AT-Vista Manager EX 2.3.0: AWCプラグイン ユーザーガイド

AWCプラグイン ユーザーガイド

本書では、AVM EXのワイヤレス管理機能拡張である、AWCプラグインのメニュー項目の説明、操作方法の具体的な例を挙げて説明しています。
初めて導入する場合は、インストールガイド・リリースノートをよくお読みになり、その後で本書をお読みください。

1 概要

AWCプラグインでは、AMFネットワーク配下のゲストノードとして登録された無線アクセスポイント、または、同一のネットワーク配下の無線アクセスポイント(AP)を一括設定したり、視覚的に管理したりすることができます。
また、AWC(Autonomous Wave Control)機能により、複数の無線APのチャンネルや電波の送信出力を、周囲の環境変化に応じて自律的に調整できます。

AWCプラグインを使用することにより以下のことが行えます。

  1. 無線APのグループごとの一括設定
  2. 無線ネットワークの直感的なグラフィカル表示
  3. AWC機能によるチャンネル/送信出力の自動調整
  4. 不正AP検出

AMFネットワーク内の無線APを管理する場合は、本ソフトウェアを使用する前に、お使いの環境でAMFネットワークが正しく構築されているかを確認してください。
AMFネットワーク機能については、お使いのスイッチのコマンドリファレンスをご覧ください。

Note
一部機能を除いて、AMFコントローラー/マスターが存在しないネットワークでもAWCプラグインをお使いいただくことができます。ただし、AWCプラグインをお使いの際には、AWCプラグインと合わせてAVM EX本体もインストールし、ライセンス認証が正常に行われている必要があります。AWCプラグイン単独でインストール、使用することはできません。

1.1 管理可能数

ここでは、管理可能なアクセスポイント数を説明します。

Note
管理可能数はAWCプラグインで管理可能な最大数を示したものです。実際の管理可能な無線AP数は、AVM EXに適用されたAWCプラグインライセンスによって異なります。

1.2 アカウントの種類

ここでは、ユーザーアカウントの種類について説明します。

無線LANコントローラーであるAWCプラグインは、AVM EXと独立したアカウント情報を持っています。
AWCプラグインには、AVM EXと同様、管理者アカウントと一般アカウントの2つのユーザーアカウントがあります。

Note
AWCプラグインの管理者アカウントは1つだけで、新規に作成することはできません。

種類概要
管理者アカウントすべてのワイヤレス管理機能を使用できます。
一般アカウント下記以外の機能の設定、閲覧ができます。
  • アカウントの作成、削除
  • 他のユーザー情報の表示
  • 管理グループの作成
  • AWC計算結果適用のログ
  • システムの初期化、バージョン情報の確認

1.3 同時ログイン数

AWCプラグインに同時にログインできる数は、10セッションまでです。

2 アプリ/スタートメニュー

AVM EXに付随してAWCプラグインをインストールすると、Windowsのアプリ/スタートメニュー(以後、アプリメニュー)の「AT-Vista Manager EX」グループに以下のメニュー項目が追加されます。

アプリメニュー
項目名説明
AT-AWC - サーバー起動AWCプラグインのサーバーを起動します。初期設定ではWindows起動時にAT-AWCサーバーも自動で立ち上がります。
AT-AWC - サーバー停止AWCプラグインのサーバーを停止します。
AT-AWC - バックアップ リストアAWCプラグインのシステムデータのバックアップ、またはリストアを行えます。
AT-AWC - ビューアー起動AWCプラグインのビューアーを起動します。

3 クイックツアー

ここでは、無線APの登録からフロアマップへの配置、AWC(Autonomous Wave Control)機能のスケジュール設定までの流れを、具体的な設定手順とともに記します。

簡便のため、次の構成を例にします。

構成図
機器名ノード名説明
AMFマスター AT-VAA AMF Cloudをインストール
PoE+対応AlliedWare Plusスイッチ
IPアドレス: 192.168.1.1
PoE+給電用
DHCP・NTPサーバーとして設定済み
AT-TQ4400 TQ4400-6F-1 IPアドレス: 192.168.1.100
MACアドレス: 00:00:5E:00:53:00
AT-TQ4400 TQ4400-6F-2 IPアドレス: 192.168.1.200(DHCPサーバーより取得)
MACアドレス: 00:00:5E:00:53:20
AMFゲストノードとしてAMFネットワークに参加済み
AT-MWS1750AP MWS1750-6F-1 IPアドレス: 192.168.1.210
MACアドレス: 00:00:5E:00:53:80
AMFネットワークには不参加
コンピューター
AVM EXをインストール

以下の項目については、事前に設定が済んでいるものとします。

Note
AT-MWS APシリーズをAWCプラグインの管理下に登録する場合は、まずAT-MWS APシリーズの設定を工場出荷時設定にリセットしたうえで、IPアドレスを適切に設定する必要があります。
また、AT-MWS2533APを使用する場合、LAN1/LAN2ポートを両方接続するためには、IPアドレスに加え、STPまたはLACPの設定が必要となります。
AT-MWS APシリーズの単独での設定については、「AT-MWS APシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。

また、フロアマップのマップ画像として、事前に次の画像を用意したものとします。

マップ画像

大まかな設定の流れは、次の通りです。

3.1 管理グループの作成

はじめに、管理グループを作成します。

管理グループは、ユーザーが管理・設定を行える機器のグループです。
複数のアカウントを作成した場合、アカウントの利用者ごとに閲覧可能な管理グループを選択することができます。
例えば、ビル全体を収容するAMFネットワークを作成し、階ごとにフロア管理者を指名しているような場合には、フロア管理者ごとに管理グループを作成することで、担当の階への機器の追加、管理、削除などを自由に行え、また、他の階に設置された機器の情報は閲覧できないように設定し、複数のテナントに対応することができます。

ここでは、「6Fネットワーク」に所属する無線APを管理するための管理グループを作成します。

  1. メニューから「無線設定」→「管理グループ」をクリックします。

  2. 画面右上の「新規作成」ボタンをクリックします。

    「管理グループ作成」ダイアログが表示されます。

    管理グループ作成ダイアログ
  3. 管理グループ名を入力します。

    今回は、「6Fグループ」と入力します。

    管理グループ名入力
  4. 管理の対象とするAMFネットワーク名を選択することができます。
    AMFネットワーク、AMFエリアを選択することで、後述の無線APの登録の際に、AMFゲストノードを容易に検出することができるようになります。

    今回は、「AMF001」を選択します。

    AMFネットワーク選択
  5. AMFネットワークを選択すると、AMFネットワーク配下のAMFエリアが「AMFエリア名」に表示されます。
    管理の対象とするAMFエリアを選択します。管理グループに所属させるAMFエリアは、複数選択できます。

    今回は、「area1」を選択します。

    AMFネットワーク選択
  6. 「追加」ボタンをクリックします。

    作成した管理グループ「6Fグループ」が一覧に追加されます。

    管理グループ作成完了

3.2 アカウントの作成

作成した管理グループの管理を行うアカウントを作成します。

ここでは、「6Fネットワーク」を管理するためのユーザーを作成します。

Note
管理者アカウントですべての機器を管理する場合には、個別のアカウントの作成は必要ありません。

  1. メニューから「アカウント設定」をクリックします。

  2. 画面右上の「新規作成」ボタンをクリックします。

    「一般ユーザー新規作成」ダイアログが表示されます。

    一般ユーザー新規作成ダイアログ
  3. ユーザー名、ユーザーID、パスワード、確認用パスワードを入力します。

    今回は、以下のように設定します。

    項目設定値説明
    ユーザー名6F管理者ユーザーの表示名です。
    ユーザーID6F_managerログイン画面で使用するユーザーIDです。
    パスワードt0psecret!ユーザー「6F管理者」のパスワードを設定します。
    確認用パスワード誤入力防止の確認のため、パスワードをもう一度入力します。

    認証情報入力
  4. セッションタイムアウトを設定します。

    無操作のままセッションタイムアウトに設定した時間が経過すると、ユーザーのログインセッションが終了し、自動的にログアウトされます。

    今回は、「0:10」(10分)に設定します。

    セッションタイムアウト入力
  5. 閲覧可能な管理グループを選択します。

    ユーザー「6F管理者」には、この項目で選択した管理グループに属する無線APのみが閲覧、設定できます。また、共通設定、フロアマップ、スケジュールも同様に、選択した管理グループに属するもののみが作成、閲覧、設定の対象となります。

    ここでは、先ほど作成した「6Fネットワーク」の管理グループ「6Fグループ」をクリックし、チェックボックスにチェックをつけます。

    管理グループ選択
  6. 「追加」ボタンをクリックします。

    作成したユーザー「6F管理者」が一覧に追加されます。

    ユーザー追加完了

3.3 共通設定の作成

共通設定を作成します。

共通設定は、無線APの動作を決定する初期設定です。無線APの設置場所や運用などに合わせて共通設定を作成し、それを無線APに適用することにより無線APの設定管理の手間を省くことができます。
無線APのシリーズ、サポート機能によって、それぞれ異なる共通設定を用意します。管理する無線APのうち、該当する機種が1台しかない場合でも、共通設定を作成する必要があります。

今回は、AT-TQ4400とAT-MWS1750APに適用するための共通設定をそれぞれに作成します。

3.3.1 AT-TQ4400の共通設定

まず、AT-TQ4400で使用する共通設定を作成します。
  1. メニューから「無線設定」→「共通設定」をクリックします。

    「設定機能/共通設定一覧」画面が表示されます。

    設定機能/共通設定一覧
  2. 画面右上の「新規作成」ボタンをクリックします。

    「カントリーコードとAPシリーズと共通設定タイプの選択」ダイアログが表示されます。

    カントリーコードとAPシリーズと共通設定タイプの選択ダイアログ
  3. 「カントリーコード」を「JP - Japan」に設定します。

  4. 「シリーズ」を「TQ Series」に設定します。

  5. 「設定タイプ」を選択します。

    共通設定の設定タイプは、無線APのサポート機能によって分かれています。

    ここでは、AT-TQ4400に適合する「Dual[11ac]」を選択します。

    AT-TQ・Dual[11ac]
  6. 「OK」ボタンをクリックします。

    共通設定の設定画面が表示されます。

    共通設定設定画面(AT-TQ・Dual[11ac])
  7. 「共通設定」にて、共通設定の概要を設定します。

    「設定名」に「TQ4400」を入力します。

    「設定タイプ」、「カントリーコード」、「シリーズ」には、先の「カントリーコードとAPシリーズと共通設定タイプの選択」ダイアログで選択した項目が表示されます。

    「管理グループ」にて、この共通設定が属する管理グループを選択します。
    複数の管理グループが存在する環境では、それぞれの管理グループのチェックボックスにチェックをつけることで、異なる管理グループをまたいで同じ共通設定を使用することもできます。
    ここでは先ほど設定した「6Fグループ」にチェックをつけます。
    また、「Default Group」のチェックを外すことはできません。

    共通設定概要
  8. 「AP本体」にて、無線APの動作機能を設定します。

    「NTPクライアント」にて、NTPクライアント機能の有効、無効を選択します。
    後述のAWC(Autonomous Wave Control)機能を使用するためには、NTPクライアント機能が有効に設定されている必要があります。
    今回は、追ってAWC機能を有効に設定する際に必要となるため、「NTPクライアント」を「有効」に設定します。

    追加で「NTPサーバー IPアドレス/ホスト名」が表示されますので、今回NTPサーバーとして動作させるPoE+スイッチのIPアドレス「192.168.1.1」を入力します。

  9. 「Syslogクライアント」にて、Syslogクライアント機能の有効、無効を選択します。
    無線APのログメッセージをSyslogサーバーに送信する場合は、この項目を有効に設定します。
    今回は「無効」を選択します。

  10. 「SNMPエージェント」にて、SNMPエージェント機能の有効、無効を選択します。
    SNMPマネージャーによる遠隔監視、設定を行う場合には、SNMPエージェント機能を有効に設定します。
    今回は、SNMPプラグインによる遠隔監視を行うため、「SNMPエージェント」を「有効」に設定します。

    追加で以下の項目が表示されます。今回は、以下のように設定します。

    項目設定値説明
    読み取り専用のコミュニティー名public読み取り専用のSNMPコミュニティー名を1〜256文字の半角英数記号(" ' \ & < >を除く)で入力します。
    ポート番号161SNMPエージェントのリスニングポート番号を入力します。
    SNMPリクエストの送信元を制限無効SNMPエージェントに対しSNMPリクエストを送信可能なSNMPマネージャーを制限するか否かの設定を行います。
    次に示すホストまたはサブネットのみを許可するSNMPマネージャーのIPアドレスまたはホスト名(FQDN)を入力します。
    本項目は「SNMPリクエストの送信元を制限」が有効に設定されている場合のみ表示されます。
    トラップのコミュニティー名publicSNMP通知メッセージ(トラップ)の通知先コミュニティー名を1〜256文字の半角英数記号(" ' \ & < >を除く)で入力します。
    生成トラップCold Start
    Link Up/Down
    Authentication
    Association
    Filtered STA
    生成するSNMP通知メッセージを選択します。
    トラップ送信先 IPアドレス/ホスト名192.168.1.249トラップホストのホスト名(FQDN)またはIPアドレスを指定します。
    ホストは、3つまで登録できます。
    共通設定概要
  11. 「+詳細設定」をクリックすると、「NTP同期間隔」、「MACアドレスリスト」、「LED」、「初期化ボタン」の項目が表示されます。
    「NTP同期間隔」は「NTPクライアント」が「有効」に設定されている場合のみ表示され、NTPサーバーとの同期間隔を変更できます。今回は「10」(単位:分)のままにします。

    「MACアドレスリスト」は、この共通設定が適用された無線APでMACフィルタリングを使用する際に、適用するMACアドレスリストを選択します。
    無線APには複数のVAP(マルチSSID)を設定できますが、1台の無線APに適用できるMACアドレスリストは1つまで、VAPごとにMACフィルタリングの有効・無効を設定します。
    今回はMACアドレスリストをまだ作成していません。正しいSSID、セキュリティーキーを設定した無線クライアントをすべて受け入れるものとして、「MACアドレスリスト」は空欄のままにします。

    「LED」、「初期化ボタン」では、無線APの機器本体のLED表示、RESETボタンの動作を使用するかどうかが選択できます。
    今回は、「LED」は「点灯」、「初期化ボタン」は「有効」を選択したままにします。

    AP本体設定
  12. 「無線設定」にて、無線APの無線電波の出力に関する設定を行います。

    「設定タイプ」で選択した機器のタイプに応じて、無線1、無線2を設定します。

    今回は、以下のように設定します。

    項目設定値説明
    無線1無線2
    無線送信有効有効選択した周波数帯の無線電波を送受信するか否かを設定します。
    モードb/g/na/n/acサポートするモード(通信プロトコル)です。
    使用帯域幅20MHz20MHz使用する帯域幅です。IEEE 802.11ac、IEEE802.11nでは、隣接する2つまたは4つのチャンネルを合わせ、40MHzまたは80MHz帯域幅のチャンネルとして使用できます。
    使用条件常時常時無線機能を常に使用する場合は「常時」、緊急モードが有効の時のみ使用する場合は「緊急モードのみ」を指定します。
    緊急モードについては、「緊急モードの有効化」をご覧ください。
    無線クライアント間の通信遮断無効無効同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可するか否かを指定します。
    エアタイムフェアネス無効無効通信スピードに関わらず接続されているすべてのクライアントに同じ通信時間(エアタイム)を提供するか否かを指定します。
    管理フレーム保護有効有効管理フレームを保護するか否かを指定します。
    自動チャンネル選択すべてすべて無線通信で使用するチャンネルを指定します。デフォルトはすべてが選択されています。
    最大クライアント接続数200200接続可能なクライアント数を設定します。
    マルチキャスト送信レートFastFastIEEE 802.3マルチキャスト・ブロードキャスト送信レートの選択方法を指定します。
    レガシーレートセット2.4G Supported Rate:すべて
    2.4G Basic Rate:11 5.5 2 1(Mbps)
    5G Supported Rate:すべて
    5G Basic Rate:24 12 6(Mbps)
    通信プロトコルがIEEE 802.11b/g、IEEE 802.11aの場合のレート(通信速度)を設定します。
    2.4G/5G Supported Rate
    サポートさせたいレートを選択します。
    2.4G/5G Basic Rate
    接続してくるステーション(無線クライアントや他のアクセスポイント)が、管理下の無線APへの接続を許されるために最低限サポートしていなければならないレートを指定します。
    送信要求しきい値無効無効IEEE 802.11b、g、aによる通信に置いて、RTS(送信要求)パケットを送信するか否かを指定します。
    DTIM間隔11アクセスポイントが送信するビーコンに、DTIM(Delivery Traffic Information Map)を挿入する割合を、1〜255の数値で設定します。

    無線設定
  13. 「VAP(マルチSSID)設定」にて、バーチャルアクセスポイント(VAP)の設定を行います。

    「設定タイプ」で選択した機器のタイプに応じて、無線1、無線2のVAPを設定します。

    今回は、以下のように設定します。

    項目設定値説明
    無線1 VAP 1無線2 VAP 1
    VAP ステータス有効有効VAPの有効、無効、緊急を設定します。VAP1のVAP ステータスは、「無線設定」の「使用条件」が常時の場合は常に有効となります。
    VLAN ID11該当するVAPが使用するVLAN IDです。
    SSIDTest_WLANTest_WLAN該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)です。
    ブロードキャスト有効有効該当のVAPでSSID(ネットワーク名)をブロードキャストするか否かです。
    バンドステアリング無効2.4GHz・5GHz帯の両方をサポートしている無線クライアントに対して、5GHz帯への接続を優先するように促し、2.4GHz帯の混雑を促すか否かです。
    この項目は「無線1」だけにあります。この機能を使う場合は、無線1、無線2それぞれのVAPでSSIDとセキュリティを同一に設定してください。
    AT-TQ3200ではこの項目は表示されません。
    セキュリティWPA PersonalWPA Personal該当するVAPのセキュリティーです。
    セキュリティーキー(WPA-PSK)4YourEyesOnly4YourEyesOnly暗号キーを設定します。
    WPAバージョンWPA2WPA2使用するWPAのバージョンです。
    暗号化プロトコルCCMPCCMP使用する暗号化プロトコルです。
    ブロードキャストキー更新間隔00VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔です。「0」はキーを更新しません。
    Web認証無効無効該当のVAPに対してWeb認証を適用するか否かです。
    MACアドレス認証無効無効該当のVAPに対してMACアドレス認証を適用する際の方式、または無効を指定します。
    VAP無線1設定
    VAP無線2設定
  14. 画面右上の「追加」ボタンをクリックします。

    共通設定「TQ4400」の設定内容が表示されます。

3.3.2 AT-MWS1750APの共通設定

続いて、AT-MWS1750APで使用する共通設定を作成します。
  1. メニューから「無線設定」→「共通設定」をクリックし、「設定機能/共通設定一覧」画面に戻ります。

  2. 画面右上の「新規作成」ボタンをクリックします。

    「カントリーコードとAPシリーズと共通設定タイプの選択」ダイアログが表示されます。

    カントリーコードとAPシリーズと共通設定タイプの選択ダイアログ
  3. 「カントリーコード」を「JP - Japan」に設定します。

  4. 「シリーズ」を「MWS AP Series」に設定します。

  5. 「設定タイプ」を選択します。

    共通設定の設定タイプは、無線APのサポート機能によって分かれています。

    ここでは、AT-MWS1750APに適合する「Dual[11ac]」を選択します。

    AT-MWS AP・Dual[11ac]
  6. 「OK」ボタンをクリックします。

    共通設定の設定画面が表示されます。

    共通設定設定画面(AT-MWS AP・Dual[11ac])
  7. 「共通設定」にて、共通設定の概要を設定します。

    「設定名」に「MWS1750」を入力します。

    「設定タイプ」、「カントリーコード」、「シリーズ」には、先の「カントリーコードとAPシリーズと共通設定タイプの選択」ダイアログで選択した項目が表示されます。

    「管理グループ」にて、この共通設定が属する管理グループを選択します。
    「6Fグループ」にチェックをつけます。
    また、「Default Group」のチェックを外すことはできません。

    共通設定概要
  8. 「AP本体」にて、無線APの動作機能を設定します。

    「NTPクライアント」にて、NTPクライアント機能の有効、無効を選択します。
    後述のAWC(Autonomous Wave Control)機能を使用するためには、NTPクライアント機能が有効に設定されている必要があります。
    今回は、追ってAWC機能を有効に設定する際に必要となるため、「NTPクライアント」を「有効」に設定します。

    追加で「NTPサーバー IPアドレス/ホスト名」が表示されますので、今回NTPサーバーとして動作させるPoE+スイッチのIPアドレス「192.168.1.1」を入力します。

    また、「+詳細設定」をクリックすると、「LED」、「初期化ボタン」の項目が表示されます。
    無線APの機器本体のLED表示、RESETボタンの動作を使用するかどうかが選択できます。
    今回は、「LED」は「点灯」、「初期化ボタン」は「有効」を選択したままにします。 AP本体設定

  9. 「無線設定」にて、無線APの無線電波の出力に関する設定を行います。

    「設定タイプ」で選択した機器のタイプに応じて、無線1、無線2を設定します。

    今回は、以下のように設定します。

    項目設定値説明
    無線1無線2
    無線送信有効有効選択した周波数帯の無線電波を送受信するか否かを設定します。
    モードb/g/nn/acサポートするモード(通信プロトコル)です。
    使用帯域幅20MHz20MHz使用する帯域幅です。IEEE 802.11ac、IEEE802.11nでは、隣接する2つまたは4つのチャンネルを合わせ、40MHzまたは80MHz帯域幅のチャンネルとして使用できます。
    使用条件常時常時無線機能を常に使用する場合は「常時」、緊急モードが有効の時のみ使用する場合は「緊急モードのみ」を指定します。
    緊急モードについては、「緊急モードの有効化」をご覧ください。
    無線クライアント間の通信遮断無効無効同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可するか否かを指定します。
    自動チャンネル選択すべてすべて無線通信で使用するチャンネルを指定します。デフォルトはすべてが選択されています。
    最大クライアント接続数127127接続可能なクライアント数を設定します。
    無線設定
  10. 「VAP(マルチSSID)設定」にて、バーチャルアクセスポイント(VAP)の設定を行います。

    「設定タイプ」で選択した機器のタイプに応じて、無線1、無線2のVAPを設定します。

    今回は、以下のように設定します。

    項目設定値説明
    無線1 VAP 1無線2 VAP 1
    VAP ステータス有効有効VAPの有効、無効、緊急を設定します。VAP1のVAP ステータスは、「無線設定」の「使用条件」が常時の場合は常に有効となります。
    VLAN ID11該当するVAPが使用するVLAN IDです。
    SSIDTest_WLANTest_WLAN該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)です。
    ブロードキャスト有効有効該当のVAPでSSID(ネットワーク名)をブロードキャストするか否かです。
    セキュリティWPA PersonalWPA Personal該当するVAPのセキュリティーです。
    セキュリティーキー(WPA-PSK)4YourEyesOnly4YourEyesOnly暗号キーを設定します。
    WPAバージョンWPA2WPA2使用するWPAのバージョンです。
    AT-MWS APシリーズでは、「WPA2」のみ、または「WPA2」と「WPA」の両方を選択する必要があります。
    暗号化プロトコルCCMPCCMP使用する暗号化プロトコルです。
    AT-MWS APシリーズでは、「CCMP」のみ、または「CCMP」と「TKIP」の両方を選択する必要があります。また、この際、WPAバージョンに「WPA」も選択している場合は、「CCMP」と「TKIP」の両方を選択する必要があります。
    ブロードキャストキー更新間隔00VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔です。「0」はキーを更新しません。
    VAP無線1設定
    VAP無線2設定
  11. 画面右上の「追加」ボタンをクリックします。

