AT-Vista Manager EX 2.3.0: インストールガイド
前へ 次へ 目次

6 初期設定

6.1 AVM EXの初期設定

AVM EXに初めてログインする際、初期アカウントのパスワードの変更、ライセンスファイルのアップロードなど、AVM EXの初期設定を行います。
また、AMFネットワークの設定、復旧用SMTPサーバーの設定についてもここで行います。

  1. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-Vista Manager EX - ビューアー起動」を選択します。

    ログイン画面

  2. 初期アカウントのユーザーID、パスワードを入力して「ログイン」ボタンを押します。
    初期アカウントのユーザーIDは「manager」、パスワードは「friend」です。

    ログイン画面入力

  3. 管理者アカウントの登録を行います。
    「Step 1: Vista Manager アカウントの設定」画面にて、管理者アカウントのユーザーIDとパスワード、そして確認用にパスワードをもう一度入力します。最後に、メールアドレスを入力して「次へ」ボタンを押します。

    Note
    この手順の実行後は、初期アカウント/パスワードは使用できなくなります。

    Note
    メールによるログイン情報の復旧やライセンス有効期限の通知を行うためには、SMTPサーバーの設定が必要となります。SMTPサーバーの設定を行わないまますべての管理者アカウントのパスワードを紛失した場合、AVM EXを再インストールする必要があります。この場合、再インストール以前のライセンスは使用できなくなりますので、以前のバックアップから復元するか、弊社担当営業、代理店またはライセンス発行時にご案内する窓口までお問い合わせのうえ、ライセンスを再発行する必要があります。

    管理者アカウントの登録

  4. ライセンスファイルをアップロードします。
    「Step 2: ライセンスのアップロード」画面にて、「参照」ボタンをクリックします。
    「ファイルのアップロード」ダイアログで、有効な基本パッケージ ライセンスを含むライセンスファイルを選択し、「開く」をクリックします。
    「Step 2: ライセンスのアップロード」画面で、「次へ」ボタンをクリックします。

    ログイン画面入力

    Note
    ライセンスファイルをお持ちでない場合は、弊社担当営業、代理店またはお問い合わせ窓口までお問い合わせください。
    なお、ライセンスファイルの取得にあたって、「Step 2: ライセンスのアップロード」画面に表示されるシリアル番号が必要となります。

  5. 管理するAMFネットワークの情報を登録します。
    「Step 3: AMF ネットワークの設定」画面にて、AMFコントローラー/AMFマスターの情報を入力し、「Next」ボタンをクリックします。

    AMFコントローラー/マスターの存在しない環境で無線管理機能のみを使用する場合は、左下の「AMF ネットワーク設定を省略」をクリックし、手順7に進みます。

    AMFネットワークのセットアップ

    Note
    AMFコントローラーが存在するAMFネットワークではAMFコントローラーのIPアドレスのみを設定し、AMFマスターのIPアドレスは設定しないでください。

    Note
    AMFネットワーク設定を省略し、後からAMFネットワークの管理機能を使用する場合、AMFネットワークの再設定の際に現在のAVM EXシステムで有効なライセンスをアップロードする必要があります。登録済みのライセンスを紛失した場合、弊社担当営業、代理店またはライセンス発行時にご案内する窓口までお問い合わせのうえ、ライセンスを再発行する必要があります。

  6. AMFコントローラーとの通信の確認、情報の取得が行われます。

    AMFネットワークとの通信

  7. SMTP設定を行います。
    「Step 4: SMTP の設定」画面にて、AVM EXのサーバーPCから接続可能なSMTPサーバーのIPアドレスまたはホスト名、送信元アドレスを入力します。
    SMTP認証を使用する場合は、上記に加えて、SMTPサーバーの有効なユーザーIDとパスワードを入力します。
    上記の入力後、「完了」ボタンをクリックします。

    Note
    ユーザーIDとパスワードは、SMTP認証を使用する場合にのみ入力してください。

    Note
    この時点でSMTP設定を行わない場合、または、メールによるログイン情報の復旧を行わない場合は、「あとで」をクリックします。

    SMTPの設定

  8. 以上で設定は完了です。
    AMFネットワークを設定した場合は、AVM EXのダッシュボード画面が表示されます。

    ダッシュボード画面

    AMFネットワーク設定を省略した場合は、AVM EXのシステム管理画面が表示されます。

    システム管理画面

6.2 プラグインの登録

AVM EXのプラグイン管理画面にてSNMPプラグインを登録することで、AVM EXのメインメニューからプラグインのWeb設定画面を容易に呼び出すことができるようになります。

Note
本バージョンでは、AWCプラグインの登録は未サポートです。
AWCプラグインのWeb設定画面を表示する場合は、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - ビューアー起動」をクリックして起動してください。

  1. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-Vista Manager EX - ビューアー起動」を選択します。
  2. 管理者アカウントのユーザー名、パスワードを入力して「ログイン」ボタンを押します。
  3. メインメニューから「システム管理」を選択します。
  4. 「Vista Manager EX について」から「プラグインを管理」ボタンをクリックします。
  5. プラグイン管理画面右上の、「プラグインを追加」ボタンをクリックします。
  6. サーバー URLに、SNMPプラグインに対応したURLを入力します。
  7. 登録するプラグインの管理者アカウントのユーザー名、パスワードを入力します。
    デフォルトでは、管理者アカウントのユーザー名は「manager」、パスワードは「friend」に設定されています。

    Note
    AVM EX(AMFマネージャー)のアカウントとAWCプラグイン、SNMPプラグインのアカウントは異なるデータベースに記録されます。いずれかで行った初期アカウント(manager)のパスワードやセッションタイムアウトの変更、アカウントの追加、削除などは、他のシステムには反映されません。

  8. 「保存」ボタンをクリックします。
  9. プラグインが正常に登録されると、AVM EXのメインメニューに「SNMP Plugin」が追加されます。 以後、メインメニューから「SNMP Plugin」を選択すると対応するプラグインのログイン画面が表示されます。

6.3 AWCプラグインの言語設定(日本語への切り替え)

AWCプラグインのGUIは、デフォルトでは英語で表示されます。日本語表示への切り替えは次の手順で設定してください。

  1. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - ビューアー起動」をクリックします。
  2. Webブラウザーが立ち上がり、ログイン画面が表示されます。
  3. AWCプラグインのログイン画面が表示されますので、User IDに「manager」、Passwordに「friend」を入力し、「Log In」ボタンをクリックします。
  4. ログインに成功すると、Language / Countryダイアログが表示されます。
    Languageドロップダウンリストをクリックし「Japanese(日本語)」を選択します。

    日本語選択

  5. 同様に、Countryドロップダウンリストをクリックし「JP - Japan」を選択します。

    カントリーコード選択

  6. 「Apply」ボタンをクリックします。
(C) 2017-2018 アライドテレシスホールディングス株式会社
613-002428 Rev.D