンダリーファームウェアもアップデートするため、TQ Firmware Updateツールを閉じ、再度1〜5の手順を実施してください。
その他の操作: 補足(実行画面のボタンの挙動):
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