    共通設定「MWS1750」の設定内容が表示されます。

3.4 無線APの登録

無線APをAWCプラグインの管理下に登録します。

3.4.1 機器の登録

3.4.1.1 AT-TQ4400の登録(IP固定)

AT-TQ4400をAWCプラグインの管理下に登録します。

今回は、「無線設定」メニューの「登録・設定」画面から「手動で登録」を実行して、AT-TQ4400のIPアドレス、MACアドレスを指定します。

  1. メニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。

    「設定機能/無線AP一覧」画面が表示されます。

    設定機能/無線AP一覧
  2. 画面右上の歯車アイコンにマウスオーバーして表示されるサブメニューから、「手動で登録」をクリックします。

    手動で登録メニュー

    「無線AP登録」ダイアログが表示されます。
    無線AP登録ダイアログ

  3. 「機器名」にAWCプラグインの管理下に登録する無線APの管理上の名前を入力します。

    今回は、「TQ4400-6F-1」と入力します。

  4. 「管理グループ」を指定します。

    今回は、先ほど作成した「6Fグループ」を選択します。

    AP事前設定用のAMF設定の選択肢として「有効」が表示されるようになります。

  5. 「AP事前設定用のAMF設定」の有効/無効を選択します。

    AP事前設定用のAMF設定が「無効」の場合、AWCプラグインは、無線APのIPアドレスとMACアドレスを使用して管理下APの識別を行います。事前に無線APのIPアドレスの設定が必要となります。
    AP事前設定用のAMF設定が「有効」の場合、AWCプラグインは、無線APのAMFゲストノード情報(AMFゲストノードが接続されたAMFネットワーク、エリア、ノード、ポート)を使用して管理下APの識別を行います。

    今回は、IPアドレスが事前に設定されているものとして、「無効」を選択します。

  6. 「MWS1750-6F-1」として登録する無線APのIPアドレスおよびMACアドレスを入力します。

    今回は、IPアドレス「192.168.1.100」、MACアドレス「00:00:5e:00:53:00」を入力します。

    機器名・管理グループ・IPアドレス・MACアドレス指定
  7. 「追加」ボタンをクリックします。

    無線APの設定画面が表示されます。

    無線AP詳細画面

    無線AP詳細画面では、選択した無線AP「TQ4400-6F-1」が追加されます。この段階では、「共通設定」には「未設定」、「管理状態」には「未管理」と表示されます。

    今回は、もう1台のAT-TQ4400の登録後に、まとめて共通設定を適用するため、このままにします。

3.4.1.2 AT-TQ4400の登録(ゼロタッチコンフィグ)

もう1台、AT-TQ4400をAWCプラグインの管理下に登録します。

AMFネットワーク側で適切に設定されている場合、AT-TQシリーズ無線APをゲストノードとして登録する際、無線APのIPアドレスの代わりに、ゲストノードを接続しているAMFノードのポート名を指定して、簡単にAWCプラグインの管理下に登録することができます(ゼロタッチコンフィグ)。
この場合、IPアドレスやMACアドレスが変化しても、同一の管理下APとして認識されます。このため、無線APをネットワークに接続する前にAWCプラグインに管理情報を事前設定したり、該当の無線APに障害が発生した際も同一機種に交換するだけで速やかに設定を適用し運用を継続することができます。

ゼロタッチコンフィグを行うには、以下の条件を満たしている必要があります。

AMFネットワーク側
AVM EX側
無線AP側
AMFゲストノード、DHCP Snoopingの設定については、AlliedWare Plus機器のコマンドリファレンスをご参照ください。

  1. メニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。

    「設定機能/無線AP一覧」画面が表示されます。

    設定機能/無線AP一覧
  2. 画面右上の歯車アイコンにマウスオーバーして表示されるサブメニューから、「ゲストノードから登録」をクリックします。

    ゲストノードから登録メニュー

    「ゲストノードから登録」ダイアログが表示されます。

    管理グループを選択すると、管理グループの作成の際に指定したAMFネットワーク機器に接続されているゲストノード無線APが一覧に表示されます。
    ここでは、先ほど作成した「6Fグループ」を選択します。

    ゲストノードから登録ダイアログ
  3. 「AP事前設定用のAMF設定」の有効/無効を選択します。

    AP事前設定用のAMF設定が「無効」の場合、AWCプラグインは、無線APのIPアドレスとMACアドレスを使用して管理下APの識別を行います。事前に無線APのIPアドレスの設定が必要となります。
    AP事前設定用のAMF設定が「有効」の場合、AWCプラグインは、無線APのAMFゲストノード情報(AMFゲストノードが接続されたAMFネットワーク、エリア、ノード、ポート)を使用して管理下APの識別を行います。

    今回は、「有効」を選択します。

  4. ゲストノード一覧にて、AWCプラグインの管理下に登録する無線APの行をクリックし、左端のチェックボックスにチェックをつけます。

    今回は、ゲストノード「TQ4400-6F-2」を選択します。

    ゲストノードの行を選択
  5. 「追加」ボタンをクリックします。

    無線AP一覧に、選択した無線AP「TQ4400-6F-2」が追加されます。この段階では、「共通設定」には「未設定」、「管理状態」には「未管理」と表示されます。

    設定機能/無線AP一覧

    「TQ4400-6F-2」を使用できるようにするため、共通設定の適用が必要です。

    Note
    この時点では共通設定を適用せず、後でAT-MWS1750APと合わせて設定することもできます。
    複数の無線APに異なる共通設定を適用する場合は、本項の手順6以降を省略して、すべての無線APを登録後、「複数の機器への異なる共通設定の適用」を実施してください。

  6. 先ほど登録した「TQ4400-6F-1」と合わせて、共通設定を適用します。
    無線AP一覧にて、「TQ4400-6F-1」「TQ4400-6F-2」の行の左端のチェックボックスにチェックをつけます。

    TQ4400を選択
  7. 画面右上の歯車アイコンにマウスオーバーして表示されるサブメニューから、「共通設定の割当」をクリックします。

    共通設定の割当メニュー

    「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
    共通設定選択

  8. 左側の設定名リストから、AT-TQ4400用の共通設定「TQ4400」をクリックし、「保存」ボタンをクリックします。

  9. 無線AP一覧の「TQ4400-6F-1」「TQ4400-6F-2」の行の共通設定に「TQ4400」が表示されます。

    同時に、無線AP「TQ4400-6F-1」「TQ4400-6F-2」の管理状態が「適用中」に変化し、共通設定の適用が行われます。
    通常、このまましばらく待つか、別の機器の設定を行った後、画面を更新すると、「TQ4400-6F-1」「TQ4400-6F-2」の管理状態が「管理中」に変化し、AWCプラグインの管理下APとして動作中であることを示します。

    TQ4400登録完了

AMFゲストノードをAWCプラグインの管理下に登録する操作は、ゼロタッチコンフィグを行った場合と、ゼロタッチコンフィグでない場合で、大きな違いはありません。
AWCプラグインのデータベース上では、IPアドレス/MACアドレスに基づいて登録するか、接続されたAMFノードのスイッチポートに基づいて登録するかが異なります。
無線AP一覧画面の編集ボタンをクリックすると、「無線AP編集」ダイアログが表示されます。

TQ4400-6F-1(AP事前設定用のAMF設定:無効(IP固定))
無線AP編集 TQ4400-6F-1

無線APのWeb設定画面からの変更」に従って、LLDP、イーサネット設定、HTTP/HTTPS設定を行っておく場合などは、固定設定、またはDHCPサーバーから割り当てられた静的IPアドレスを使用して、AMF設定を使用せずにAWCプラグインの管理下に登録することができます。
DHCPを使用できない環境では、こちらの設定方法が適しています。

TQ4400-6F-2(AP事前設定用のAMF設定:有効(ゼロタッチコンフィグ))
無線AP編集 TQ4400-6F-2

AMF設定を使用してゼロタッチコンフィグを実行した場合、管理下AP「TQ4400-6F-2」は、AMFゲストノードが設定されるAMFノードのスイッチポートに基づいて決定されます。

ゼロタッチコンフィグを利用した場合、以下のような利点があります。

なお、無線APを登録する際、AP事前設定用のAMF設定を「無効」に設定した場合も、ゼロタッチコンフィグに必要な条件を満たしている場合は、上記の画面から設定を「有効」に変更できます。
3.4.1.3 AT-MWS1750APの登録

AT-MWS1750APをAWCプラグインの管理下に登録します。

AT-MWS APシリーズは、AMFゲストノード機能に対応していません。このため、「無線設定」メニューの「登録・設定」画面から、手動で登録、または、CSVから登録を行う必要があります。
今回は、「手動で登録」を実行します。

  1. メニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックし、「設定機能/無線AP一覧」画面に戻ります。

  2. 画面右上の歯車アイコンにマウスオーバーして表示されるサブメニューから、「手動で登録」をクリックします。

    手動で登録メニュー

    「無線AP登録」ダイアログが表示されます。

    無線AP登録ダイアログ
  3. 「機器名」にAWCプラグインの管理下に登録する無線APの管理上の名前を入力します。

    今回は、「MWS1750-6F-1」と入力します。

  4. 「管理グループ」を指定します。

    今回は、先ほど作成した「6Fグループ」を選択します。

    AP事前設定用のAMF設定の選択肢として「有効」が表示されるようになります。
    今回登録するAT-MWS APシリーズはAMFゲストノード機能に対応していないため、「無効」のままにします。

  5. 「MWS1750-6F-1」として登録する無線APのIPアドレスおよびMACアドレスを入力します。

    今回は、IPアドレス「192.168.1.210」、MACアドレス「00:00:5e:00:53:80」を入力します。

  6. 「管理グループ」を指定します。

    今回は、先ほど作成した「6Fグループ」を選択します。

    機器名・IPアドレス・MACアドレス・管理グループ指定
  7. 「追加」ボタンをクリックします。

    無線APの設定画面が表示されます。

    無線AP設定画面

    「MWS1750-6F-1」を使用できるようにするために、共通設定を適用します。

    Note
    この時点では共通設定を適用せず、後でAT-TQ4400と合わせて設定することもできます。
    複数の無線APに異なる共通設定を適用する場合は、本項の手順8以降を省略して、すべての無線APを登録後、「複数の機器への異なる共通設定の適用」を実施してください。

  8. 「設定情報」欄の「編集」ボタンをクリックします。

    「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
    共通設定選択ダイアログ

  9. 左側の設定名リストから、AT-MWS1750AP用の共通設定「MWS1750」をクリックし、「保存」ボタンをクリックします。

    「MWS1750-6F-1」の設定画面が表示されます。共通設定には、先ほど設定した「MWS1750」が設定されます。

    無線AP設定画面
  10. 画面右上の「保存」ボタンをクリックします。

    「MWS1750-6F-1」の無線AP詳細ページが表示されます。

  11. 再び、設定機能/無線AP一覧に戻ります。
    先ほどはメニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックしましたが、画面上部のナビゲーションから「設定機能 / 無線AP一覧」をクリックしても、同じ画面に移動できます。

  12. 無線AP一覧の「MWS1750-6F-1」が追加され、該当の行の共通設定に「MWS1750」が表示されます。

    また、無線AP「MWS1750-6F-1」に共通設定「MWS1750」が適用されます。
    通常、このまましばらく待つか、別の機器の設定を行った後、画面を更新すると、「MWS1750-6F-1」の管理状態が「管理中」に変化します。

    設定機能/無線AP一覧

3.4.2 複数の機器への異なる共通設定の適用

複数の無線APのタイプごとに異なる共通設定を適用し、必要に応じた個別設定を行います。
先の「AT-TQ4400の登録(ゼロタッチコンフィグ)」の手順6以降、「AT-MWS1750APの登録」の手順8以降にて、無線APに共通設定を設定している場合は、本項の設定は不要です。

  1. 「登録・設定」画面にて、画面右上の「無線設定」ボタンをクリックします。

    「無線設定中」画面に切り替わり、無線AP一覧画面が設定できるようになります。

    無線設定中画面
  2. TQ4400-6F-1の行の「共通設定」列をクリックします。

    「共通設定選択」ダイアログが表示されます。

    共通設定選択ダイアログ
  3. 「共通設定選択」ダイアログの左側から、適用する共通設定名を選択します。
    ここでは、「TQ4400」をクリックし「保存」ボタンをクリックします。

    共通設定選択

    「無線設定中」画面のTQ4400-6F-1の共通設定に、選択した「TQ4400」が表示され、管理状態が「適用中」に変化します。通常、このまましばらく待つか、別の機器の設定を行った後、画面を更新すると、管理状態が「管理中」に変化します。

  4. 同様に、TQ4400-6F-2の行の「共通設定」列をクリックします。

    「共通設定選択」ダイアログが表示されます。

  5. 「共通設定選択」ダイアログの左側から、適用する共通設定名を選択します。
    ここでは、「TQ4400」をクリックし「保存」ボタンをクリックします。

    「無線設定中」画面のTQ4400-6F-2の共通設定に、選択した「TQ4400」が表示され、管理状態が「適用中」に変化します。通常、このまましばらく待つか、別の機器の設定を行った後、画面を更新すると、管理状態が「管理中」に変化します。

  6. 同様に、MWS1750-6F-1の行の「共通設定」列をクリックします。

    「共通設定選択」ダイアログが表示されます。

  7. 「共通設定選択」ダイアログの左側から、適用する共通設定名を選択します。
    ここでは、「MWS1750」をクリックし「保存」ボタンをクリックします。

    「無線設定中」画面のMWS1750AP-6F-1の共通設定に、選択した「MWS1750」が表示され、管理状態が「適用中」に変化します。通常、このまましばらく待つか、別の機器の設定を行った後、画面を更新すると、管理状態が「管理中」に変化します。

    共通設定適用後
  8. 「チャンネル(無線1)」、「チャンネル(無線2)」、「送信出力(無線1)」、「送信出力(無線2)」をクリックすると、共通設定で選択した機器タイプに合わせて、設定可能な選択肢がポップアップ表示されます。
    今回は、AWC(Autonomous Wave Control)機能を使用するため、すべて「自動」のままとします。

    Note
    チャンネル設定、送信出力を個別で設定する場合は、「無線AP個別設定」をご覧ください。「管理状態」が「適用中」となっているときの設定変更は無線APに適用されない場合があります。「管理状態」が「管理中」になっても「設定状態」が「変更有」となっている場合は設定適用を実行してください。

  9. 設定の適用は以上です。
    共通設定で作成したVAPの情報が無線APに反映され、無線LANネットワークの運用が開始されます。

3.5 フロアマップの作成

フロアマップを作成します。

  1. 「無線モニター」→「フロアマップ」をクリックし、「フロアマップ」画面を表示します。

    フロアマップ画面
  2. 画面右上の「新規作成」ボタンをクリックします。

    「フロアマップ作成」ダイアログが表示されます。

    フロアマップ作成ダイアログ
  3. 「マップ名」に「6Fマップ」を入力します。

  4. 「マップ画像」の「ファイルを選択」をクリックし、フロアマップに使用する画像を選択します。

  5. 「管理グループ」ドロップダウンリストから、「管理グループの作成」にて作成した管理グループ「6Fグループ」を選択します。

    フロアマップ作成
  6. 今回は「タグ」「コメント」は空欄のままとし、「追加」ボタンをクリックします。

  7. 「フロアマップ」画面に、フロアマップ「6Fマップ」が追加されました。

    フロアマップ作成完了

3.6 フロアマップへの無線APの配置

フロアマップに、AT-TQ4400、AT-MWS1750APを配置します。

  1. 作成したフロアマップ「6Fマップ」をクリックします。

    「6Fマップ [無線ステータス表示]」画面が表示されます。

    6Fマップ [無線ステータス表示]画面
  2. 画面右上の「AP配置」ボタンをクリックします。

    画面右側に同じ管理グループに所属する無線APの一覧が表示されます。

    AP配置画面
  3. 無線APの一覧から、TQ4400-6F-1の行をクリックします。
    マウスカーソルが無線APアイコンに変化します。

  4. マップ上のTQ4400-6F-1を配置したいところをクリックし、無線APアイコンを配置します。

    AT-TQ4400を配置
  5. 無線APアイコンの位置を変更したい場合は、無線APアイコンをクリックしたまま移動したい場所にマウスを動かし、マウスボタンをはなします。

  6. 無線APの一覧から、TQ4400-6F-2の行をクリックします。
    マウスカーソルが無線APアイコンに変化します。

  7. マップ上のTQ4400-6F-2を配置したいところをクリックし、無線APアイコンを配置します。

  8. 無線APアイコンの位置を変更したい場合は、無線APアイコンをクリックしたまま移動したい場所にマウスを動かし、マウスボタンをはなします。

  9. 同様に、無線APの一覧から、MWS1750-6F-1の行をクリックします。
    マウスカーソルが無線APアイコンに変化します。

  10. マップ上のMWS1750-6F-1を配置したいところをクリックし、アイコンを配置します。

  11. 画面右上の「保存」をクリックします。

  12. フロアマップへの無線APの配置は以上です。

    無線AP配置完了

3.7 AWC機能の設定

ここでは、管理グループに対してAWC(Autonomous Wave Control)機能によるチャンネル・送信出力の自動調整を定期的に実行するように設定する手順について説明します。
AWCの計算は、AWCプラグインの起動直後から1時間後に行われ、2回目以降の計算はその前の計算が完了してから1時間後に開始されます。

AWC機能に関する詳細については、「AWC機能の使用」をご覧ください。

Note
AWCの計算および適用は管理グループ単位で行われます。管理下の無線APが他の管理グループで管理されている無線APを検知した場合も、電波干渉として計算されます。

Note
AWC計算結果の適用により、無線APのチャンネルが変更される場合、無線APに接続している無線クライアントは切断されます。
※送信出力のみが変更される場合は、無線APに接続している無線クライアントは切断されません。

AWC計算結果は自動的には適用されず、AWC計算結果を定期的に適用する設定を行う必要があります。設定方法には「スケジュールの登録」と「即時適用設定」の2通りの方法があります。今回は、スケジュールによる定期的な計算結果反映を行います。

Note
AWC計算結果の「即時適用」を有効にすると、計算結果が算出されたタイミング(約1時間間隔)で無線APにその結果が即時適用されるようになります。
AWC計算結果の「即時適用」の設定については「AWC設定の編集」をご覧ください。
なお、「AWC計算結果の即時適用」を有効にする場合、最新の計算結果が適用された後に過去の計算結果が再度適用されることを防ぐため、管理グループに対する「AWC計算結果適用」のスケジュールを「無効」に設定することを推奨します。

  1. メニューから「無線設定」→「スケジュール登録」をクリックし、スケジュール一覧を表示します。

    スケジュール一覧

    スケジュール一覧には、デフォルトで管理グループ「Default Group」に対するAWCの計算適用を行うスケジュール「Default Group AWC」が登録されています。

  2. 画面右上の「新規作成」ボタンをクリックします。

    「オペレーションのスケジュール登録」ダイアログが表示されます。

    オペレーションのスケジュール登録ダイアログ
  3. 「オペレーション名」を入力します。

    今回は、「6F AWC計算適用」と入力します。

  4. 「コメント」を入力します。

    今回は、空欄のままにします。

  5. 「コメント」の下の「有効」「無効」から、「有効」を選択します。
    これにより、本スケジュールの実行・適用を行うかどうかを切り替えることができます。

  6. 「実行タイミング」を選択します。
    実行タイミングは、「1回」、「毎日」、「毎週」、「毎月」から選択できます。

    今回は、「毎日」を選択します。

  7. 「開始」をクリックし、スケジュールの開始日時を設定します。

    「開始」をクリックすると、カレンダーと時刻帯がポップアップ表示されます。計算結果の適用を開始する日時をクリックし、選択します。
    「開始」のテキストフィールドに日時を直接入力することもできます(YYYY-MM-DD hh:mm:ss形式)。

    また、「実行タイミング」に「毎週」を選択している場合は上記の開始日時以降のどの曜日にスケジュールを実行するか、「毎月」を設定している場合は、上記の開始日時以降のどの月・日・曜日にスケジュールを実行するか、設定項目が追加されます。

    今回は、「2017-08-30 05:00」に設定します。

  8. 「オペレーションのタイプ」を選択します。
    オペレーションのタイプは、「設定適用」、「ファームウェア更新」、「AWC計算結果適用」から選択できます。

    今回は、「AWC計算結果適用」を選択します。

  9. 「管理グループ」を選択します。

    今回は、「6Fグループ」を選択します。

  10. 「オペレーションのタイプ」に応じた追加項目を設定します。
    追加項目の詳細については、「スケジュールの登録、編集、削除」をご覧ください。

    今回は、「AWC計算結果適用」の追加項目、「使用するAWC計算結果の算出時刻」を「03:00」に設定します。

    スケジュール設定
  11. 「追加」ボタンをクリックします。

    「オペレーションのスケジュール登録」ダイアログが表示されます。

    オペレーションのスケジュール登録ダイアログ
  12. 作成したスケジュール「6F AWC計算適用」がスケジュール一覧に追加されます。

スケジュールを登録すると、「実行タイミング」で指定したタイミングにおいて無線APに適用されるようになり、AWCプラグインは管理グループに所属する無線APに設定したタイミングで最適なチャンネル・送信出力を適用するようになります。適用される計算結果は「使用するAWC計算結果の算出時刻」で指定した時刻付近で計算されたものになります。

Note
AWCプラグインはスケジュールされた時間から24時間遡って算出時間に合致する時刻を決定し、算出時間から1時間前までにあるAWC計算結果を適用します。

適用結果は無線APの現在のチャンネル・送信出力とログにより確認ができます。

注意事項

AWC計算結果の適用時、下記の場合において、AWC計算の適用は正しく行われません。

4 AP別サポート項目一覧

AWCプラグインの無線モニター画面、無線設定画面において、表示、または、設定可能な項目は、管理対象となるAPの機種によって異なります。

4.1 無線モニター

4.1.1 フロアマップ

4.1.1.1 無線ステータス表示
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
アイコン上の表示チャンネル
送信出力
詳細表示管理状態
機器名
IPアドレス
機器種別
MACアドレス
共通設定
接続数
タグ
4.1.1.2 無線クライアント表示
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
アイコン上の表示クライアント数
詳細表示IPアドレス×××
MACアドレス
SSID
接続先無線AP
接続時間×××
接続無線クライアント一覧IPアドレス×××
MACアドレス
SSID
接続先無線AP
接続時間×××
4.1.1.3 AP配置
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
管理状態
機器名
IPアドレス

4.1.2 管理下AP

4.1.2.1 管理下AP
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
再起動
ファームウェア更新
管理状態
設定状態
機器名
IPアドレス
MACアドレス
接続数
稼働時間
4.1.2.2 無線APステータス詳細
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
基本情報管理状態
設定状態
共通設定
IPアドレス
MACアドレス
管理グループ
AP事前設定用のAMF設定×××

ネットワーク名×××
エリア名×××
ノード名×××
ポート番号×××
ファームウェア
機器種別
シリアル番号×××××
稼働時間
フロアマップ
無線情報無線ステータス使用チャンネル
送信出力
レーダー検出チャンネル検出チャンネル
使用可能までの時間×××
接続クライアント数VAP
SSID
接続クライアント数
統計情報有線受信・無線送信バイト数 グラフ
4.1.2.3 無線AP詳細
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
基本情報管理状態
IPアドレス
MACアドレス
管理グループ
AP事前設定用のAMF設定×××

ネットワーク名×××
エリア名×××
ノード名×××
ポート番号×××
フロアマップ
設定情報AP本体共通設定
緊急用VAP
設定状態
ログインユーザー名
ログインパスワード
無線設定チャンネル
送信出力
AWC最小送信出力制限
無線送信の無効化

4.1.3 AWC計算履歴

4.1.3.1 AWC計算履歴
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
管理グループ名
計算日時
対象AP数
管理グループ
4.1.3.2 AWC計算結果
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
機器名
チャンネルの表示
送信出力
フロアマップ
MACアドレス

4.1.4 侵入検知/防御レポート

項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
判定結果×××
不正判定理由×××
検出されたBSSID×××
SSID×××
チャンネル×××
受信信号強度×××
検出した無線AP×××
検出時刻×××
タグ×××
検出無線AP一覧×××

4.1.5 ログ管理

項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
機器名
IPアドレス
受信日時
Severity
内容

4.2 無線設定

Note
管理グループについては、無線APの機種によるサポート可否の違いはありません。

4.2.1 共通設定

4.2.1.1 共通設定
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
設定名
設定タイプ
設置場所×××××××××
アンテナ型番×××××××××
カントリーコード
シリーズ
管理グループ
4.2.1.2 AP本体
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
タイムゾーン×××
NTPクライアント
Syslogクライアント×××
SNMPエージェント×××
MACアドレスリスト×××
LED
初期化ボタン
4.2.1.3 無線設定
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
無線送信
周波数帯×××××××××
モード
使用帯域幅
使用条件
無線クライアント間の通信遮断
エアタイムフェアネス×××
管理フレーム保護×××××××AT-MWS600APは未サポート、AT-MWS1750AP/AT-MWS2533APでは常に無効となります。
自動チャンネル選択
最大クライアント接続数
マルチキャスト送信レート×××
レガシーレートセット×××
送信要求しきい値×××
DTIM間隔×××
4.2.1.4 VAP(マルチSSID)設定
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
VAPステータス
VLAN ID
SSID
ブロードキャスト
バンドステアリング××××AT-MWS600AP/AT-MWS1750AP/AT-MWS2533APでは常に無効となります。
セキュリティNone
WPA Personal
セキュリティーキー(WPA-PSK)
WPAバージョンWPA2
WPA
暗号化プロトコルCCMP
TKIP
ブロードキャストキー更新間隔
WPA Enterprise
RADIUS ServerPrimary IPアドレス
RADIUS ServerPrimary シークレット
RADIUS ServerSecondary IPアドレス×××
RADIUS ServerSecondary シークレット×××
RADIUS Server ポート番号
WPA2事前認証×××
WPAバージョンWPA2
WPA
暗号化プロトコルCCMP
TKIP
ブロードキャストキー更新間隔
セッションキー更新間隔×××
RADIUSアカウンティング
Web認証×××
RADIUS ServerPrimary IPアドレス×××
RADIUS ServerPrimary シークレット×××
RADIUS ServerSecondary IPアドレス×××
RADIUS ServerSecondary シークレット×××
RADIUS Server ポート番号×××
MACアドレス認証×××
外部RADIUSRADIUS ServerPrimary IPアドレス×××
RADIUS ServerPrimary シークレット×××
RADIUS ServerSecondary IPアドレス×××
RADIUS ServerSecondary シークレット×××
RADIUS Server ポート番号×××
MACフィルタリング選択中のリスト×××

4.2.2 登録・設定

4.2.2.1 基本機能
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
手動で登録AT-MWS2533APでは、LAN2ポートのみを接続している場合も、MACアドレスはLAN1ポートのものを登録してください。
CSVから登録AT-MWS2533APでは、LAN2ポートのみを接続している場合も、MACアドレスはLAN1ポートのものを登録してください。
ゲストノードから登録×××AT-MWS APシリーズではAMFゲストノードとしての接続は未サポートとなります。
CSV出力
タグ編集
共通設定の割り当て
削除
設定適用
4.2.2.2 情報表示
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
機器名
管理状態
設定状態
IPアドレス
MACアドレス
共通設定
管理グループ
タグ
4.2.2.3 無線AP編集
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
機器名
管理グループ
タグ
AP事前設定用のAMF設定×××
有効時ネットワーク名×××
エリア名×××
ノード名×××
ポート番号×××
無効時IPアドレス
MACアドレス
4.2.2.4 無線設定
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
機器名
管理状態
設定状態
共通設定
チャンネル(無線1)
チャンネル(無線2)×
送信出力(無線1)
送信出力(無線2)×

4.2.3 AWC設定

項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
管理グループ名
AWC計算設定送信出力カバーエリア
チャンネル管理外AP影響度
AWC動作設定
即時適用
イベントトリガーAP離脱
AP復旧

4.2.4 スケジュール登録

4.2.4.1 オペレーションのタイプ
項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
設定適用
ファームウェア更新
AWC計算結果適用

4.2.5 MACアドレスリスト

項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
リスト名×××
アクション×××
管理グループ×××
エントリーMACアドレス×××
コメント×××

4.2.6 侵入検知/防御設定

項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
管理グループ名×××
無線侵入検知不正無線APの検出×××

SSID偽装×××
セキュリティ偽装×××
不正無線クライアントの検出×××

MACアドレスリスト×××
無線侵入防御不正無線APへの攻撃×××

4.3 機器検索

項目名AT-TQxxxxAT-MWSxxxxAP備考
245032003400360044004400e460060017502533
CSV出力
機器名
機器種別
管理グループ
ファームウェア
IPアドレスAT-MWS APシリーズでは接続無線クライアントのIPアドレス情報の表示は未サポートとなります。
MACアドレス
その他情報
タグ

5 ウィンドウ構成

AWCプラグインの管理画面は、AVM EX本体の管理画面から独立しています。

AWCプラグインの画面は「メニュー欄」、「コンテンツ欄」、「ナビゲート・管理欄」の3つに分かれています。

AWCプラグイン画面

5.1 メニュー欄

一般アカウントは、「無線モニター」、「無線設定」、「機器検索」メニューが表示されます。
管理者アカウントは、一般アカウントのメニュー項目に加え「アカウント設定」、「システム設定」メニューが表示されます。

メニュー欄上部の「メニュー」をクリックすると、メニュー欄が折りたたまれアイコンのみの表示となります。
折りたたまれた状態から通常の状態に戻す場合は、メニュー欄の一番上の横3本線をクリックしてください。

各メニュー項目の画面詳細については、「画面リファレンス」の各節をご覧ください。

5.2 コンテンツ欄

各種設定情報やメニューで選択した情報などが表示されます。

フロアマップ画面例

フロアマップ画面例

5.3 ナビゲート欄

メニュー欄とコンテンツ欄の上部にコンテンツ欄で表示しているページの場所が表示されます。
前の画面に戻る際などにクリックすると以前のページに戻ることができます。

ナビゲート欄

5.4 管理欄

「ポーリング」ボタン、「通知」ボタン、ユーザー名が表示されます。

5.4.1 ポーリング

無線管理ログ、機器検索の無線クライアント情報をポーリングにより取得し、最新の情報に更新します。
ポーリング中はコンテンツ欄右下のステータス欄に「ポーリング中…」と表示されます。ポーリングは30分ごとに自動で行われます。

ポーリング終了後に、フロアマップ一覧、フロアマップ詳細以外を参照する場合はWebブラウザーの再読み込みを行ってください。

ポーリング

5.4.2 通知

通知メッセージを表示します。

AMFネットワークに未登録が接続された場合や無線APの自動設定適用(オートリカバリー)が行われた場合などに、「通知」ボタンに検出されたイベントの数をバッジ表示します。
「通知」ボタンをクリックすると、通知メッセージがポップアップ表示されます。

通知メッセージの右上の削除(ゴミ箱)アイコンをクリックすると、確認済みの通知メッセージを消去できます。
また、通知メッセージポップアップの下の「すべて削除」をクリックすると、通知メッセージを消去できます。

通知

5.4.3 ユーザー名

ユーザー名にマウスオーバーすると、パスワード変更、言語・国設定、セッションタイムアウトの設定、自動更新間隔、ログアウトのサブメニューが表示されます。

ユーザー名
項目説明
パスワード変更「パスワード変更」ダイアログが表示されます。
現在のパスワードと新しいパスワード、新しいパスワードの確認欄にパスワードを入力し「適用」ボタンをクリックします。
パスワード設定
言語・国設定

「言語・国設定」ダイアログが表示されます。
言語ドロップダウンリストから「日本語」または「英語(English)」を選択します。
また、国ドロップダウンリストからお使いの無線APに設定するカントリーコード(通常は「JP - Japan」)を選択し、「適用」ボタンをクリックします。

言語設定
セッションタイムアウトログイン後、何も操作を行わなかった場合に指定した時間でログアウトさせる「セッションタイムアウト」ダイアログが表示されます。

セッションを保持させる時間を入力し「適用」ボタンをクリックします。

セッションタイムアウトに指定可能な時間は、1分単位で6時間までです。
記入例: セッションタイムアウトを45分に指定する場合は「0:45」、5時間10分の場合は「5:10」と入力します。セッションタイムアウトを指定しない場合は、「0:00」(デフォルト)と入力します。

セッションタイムアウト
自動更新間隔AWCプラグインの以下の画面の更新を自動で行う「自動更新間隔」ダイアログが表示されます。
  • フロアマップ一覧
  • フロアマップ詳細

自動更新間隔のON/OFFの設定、ONにした場合は分秒を指定し、「適用」ボタンをクリックします。

自動更新間隔に指定可能な時間は1分から10分までです。デフォルト値は1分です。
記入例: 自動更新間隔を5分に指定する場合は「5:00」と入力します。

自動更新間隔

6 各種操作

AWCプラグインの管理画面で行える各種操作を説明します。

Note
Webブラウザーの「戻る」ボタンを使用してのページ遷移は未サポートとなります。

Note
各画面、ダイアログの検索において、検索方式が異なります。検索方式は下記の通りです。

・キーワードを入力すると動的に検索を行い、検索実施後も選択状態が保持されるページ(フロアマップ詳細、フロアマップの接続クライアント情報、AWC計算履歴、共通設定、スケジュールの設定適用、ファームウェア更新、アカウント管理)

・キーワード入力後エンターを入力して初めて検索を行い、検索後は選択状態は解除されるページ(フロアマップ詳細、フロアマップの接続クライアント情報、AWC計算履歴、共通設定、スケジュールの設定適用、ファームウェア更新、アカウント管理 以外のページ)

6.1 サーバーの起動・停止、IPアドレス・ポート番号変更

AWCプラグインサーバーの起動・停止の方法とIPアドレス・ポート番号の変更方法について説明します。

Note
サーバーの起動、サーバーのポート番号変更、サーバーのIPアドレス変更を実行後、疎通が不可能な無線APの管理状態には前回取得された情報が表示されます。一度でも疎通が可能になった後は正しい管理状態が反映されます。

サーバーの起動

デフォルトでは、Windows起動時に サーバーが自動で立ち上がるように設定されています。

サーバーを手動で立ち上げる場合は、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - サーバー起動」をクリックします。

サーバーをWindows起動時に自動で立ち上げないようにするには、AWCプラグインのサービスとシステム起動時のタスクを次の手順で変更してください。

サーバーの停止

サーバーの停止は、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - サーバー停止」をクリックします。

サーバーのIPアドレス変更

AVM EXサーバー・AWCプラグインサーバーのIPアドレスを変更します。

Note
AVM EXサーバー、AWCプラグインサーバーに異なるIPアドレスを設定することはできません。

  1. [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\change_server_ip_address\change_server_ip_address.batを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  2. AT-Vista Managerツールが起動するので、変更したいIPアドレスを選択し「変更する」を実行します。
  3. 「変更しますか。」と聞かれるので、「はい」を選択します。
  4. 「正常に変更しました。」と表示されることを確認して「OK」を選択し、ツールを閉じます。
サーバーのポート番号変更

AWCプラグインサーバーのポート番号を変更します。

Note
AVM EXサーバーのポート番号(5000)、SNMPプラグインのポート番号(80)は変更できません。

Note
AWCプラグインサーバーのポート番号を、AVM EXサーバーや、AVM EXがインストールされたPCサーバー上で実行しているその他のサービスと重複させないでください。

  1. [AVM EXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\change_port\change_port.batを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  2. 「Please input the port number : 」と聞かれるので、変更したいポート番号を入力します。
  3. バッチ処理が完了したら完了です。
    確認方法:手順2でポート番号を「8080」と入力した場合は、http://localhost:8080/にアクセスできれば設定変更が正しく行われたことになります。

Note
AVM EXのプラグイン管理にAWCプラグインを登録している場合は、AVM EXのプラグイン管理ページにて、「AT-Vista Manager Ex wireless plugin」のサーバーURLに指定しているポート番号の変更も必要になります。

Note
AVM EXのプラグイン管理にAWCプラグインを登録している場合は、AVM EXのプラグイン管理ページにて「AT-Vista Manager Ex wireless plugin」を選択し、編集ボタンをクリック後に保存ボタンをクリックしてください。本操作を行わないとメニューバーの無線アイコンからAWCプラグインページにアクセスできません。

6.2 AWCプラグインシステムの初期化、バックアップ・リストア

AWCプラグインの初期化、バックアップ、リストアの手順について説明します。

Note
AWCプラグインのバックアップファイルのリストア時、バックアップファイルの参照先ディレクトリまたはパスにはマルチバイト文字(全角文字など)が含まれないように指定してください。

システムの初期化

システムの初期化は、データベース、AWCプラグインのコンフィグレーション、フロアマップのマップ画像を出荷時状態に戻します。

AWCプラグインの初期化を行った場合、AVM EXのAMF機器情報の管理には影響しません。

Note
システムの初期化は、管理者アカウントのみ行えます。

Note
システムの初期化を行う場合は、初期化後にWebブラウザーのキャッシュも削除してください。Webブラウザーのキャッシュが残っているとキャッシュの情報を表示してしまい、新しい情報が表示されない場合があります。

Note
システムの初期化、システムデータのリストアを実行後、疎通が不可能な無線APの管理状態には前回取得された情報が表示されます。一度でも疎通が可能になった後は正しい管理状態が反映されます。

  1. AWCプラグインのWeb管理画面に管理者アカウントでログインします。
  2. メニューから「システム設定」を選択します。
  3. 「初期化する」ボタンをクリックします。
  4. 「初期化」ダイアログが表示されます。ログイン時と同じパスワードを入力し「実行」ボタンをクリックします。
  5. 「確認」ダイアログが表示されます。「OK」ボタンをクリックします。
システムデータのバックアップ

システムデータには、AWCプラグインによる無線APの管理設定、アカウント設定などのデータ情報が含まれます。

Note
以下の設定は環境に依存する設定のため、バックアップされる情報の中に含まれません。環境に合わせて手動にて設定をお願い致します。

  ・ サーバーPCのIP
  ・ サーバーPCのプロトコル(http/https)
  ・ サーバー証明書

Note
AWCプラグインのバックアップには、AVM EXによるAMF機器情報やライセンス情報、SNMPプラグインによるSNMPノードの管理情報は含まれません。
AVM EXによるAMF機器情報の管理データ、SNMPプラグインによるSNMPネットワークの管理データのバックアップおよびリストアは、AVM EX、SNMPプラグインにてそれぞれ独立して行う必要があります。
AWCプラグインのバックアップ作成時には、別途、AVM EX、SNMPプラグインでもバックアップの作成を行っておくことをお勧めします。

Note
スケジュール登録で指定したAT-TQシリーズのファームウェアは、AWCプラグインのバックアップファイルに含まれません。 リストア後に再度ファームウェアを指定してください。

Note
バックアップはこまめに取得していただくことをお勧めします。

  1. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - バックアップ リストア」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  2. 「AT-Vista Manager Backup Restore」ダイアログが表示されます。
  3. 「バックアップ」タブを選択し、ファイル保存先、パスワード(任意)、コメント(任意)を入力します。
  4. 「実行」ボタンをクリックします。
  5. バックアップの確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックします。
  6. バックアップが完了すると、バックアップ完了のダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。
    ファイル名は「vistamanager_all-X.X.X.X_BXX-YYYYMMDD-hhmmss.zip」です。
システムデータのリストア
  1. サーバーを停止するために、Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - サーバー停止」をクリックしてください。
  2. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - バックアップ リストア」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  3. 「リストア」タブを選択し、バックアップファイルとパスワードを入力します。
  4. 「実行」ボタンをクリックします。
  5. リストアの確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックします。
  6. リストアが完了すると、リストア完了のダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。

6.3 ログイン、ログアウト

ここでは、ログイン、ログアウトについて説明します。

Note
デフォルトでは、Web設定画面は英語で表示され、各アカウントにて初めてログインした時、「Language / Country」ダイアログが表示されます。インストールガイドの「日本語表示への切り替え」をご覧になり、日本語表示に切り替えてください。なお、ログイン画面は英語固定となります。

Note
デフォルトの管理者用 ユーザーIDは「manager」、パスワードは「friend」です。

Note
AVM EX(AMFマネージャー)のアカウントとAWCプラグイン、SNMPプラグインのアカウントは異なるデータベースに記録されます。いずれかで行った初期アカウント(manager)のパスワードやセッションタイムアウトの変更、アカウントの追加、削除などは、他のシステムには反映されません。

ログイン(ローカルから)
  1. Windowsのアプリメニューから「AT-Vista Manager EX」→「AT-AWC - ビューアー起動」をクリックします。
  2. Webブラウザーが立ち上がり、ログイン画面が表示されます。
  3. ユーザーID、パスワードを入力し「Log In」ボタンをクリックします。
  4. ログインに成功するとAWCプラグインのメイン画面が表示されます。
ログイン(リモートから)
  1. Webブラウザーを立ち上げます。
  2. Webブラウザーのアドレス入力欄にAWCプラグインサーバーのIPアドレスを入力しEnterキーを押下します。
  3. ログイン画面が表示されます。
  4. ユーザーID、パスワードを入力し「Log In」ボタンをクリックします。
  5. ログインに成功するとAWCプラグインのメイン画面が表示されます。
ログアウト
  1. 管理欄の右側に表示されているユーザー名にマウスオーバーします。
  2. サブメニューから「ログアウト」を選択しクリックします。
  3. ログアウトに成功するとログイン画面が表示されます。

6.4 ユーザーアカウント

Note
AVM EX(AMFマネージャー)のアカウントとAWCプラグイン、SNMPプラグインのアカウントは異なるデータベースに記録されます。いずれかで行った初期アカウント(manager)のパスワードやセッションタイムアウトの変更、アカウントの追加、削除などは、他のシステムには反映されません。

6.4.1 パスワードの変更

ここでは、パスワードの変更について説明します。
管理者アカウントのパスワードは、初回ログイン時に変更することをお勧めします。

一般アカウント、管理者アカウント共通:
  1. ナビゲート・管理欄の右側のユーザー名にマウスオーバーし、表示されるリストから「パスワード変更」を選択します。

    パスワード変更

  2. 「パスワード変更」ダイアログが表示されます。現在のパスワード欄に現在のパスワード、新しいパスワード、新しいパスワード確認欄に新しいパスワードを入力し「適用」ボタンをクリックします。
    パスワードは6文字以上100文字以内の半角英数記号(空白と制御文字を除く)を指定してください。
管理者アカウントのみ:
  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. メニュー欄から「アカウント設定」を選択します。
  3. アカウントリストから変更したいアカウントの列を選択します。
  4. ユーザーID、最終ログイン日時、セッションタイムアウトが表示されるので「編集」ボタンをクリックします。
  5. 「ユーザー編集」ダイアログが表示されるので、「パスワード」と「確認用パスワード」に新しいパスワードを入力し、「保存」ボタンをクリックします。
    パスワードは6文字以上100文字以内の半角英数記号(空白と制御文字を除く)を指定してください。

6.4.2 アカウント作成、編集、削除

Note
本操作は管理者アカウントでのみ行えます。

アカウント作成

Note
新規アカウントのログイン後のGUI表示は英語となります。 日本語表示への切り替えは、「GUIの表示言語設定」をご覧ください。

  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. メニューから「アカウント設定」を選択します。
  3. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  4. 「一般ユーザー新規作成」ダイアログが表示されます。
    ユーザー名、ユーザーID、パスワード、確認用パスワードを入力します。

    「一般ユーザー新規作成」ダイアログ

    項目名説明
    ユーザー名ユーザー名を指定します。ユーザー名は、連続した半角スペースを除き、マルチバイト文字を含め100文字まで(半角・全角どちらも可)です。
    ユーザーIDユーザーIDを指定します。ユーザーIDの文字数は100文字までで、使用可能な記号は空白を除く半角英数字と記号(.@-_)です。
    パスワードパスワードを指定します。パスワードの文字数は6文字〜100文字までで、使用可能な記号は半角英数記号(空白と制御文字を除く)です。
    確認用パスワードパスワード欄で指定した同じパスワードを指定します。
    セッションタイムアウトセッションタイムアウトを指定します。
    記入例: セッション持続時間を30分に指定する場合は「0:30」、5時間45分の場合は「5:45」と入力します。
    指定可能な時間は、1分単位で6時間までです。セッション持続時間を指定しない場合は、「0:00」(デフォルト)と入力します。
    閲覧可能な管理グループ閲覧可能な管理グループを指定します。閲覧を許可する管理グループにチェックを入れてください。

    Note
    管理グループの検索時、and検索をする際は半角スペースを使用してください。

  5. 「追加」ボタンをクリックします。

6.4.3 GUIの表示言語設定

新規アカウントの初回ログイン後のGUI表示は英語となります。
日本語表示への切り替えは、以下の手順で行います。

  1. AWCプラグインのWeb管理画面にログインします。
  2. 「Language / Country」ダイアログが表示されます。

    言語選択_英語

  3. Languageドロップダウンリストをクリックし「Japanese(日本語)」を選択します。

    言語選択_日本語

  4. 同様に、Countryドロップダウンリストをクリックし「JP - Japan」を選択します。

    カントリーコード選択_JP

  5. 「Apply」ボタンをクリックします。
アカウント編集
  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. メニューから「アカウント設定」を選択します。
  3. アカウントリストから編集したいアカウントを選択します。
  4. アカウント情報が表示されるので、「編集」ボタンをクリックします。
  5. 「ユーザー編集」ダイアログが表示されます。
  6. 変更が完了したら「保存」ボタンをクリックします。
アカウント削除
  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. メニューから「アカウント設定」を選択します。
  3. アカウントリストから削除したいアカウントを選択します。
  4. ユーザー名やユーザーIDを確認し削除して問題なければ「削除」ボタンをクリックします。
  5. 「確認」ダイアログが表示されるので、再度「削除」ボタンをクリックします。

6.5 無線管理

6.5.1 管理グループの作成、編集、削除

ここでは、管理グループの作成、編集、削除の方法について説明します。
管理グループの作成

Note
無線APを監視するためには、登録した無線APに管理グループを割り当てる必要があります。

Note
1つの管理グループでサポート可能な無線APの台数は、AT-TQシリーズ、AT-MWS APシリーズ合わせて350台までです。
なお、AT-MWS APシリーズはAWCプラグイン全体で最大100台をサポートします。

  1. メニューから「無線設定」→「管理グループ」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  3. 「管理グループ作成」ダイアログが表示されます。

    「管理グループ作成」ダイアログ

    項目名説明
    管理グループ名管理グループ名を入力します。100文字以内で入力してください。(必須)
    ネットワーク名管理するAMFネットワークを選択します。
    エリア名AMFネットワーク内のエリア名を、下の一覧から選択します。
    「AMFエリアを検索」にAMFエリア名の一部を入力して対象を絞り込むこともできます。
    また、「All」にチェックを付けると、AMFネットワーク内のすべてのAMFエリアにチェックが付きます。
    「追加」ボタン管理グループを追加します。
    「キャンセル」ボタン管理グループの追加を止めます。
  4. 管理グループ名を入力します。
  5. 管理の対象とするAMFネットワークとAMFエリアを選択します。AMFネットワークおよびAMFエリアを選択することで、無線APの登録の際、AMFゲストノードとして設定された無線APを、接続されたAMFノードのポート番号から選択することも可能です。
  6. 「追加」ボタンをクリックします。
管理グループの編集
  1. メニューから「無線設定」→「管理グループ」を選択します。
  2. 管理グループ一覧から編集する管理グループの列右にある「編集」アイコンをクリックします。
  3. 「管理グループ編集」ダイアログが表示されます。
  4. 編集したい情報の編集を行います。
  5. 「保存」ボタンをクリックします。
管理グループの削除

Note
削除する管理グループに所属していた無線APやフロアマップは「Default Group」の所属となります。

Note
最後のページを表示中にページのすべてのエントリーを削除した場合、ページ自体は削除されず、エントリーのないページが表示されます。ページの移動か画面の再読み込みにより削除後のページ数が反映されます。

  1. メニューから「無線設定」→「管理グループ」を選択します。
  2. 管理グループ一覧から編集する管理グループの列右にある「削除」アイコンをクリックします。
  3. 「確認」ダイアログが表示されます。
  4. 「削除」ボタンをクリックします。

6.5.2 MACアドレスリストの作成、CSV出力、編集、削除

ここでは、MACアドレスリストの作成、CSV出力、編集、削除の方法について説明します。
無線APへの接続を許可または拒否するMACアドレスのリスト(ホワイトリスト/ブラックリスト)を、共通設定にいずれか1つ割り当てることができます。

MACアドレスリストの作成
  1. メニューから「無線設定」→「MACアドレスリスト」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  3. 「MACアドレスリスト新規作成」ページが表示されます。

    MACアドレスリスト新規作成

    項目名説明
    コンテンツ欄上部
    「追加」ボタンMACアドレスリストの設定およびエントリーを登録します。
    「キャンセル」ボタンMACアドレスリストの設定およびエントリーの登録を中止します。
    リスト設定
    リスト名MACアドレスリストのリスト名を入力します。
    アクション

    MACアドレスリストに登録されたMACアドレスに対するアクションを選択します。
    「許可」を選択すると、MACアドレスリストに登録されたMACアドレスからの通信を許可し、その他のMACアドレスからの通信をブロックします(ホワイトリスト)。
    「ブロック」を選択すると、MACアドレスリストに登録されたMACアドレスからの通信をブロックし、その他のMACアドレスからの通信を許可します(ブラックリスト)。
    デフォルトは「ブロック」です。

    管理グループ共通設定に設定する管理グループを選択します。「Default Group」のチェックを外すことはできません。(必須)
    • 管理グループを検索:検索したいキーワードを入力します。検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。

      Note
      大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    MACアドレスリスト
    CSVから追加

    「CSVから追加」ダイアログを開きます。
    CSVファイルを選択してMACアドレスリストに追加することができます。

    「CSVから追加」ダイアログ

    • 「ファイルを選択」ボタン:MACアドレスリストに読み込むMACアドレスを列記したCSVファイルを選択します。

      CSVファイルは、下記の項目順で作成してください。

        1列目:MACアドレス
        2列目:コメント
      ※2列目以降は何も記入しないでください。

    • 「追加」ボタン:選択したCSVファイルを読み込みます。
    • 「キャンセル」ボタン:CSVファイルの読み込みを中止します。
    MACアドレスリストに追加するMACアドレスを入力、または表示します。
    コメント該当のMACアドレスについてのコメントを入力、または表示します。
    「追加」ボタン入力したMACアドレスとコメントをMACアドレスリストのエントリーに追加します。
    一覧のエントリーを選択し、「編集」(鉛筆アイコン)ボタンをクリックすると、「保存」ボタンに変化します。
    「クリア」ボタンMACアドレスとコメントの入力欄を空欄に戻します。
    一覧のエントリーを選択し、「編集」(鉛筆アイコン)ボタンをクリックすると、「キャンセル」ボタンに変化します。
    「保存」ボタン(エントリー編集時のみ)
    入力したMACアドレスとコメントをMACアドレスリストのエントリーに反映します。
    「キャンセル」ボタン(エントリー編集時のみ)
    MACアドレスとコメントの入力欄を空欄に戻します。
    X エントリーMACアドレスリストに追加されたMACアドレスのエントリー数を表示します。
    エントリーを検索検索したいキーワードを入力します。検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
    「編集」(鉛筆アイコン)ボタン選択したエントリーのMACアドレスとコメントを入力欄に表示します。
    「削除」(ゴミ箱アイコン)ボタン選択したエントリーを削除します。
  4. リスト名を入力します。
  5. 「アクション」にて、MACアドレスリストに登録されたMACアドレスに対するアクションを「許可」または「ブロック」から選択します。
  6. 「管理グループ」にて、MACアドレスリストを適用する管理グループを選択します。
  7. 「MACアドレスリスト」項にて、MACアドレスのエントリーを追加します。
    CSVからMACアドレスエントリーを追加する場合
    1. 「MACアドレスリスト」項上部の「CSVから追加」ボタンをクリックします。
    2. 「CSVから追加」ダイアログが表示されます。
      「ファイルを選択」ボタンをクリックし、MACアドレスリストに読み込むMACアドレスを列記したCSVファイルを選択します。

      CSVファイルは、下記の項目順で作成してください。

        1列目:MACアドレス
        2列目:コメント
      ※2列目以降は何も記入しないでください。

    3. 「追加」ボタンをクリックします。
    手入力でMACアドレスエントリーを入力する場合
    1. 「MACアドレスリスト」項上部の「MACアドレス」欄に登録するMACアドレスを入力します。
      MACアドレスは「xx:xx:xx:xx:xx:xx」、「xx-xx-xx-xx-xx-xx」、「xxxx.xxxx.xxxx」の表記形式で入力できます。
    2. 必要に応じて、「コメント」欄に、MACアドレスに対するコメントを入力します。
    3. 「追加」ボタンをクリックします。
    4. さらにMACアドレスのエントリーを追加する場合は、手順1から繰り返します。
  8. コンテンツ欄上部の「追加」ボタンをクリックします。
  9. MACアドレスリスト一覧画面に戻ります。
    作成したMACアドレスリストが一覧に追加されます。
MACアドレスリストのCSV出力

MACアドレスリストに登録されたMACアドレスのエントリーをCSVファイルに出力することができます。

CSVファイルは、下記の項目順で出力されます。

  1列目:MACアドレス
  2列目:コメント

Note
MACアドレスリストのリスト名、アクション、適用される管理グループは記録されません。

  1. メニューから「無線設定」→「MACアドレスリスト」を選択します。
  2. MACアドレスリスト一覧から編集するMACアドレスリストをクリックします。
  3. MACアドレスリストの設定情報が表示されます。コンテンツ欄右上の「CSV出力」ボタンをクリックします。
  4. CSVファイルがダウンロードされます。
    ファイル名は「vista _mac_address_list_YYYYMMDD-hhmmss.csv」です。
    Webブラウザーの表示に従ってCSVファイルを保存、または開くことができます。
MACアドレスリストの編集
  1. メニューから「無線設定」→「MACアドレスリスト」を選択します。
  2. MACアドレスリスト一覧から編集するMACアドレスリストをクリックします。
  3. MACアドレスリストの設定情報が表示されます。コンテンツ欄右上の「編集」ボタンをクリックします。
  4. 編集したい情報の編集を行います。
  5. コンテンツ欄右上の「保存」ボタンをクリックします。
MACアドレスリストの削除
  1. メニューから「無線設定」→「MACアドレスリスト」を選択します。
  2. MACアドレスリスト一覧から削除するMACアドレスリストをクリックします。
  3. MACアドレスリストの設定情報が表示されます。コンテンツ欄右上の「削除」ボタンをクリックします。
  4. 「確認」ダイアログが表示されます。
  5. 「削除」ボタンをクリックします。

6.5.3 共通設定の作成、編集、削除

ここでは、共通設定の作成、編集、削除の方法について説明します。

Note
AT-TQシリーズ無線APの「LLDP、イーサネット設定、HTTP/HTTPS設定」の設定は、無線APのWeb設定画面にて行います。「無線APのWeb設定画面で変更を行う場合は」に記載されている手順で設定してください。
なお、AT-TQシリーズ無線APのWeb設定画面で設定する項目の説明は、弊社Webページ掲載の「AT-TQシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。
AT-MWS APシリーズ無線APでは、IPv4アドレス、STP設定(AT-MWS2533APのみ)、LACP設定(AT-MWS2533APのみ)といったスイッチとの接続に必要な最低限の初期設定を除き、AWCプラグインの設定画面から設定できる以外の無線・管理機能項目はすべて未サポートとなります。
Web管理画面からの項目の変更は行わないでください。
なお、AT-MWS APシリーズ無線APの初期設定については、弊社Webページ掲載の「AT-MWS APシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。

Note
AWCプラグインのWeb GUI上で設定された共通設定・個別設定は無線APに即座に適用されません。無線APに適用されるタイミングは以下の通りです。

  ・ 無線APが管理下に入った時
  ・ 無線APへの設定適用を実施した時
  ・ 無線APへの設定適用のスケジュールが実施された時

共通設定の作成

Note
無線APを監視するためには、登録した無線APに共通設定を割り当てる必要があります。

  1. メニューから「無線設定」→「共通設定」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  3. 「カントリーコードとAPシリーズと共通設定タイプの選択」ダイアログが表示されます。

    「カントリーコードとAPシリーズと共通設定タイプの選択」ダイアログ

    項目名説明
    カントリーコードカントリーコード(無線周波数帯の規制区域)を選択します。
    シリーズ

    APのシリーズを選択します。

    TQ Series
    AT-TQシリーズ用の共通設定を作成します。
    MWS AP Series
    AT-MWS APシリーズ用の共通設定を作成します。
    設定タイプ

    共通設定のタイプを選択します。

    シリーズ設定タイプ無線
    AT-TQシリーズDual[11ac]AT-TQ4400、AT-TQ4600、AT-TQ4400e(屋内使用) 用の共通設定を作成します。
    Dual[11n]AT-TQ2450、AT-TQ3400、AT-TQ3600用の共通設定を作成します。
    Single
    AT-TQ3200用の共通設定を作成します。
    11ac with external antennaAT-TQ4400e(屋内使用/外部アンテナ使用) 用の共通設定を作成します。
    AT-MWS APシリーズDual[11ac]AT-MWS1750AP、AT-MWS2533AP用の共通設定を作成します。
    Dual[11n]AT-MWS600AP用の共通設定を作成します。
    設置場所設定タイプに「11ac with external antenna」を指定した場合のみ、無線APを設置する場所(屋内/屋外)を選択します。
    「OK」ボタン共通設定タイプを追加します。
    「キャンセル」ボタン共通設定タイプの追加を止めます。
  4. カントリーコードを「JP - Japan」に設定します。

    Note
    「JP - Japan」以外を選択した場合、該当の共通設定をAT-TQシリーズに適用することはできません。

  5. 設定を適用するAPのシリーズに合わせてシリーズを選択します。
  6. APの機種に合わせて共通設定のタイプを選択します。
  7. 手順6で「11ac with external antenna」を選択した場合は、上記に加えて、設置場所を「屋内」または「屋外」から選択します。
  8. 「OK」ボタンをクリックします。
  9. 共通設定の設定画面に切り替わります。

    共通設定

    項目名説明
    共通設定
    設定名共通設定名を入力します。100文字以内で入力してください。(必須)
    設定タイプ手順6で選択した、共通設定タイプが表示されます。
    設置場所手順7で選択した、設置場所(屋内/屋外)が表示されます(AT-TQ4400eのみ)。
    アンテナ型番接続しているアンテナの型番が表示されます(AT-TQ4400eのみ)。
    カントリーコード手順4で選択した、カントリーコードが表示されます。
    管理グループ共通設定に設定する管理グループを選択します。「Default Group」のチェックを外すことはできません。(必須)
    • 管理グループを検索:検索したいキーワードを入力します。検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。

      Note
      大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    AP本体
    タイムゾーン タイムゾーンを選択します。日本は「Japan - JST-9」を選択してください。デフォルトは「Japan - JST-9」です。

    Note
    タイムゾーン「Japan - JST-9」に夏時間はありません。

    夏時間 選択しているタイムゾーンが夏時間を持つ場合、「夏時間」のチェックボックスが有効となります(持たない場合は非表示)。これを「有効」にすると、夏時間を設定するための以下の3つの項目が表示されます。デフォルトは「有効」です。
    開始/終了日 (24時間表記) ポップアップメニューで夏時間を開始/終了する週、曜日、月、時、分を選択します。 この項目は、「夏時間」が「有効」のときに表示されます。
    オフセット 夏時間のオフセット(分)を次から選択します。
    15 30 45 60 75 90 105 120
    NTPクライアント NTPサーバーによる時刻の同期を使用するか否かの設定を行います。「ネットワークタイムプロトコル(NTP)」を有効にすると、無線APの日時をNTPサーバーに同期します。正しい日時とのずれを最小に、また複数の本製品の日時をほぼ同一に保つことができます。 無効にした場合は、無線APの管理時にAVM EXおよびAWCプラグインがインストールされているPCの時刻を無線APに設定します。NTPサーバーが利用できない場合は、無効を選択してください。ただし、時間が経つにつれて、正しい日時とのずれや、無線AP間の日時のずれが大きくなっていきます。また、無線APはリアルタイムクロック機能(電池によってバックアップされる時計)を持たないため、電源のオフや再起動によってシステム時刻は設定前の状態(Wed Jan 01 2014 09:00:00 JST)に戻ります。デフォルトは「無効」です。

    NTPクライアント設定項目:

    • NTPサーバー IPアドレス/ホスト名:参照するNTPサーバーのIPアドレスまたはホスト名(FQDN)を入力します。
      (例)ntp.your.domain.com、12.34.56.78
    • NTP同期間隔:NTPサーバーと同期を行う間隔を1〜9999の数値(分)で設定します。デフォルトは「10」です。
      本項目はAT-TQシリーズでのみ設定できます。

      Note
      AWC機能を使用する場合は、NTP同期間隔をデフォルトの「10」より大きい値に設定しないでください。

    Syslogクライアント Syslogクライアント機能を使用するか否かの設定を行います。Syslogクライアントを有効にすると、無線APのログメッセージをSyslogサーバーに送信することができます。

    Syslogクライアント設定項目:

    • Syslogサーバー IPアドレス/ホスト名:ログメッセージを送信するSyslogサーバーのIPアドレスまたはホスト名(FQDN)を入力します。
      (例)syslog.your.domain.com、12.34.56.78
    • ポート番号:Syslogサーバーのリスニングポート番号を入力します。デフォルトは「514」です。
    • ログ重要度:Syslogサーバーに送信するログメッセージの重要度を選択します。デフォルトは「7 : Debug」です。
      ログメッセージの重要度は0〜7の数字で示され、数字が小さいほど重要な情報となります。
      • 0 : Emergency: システムは使用不能であることを通知するメッセージ。
      • 1 : Alert: 直ちにアクションを行う必要があることを通知するメッセージ。
      • 2 : Critical: 非常に危険な状態であることを通知するメッセージ。
      • 3 : Error: エラーが発生したことを通知するメッセージ。
      • 4 : Warning: 注意すべき事象が発生したことを通知するメッセージ。
      • 5 : Notice: 正常ではあるが重要なメッセージ。
      • 6 : Informational: システム運用に関する情報を提供するためのメッセージ。
      • 7 : Debug: 障害調査用のメッセージ。

    Note
    本設定は、シリーズにTQ Seriesを選択した場合に表示されます。

    SNMPエージェント SNMPエージェント機能を使用するか否かの設定を行います。

    SNMPエージェント設定項目:

    • 読み取り専用のコミュニティー名:読み取り専用のSNMPコミュニティー名を1〜256文字の半角英数記号(" ' \ & < >を除く)で入力します。デフォルトは「public」です。
    • ポート番号:SNMPエージェントのリスニングポート番号を入力します。デフォルトは「161」です。
    • SNMPリクエストの送信元を制限:SNMPエージェントに対しSNMPリクエストを送信可能なSNMPマネージャーを制限するか否かの設定を行います。
    • 次に示すホストまたはサブネットのみを許可する:SNMPマネージャーのIPアドレスまたはホスト名(FQDN)を入力します。
      (例)snmpmgr.your.domain.com、12.34.56.78
      本項目は「SNMPリクエストの送信元を制限」が有効に設定されている場合のみ表示されます。
    • トラップのコミュニティー名:SNMP通知メッセージ(トラップ)の通知先コミュニティー名を1〜256文字の半角英数記号(" ' \ & < >を除く)で入力します。デフォルトは「public」です。
    • 生成トラップ:生成するSNMP通知メッセージを選択します。
      • Cold Start: SNMPエージェントが起動したとき
      • Link Up/Down: 無線インターフェースがアップまたはダウンしたとき
      • DFS: 現在使用しているチャンネルで気象レーダーと見なされる波形が検出されたとき(Singleタイプの共通設定を選択した場合は表示されません)
      • Authentication: SNMP認証が失敗したとき
      • Association: 無線クライアントが接続(Association)または離脱したとき
      • Filtered STA: 接続を許可されていない無線クライアント(「MACアドレスリスト」で設定)を検出したとき
      • RADIUS Authentication(Success): RADIUS認証が成功したとき
      • RADIUS Authentication(Fail): RADIUS認証が失敗したとき
    • トラップ送信先 IPアドレス/ホスト名:トラップホストのホスト名(FQDN)またはIPアドレスを指定します。
      (例)manager.your.domain.com、12.34.56.78
      ホストは、3つまで登録できます。

    Note
    本設定は、シリーズにTQ Seriesを選択した場合に表示されます。

    MACアドレスリスト接続を許可するMACアドレスリスト(ホワイトリスト)または拒否するMACアドレスリスト(ブラックリスト)を選択します。ドロップダウンリストをクリックすると、「MACアドレスリスト選択」ダイアログが表示されます。

    MACアドレスリスト選択

    MACアドレスリストの作成方法は、「MACアドレスリストの作成、編集、削除」をご覧ください。

    Note
    本設定は、シリーズにTQ Seriesを選択した場合に表示されます。

    LEDLEDを点灯するか否かの設定を行います。LEDを点灯させる場合は「点灯」、消灯させる場合は「消灯」を選択します。デフォルトは「点灯」です。
    初期化ボタンRESETボタンを有効にするか否かの設定を行います。RESETボタンを使用できる状態にするには「有効」、RESETボタンを使用できない状態にするには「無効」を選択します。無効にするとRESETボタンによるご購入時設定への初期化はできなくなります。デフォルトは「有効」です。

    Note
    AT-TQ4400eには、RESETボタンがないため、この項目は表示されません。

    無線設定
    無線送信選択した周波数帯の無線電波を送受信するか否か。送受信する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。デフォルトは、無線1、無線2とも「有効」です。(必須)

    Note
    すべての無線送信が無効な共通設定の場合、タイプが異なる無線APへも適用が成功しますが、必ず正しいタイプの共通設定を割り当ててください。

    周波数帯使用する周波数帯(2.4GHz、5GHz)を指定します。Singleタイプの共通設定に対してのみ選択できます。その他のタイプの共通設定では指定できず、無線1では2.4GHz、無線2では5GHzが使用されます。
    モードサポートするモード(通信プロトコル)を選択します。共通設定タイプにより選択可能なモードが異なります。
    APシリーズ設定タイプ無線モード
    AT-TQシリーズDual[11ac]
    11ac with external antenna
    無線1b/g、b/g/n(デフォルト)、n(2.4GHz)
    無線2a、a/n/ac(デフォルト)、n/ac(5GHz)
    Dual[11n]無線1b/g、b/g/n(デフォルト)、n(2.4GHz)
    無線2a、a/n(デフォルト)、n(5GHz)
    Single
    無線1:2.4GHzb/g、b/g/n(デフォルト)、n(2.4GHz)
    無線1:5GHza、a/n(デフォルト)、n(5GHz)
    AT-MWS APシリーズDual[11ac]無線1b/g、b/g/n(デフォルト)、n(2.4GHz)
    無線2a、n/ac(デフォルト)
    Dual[11n]無線1b/g、b/g/n(デフォルト)、n(2.4GHz)
    無線2a、a/n(デフォルト)、n(5GHz)

    Note
    Singleタイプの共通設定では、選択した周波数帯に応じて選択できるモードが変わります。

    使用帯域幅使用する帯域幅を指定します。
    IEEE 802.11ac(AT-TQ4600/4400/4400e、AT-MWS1750AP/2533AP)、IEEE 802.11nでは、隣接する2つまたは4つのチャンネルを合わせ、40MHzまたは80MHz帯域幅のチャンネルとして使用できます。
    IEEE 802.11nでは、「20MHz」、「40MHz」を選択できます。
    IEEE 802.11acでは、「20MHz」、「40MHz」、「80MHz」を選択できます。
    デフォルトは「20MHz」です。
    「40MHz」、「80MHz」を選択すると、より高い通信レートを得られますが、多くの帯域を使用するので空きチャンネルを減らします。
    この項目は、IEEE 802.11n、IEEE 802.11acを含む「モード」の時に表示されます。
    使用条件無線機能を使用する条件を指定します。無線機能を常に使用する場合は「常時」、緊急モードが有効の時のみ使用する場合は「緊急モードのみ」を指定します。デフォルトは「常時」です。
    緊急モードの有効化については、「緊急モードの有効化」をご覧ください。
    無線クライアント間の通信遮断同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可するか否かを指定します。通信を許可する場合は「無効」、しない場合は「有効」を指定します。デフォルトは「無効」です。
    エアタイムフェアネス通信スピードに関わらず接続されているすべてのクライアントに同じ通信時間(エアタイム)を提供するか否かを指定します。提供する場合は「有効」、しない場合は「無効」を指定します。デフォルトは「無効」です。

    Note
    本設定は、シリーズにTQ Seriesを選択した場合に表示されます。

    管理フレーム保護管理フレームを保護するか否かを指定します。保護する場合は「有効」、しない場合は「無効」を指定します。デフォルトは「有効」です。

    Note
    本設定は、シリーズにTQ Series、設定タイプにDual[11ac]または11ac with External Antennaを選択した場合に表示されます。

    自動チャンネル選択無線通信で使用するチャンネルを指定します。デフォルトはすべてが選択されています。
    最大クライアント接続数

    接続可能な無線クライアント数を設定します。無線APに接続できる無線クライアント数は、無線1と無線2の合計になります。
    「0」に設定した場合、無線クライアントはその周波数帯で接続されません。

    AT-TQシリーズ
    0〜200の数値で設定します。デフォルトは「200」です。
    AT-MWS APシリーズ
    1〜127の数値で設定します。デフォルトは「127」です。
    マルチキャスト送信レートIEEE 802.3マルチキャスト・ブロードキャスト送信レートを選択します。
    「Auto」を選択すると「レガシーレートセット」の2.4G/5G Supported Rateで選択されている最も低いレートを使用します。
    「Fast」を選択すると、同一VAPに接続するクライアントの送信レートの最低レートに近いレートを「レガシーレートセット」の2.4G/5G Supported Rateで選択されているレートから選択して使用します。デフォルトは「Fast」です。
    ビーコンは常に「レガシーレートセット」の2.4G/5G Basic Rateで選択されている最低レートで送信します。
    「Fixed」を選択すると、送信レートを固定設定します。

    Note
    本設定は、シリーズにTQ Seriesを選択した場合に表示されます。

    固定レート「マルチキャスト送信レート」が「Fixed」に設定されている場合に、固定設定する送信レートを選択します。
    無線1:54 48 36 24 18 12 11 9 6 5.5 2 1(Mbps)
    無線2:54 48 36 24 18 12 9 6(Mbps)

    Note
    本設定は、シリーズにTQ Seriesを選択した場合に表示されます。

    レガシーレートセット通信プロトコルがIEEE 802.11b/g、IEEE 802.11aの場合のレート(通信速度)を設定します。
    2.4G/5G Supported Rate
    サポートさせたいレートを下記から選択します。選択するレートにチェックを付けてください。
    デフォルトは、サポートするすべての速度が選択されています。
    無線1:54 48 36 24 18 12 11 9 6 5.5 2 1(Mbps)
    無線2:54 48 36 24 18 12 9 6(Mbps)
    2.4G/5G Basic Rate
    接続してくるステーション(無線クライアントや他のアクセスポイント)が、管理下の無線APへの接続を許されるために最低限サポートしていなければならない2.4G/5G Supported Rateです。ステーションの2.4G/5G Supported Rateに、この2.4G/5G Basic Rateのひとつでも欠けていると接続は許されません。一般的なステーションの2.4G/5G Supported Rateは2.4G/5G Basic Rateより高いレートを含んでいるので、通常は2.4G/5G Basic Rateより高いレートで接続します。
    「Supported Rate」で選んだレートの中から選択します。選択するレートにチェックを付けてください。通常は変更の必要はありません。デフォルトは以下のとおりです。
    無線1:11 5.5 2 1(Mbps)
    無線2:24 12 6(Mbps)

    Note
    本設定は、シリーズにTQ Seriesを選択した場合に表示されます。

    送信要求しきい値IEEE 802.11b、g、aによる通信に置いて、RTS(送信要求)パケットを送信するか否かを指定します。
    RTSパケットを送信する場合は「有効」にし、しきい値を0〜2347(単位:バイト)の数値で指定します。しきい値を設定すると、送信しようとしているパケットがこのサイズよりも大きな場合に、パケットの送信前にRTSパケットを送信します。「2347」を設定するとRTSパケットを送信しません。
    RTSパケットを送信しない場合は「無効」を指定します。デフォルトは「無効」です。また、送信要求しきい値を「有効」にした場合のしきい値のデフォルトは「2347」です。
    RTSしきい値を低く設定すると、頻繁にRTSパケットが送信されます。これは、より多くの無線帯域を消費し、スループットを下げますが、通信トラフィックが多い、または干渉を受けているネットワークにおいては、コリジョンや干渉が改善されることがあります。通常は送信要求しきい値の変更はお勧めしません。
    IEEE 802.11n、acによる通信では、この設定に関わりなくRTSパケットを送信します。

    Note
    本設定は、シリーズにTQ Seriesを選択した場合に表示されます。

    DTIM間隔アクセスポイントが送信するビーコンに、DTIM(Delivery Traffic Information Map)を挿入する割合を、1〜255の数値で設定します。デフォルトは1です。1はビーコンを送信するたびにDTIMを挿入します。たとえばDTIM間隔を2に設定すると、ビーコンを2回送信するうちの1回にDTIMを挿入します(DTIMを持つビーコンと持たないものが交互に送信されます)。
    DTIMは、無線クライアントが省電力モードで動作しているとき、無線クライアント宛に送信すべきパケットが存在することを無線クライアントに通知します。無線クライアントが通信可能な状態になれば、アクセスポイントは無線クライアント宛にパケットを送信します。
    この値を大きくすると省電力の効果は高くなりますが、応答が悪くなります。

    Note
    本設定は、シリーズにTQ Seriesを選択した場合に表示されます。

    VAP(マルチSSID)設定
    VAP一覧設定済みのVAPの一覧が表示されます。 VAP一覧では、VAPの状態、VLAN ID、SSID、セキュリティーの設定状態を確認できます。
    + VAP追加新規のVAPを作成します。VAP名は1から順に自動で番号が付与され最大8個まで作成できます。

    Note
    VAPは、無線1、無線2それぞれ5個以内にすることをお勧めします。

    VAP ステータスVAPの有効/無効を設定します。
    VAP 1では、無線設定の使用条件が「常時」に設定されている場合は有効のみ、無線設定の使用条件が「緊急モードのみ」に設定されている場合は「緊急」のみ表示されます。
    VAP 2以降では、VAP ステータスには有効、無効、緊急のラジオボタンが表示されます。デフォルトは「有効」です。
    「有効」にすると、共通設定が適用された無線APで、該当のVAPが常に有効になります。
    「無効」にすると、該当のVAPは使用されません。
    「緊急」にすると、無線APの管理グループの緊急モードが有効にされた場合にのみ、該当のVAPが有効になります。
    VLAN ID該当のVAPが使用するVLAN IDを1〜4094の数字で入力します。(必須)
    SSID該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)を入力します。このSSIDは指定したVLAN IDに対応づけられます。
    1〜32文字の半角英数記号で入力します。
    デフォルトは「Default-X」(X:VAP番号)です。(必須)
    ブロードキャスト該当のVAPでSSID(ネットワーク名)をブロードキャストするか否か。
    「有効」にすると、ビーコン信号にSSIDを含みます。任意の無線クライアントの接続設定において、接続の候補として無線APのSSIDが自動的に表示されます。また、無線クライアントのANY接続を許可します。
    「無効」にすると、ビーコン信号にSSIDを含みません。無線クライアントの接続設定で、無線APのSSIDは表示されません。無線クライアントを無線APに接続するためには、無線クライアントに無線APと同じSSIDを手入力しなければなりません。また、無線クライアントのANY接続を拒否します。
    デフォルトは「有効」です。

    Note
    「ANY接続」は、SSIDが「ANY」または未設定の無線クライアントによる接続です。ANY接続が許可されても、キーを知らなければそのアクセスポイントを使うことはできません。

    バンドステアリング2.4GHz・5GHz帯の両方をサポートしている無線クライアントに対して、5GHz帯への接続を優先するよう促し、2.4GHz帯の混雑を軽減します。
    有効にすると促します。デフォルトは「無効」です。
    この項目は「無線1」だけにあります。この機能を使う場合は、無線1、無線2それぞれのVAPでSSIDとセキュリティーを同一に設定してください。

    Note
    この項目は、シリーズにMWS AP Seriesを選択した場合、または、設定タイプにSingleを選択した場合は表示されません。

    セキュリティ「None」、「Static WEP」、「WPA Personal」、「WPA Enterprise」から選択します。デフォルトは「None」です。

    Note
    モードでIEEE 802.11nを含むものが選択されている場合は「Static WEP」は表示されません。

    • None:認証および暗号化を行いません。誰でも自由にVAPに接続することができます。

      Note
      ゲスト用のホットスポットを用意するなどの目的でこれを選択する場合、ネットワーク全体のセキュリティーを考慮する必要があります。

    • Static WEP:固定キーを元にRC4アルゴリズムによる暗号化を行います。無線クライアント個別の認証は行いません。WEPは脆弱なため、固定キーで運用するなら「WPA Personal」の使用をお勧めします。
    • WPA Personal:事前共有キー(PSK)を元に無線クライアント個別のキーを生成し、本製品と無線クライアント間で認証と暗号化を行います。暗号アルゴリズムにはAESまたはTKIPを使用します。
    • WPA Enterprise:RADIUSサーバーで無線クライアント個別のキーを生成し、本製品と無線クライアント間で認証と暗号化を行います。暗号アルゴリズムにはAESまたはTKIPを使用します。

    Static WEP 設定項目:

    • キーの長さ:WEPキーの強度を選択します。デフォルトは「128bit」です。
      • 64bit:16進数では、10桁のWEPキーを直接入力します。ASCIIでは、5文字の半角英数記号を入力し、WEPキーを自動生成します。
      • 128bit:16進数では、26桁のWEPキーを直接入力します。ASCIIでは、13文字の半角英数記号を入力し、WEPキーを自動生成します。
    • キーのタイプ:WEPキーの生成方法を選択します。デフォルトは「16進数」です。
      • ASCII:任意の文字列からWEPキーが自動生成されます。入力されるWEPキーの大文字・小文字は区別されます。
      • 16進数:16進数(0〜9、A〜F、a〜f)でWEPキーを直接入力します。入力されるWEPキーの大文字・小文字は区別されません。
    • キーインデックス:選択したキーインデックスでキーを設定します。デフォルトは「1」です。
    • セキュリティーキー(WEPキー):「キーの長さ」と「キーのタイプ」に合わせてWEPキーを入力します。
      通信を行うためには、無線クライアントでも「送信するWEPキーの番号」で選択したキーと同じWEPキーを設定する必要があります。
    • WEP認証方式:通常は「オープンシステム」を選択します。デフォルトは「オープンシステム」です。
      セキュリティー対策のためには、「オープンシステム」にすることをお勧めします。
      • オープンシステム:無線クライアントが正しいWEPキーを持っているか否かに関係なく、任意の無線クライアントの接続を許可します。しかしながら、無線クライアントは接続を許可されただけであり、アクセスポイントとトラフィックの交換を行うためには、正しいWEPキーを使用してデータを暗号化・復号化しなければなりません。
        この認証アルゴリズムは、「None」、「WPA Personal」、「WPA Enterprise」でも使用されます。
      • 共有キー:無線クライアントがアクセスポイントに接続する際に、正しいWEPキーを要求します。クライアントが誤ったWEPキーを持っている場合、アクセスポイントに接続できません。
      • 「オープンシステム」と「共有キー」の両方の選択:「共有キー」を使うように設定された無線クライアントは、有効なWEPキーを持っていれば、アクセスポイントに接続できます。
        「オープンシステム」としてWEPキーを使用するように設定された無線クライアントは(共有キーは無効)、アクセスポイントに接続できます。
        本項目はAT-TQシリーズでのみ設定できます。

    WPA Personal 設定項目:

    • セキュリティーキー(WPA-PSK):暗号キーを設定します。8〜63文字の半角英数記号を入力します。大文字、小文字は区別されます。
    • WPAバージョン:使用するWPAバージョンを選択します。デフォルトは「WPA2」です。WPAとWPA2が混在する環境では、両方を選択します。無線ネットワークから見たセキュリティーは、WPAと同じレベルになります。

      Note
      WPAは、IEEE 802.11iのドラフト段階における機能の実装です。WPA2は、IEEE 802.11iが正式なものとなった後の、IEEE 802.11iの必須機能のすべての実装です。

      Note
      シリーズに「MWS AP Series」、設定タイプに「Dual[11ac]」を選択した場合は、「WPA2」のみ、または「WPA2」と「WPA」の両方を選択する必要があります。

    • 暗号化プロトコル:「CCMP」、「TKIP」のいずれか、または両方を選択することができます。デフォルトは「CCMP」です。
      「TKIP」は、WEPと同様にRC4で暗号化しますが、暗号キーは無線クライアントごとに異なったものとなり、また一定回数使用すると、新たなものに変更されます。
      「CCMP」は、米国商務省の承認した標準技術を用いた暗号化を行います。この暗号化方式は、強力なアルゴリズムを持ちます。

      Note
      WPA規格では、TKIPは必須項目、CCMPはオプション項目ですが、TKIP、CCMPとも実装しています。

      Note
      シリーズに「MWS AP Series」、設定タイプに「Dual[11ac]」を選択した場合は、「CCMP」のみ、または「CCMP」と「TKIP」の両方を選択する必要があります。また、上記の際、WPAバージョンに「WPA」も選択している場合は、「CCMP」と「TKIP」の両方を選択する必要があります。

    • ブロードキャストキー更新間隔:VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔を設定します。AT-TQシリーズでは0〜86400(秒)が、AT-MWS APシリーズでは0または30〜3600(秒)が入力できます。「0」は、キーを更新しません。デフォルトは「0」です。

    WPA Enterprise 設定項目:

    • RADIUS Server IPアドレス:プライマリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。
      AT-TQシリーズでは、プライマリーとセカンダリーの2つのRADIUSサーバーを設定できます。プライマリーRADIUSサーバーのIPアドレスの設定は必須、セカンダリーRADIUSサーバーの設定は任意です。
      AT-MWS APシリーズでは、RADIUSサーバーのIPアドレスを1つ設定できます。(必須)
    • RADIUS Server シークレット:RADIUSサーバーに接続するためのパスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。空白が許されます。
      AT-TQシリーズでは、プライマリー/セカンダリーRADIUSサーバーに対応するパスワードをそれぞれに設定します。
    • ポート番号:外部RADIUSサーバー(AT-TQシリーズの場合はプライマリー、セカンダリー両方)のポート番号を1〜65535の範囲で入力します。デフォルトは「1812」です。
    • WPA2事前認証:「有効」にすると、無線クライアントが現在使用しているアクセスポイントから、対象となるアクセスポイントに、事前認証情報を中継します。デフォルトは「有効」です。これにより、無線クライアントがローミングした時の認証をスピードアップします。
      本項目はAT-TQシリーズでのみ設定できます。
    • WPAバージョン:使用するWPAバージョンを選択します。デフォルトは「WPA2」です。WPAとWPA2が混在する環境では、両方を選択します。無線ネットワークから見たセキュリティーは、WPAと同じレベルになります。

      Note
      WPAは、IEEE 802.11iのドラフト段階における機能の実装です。WPA2は、IEEE 802.11iが正式なものとなった後の、IEEE 802.11iの必須機能のすべての実装です。

    • 暗号化プロトコル:「CCMP」、「TKIP」のいずれか、または両方を選択することができます。デフォルトは「CCMP」です。
      「TKIP」は、WEPと同様にRC4で暗号化しますが、暗号キーは無線クライアントごとに異なったものとなり、また一定回数使用すると、新たなものに変更されます。
      「CCMP」は、米国商務省の承認した標準技術を用いた暗号化を行います。この暗号化方式は、強力なアルゴリズムを持ちます。

      Note
      WPA規格では、TKIPは必須項目、CCMPはオプション項目ですが、本製品では、TKIP、CCMPとも実装しています。

    • ブロードキャストキー更新間隔:VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔を設定します。AT-TQシリーズでは0〜86400(秒)が、AT-MWS APシリーズでは0または30〜3600(秒)が入力できます。「0」は、キーを更新しません。デフォルトは「0」です。
    • セッションキー更新間隔:VAPに接続している無線クライアントの各々に送信するユニキャストのセッションキーの更新間隔を設定します。0〜86400(秒)が入力できます。「0」は、セッションキーを更新しません。デフォルトは「0」です。
      キーは、セッションごとに新たに生成されますので、「WPA Enterprise」でCCMPのような強力な暗号を使用している場合、更新はほぼ不要です。更新間隔を短くすると無線APの処理速度を低下させます。
      本項目はAT-TQシリーズでのみ設定できます。
    • RADIUSアカウンティング:ユーザーを認証した外部のRADIUSサーバーを使用して、ユーザーがセッション中に使用したリソース(使用時間など)を記録するか否かを指定します。記録する場合は「有効」、しない場合は「無効」を指定します。デフォルトは「無効」です。
    Web認証該当のVAPに対してWeb認証を適用するか否かの設定を行います。適用すると無線APがRADIUSサーバーに問い合わせを行います。適用する場合は「有効」、適用しない場合は「無効」を選択します。
    有効を選択すると追加の設定項目が表示されます。

    Note
    本設定は、シリーズにTQ Seriesを選択した場合に表示されます。

    Web認証設定項目:

    • RADIUS ServerPrimary IPアドレス:プライマリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。(必須)
    • RADIUS ServerPrimary シークレット:プライマリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。空白が許されます。
    • RADIUS ServerSecondary IPアドレス:セカンダリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。
    • RADIUS ServerSecondary シークレット:セカンダリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。空白が許されます。
    • ポート番号:プライマリー、セカンダリーそれぞれの外部RADIUSサーバーのポート番号を1〜65535の範囲で入力します。デフォルトは「1812」です

    MACアドレス認証該当のVAPに対して適用するMACアドレス認証の方式選択します。 「外部RADIUS」を選択すると、無線APがRADIUSサーバーに問い合わせを行います。
    「MACフィルタリング」を選択すると、ページ上部のMACアドレスリスト欄で選択したMACアドレスリストに従って、リストに記録されたMACアドレスのみに接続を許可、または接続を拒否します。
    「無効」を選択すると、MACアドレス認証は適用されません。デフォルトは「無効」です。
    「外部RADIUS」または「MACフィルタリング」を選択すると追加の設定項目が表示されます。

    Note
    本設定は、シリーズにTQ Seriesを選択した場合に表示されます。

    外部RADIUS選択時:

    • RADIUS ServerPrimary IPアドレス:プライマリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。(必須)
    • RADIUS ServerPrimary シークレット:プライマリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。空白が許されます。
    • RADIUS ServerSecondary IPアドレス:セカンダリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。
    • RADIUS ServerSecondary シークレット:セカンダリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。空白が許されます。
    • ポート番号:プライマリー、セカンダリーそれぞれの外部RADIUSサーバーのポート番号を1〜65535の範囲で入力します。デフォルトは「1812」です

    Note
    RADIUSサーバーへ問い合わせる際、User-Name属性、User-Password属性は2桁ハイフン区切りになります。例えば、以下のようなフォーマットになります。
    ・ User-Name ab-cd-ef-12-34-56
    ・ User-Password ab-cd-ef-12-34-56

    MACフィルタリング選択時: 共通設定編集ページ上部のMACアドレスリスト欄で選択したMACアドレスリスト名が表示されます。

    Note
    無線1と無線2、または複数のVAPで、個別のMACアドレスリストを割り当てることはできません。すべてに共通のMACアドレスリストが使用されます。

共通設定の編集
  1. メニューから「無線設定」→「共通設定」を選択します。
  2. 共通設定一覧から編集する共通設定をクリックします。
  3. 共通設定の設定情報が表示されます。コンテンツ欄右上の「編集」ボタンをクリックします。
  4. 編集したい情報の編集を行います。
  5. コンテンツ欄右上の「保存」ボタンをクリックします。
共通設定の削除
  1. メニューから「無線設定」→「共通設定」を選択します。
  2. 共通設定一覧から削除する共通設定をクリックします。
  3. 共通設定の設定情報が表示されます。コンテンツ欄右上の「削除」ボタンをクリックします。
  4. 「確認」ダイアログが表示されます。
  5. 「削除」ボタンをクリックします。

6.5.4 無線AP個別設定

ここでは無線APの個別設定について説明します。

Note
無線APの「LLDP、イーサネット設定、HTTP/HTTPS設定」の設定は、無線APのWeb設定画面にて行います。「無線APのWeb設定画面で変更を行う場合は」に記載されている手順で設定してください。
なお、無線APのWeb設定画面で設定する項目の説明は、弊社Webページ掲載の「AT-TQシリーズ リファレンスマニュアル」、「AT-MWS APシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。

Note
AWCプラグインのWeb GUI上で設定された共通設定・個別設定は無線APに即座に適用されません。無線APに適用されるタイミングは以下の通りです。

  ・ 無線APが管理下に入った時
  ・ 無線APへの設定適用を実施した時
  ・ 無線APへの設定適用のスケジュールが実施された時

無線AP個別設定画面は下記の方法で表示できます。

無線AP個別設定画面

項目名説明
コンテンツ欄上部
無線AP名無線AP名が表示されます。
AP本体
共通設定無線APの共通設定の変更が行えます。クリックすると「共通設定選択」ダイアログが表示されます。登録済みの共通設定の中から使用する共通設定をリストの中から選択し「保存」ボタンをクリックします。

共通設定選択

表示1
項目名説明
共通設定を検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にしてEnterキーを押下します。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

Note
本ダイアログの検索では共通設定一覧ページと同様のものが検索可能です。

設定名共通設定の設定名が表示されます。
設定タイプ

共通設定の設定タイプが表示されます。

シリーズ設定タイプ無線
AT-TQシリーズDual[11ac]デュアルバンドの802.11ac対応モデルの屋内用の設定に使用します。(AT-TQ4400/AT-TQ4600/AT-TQ4400e)
Dual[11n]デュアルバンドの802.11n対応モデルの設定に使用します。(AT-TQ2450/AT-TQ3400/AT-TQ3600)
Single
シングルバンドの802.11n対応モデルの設定に使用します。(AT-TQ3200)
11ac with external antennaデュアルバンドの802.11ac対応モデルの屋外用または外部アンテナ使用時の設定に使用します。(AT-TQ4400e)
AT-MWS APシリーズDual[11ac]デュアルバンドの802.11ac対応モデルの屋内用の設定に使用します。(AT-MWS1750AP/AT-MWS2533AP)
Dual[11n]デュアルバンドの802.11n対応モデルの設定に使用します。(AT-MWS600AP)
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

表示2
項目名説明
表示2の上部共通設定の設定名と設定タイプが表示されます。
カントリーコード共通設定のカントリーコードが表示されます。
シリーズ無線APのシリーズが表示されます。
無線1 / 無線2リストで選択した共通設定の無線1、無線2の設定情報を確認できます。無線1、無線2の括弧内は設定されているモードが表示されます。無線1の情報を確認する場合は無線1をクリックし、無線2の情報を確認する場合は無線2をクリックします。選択されている方は赤色の下線が表示されます。
無線送信無線電波を送受信する設定の場合は「有効」、送受信しない設定の場合は「無効」が表示されます。
モード設定しているモード(通信プロトコル)が表示されます。
VAPVAPの番号が表示されます。
SSIDVAPに設定されているSSIDが表示されます。
VLAN IDVAPに設定されているVLAN IDが表示されます。
有効/無効VAPが有効か無効かが表示されます。
セキュリティVAPに設定されているセキュリティーが「None」、「Static WEP」、「WPA Personal」、「WPA Enterprise」のいずれかで表示されます。
「選択」ボタンリストで選択した共通設定に変更します。
「キャンセル」ボタン共通設定の変更を止めます。

緊急用VAPを使用しない共通設定にて緊急用VAPが設定されている際、該当の無線APで緊急用VAPを使用しない場合は、チェックボックスにチェックを入れます。
ログインユーザー名無線APのWeb設定画面にログオンする際に使用するユーザー名を入力します。
AT-TQシリーズの場合、1〜12文字の半角英数字で入力し、ユーザー名は英字から始まる必要があります。
AT-MWS APシリーズの場合、1〜12文字の半角英数字または記号(! $ % ( ) * + , - . ; < = > ? @ ^ _ { | } ~)で入力します。
ログインパスワード無線APのWeb設定画面にログオンする際に使用するパスワードを入力します。
AT-TQシリーズの場合、0〜32文字の半角英数または記号(スペース " $ : < > ' & * を除く)を入力します。
AT-MWS APシリーズの場合、1〜12文字の半角英数字または記号(! $ % ( ) * + , - . ; < = > ? @ ^ _ { | } ~)で入力します。
大文字小文字は区別されます。
入力したパスワードは「●」で表示されます。
ログインパスワード(確認)確認のため、ログインパスワードを再入力します。入力したパスワードは「●」で表示されます。
無線設定
チャンネルチャンネルの設定変更が行えます。ドロップダウンリストをクリックするとチャンネル選択のポップアップダイアログが表示されます。
送信出力電波出力強度の設定変更が行えます。
AWC最小送信出力制限AWC機能による送信出力の最小値をスライダーで設定します。この設定は送信出力を「自動」に設定した場合のみ有効になります。
無線送信の無効化無線電波の送信を止めるか否かの設定変更が行えます。送受信を止める場合はチェックボックスにチェックを入れます。送受信を行う場合はチェックボックスを空欄にします。
WDS設定(AT-TQシリーズのみ)
WDS一覧設定済みのWDSの一覧がボックス形式で表示されます。ボックスには、WDSの無効/有効、接続用無線インターフェースの設定、セキュリティーの設定が表示されます。
+追加WDSを追加します。
削除アイコン該当のWDSを削除します。
無線送信WDSを有効にするか否かを指定します。有効にする場合は「有効」を選択し、無効にする場合は「無効」を選択します。
接続用無線インターフェースWDSで使用する無線バンドを指定します。
「無線1」は、2.4GHz帯の無線を使用します。「無線2」は、5GHz帯の無線を使用します。
AT-TQ3200では、この項目は表示されず、共通設定で指定した周波数帯が使用されます。
MACアドレス無線APのMACアドレスを指定します。
セキュリティWDSの通信における暗号化の認証方式を選択します。

Note
共通設定で、WDSが使用する無線インターフェースでIEEE 802.11nを含む通信モードが選択されている場合、「Static WEP」は選択できません。

Note
WDSが使用する無線インターフェースのVAP 1で「WPA Personal」、「WPA Enterprise」を選択している場合のみ「WPA Personal」が選択できます。

  • 「None」は、暗号化を行いません。
  • 「Static WEP」は、固定キーを元にRC4アルゴリズムによる暗号化を行います。個別の認証は行いません。

    「Static WEP」を選択すると、下記の項目が表示されます。

    • キーの長さ:WEPキーの強度を選択します。デフォルトは「128bit」です。
      • 64bit:16進数では、10桁のWEPキーを直接入力します。ASCIIでは、5文字の半角英数記号を入力し、WEPキーを自動生成します。
      • 128bit:16進数では、26桁のWEPキーを直接入力します。ASCIIでは、13文字の半角英数記号を入力し、WEPキーを自動生成します。
    • キーのタイプ:WEPキーの生成方法を選択します。デフォルトは「16進数」です。
      • ASCII:任意の文字列からWEPキーが自動生成されます。入力されるWEPキーの大文字・小文字は区別されます。
      • 16進数:16進数(0〜9、A〜F、a〜f)でWEPキーを直接入力します。入力されるWEPキーの大文字・小文字は区別されません。
    • セキュリティーキー:「キーの長さ」と「キーのタイプ」に合わせてWEPキーを入力します。
  • 「WPA Personal」は、共通の事前共有キーを元に個別のキーを生成、アクセスポイント間で認証と暗号化を行います。

    「WPA Personal」を選択すると、下記の項目が表示されます。

    • SSID:WDS接続で使用するネットワーク名(SSID)を1〜32文字の半角英数記号で入力します。
    • セキュリティーキー(WPA-PSK):事前共有キーを8〜63文字の半角英数記号で入力します。

6.5.4.1 WDSの個別設定

WDS設定済みの無線APをWDS設定が完了する前に管理下に置いた場合、WDSの設定が無効になり、AWCプラグインから管理できなくなる場合があります。
WDS設定済みの無線APを管理下に入れる際には、AWCプラグイン上で共通設定を割り当てる際に、個別設定も同時に完了させてください。
手順は次の通りです。

  1. メニューから「無線設定」→「登録・設定」を選択します。
  2. リスト内の一番右にある「詳細(虫めがねアイコン)」をクリックして、無線AP詳細画面を表示します。
  3. 「設定情報」欄の右の「編集」ボタンをクリックして、無線AP個別設定画面を表示します。
  4. 共通設定選択ダイアログが表示されますので、適用する共通設定を選択します。

    Note
    共通設定を割り当てた後、WDSの設定が完了するまで、無線AP個別設定画面の「保存」ボタンをクリックしないでください。

  5. チャンネル、送信出力、WDSの設定を行います。
  6. すべての設定が完了したら、「保存」ボタンをクリックして、設定を保存します。

Note
AT-MWS APシリーズではWDS設定は未サポートとなります。

6.5.5 無線APの登録、情報編集、削除

ここでは、無線APの登録、情報の編集、削除する方法について説明します。
無線APの登録は、手動登録CSV登録ゲストノード登録の3通りの方法で行えます。
無線APの情報編集は、機器名、IPアドレス、MACアドレス、管理グループ、タグについて編集が行えます。

AMFネットワーク側で適切に設定されている場合、AT-TQシリーズ無線APをゲストノードとして登録する際、無線APのIPアドレスの代わりに、ゲストノードを接続しているAMFノードのポート名を指定して、簡単にAWCプラグインの管理下に登録することができます(ゼロタッチコンフィグ)。
この場合、IPアドレスやMACアドレスが変化しても、同一の管理下APとして認識されます。
このため、無線APをネットワークに接続する前に、AWCプラグインに管理情報を事前設定したり、該当の無線APに障害が発生した際に、同一機種に交換するだけで速やかに設定適用し、運用を継続することができます。

ゼロタッチコンフィグを行うには、以下の条件を満たしている必要があります。

AMFネットワーク側
AVM EX側
無線AP側
AMFゲストノード、DHCP Snoopingの設定については、AlliedWare Plus機器のコマンドリファレンスをご参照ください。

Note
1つの管理グループでサポート可能な無線APの台数は350台までです。

Note
AT-MWS APシリーズをAWCプラグインの管理下に登録する場合は、まずAT-MWS APシリーズの設定を工場出荷時設定にリセットしたうえで、IPアドレスを適切に設定する必要があります。
また、AT-MWS2533APを使用する場合、LAN1/LAN2ポートを両方接続するためには、IPアドレスに加え、STPまたはLACPの設定が必要となります。
AT-MWS APシリーズの単独での設定については、「AT-MWS APシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。

Note
無線APの「LLDP、イーサネット設定、HTTP/HTTPS設定」の設定は、無線APのWeb設定画面にて行います。「無線APのWeb設定画面で変更を行う場合は」に記載されている手順で設定してください。
なお、無線APのWeb設定画面で設定する項目の説明は、弊社Webページ掲載の「AT-TQシリーズ リファレンスマニュアル」、「AT-MWS APシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。

Note
AMFゲストノードとして動作している無線APを管理する場合は、ゲストノードとしてのコンフィグのバックアップ、手動リカバリー機能の併用は未サポートとなります。

無線APの登録 - 手動で登録
  1. メニューから「無線設定」→「登録・設定」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーします。
  3. 表示されたメニューから「手動で登録」をクリックします。
  4. 「無線AP登録」ダイアログが表示されます。

    手動で登録

    項目名説明
    機器名無線APの機器名を入力します。100文字以内で入力してください。空欄とした場合は、後述の「AP事前設定用のAMF設定」の有効/無効に従って自動設定されます。
    AMF設定無効時
    MACアドレスが自動設定されます。
    AMF設定有効時
    「(ノード名)-(ポート番号)」の形式で設定されます(例:x230_1-port1.0.1)。
    管理グループ無線APを所属させる管理グループを指定します。(必須)
    タグタグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
    タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。
    タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。

    Note
    タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

    Note
    タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

    Note
    付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

    AP事前設定用のAMF設定

    AMFネットワークにゲストノードとして登録されている無線APを、AMF設定によって選択するか否かを指定します。
    「無効」を選択すると、AWCプラグインは、無線APのIPアドレスとMACアドレスを使用して管理下APの識別を行います。事前に無線APのIPアドレスの設定が必要となります。
    「有効」を選択すると、AWCプラグインは、無線APのAMFゲストノード情報(AMFゲストノードが接続されたAMFネットワーク、エリア、ノード、ポート)を使用して管理下APの識別を行います。

    管理グループに管理可能なAMFエリアを設定していない場合は、「有効」は表示されません。
    デフォルトは「無効」です。

    「AP事前設定用のAMF設定」の選択によって、登録する無線APの情報が異なります。

    AMF設定無効の場合
    項目名説明
    IPアドレス無線APのIPアドレスを指定します。(必須)
    MACアドレス無線APのMACアドレスを指定します(MACアドレスの表記形式は「xx:xx:xx:xx:xx:xx」を使用してください)。AT-MWS2533APでは、接続しているポートに関わらず、LAN1ポートのMACアドレスを指定します。
    AMF設定有効の場合
    項目名説明
    ネットワーク名ゲストノードの所属するAMFネットワークを選択します。(必須)
    エリア名ゲストノードの所属するAMFエリアを選択します。(必須)
    ノード名ゲストノードの所属するAMFノードを選択します。(必須)
    ポート番号ゲストノードの設定されたスイッチポート番号を入力します。(必須)
    「追加」ボタン設定した情報で無線APを追加します。
    「キャンセル」ボタン無線APの登録を止めます。
  5. 設定を終えたら「追加」ボタンをクリックします。
  6. 無線APに共通設定を紐づけます。
    共通設定の紐づけ手順は、「無線APの管理グループ、共通設定を変更する場合は」の「共通設定の変更」をご覧ください。
無線APの登録 - CSVから登録

Note
無線APのCSVからの登録は一度に1000台まで可能です。

  1. メニューから「無線設定」→「登録・設定」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーします。
  3. 表示されたメニューから「CSVから登録」をクリックします。
  4. 「CSVから登録」ダイアログが表示されます。

    CSVから登録

    項目名説明
    「ファイルを選択」ボタン事前に作成したCSVファイルを指定します。
    CSVファイルに記述する項目は、後述の「AP事前設定用のAMF設定」の有効/無効によって異なります。
    AMF設定無効の場合

    CSVファイルは、下記の項目順で作成してください。
    ※行の先頭に「#」を入力した場合、その行に記載された内容は無視されます。

      1列目:機器名
      2列目:IPアドレス(必須)
      3列目:MACアドレス
      4列目:タグ名(カンマ区切り、CSVエスケープすること)
    ※4列目以降は何も記入しないでください。
    ※AT-MWS2533APでは、接続しているポートに関わらず、LAN1ポートのMACアドレスを指定します。

    AMF設定有効の場合

    CSVファイルは、下記の項目順で作成してください。
    ※行の先頭に「#」を入力した場合、その行に記載された内容は無視されます。

      1列目:機器名
      2列目:ネットワーク名(必須)
      3列目:エリア名(必須)
      4列目:ノード名(必須)
      5列目:ポート番号(必須)
      6列目:タグ名(カンマ区切り、CSVエスケープすること)
    ※6列目以降は何も記入しないでください。

    サンプルCSVファイルは下記に保存されています。
    [AVM EXをインストールしたディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\tools\import_wireless_APs_sample.csv

    Note
    中身の形式自体が不正の場合は内容に関係なく1行目の機器名がエラーと表示されます。

    Note
    CSV以外の形式のファイルも指定は可能ですが、未サポートとなります。

    管理グループ追加する無線APを所属させる管理グループを選択します。

    AP事前設定用のAMF設定

    AMFネットワークにゲストノードとして登録されている無線APを、AMF設定によって選択するか否かを指定します。
    「無効」を選択すると、登録対象の無線APをIPアドレスとMACアドレスで指定します。
    「有効」を選択すると、登録対象を接続ポートを指定して選択することができます。無線APがIPアドレスをDHCPサーバーから取得する設定の場合などに有効です。管理グループに管理可能なAMFエリアを設定していない場合は、「有効」は表示されません。
    デフォルトは「無効」です。

    「追加」ボタン指定したファイルを追加します。
    「キャンセル」ボタン無線APの登録を止めます。
  5. 設定を終えたら「追加」ボタンをクリックします。
  6. 無線APに共通設定を紐づけます。
    共通設定の紐づけ手順は、「無線APの管理グループ、共通設定を変更する場合は」の「共通設定の変更」をご覧ください。
無線APの登録 - ゲストノードから登録

Note
選択した管理グループに登録されているAMFネットワーク、エリアに所属するゲストノードが登録候補リストに表示されます。

Note
ゲストノードから登録した無線APは登録候補のリストに表示されなくなります。

Note
AT-MWS APシリーズはAMFネットワークにゲストノードとして接続することができません。手動で登録、またはCSVから登録を行ってください。

  1. メニューから「無線設定」→「登録・設定」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーします。
  3. 表示されたメニューから「ゲストノードから登録」をクリックします。
  4. 「ゲストノードから登録」ダイアログが表示されます。

    ゲストノードから登録

    表示1
    項目名説明
    管理グループ追加する無線APを所属させる管理グループを選択します。

    AP事前設定用のAMF設定

    AMFネットワークにゲストノードとして登録されている無線APを、AMF設定によって選択するか否かを指定します。
    「無効」を選択すると、登録対象の無線APをIPアドレスとMACアドレスで指定します。
    「有効」を選択すると、登録対象を接続ポートを指定して選択することができます。無線APがIPアドレスをDHCPサーバーから取得する設定の場合などに有効です。管理グループに管理可能なAMFエリアを設定していない場合は、「有効」は表示されません。
    デフォルトは「無効」です。
    「追加」ボタン指定した無線APを追加します。
    「キャンセル」ボタン無線APの登録を止めます。

    表示2
    項目名説明
    X GUESTゲストノードの総数が表示されます。
    X 選択中選択済みのゲストノード(チェックボックスにチェックを入れている)の総数が表示されます。
    ゲストノードを検索ゲストノードの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
    検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

    「全アイコン」ボタンすべてのゲストノードを一覧に表示します。
    「無線AP」ボタンゲストノードのうち、無線APのみを一覧に表示します。

    表示3
    項目名説明
    チェックボックス選択されているゲストノードのチェックボックスにチェックが入ります。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内のゲストノードすべてにチェックが入ります。チェックを外すとすべてのチェックが外れます。
    MACアドレスMACアドレスが表示されます。
    管理IPアドレス管理IPアドレスが表示されます。
    ゲストノード名ゲストノード名が表示されます。
    AMFネットワーク所属するAMFネットワーク名が表示されます。
    AMFエリア名所属するAMFエリア名が表示されます。
    親ノード名親ノード名が表示されます。
    インターフェースゲストノードのインターフェース名が表示されます。

    表示4
    項目名説明
    <<最初のリストに戻ります。
    番号ページ番号です。
    >>最後のリストに移動します。

  5. 設定を終えたら「追加」ボタンをクリックします。
  6. 無線APに共通設定を紐づけます。
    共通設定の紐づけ手順は、「無線APの管理グループ、共通設定の変更」の「共通設定の変更」をご覧ください。
無線APの情報編集
  1. メニューから「無線設定」→「登録・設定」を選択します。
  2. リストから編集したい無線APの列右にある編集アイコンをクリックします。
  3. 「無線AP編集」ダイアログが表示されます。 無線AP編集
  4. 編集が完了したら、「保存」ボタンをクリックします。
無線APの削除

Note
最後のページを表示中にページのすべてのエントリーを削除した場合、ページ自体は削除されず、エントリーのないページが表示されます。ページの移動か画面の再読み込みにより削除後のページ数が反映されます。

  1. メニューから「無線設定」→「登録・設定」を選択します。
  2. 削除したい無線APのチェックボックスにチェックを入れます(複数選択可能)。
  3. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーします。
  4. 表示されたメニューから「削除」をクリックします。
  5. 「確認」ダイアログが表示されます。
  6. 「削除」ボタンをクリックします。

6.5.6 無線APの管理グループ、共通設定の変更

ここでは、無線APに紐づけている管理グループ、共通設定を変更する手順について説明します。

管理グループの変更

管理グループを変更する手順を2通りの方法で説明します。

無線設定の登録・設定メニューからの変更:

  1. AWCプラグインのメニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。
  2. 無線AP一覧が表示されるので、管理グループの変更を行いたい無線APの列右にある「編集」(鉛筆アイコン)ボタンをクリックします。
  3. 「無線AP編集」ダイアログが表示されます。
  4. ダイアログ内の「管理グループ」のドロップダウンリストをクリックし、ポップアップメニューから変更する管理グループを選択します。
  5. 「保存」ボタンをクリックすると、手順2の無線AP一覧画面に戻ります。

    Note
    変更前の管理グループと変更した管理グループに紐づいている共通設定が異なる場合、無線AP一覧の「共通設定」の項目が「未設定」になります。
    「未設定」と表示された場合は、下ページ記載の「共通設定の変更 / 無線設定の登録・設定メニューからの変更:」の手順2以降を行ってください。

  6. 変更を行った無線APの列のチェックボックスにチェックを入れます。
  7. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。
  8. 「設定適用」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  9. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。

無線モニターの管理下APメニューからの変更:

  1. AWCプラグインのメニューから「無線モニター」→「管理下AP」をクリックします。
  2. 管理下AP一覧が表示されるので、管理グループの変更を行いたい無線APの列右にある虫めがねアイコンをクリックします。
  3. 無線APステータス詳細画面が表示されます。コンテンツ欄上部の「無線AP詳細を見る」ボタンをクリックします。
  4. コンテンツ欄上部にある基本情報欄の右の「編集」ボタンをクリックします。
  5. 「無線AP編集」ダイアログが表示されます。
  6. ダイアログ内の「管理グループ」のドロップダウンリストをクリックし、ポップアップメニューから変更する管理グループを選択します。
  7. 「保存」ボタンをクリックします。
  8. すぐに無線APに設定を適用したい場合は次の手順を行ってください。
  9. メニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。
  10. 無線AP一覧が表示されます。
  11. 変更を行った無線APの列のチェックボックスにチェックを入れます。
  12. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。
  13. 「設定適用」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  14. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。

共通設定の変更(個別変更)

個々の無線APに対して共通設定を変更する手順を2通りの方法で説明します。

無線設定の登録・設定メニューからの変更:

  1. AWCプラグインのメニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。
  2. 無線AP一覧が表示されます。コンテンツ欄上部の「無線設定」ボタンをクリックします。
  3. 無線AP一覧画面が設定可能な画面に切り替わります。
  4. 共通設定を変更したい無線APの列にある「共通設定」のドロップダウンリストをクリックします。
  5. 「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
  6. 登録済みの共通設定の中から使用する共通設定をリストの中から選択し「保存」ボタンをクリックします。
  7. 手順2の無線AP一覧画面に戻ります。
  8. 変更を行った無線APの列のチェックボックスにチェックを入れます。
  9. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。
  10. 「設定適用」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  11. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。

無線モニターの管理下APメニューからの変更:

  1. AWCプラグインのメニューから「無線モニター」→「管理下AP」をクリックします。
  2. 管理下AP一覧が表示されるので、共通設定の変更を行いたい無線APの列右にある虫めがねアイコンをクリックします。
  3. 無線APステータス詳細画面が表示されます。コンテンツ欄上部の「無線AP詳細を見る」ボタンをクリックします。
  4. コンテンツ欄中段にある設定情報欄の右の「編集」ボタンをクリックします。
  5. 無線AP個別設定画面が表示されます。
  6. コンテンツ欄上部のAP本体欄の「共通設定」のドロップダウンリストをクリックします。
  7. 「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
  8. 登録済みの共通設定の中から使用する共通設定をリストの中から選択し「選択」ボタンをクリックします。
  9. 手順5の無線AP個別設定画面が表示されます。
  10. 「保存」ボタンをクリックします。
  11. すぐに無線APに設定を適用したい場合は次の手順を行ってください。
  12. メニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。
  13. 無線AP一覧が表示されます。
  14. 変更を行った無線APの列のチェックボックスにチェックを入れます。
  15. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。

共通設定の変更(一括変更)

複数の無線APに対して共通設定を一括で変更する手順を説明します。

  1. AWCプラグインのメニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。
  2. 無線AP一覧が表示されます。同じ管理グループに所属している、変更を行いたい無線APのチェックボックスにチェックを入れます。
  3. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーします。
  4. 表示されるメニューから「共通設定の割当」をクリックします。
  5. 「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
  6. 登録済みの共通設定の中から使用する共通設定をリストの中から選択し「保存」ボタンをクリックします。
  7. 手順2の無線AP一覧画面に戻ります。
  8. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。
  9. 「設定適用」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  10. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。
共通設定の設定内容のみ変更した場合

共通設定の設定内容のみ変更し、すぐに無線APに適用する場合は、共通設定の保存後に「無線APへの設定適用」を行います。
決まった時間に変更を適用したい場合は、設定適用のスケジュールを登録してください。

無線APへの設定適用は、下記手順にて行ってください。

  1. AWCプラグインのメニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。
  2. 設定を適用する無線APの列のチェックボックスにチェックを入れます。
  3. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。
  4. 「設定適用」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  5. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。

無線APへの設定適用のスケジュールの登録については「スケジュールの登録、編集、削除」をご覧ください。

6.5.7 フロアマップの作成、編集、削除

ここでは、フロアマップの作成、編集、削除の方法について説明します。
フロアマップの作成
  1. メニューから「無線モニター」→「フロアマップ」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  3. 「フロアマップ作成」ダイアログが表示されます。

    「フロアマップ作成」ダイアログ

    項目名説明
    マップ名フロアマップの名称を入力します。100文字以内で入力してください。
    マップ画像フロアマップの背景となる画像を指定します。指定できる画像の形式とサイズは、JPG、JPEG、PNG、GIF画像で4MBまでです。

    Note
    4MBより大きいサポート対象外の形式(PNG、JPG、JPEG、GIF以外)のファイルを選択した場合にエラーが表示されないことがあります。

    管理グループどの管理グループにフロアマップを紐づけるか指定します。
    タグタグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
    タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。
    タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。

    Note
    タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

    Note
    タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

    Note
    付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

    コメントコメントを入力します。このコメントは、フロアマップパネルやフロアマップリストでフロアマップにマウスオーバーすると吹き出しで表示されます。
    コメントに使用できる文字は、連続した半角スペースおよび改行以外は半角・全角どちらも可能で、1000文字までです。
    「追加」ボタンフロアマップを作成します。
    「キャンセル」ボタンフロアマップの作成を止めます。
  4. 設定を終えたら「追加」ボタンをクリックします。
フロアマップの編集
  1. メニューから「無線モニター」→「フロアマップ」を選択します。
  2. フロアマップパネル上にマウスオーバーします。
  3. フロアマップパネルの右上に「鉛筆」の形をした「編集」ボタンが表示されます。
  4. 「編集」ボタンをクリックすると「フロアマップ編集」ダイアログが表示されます。
    • マップ名:フロアマップの名称を入力します。100文字以内で入力してください。
    • マップ画像:フロアマップの背景となる画像を指定します。指定できる画像の形式とサイズは、JPG、JPEG、PNG、GIF画像で4MBまでです。

      Note
      4MBより大きいサポート対象外の形式(PNG、JPG、JPEG、GIF以外)のファイルを選択した場合にエラーが表示されないことがあります。

    • 管理グループ:どの管理グループにフロアマップを紐づけするか指定します。
    • タグ:タグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
      タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。
      タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。

      Note
      タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

      Note
      タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

      Note
      付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

    • コメント:コメントを入力します。このコメントは、フロアマップパネルやフロアマップリストでフロアマップにマウスオーバーすると吹き出しで表示されます。
      コメントに使用できる文字は、連続した半角スペースおよび改行以外は半角・全角どちらも可能で、1000文字までです。
    • 「保存」ボタン:フロアマップを保存します。
    • 「キャンセル」ボタン:保存せずにダイアログを閉じます。
  5. 編集が完了したら「保存」ボタンをクリックします。
フロアマップの削除

Note
最後のページを表示中にページのすべてのエントリーを削除した場合、ページ自体は削除されず、エントリーのないページが表示されます。ページの移動か画面の再読み込みにより削除後のページ数が反映されます。

  1. メニューから「無線モニター」→「フロアマップ」を選択します。
  2. フロアマップパネル上にマウスオーバーします。
  3. フロアマップパネルの右上に「ゴミ箱」の形をした「削除」ボタンが表示されます。
  4. 「削除」ボタンをクリックすると「フロアマップ削除」ダイアログが表示されます。
  5. 「削除」ボタンをクリックします。

6.5.8 フロアマップの検索、表示切り替え

ここでは、フロアマップの検索やフロアマップの表示切り替え(リスト表示、パネル表示)について説明します。
フロアマップの検索
  1. メニューから「無線モニター」→「フロアマップ」を選択します。
  2. コンテンツ欄左上に「フロアマップを検索」欄が表示されます。

    フロアマップ検索

  3. 検索欄に検索したいキーワードを入力し、Enterキーを押下します。
    元のリストに戻る場合は空欄にしEnterキーを押下します。

    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。スペース(半角・全角)は文字列として扱われます。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フロアマップの表示切り替え

フロアマップはパネル形式とリスト形式のどちらかで表示できます。
ここでは、パネル形式からリスト形式に変更する方法を説明します。

パネル、リスト表示

  1. メニューから「無線モニター」→「フロアマップ」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「表示切替」ボタンをクリックします。

    「表示切替」ボタン

  3. フロアマップがリスト形式で表示されます。
  4. パネル形式に戻る場合は、「4つの四角」ボタンをクリックします。

6.5.9 タグを付与、解除

AWCプラグインでは、各ページで抽出をしやすくするために、AMFノードや無線APなどにタグを付けることができます。
ここでは、フロアマップでの方法を説明しますが、各項目で方法は共通です。

フロアマップにタグを付与、解除
  1. メニューから「無線モニター」→「フロアマップ」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「表示切替」ボタンをクリックし、リスト形式の表示に切り替えます。
  3. タグの追加、解除を行いたいフロアマップのチェックボックスにチェックを入れます。
  4. コンテンツ欄右上の「タグ編集」ボタンをクリックします。
  5. 「タグの付与と解除」ダイアログが表示されます。

    タグの付与と解除

  6. タグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
    タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。

    Note
    タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

    Note
    タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

    Note
    付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

  7. タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。
  8. タグの付与、解除が完了したら「保存」ボタンをクリックします。

6.5.10 フロアマップに無線APを配置、保存、削除

ここでは、フロアマップへの無線APアイコンの配置や保存、削除について説明します。
フロアマップに無線APを配置、保存
  1. メニューから「無線モニター」→「フロアマップ」を選択します。
  2. フロアマップパネル上にマウスオーバーします。
  3. フロアマップパネル上に表示される「詳細画面を見る>>」ボタンをクリックします。
  4. コンテンツ欄に該当のフロアマップの無線ステータス表示画面が表示されますので、右上の「AP配置」ボタンをクリックします。
  5. コンテンツ欄右のリストからフロアマップに配置したい無線APを選択します。
    マップ画像の任意の位置に移動しクリックすると配置されます。

    配置済みの無線APアイコンを別の位置に移動する場合は、ドラッグ&ドロップで移動できます。

    Note
    別のフロアマップに設置されている無線APはリストに表示されません。

    Note
    無線APアイコンを配置すると電波出力の強度が円となって表示されますが、 無線AP側の電波出力が小さい場合、電波出力を表す円がアイコンに隠れて表示されてしまいます。

    Note
    ページ表示後に無線APが削除された等の理由で一部の無線APが配置に失敗した場合、保存しようとした配置はすべてキャンセルされ、実行前の配置に戻ります。

  6. 無線APの配置が完了したらコンテンツ欄右上の「保存」ボタンをクリックします。
フロアマップに配置した無線APを削除
  1. メニューから「無線モニター」→「フロアマップ」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「AP配置」ボタンをクリックします。
  3. 削除する無線APが配置されているフロアマップを選択します。
  4. 削除したい無線APアイコンをクリック(複数選択可能)します。
  5. 無線APアイコンが選択状態に切り替わります。
    無線APアイコンの選択を解除する場合は、再度、無線APアイコンをクリックし通常の無線APアイコンの状態にするか、コンテンツ欄右上の「選択を解除」ボタンをクリックします。
  6. コンテンツ欄右上の「配置解除」ボタンをクリックすると無線APアイコンが消えます。
  7. コンテンツ欄右上の「保存」ボタンをクリックします。
  8. 「配置を削除」ダイアログが表示されるので、「保存」ボタンをクリックします。

6.5.11 無線APでのダイナミックVLANの使用

ダイナミックVLAN(Dynamic VLAN Assignment)を使用すると、認証サーバー(RADIUSサーバー)から受け取った認証情報に基づいて、ユーザーの所属VLANを動的に変更することができます。

ダイナミックVLANはWPA Enterprise認証でのみ使用可能となります。
ダイナミックVLANを使用する場合は、「共通設定の作成、編集、削除」をご覧いただき、WPA Enterpriseを設定し、RADIUSサーバーを指定してください。

Note
ダイナミックVLANはAT-TQシリーズでのみ有効です。

Note
MAC認証またはWeb認証でダイナミックVLANを使用する場合はWPA Enterprise認証と併用してください。

Note
MAC認証またはWeb認証とWPA Enterprise認証を併用した場合は、「MAC認証」→「WPA-Enterprise認証」→「Web認証」の順で認証処理が行われます。

RADIUSサーバーの設定

無線APをRADIUSクライアントとして、RADIUSサーバーに登録します。

RADIUSクライアントのIPアドレス無線APのIPアドレス
 (例)192.168.1.230
シークレット無線APがRADIUSサーバーを認証するためのパスワード
 (例)"himitsu"

Note
認証処理は無線APが行いますので、認証を行うすべての無線APをRADIUSサーバーに登録する必要があります。

Note
認証サーバーの詳細な設定方法については、ご使用のサーバー製品のマニュアルをご参照ください。

ダイナミックVLANを使用する場合は、ユーザー名、パスワードに加えて、次のようなVLANに関連する属性を登録します。

属性名属性値備考
User-Nameユーザー名認証対象のユーザー名(例:"user1", "user2")
User-Passwordパスワード(PEAP(EAP-MSCHAPv2)、TTLS使用時)ユーザー名に対応するパスワード(例:"passwd1", "passwd2")。
EAP-TLS使用時は不要です(別途、ユーザー電子証明書の用意が必要です)
Tunnel-TypeVLAN(13)固定値。指定方法はサーバーに依存
Tunnel-Medium-TypeIEEE-802(6)固定値。指定方法はサーバーに依存
Tunnel-Private-Group-IDVLAN ID認証対象のユーザーや機器が認証をパスした後に所属させるVLAN ID(例:100, 200)

Note
無線クライアントのパケットが無線APのイーサネットポートで送受信される際に、RADIUSサーバーから与えられたVLAN IDが自動的に付加されます。

Note
MAC認証またはWeb認証と併用する場合はVLANに関する属性はWPA-Enterpriseで使用する認証情報に設定してください。
MAC認証またはWeb認証で使用する認証情報にVLANに関する属性が登録されていていてもこれらは無視されます。

Note
認証方式としてEAP-TLSを使う場合は、RADIUSサーバーの電子証明書と各ユーザーの電子証明書を用意し、各コンピューター上に適切にインストールしておく必要があります。認証方式としてEAP-PEAP、EAP-TTLSを使う場合は、RADIUSサーバーの電子証明書を用意し、各コンピューター上に適切にインストールしておく必要があります。詳細はRADIUSサーバーおよびSupplicant(OSや専用ソフトウェアなど)のマニュアルをご参照ください。

6.5.12 管理下APへ登録、削除

ここでは管理下APへの登録、削除方法について説明します。

管理下APへの登録

管理下APに無線APを表示させるには、メニューから「無線設定」→「登録・設定」にて無線APの登録を行い、管理グループと共通設定の紐づけを行います。

管理下APからの削除

管理下APから無線APを削除する場合は、メニューから「無線設定」→「登録・設定」で行います。 無線APの削除方法は、「無線APの登録、設定、削除」をご覧ください。

6.5.13 AWC機能の使用

AWC(Autonomous Wave Control)は、複数の要素を考慮して最適化を行うゲーム理論を用いた無線APの自動制御技術です。
AWCの計算結果を適用することにより常に最適な環境で運用することができます。
AWCの計算は、AWCプラグインの起動直後から1時間後に行われ、2回目以降の計算はその前の計算が完了してから1時間後に開始されます。

Note
AWCの計算および適用は管理グループ単位で行われます。管理下の無線APが他の管理グループで管理されている無線APを検知した場合も、電波干渉として計算されます。

ここではAWC(Autonomous Wave Control)機能を使用する際の事前設定、注意事項、設定方法について説明します。

AWCを使用する際の事前設定

Note
チャンネルを自動にしている場合、共通設定の「自動チャンネル選択」で指定した範囲から選択されます。

AWCの設定手順

ここでは、管理グループに対してAWCによるチャンネル・送信出力の自動調整を定期的に実行するように設定する手順について説明します。

  1. 無線APの登録

    管理グループに無線APを登録・設定し、管理下に置きます。詳細な手順についてはクイックツアーの「管理グループの作成」から「無線APの登録」をご覧ください。
    無線APを管理下に置くと、定期的にAWCによる管理グループごとの最適なチャンネル・送信出力が計算されるようになります。

  2. AWC設定編集

    必要に応じて、管理グループごとに、AWC計算における送信出力計算に対するカバーエリア、チャンネル計算に対する管理外APの影響度、計算や適用のタイミング(即時適用、イベントトリガーによるAWC計算の有効/無効)の設定を行います。
    これらの設定については、「AWC設定の編集」をご覧ください。

  3. AWCの計算履歴の確認

    計算された結果は「AWC計算履歴」ページから確認できます。
    AWC計算結果は自動的には適用されず、手順2の「AWC設定編集」にて計算結果の即時適用、または、手順4の「AWCの計算結果の適用」にてスケジュールを設定する必要があります。
    表示内容の詳細については「AWC計算結果の閲覧」をご覧ください。

  4. AWCの計算結果の適用
    AWC計算結果は自動的には適用されず、AWC計算結果を定期的に適用する設定を行う必要があります。
    設定方法には「スケジュールの登録」と「即時適用設定」の2通りの方法があります。

    Note
    即時設定は無効になっていますので、管理グループを作成した場合は必要に応じてスケジュールを登録するか、即時適用を有効にしてください。
    初期状態では、管理グループ「Default Group」のAWC計算結果適用のスケジュールが登録されています。

    Note
    AWC計算結果の適用により、無線APのチャンネルが変更される場合、無線APに接続している無線クライアントは切断されます。
    ※送信出力のみが変更される場合は、無線APに接続している無線クライアントは切断されません。

    • スケジュールの登録
      スケジュールの登録手順については「スケジュールの登録、編集、削除」をご覧ください。

      スケジュールを登録すると、「実行タイミング」で指定したタイミングにおいて無線APに適用されるようになります。適用される計算結果は「使用するAWC計算結果の算出時刻」で指定した時刻付近で計算されたものになります。

      Note
      AWCプラグインはスケジュールされた時間から24時間遡って算出時間に合致する時刻を決定し、算出時間から1時間前までにあるAWC計算結果を適用します。

    • 即時適用設定
      AWC設定編集で、管理グループに対するAWC動作設定の即時適用を有効にすると、計算結果が算出されたタイミングで無線APにその結果が即時適用されるようになります。AWC計算結果の即時適用設定はデフォルトで無効です。

      Note
      AWC動作設定の即時適用を有効にする場合、最新の計算結果が適用された後に過去の計算結果が再度適用されることを防ぐため、管理グループに対する「AWC計算結果適用」のスケジュールを設定している場合は、スケジュールを「無効」に設定することを推奨します。

    手順4が完了すれば、AWCプラグインは管理グループに所属する無線APに設定したタイミングで最適なチャンネル・送信出力を適用するようになります。

  5. 適用結果の確認

    適用結果は無線APの現在のチャンネル・送信出力とログにより確認ができます。

    • チャンネル・送信出力
      各無線APの現在のチャンネル・送信出力は以下のページで確認できます。
         ・フロアマップ詳細ページ
         ・無線AP詳細ページ
    • ログ
      AWC計算結果適用時、管理グループに属するすべての無線APに対し適用が完了した際に適用成功のログが出力されます。
      管理グループ内の無線APに対し1台でも失敗した際は該当無線APの情報が出力され、管理グループに対する適用失敗のログが出力されます。
      なお、AWC計算結果適用のログは管理者のみが閲覧可能です。
      ログの確認方法は「ログ管理」をご覧ください。
注意事項

AWC計算結果の適用が正しく行われないケース

初期状態のまま、AWC計算結果適用のスケジュールが無効または未登録、かつ、AWC計算結果の即時設定が無効の場合は、AWC計算結果の適用は行われません。
また、AWC計算結果の適用時、下記の場合において、AWC計算の適用は正しく行われません。

6.5.14 AWC設定の編集

ここでは、管理下APのAWC(Autonomous Wave Control)機能によるチャンネル・送信出力の最適化について説明します。
AWC機能の設定は管理グループごとに行います。

  1. メニューから「無線設定」→「AWC設定」を選択します。

    AWC設定

  2. コンテンツ欄の一覧から、対象の管理グループの「編集」(鉛筆アイコン)ボタンをクリックします。
  3. 「AWC設定編集」ダイアログが表示されます。

    AWC設定編集

    項目名説明
    管理グループ名設定対象の管理グループ名を表示します。
    AWC計算設定AWC機能による計算の強度・感度をスライダーで調整できます。
    • 送信出力
      • カバーエリア: スライダーを右に移動すると、管理グループ内の無線APが出力する電波のカバー範囲が広くなるよう送信出力が計算されます。スライダーを左に移動すると、管理グループ内の無線AP同士の干渉がより少なくなるよう送信出力が計算されます。
    • チャンネル
      • 管理外AP影響度: 管理外の無線APの使用チャンネルに敏感に反応し、管理外の無線APに対しより干渉の少ないチャンネルを選択するようになります。スライダーを左に移動すると、管理グループ内の無線AP同士の干渉がより少なくなるチャンネルを選択するようになります。
    AWC動作設定AWC計算・適用を行うタイミングを設定します。
    • 即時適用: 有効にすると、AWC機能によるチャンネル・送信出力の計算後、直ちに計算結果を適用します。無効にすると、AWC計算結果適用の実行タイミングをスケジュールにて設定できます。
    • イベントトリガー
      • AP離脱: 有効にすると、AWC機能による計算結果を使用して運用中の無線APが管理下から離脱した場合に、AWC機能による送信出力のみの再計算が行われ、管理グループ内の無線APに適用されます。この際、チャンネルの変更は行われないため、無線APに接続している無線クライアントは切断されません。
      • AP復旧: 有効にすると、AWC機能による計算結果を使用して運用中だった無線APが離脱後、再度管理下に復旧した場合に、AWC機能による送信出力のみの再計算が行われ、管理グループ内の無線APに適用されます。この際、チャンネルの変更は行われないため、無線APに接続している無線クライアントは切断されません。
  4. AWC設定を編集します。
  5. 「保存」ボタンをクリックし、「AWC設定編集」ダイアログを閉じます。

以上で、AWC設定の編集が完了しました。
次回以降、AWC機能によるチャンネル・送信出力の計算が行われる際に適用されます。また、対象の管理グループに対してAWC計算結果適用のスケジュールが設定されている場合は、スケジュールに設定された実行タイミングにAWC計算結果の適用が行われます。

変更されたAWC設定を使用して直ちにAWC計算と適用を行う場合は、次の手順を行います。

  1. 「AWC設定」画面のコンテンツ欄の一覧から、対象の管理グループのチェックボックスをクリックし、AWC計算と結果の適用を行う管理グループを選択します。

    対象管理グループの選択

  2. コンテンツ欄右上の「計算・適用」ボタンをクリックします。
  3. 「確認」ダイアログが表示されます。
    無線APに新しいチャンネルが適用された場合、接続している無線クライアントは接続解除されます。
    自動計算と結果の適用を行う場合には、「実行」ボタンをクリックします。

    AWC設定 確認

  4. 自動計算と結果の適用が開始されます。
    計算・適用の実行状態は、「AWC設定」画面の「状態」欄に表示されます。

6.5.15 AWC計算結果の閲覧

ここでは、管理下APのAWC(Autonomous Wave Control)機能による最適なチャンネル・送信出力の計算結果を確認する方法を説明します。

AWC計算結果の閲覧
  1. メニューから「無線モニター」→「AWC計算履歴」を選択します。
  2. コンテンツ欄左側の「管理グループ名」一覧から、対象となる管理グループ名をクリックします。
  3. コンテンツ欄右側に、該当する管理グループのAWC機能の計算履歴が一覧表示されます。

    AWC計算履歴画面

  4. AWC計算履歴の一覧から詳細を確認したい日時の行をクリックします。
  5. AWC計算結果画面が表示されます。
    管理グループに所属する無線APに最適なチャンネル、送信出力を一覧します。また、画面タイトルには、選択した計算日時を表示します。

    AWC計算結果画面

    項目名説明
    機器名登録時に設定した機器名が表示されます。
    チャンネル無線1、無線2の最適なチャンネルが表示されます。
    送信出力無線1、無線2の最適な送信出力が表示されます。
    フロアマップ該当の無線APが所属するフロアマップ名が表示されます。
    MACアドレス無線APのMACアドレスが表示されます。

6.5.16 スケジュールの登録、編集、削除

ここでは、スケジュールの登録、編集、削除について説明します。

スケジュールの登録
  1. メニューから「無線設定」→「スケジュール登録」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  3. 「オペレーションのスケジュール登録」ダイアログが表示されます。

    スケジュール登録

    項目名説明
    共通
    オペレーション名スケジュールを管理するための名前を入力します。100文字以内で入力してください( \ / : * ? " < > | は使用できません)。(必須)
    コメントスケジュールのコメントを入力します。100文字以内で入力してください。
    「有効」、「無効」ボタンオペレーションを実行する場合は「有効」に、実行しない場合は「無効」を選択します。
    実行タイミングオペレーションの実行タイミングを、1回、毎日、毎週、毎月かを指定します。
    開始実行タイミングで1回と毎日を選択した場合は開始する日時を指定します。毎週を選択した場合は開始する日時と曜日を指定します。毎月を指定した場合は開始する日時、月、日(任意)、曜日(第何週の何曜日か)を指定します。(必須)
    オペレーションのタイプ設定適用、ファームウェア更新、AWC計算結果適用の中から実行するオペレーションを指定します。(必須)
    • 設定適用:オペレーション実行時に無線APに設定している「共通設定」、「無線AP個別設定」の適用を行います。
    • ファームウェア更新:無線APのファームウェア更新を行います。
    • AWC計算結果適用:無線APにAWC計算結果の適用を行います。
    管理グループオペレーションを実行する管理グループを選択します。
    「追加」ボタンスケジュールの登録を行います。
    「キャンセル」ボタンスケジュールの登録を止めます。
    オペレーションタイプ:設定適用
    対象無線AP対象無線APの選択から選択された無線APが表示されます。オペレーションはこのリストに表示された無線APに対して実行されます。
    対象無線APの選択設定の適用を行う無線APを選択します。(必須)
    オペレーションタイプ:ファームウェア更新
    対象無線AP対象無線APの選択から選択された無線APが表示されます。オペレーションはこのリストに表示された無線APに対して実行されます。
    対象無線APの選択ファームウェアを更新する無線APを選択します。(必須)

    Note
    ファームウェアの同時アップグレードのサポート台数は15台です。

    Note
    選択できるファームウェアは1機種のため、同時にファームウェア更新できる無線APは同一機種のみサポートです。

    ファームウェアの更新「ファームウェアの選択」ダイアログが開きます。
    「ファームウェアの選択ダイアログ」でリストから対象のファームウェアを選択します。リストに対象のファームウェアがない場合は「ファイルを選択」ボタンをクリックしファームウェアを指定しリストに追加します。(必須)
    オペレーションタイプ:AWC計算結果適用
    使用するAWC計算結果の算出時刻使用するAWC計算結果の算出時刻を指定します。(必須)

    Note
    AWCプラグインはスケジュールされた時間から24時間遡って算出時間に合致する時刻を決定し、算出時間から1時間前までにあるAWC計算結果を適用します。

  4. 共通項目の設定を行います。
  5. オペレーションの設定を行います。オペレーションは、3タイプ(設定適用、ファームウェア更新、AWC計算結果適用)の中から選択します。各オペレーションによりダイアログに表示される項目が異なります。
  6. 「追加」ボタンをクリックします。
スケジュールの編集
  1. メニューから「無線設定」→「スケジュール登録」をクリックします。
  2. スケジュール一覧から編集するスケジュールの列にある「鉛筆」の形をした「編集」ボタンをクリックします。
  3. 「オペレーションのスケジュール編集」ダイアログが開きます。
  4. 編集を行い、編集が完了したら「保存」ボタンをクリックします。
スケジュールの削除

Note
最後のページを表示中にページのすべてのエントリーを削除した場合、ページ自体は削除されず、エントリーのないページが表示されます。ページの移動か画面の再読み込みにより削除後のページ数が反映されます。

  1. メニューから「無線設定」→「スケジュール登録」をクリックします。
  2. スケジュール一覧から編集するスケジュールの列にある削除アイコン(ゴミ箱)をクリックします。
  3. 「確認」ダイアログが開きます。
  4. 「削除」ボタンをクリックします。

6.5.17 侵入検知/防御の設定

侵入検知システム(IDS:Intrusion Detection System)および侵入防御システム(IPS:Intrusion Prevention System)の設定を行います。

侵入検知システムでは、管理されていない無線機器から、管理者が無線ネットワークを守るのを支援するために設計された機能のセットです。管理グループごとに、無線電波のスキャン(無線機器の検出)を行い、不正と考えられる機器を分類します。
また、侵入防御システムを用いて、検出された不正無線APに対して攻撃を行い、脅威による被害を抑えることができます。

Note
侵入検知、侵入防御は、AT-TQシリーズ無線APでのみ有効となります。

6.5.17.1 侵入検知の設定

侵入検知/防御の設定は以下の手順で行います。

  1. メニューから「無線設定」→「侵入検知/防御設定」を選択し、管理グループごとの侵入検知/防御設定の一覧を表示します。

    侵入検知/防御設定

    管理グループごとに、不正無線APの検出、不正無線クライアントの検出、不正無線APへの攻撃の有効/無効が表示されます。

  2. 対象とする管理グループの「編集」(鉛筆アイコン)ボタンをクリックします。

    「無線侵入検知/防御設定」ダイアログが表示されます。

    無線侵入検知/防御設定
    項目名説明
    管理グループ名侵入検知/防御の設定を行う管理グループ名を表示します。
    無線侵入検知
    不正無線APの検出不正無線APの検出を行うか否かを設定します。
    「有効」の場合、AWCプラグインの管理外の無線APを不正無線APと見なします。
    SSID偽装AWCプラグイン管理下のSSIDを送信している無線APを不正APと見なし、「侵入検知/防御レポート」ページに分類するか否かを設定します。
    セキュリティ偽装AWCプラグイン管理下のSSIDを送信しており、使用しているセキュリティ方式が一致しない無線APを不正APと見なし、「侵入検知/防御レポート」ページに分類するか否かを設定します。
    不正無線クライアントの検出不正無線クライアントの検出を行うか否かを設定します。
    MACアドレスリストMACアドレスリストに基づいて、接続が許可されていない無線クライアントを不正無線クライアントとして検出するか否かを設定します。
    MACアドレスリストは、共通設定にて、一つのAPに1つまで設定できます。
    • 共通設定に設定されたMACアドレスリストのアクションが「許可」の場合(ホワイトリスト)、MACアドレスリストに登録されていない無線クライアントを不正無線クライアントと見なします。
    • 共通設定に設定されたMACアドレスリストのアクションが「ブロック」の場合(ブラックリスト)、MACアドレスリストに登録されている無線クライアントを不正無線クライアントと見なします。
    無線侵入防御
    不正無線APへの攻撃不正無線APへの攻撃を行うか否かを設定します。
    不正無線APと判定された無線APに対して、 IEEE 802.11「De-authentication」マネージメントフレームを定期的に送信し、不正無線APに接続した無線クライアントを接続解除するようにします。
    不正無線APを介したネットワークへのアクセスを防ぎ、ネットワーク上のユーザーやデータを保護します。
    「保存」ボタン対象の管理グループに対する侵入検知/防御設定を保存します。
    「キャンセル」ボタン対象の管理グループに対する侵入検知/防御設定を中止します。
  3. 隣接無線APや無線クライアントの検出、管理下の無線APから不正無線クライアントへの侵入防御について、有効/無効を設定します。
  4. 「保存」ボタンをクリックして、設定を保存します。
6.5.17.2 検知結果の表示

AWCプラグインが管理中の無線APが1時間以内に検出した隣接無線APや無線クライアントの情報と対象が不正無線AP/不正無線クライアントかどうかの判定結果、管理下の無線APから不正無線クライアントへの侵入防御の履歴を表示します(AT-TQシリーズのみ)。

詳細な表示項目の説明については、「侵入検知/防御レポート」をご覧ください。 侵入検知/防御レポート

6.5.18 緊急モードの有効化

緊急モードを有効にすると、大規模災害の発生時に、複数の無線APに対して、無線LANを一括して開放することができます。

緊急モードを有効にするには、大まかに以下の3つの設定が必要です。

緊急用VAPの作成

緊急モード有効時に開放するVAPを作成します。
平時に緊急用VAPを作成しておくことで、大規模災害の発生時に速やかに無線LANを開放することができます。

今回は、既存の無線APの共通設定に緊急用VAPを追加する例を考えます。次の手順と合わせて、「共通設定の作成、編集、削除」を参照してください。

  1. メニューから「無線設定」→「共通設定」を選択します。
  2. 共通設定一覧から編集する共通設定をクリックします。
  3. 共通設定の設定情報が表示されます。 共通設定編集
  4. コンテンツ欄右上の「編集」ボタンをクリックします。
  5. 「VAP(マルチSSID)設定」にて、緊急時に無線LANを開放したい無線帯域によって、無線1または無線2の「+ VAP追加」をクリックします。 VAP追加
  6. 追加されたVAPに緊急用の設定を行います。
    新規VAP
    「VAP ステータス」のラジオボタンから「緊急」を選択します。
  7. 緊急用のVLAN IDを設定します。
    通常用のVAPのVLAN IDと重複しないよう、適切に設定してください。
  8. SSID、バンドステアリング、セキュリティ、Web認証、MACアドレス認証を適宜設定します。
    緊急用VAP設定
  9. 必要に応じて、手順4から、もう一方の無線帯域にもVAPを作成します。
  10. コンテンツ欄上部の「保存」ボタンをクリックして、変更を保存します。

以上で、緊急用のVAPの作成が完了しました。

通常、共通設定を変更した場合、該当の共通設定が適用された無線APに対して、変更の適用を行う必要があります。
緊急モードを直ちに使用する場合は、このまま次の手順に進んでください。以降の手順で緊急モードの有効化を行うと、緊急用VAPを含む共通設定が無線APに直ちに適用されます。
緊急モードを直ちに使用する必要がない場合は、「無線APの管理グループ、共通設定の変更」を参照し、設定適用を行っておくことをお勧めします。

緊急モードメニューの表示

デフォルトの状態では、AWCプラグインのWeb管理画面では、緊急モードメニューは表示されていません。
緊急モードの有効化に備え、緊急モードメニューの表示を切り替えます。

  1. メニューから「システム設定」を選択します。
    システム設定
  2. 緊急モードの「表示する」ボタンをクリックします。
  3. 確認ダイアログが表示されます。「OK」ボタンをクリックします。
以上でメニューに「緊急モード」が追加されます。
緊急モードの有効化

緊急用VAPが設定された無線APに対して、緊急用VAPを有効化します。
緊急モードの有効化は、管理グループ単位で行うことができます。複数の管理グループで同じ共通設定を使用している場合も、特定の管理グループに対してのみ、共通設定に定められた緊急用VAPを有効化することができます。

  1. メニューから「緊急モード」を選択します。
  2. 「緊急モードの変更」ダイアログが表示されます。
    緊急モード
    緊急モードの有効化は、管理グループ単位で行うことができます。複数の管理グループで同じ共通設定を使用している場合も、特定の管理グループに対してのみ、共通設定に定められた緊急用VAPを有効化することができます。
    管理グループごとに、緊急モードの「ON」(有効)、「OFF」(無効)を選択します。
    すべての管理グループに属する無線APの緊急モードを有効にする場合は、「All ON」ボタンをクリックします。
  3. 「適用」ボタンをクリックします。
  4. 「緊急モードの変更」ダイアログが閉じ、緊急モードが有効化されます。
    緊急モードを有効にすると、Web設定画面のナビゲート・管理欄が黄色で強調表示されます。また、メニュー欄の緊急モードメニューの表示が「緊急モード: ON」に変更されます。
緊急モードの無効化

緊急用VAPが設定された無線APに対して、緊急用VAPを無効化します。

  1. メニューから「緊急モード: ON」を選択します。
  2. 「緊急モードの変更」ダイアログが表示されます。
    緊急モードの有効化は、管理グループ単位で行うことができます。複数の管理グループで同じ共通設定を使用している場合も、特定の管理グループに対してのみ、共通設定に定められた緊急用VAPを有効化することができます。
    管理グループごとに、緊急モードの「ON」(有効)、「OFF」(無効)を選択します。
    すべての管理グループに属する無線APの緊急モードを無効にする場合は、「All OFF」ボタンをクリックします。
  3. 「適用」ボタンをクリックします。
  4. 「緊急モードの変更」ダイアログが閉じ、緊急モードが無効化されます。
    緊急モードを無効にすると、Web設定画面のナビゲート・管理欄が黄色の強調表示から白色表示に戻ります。また、メニュー欄の緊急モードメニューの表示が「緊急モード」に戻ります。

6.5.19 無線APの再起動、ファームウェア更新

ここでは、管理下AP一覧に登録されている無線APの再起動方法とファームウェアの更新方法について説明します。

Note
再起動、ファームウェア更新の際に、無線APの起動が始まった後にAWCプラグインと無線APの間の通信断が発生し、10分以内に無線APの管理ができなかった場合、AWCプラグイン上では失敗と表示されます。

無線APの再起動
  1. メニューから「無線モニター」→「管理下AP」を選択します。
  2. 再起動する無線APのチェックボックスにチェックを入れます(複数選択可能)。
  3. コンテンツ欄右上の「再起動」ボタンをクリックします。
  4. 「確認」ダイアログが表示されます。

    確認ダイアログ

    項目名説明
    「OK」ボタン無線APを再起動します。
    「キャンセル」ボタン再起動を止めます。
  5. 「OK」ボタンをクリックします。
  6. 再起動が始まり、完了すると「無線APを再起動しました」とメッセージが表示されます。「閉じる」ボタンをクリックします。

    再起動完了

無線APのファームウェア更新

Note
ファームウェアの同時アップグレードのサポート台数は15台です。

Note
選択できるファームウェアは1機種のため、同時にファームウェア更新できる無線APは同一機種のみサポートです。

Note
ファームウェア更新を連続して実施する場合は、ファームウェア更新を実施する無線AP 1台につき30秒程度の時間を置いて実行してください。

  1. メニューから「無線モニター」→「管理下AP」を選択します。
  2. 管理下APのリストからファームウェアの更新を行う無線APを選択します。
  3. コンテンツ欄右上の「ファームウェア更新」ボタンをクリックします。
  4. 「ファームウェア更新」ダイアログが表示されます。

    ファームウェア更新

    項目名説明
    「ファイルを選択」ボタンファームウェアファイルを指定します。
    「OK」ボタン無線APのファームウェアを更新します。
    「キャンセル」ボタン無線APのファームウェア更新を止めます。
  5. ファームウェアファイルを指定します。
  6. 「OK」ボタンをクリックします。
  7. ファームウェアの更新が始まり、完了すると「無線APのファームウェアを更新しました」とメッセージが表示されます。「閉じる」ボタンをクリックします。

    ファームウェア更新完了

6.5.20 無線APの交換(オートリカバリー)

管理下の無線APに障害が発生し、新しい無線APと交換する場合、既存の無線AP設定を新しい無線APに引き継ぐための手順を説明します。

必要な手順は、AP事前設定用のAMF設定(ゼロタッチコンフィグ)の有効/無効によって異なります。
AP事前設定用のAMF設定については、「無線APの登録、情報編集、削除」をご覧ください。

AMF設定無効の場合
既存の無線AP設定について、IPアドレスとMACアドレスを変更します。
管理下APの交換にあたっては、新しい無線APのIPアドレスとMACアドレスが必要となります。事前に無線AP単独でIPアドレスを固定設定するか、DHCPサーバーにて無線APのMACアドレスに割り当てる静的IPアドレスを設定しておく、または、割り当てられた動的IPアドレスを確認しておく必要があります。

新しい無線APが正しく認識されると、新しい無線APに既存の無線AP設定が適用され、管理下に追加されます。

AMF設定有効の場合

AP事前設定用のAMF設定が有効に設定されたAT-TQシリーズの場合は、障害発生機が接続されたAMFノードの同じスイッチポートに新しい無線APを接続し直すと、自動的にAMFゲストノードとしてAWCプラグインに通知されます。
AWCプラグイン上のデータベースにおいて、該当のスイッチポートに接続されたAMFゲストノードのIPアドレスとMACアドレスが変化すると、新しい無線APに既存の無線AP設定が適用され、管理下に追加されます(オートリカバリー)。

Note
AMF設定によるゼロタッチコンフィグやオートリカバリーを行うためには、AMFゲストノードはIPアドレスをDHCPサーバーから取得する必要があります。このため、IPアドレスの使用時間(リース時間)が経過し、異なるIPアドレスを割り当てられると、オートリカバリーが実行され、通知メッセージが表示されます。
DHCPサーバーに無線APのMACアドレスに割り当てる静的IPアドレスを設定している場合、または、IPアドレスの使用時間を無期限に設定している場合は、正常動作中の同一無線APに対するオートリカバリーは実行されません。

6.5.21 無線APの各種情報の表示

ここでは、管理下AP一覧に登録されている無線APの各種情報の表示方法と内容について説明します。

Note
管理失敗となった無線APには管理中だった際に取得した最新の情報が表示されます。

無線APステータス詳細画面

無線APの実際の動作状態を詳しく表示します。

無線APステータス詳細画面は下記の方法で表示できます。

無線APステータス詳細画面

項目名説明
コンテンツ欄上部
無線AP名無線AP名が表示されます。
歯車アイコン歯車アイコンにマウスオーバーすると「テクニカルサポート情報の取得」と表示されますが、これは弊社管理用のためクリックしないでください。
基本情報
「無線AP詳細を見る」ボタン無線AP詳細画面に切り替わります。無線AP詳細画面では、無線APに適用された設定を表示します。詳しくは下記項目の「無線AP詳細画面」をご覧ください。
管理状態管理状態が表示されます。
設定状態設定状態が表示されます。
共通設定設定されている共通設定が表示されます。リンクをクリックすると共通設定詳細画面に切り替わります。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
管理グループ紐づけている管理グループが表示されます。
AP事前設定用のAMF設定AMFネットワークにゲストノードとして登録されている無線APを、AMF設定によって選択するか否かを表示します。
ネットワーク名AP事前設定用のAMF設定が「有効」の場合、ゲストノードの所属するAMFネットワークを表示します。
エリア名AP事前設定用のAMF設定が「有効」の場合、ゲストノードの所属するAMFエリアを表示します。
ノード名AP事前設定用のAMF設定が「有効」の場合、ゲストノードの所属するAMFノードを表示します。
ポート番号AP事前設定用のAMF設定が「有効」の場合、ゲストノードの設定されたスイッチポート番号を表示します。
ファームウェア設定されているファームウェアのバージョンが表示されます。
機器種別機器の種別が表示されます。
シリアル番号シリアル番号が表示されます(AT-TQ3200/3400/4400/4400e/4600のみ)。
稼働時間稼働時間が表示されます。
フロアマップ図設定されているフロアマップの図が表示されます。
フロアマップ名設定されているフロアマップ名が表示されます。リンクをクリックするとフロアマップ詳細画面に切り替わります。
無線情報
使用チャンネル無線1、無線2のチャンネルが表示されます。
送信出力無線1、無線2の送信出力が表示されます。
検出チャンネルレーダーを検出したチャンネルが表示されます(AT-TQシリーズのみ)。
使用可能までの時間レーダーを検出したチャンネルで無線の送受信が可能になるまでの時間が表示されます(AT-TQシリーズのみ)。
接続クライアント数
VAPVAPが表示されます。
SSIDSSIDが表示されます。
接続クライアント数VAPごとの接続クライアント数が表示されます。
合計接続クライアントの総数が表示されます。
統計情報
グラフ有線受信したバイト数と無線送信したバイト数、それらの差分がグラフで表示されます(AT-TQシリーズのみ)。
無線AP詳細画面

無線APに適用された設定を詳しく表示します。

無線AP詳細画面は下記の方法で表示できます。

Note
WDS設定は無線AP個別設定にて、WDS設定を行っている際に表示されます。

無線AP詳細画面

項目名説明
コンテンツ欄上部
無線AP名無線AP名が表示されます。
基本情報
「無線APステータス詳細を見る」ボタン無線APステータス詳細画面に切り替わります。無線APステータス詳細画面では、無線APの実際の動作状態を表示します。詳しくは下記項目の「無線APステータス詳細画面」をご覧ください。
「編集」ボタン「無線AP編集」ダイアログが開きます。
管理状態管理状態が表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
管理グループ設定されている管理グループが表示されます。
AP事前設定用のAMF設定AMFネットワークにゲストノードとして登録されている無線APを、AMF設定によって選択するか否かを表示します。
ネットワーク名AP事前設定用のAMF設定が「有効」の場合、ゲストノードの所属するAMFネットワークを表示します。
エリア名AP事前設定用のAMF設定が「有効」の場合、ゲストノードの所属するAMFエリアを表示します。
ノード名AP事前設定用のAMF設定が「有効」の場合、ゲストノードの所属するAMFノードを表示します。
ポート番号AP事前設定用のAMF設定が「有効」の場合、ゲストノードの設定されたスイッチポート番号を表示します。
フロアマップ図設定されているフロアマップの図が表示されます。
フロアマップ名設定されているフロアマップ名が表示されます。リンクをクリックするとフロアマップ詳細画面に切り替わります。
設定情報
「編集」ボタン無線APの個別設定編集画面に切り替わります。
共通設定設定されている共通設定が表示されます。リンクをクリックすると共通設定詳細画面に切り替わります。
緊急用VAP共通設定で緊急用VAPを設定している際、無線APの個別設定で緊急用VAPを使用するかどうかを「緊急モード時に使用する」または「使用しない」で表示します。
設定状態設定状態が表示されます。
ログインユーザー名無線APのWeb設定画面にログオンする際に使用するユーザー名が表示されます。
ログインパスワード無線APのWeb設定画面にログオンする際に使用するパスワードの設定状態が表示されます。
チャンネル設定したチャンネルの設定が表示されます。
送信出力設定した送信出力が表示されます。
AWC最小送信出力制限AWC機能による送信出力の最小値が表示されます。この設定は送信出力を「自動」に設定した場合のみ有効になります。
無線送信の無効化無線電波の送信を無効にしている場合、「無効化中」と表示されます。
WDS設定
WDS一覧設定済みのWDSの一覧が表示されます。
WDS一覧では、WDSの状態、接続用無線インターフェースの設定状態、セキュリティーの設定状態を確認できます。
無線送信WDSの有効/無効の状態が表示されます。
接続用無線インターフェースWDSで使用する無線バンドが表示されます。「無線1」は、2.4GHz帯、「無線2」は、5GHz帯の無線を使用しています。
MACアドレス接続相手のMACアドレスが表示されます。
セキュリティ

WDSの通信における暗号化の認証方式が表示されます。セキュリティには「無線AP個別設定」のWDS設定で設定したセキュリティーが表示されます。

セキュリティで「Static WEP」が表示されている時は、下記の項目が表示されます。

  • キーの長さ:WEPキーの強度
  • キーのタイプ:WEPキーの生成方法
  • セキュリティーキー(WEP キー):WEPキーが★で表示されます。目の形をしたアイコンをクリックすると設定したキーがポップアップで表示されます。再度クリックすると★表示に戻ります。

セキュリティで「WPA Personal」が表示されている時は、下記の項目が表示されます。

  • SSID:WDS接続で使用するネットワーク名(SSID)
  • セキュリティーキー(WPA-PSK):事前共有キーが★で表示されます。目の形をしたアイコンをクリックすると設定したキーがポップアップで表示されます。再度クリックすると★表示に戻ります。

6.5.22 無線APのWeb設定画面からの変更

無線APの設定は、一部の設定を除き、AWCプラグイン側で行います。

AT-TQシリーズ

AT-TQシリーズ無線APのWeb設定画面で変更可能な項目は「LLDP、イーサネット設定、HTTP/HTTPS設定」のみとなります。
それ以外の項目の変更は行わないでください。
なお、AT-TQシリーズ無線APのWeb設定画面で設定する項目の説明は、弊社Webページ掲載の「AT-TQシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。

AT-MWS APシリーズ

AT-MWS APシリーズ無線APでは、IPv4アドレス、STP設定(AT-MWS2533APのみ)、LACP設定(AT-MWS2533APのみ)といったスイッチとの接続に必要な最低限の初期設定を除き、AWCプラグインの設定画面から設定できる以外の無線・管理機能項目はすべて未サポートとなります。
Web管理画面からの項目の変更は行わないでください。
なお、AT-MWS APシリーズ無線APの初期設定については、弊社Webページ掲載の「AT-MWS APシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。

Web設定画面で変更を行う場合は必ず下記手順により設定変更を行ってください。
それ以外の方法で設定変更を行うとAVM EXに正しく認識されず管理できなくなります。

  1. 対象の無線APが所属する管理グループを管理可能なアカウントで、AWCプラグインのWeb管理画面にログインします。
  2. メニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。
  3. 無線AP一覧画面にて対象の無線APのチェックボックスにチェックを入れます。
  4. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーし表示されたメニューから「削除」をクリックします。
  5. 無線APがAWCプラグインの管理から外れたことを認識させるため、1分以上、何もせず待ちます。
  6. 無線APのWeb設定画面で設定変更を行います。
  7. 設定変更を終えたら、AWCプラグインのメニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。
  8. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーし表示されたメニューから「手動で登録」をクリックします。
  9. 無線AP登録ダイアログで必要事項を入力し、「追加」ボタンをクリックします。
    ※Web設定画面でIPアドレスを変更した場合は変更したIPアドレスで登録します。
  10. 個別設定画面が開きます。
  11. 設定情報欄の右上にある「編集」ボタンをクリックすると「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
  12. 共通設定の一覧から無線APに割り当てていた共通設定を選択し「選択」ボタンをクリックします。
  13. 個別設定画面右上の「保存」ボタンをクリックします。
  14. メニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。
  15. 変更を行った無線APの列のチェックボックスにチェックを入れます。
  16. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。
  17. 「設定適用」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  18. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。

7 画面リファレンス

7.1 無線モニター

7.1.1 フロアマップ

フロアマップを作成し無線APの管理を行えます。
フロアマップパネルをクリックすると更に詳しい詳細を表示できます。

Note
本ページでは定期的に最新の情報に更新され表示されます。

Note
マウスのホイールボタンによるオートスクロール機能は使用しないでください。

Note
フロアマップ名の文字数が多い場合、「フロアマップ一覧(パネル表示、リスト表示)」画面、または「フロアマップ一覧」→「フロアマップ詳細」画面では省略されてしまい、全文字列の確認ができません。
全文字列を確認する場合は、「フロアマップ一覧」→「リスト表示」アイコン→「鉛筆」アイコン→「フロアマップ編集」ダイアログにて確認してください。

Note
各リストのソート機能で「IPアドレス」の項目は文字列でソートされます。

フロアマップ 〜パネル表示〜
フロアマップ

表示1
項目名説明
「表示切替」ボタン
「表示切替」ボタン
フロアマップの一覧をパネル表示にするかリスト表示にするかを切り替えます。
「タグ編集」ボタン

Note
パネル表示時は「タグ編集」ボタンは使用できません。
タグの編集は、リスト表示時に行います。

「新規作成」ボタンフロアマップを作成するための「フロアマップ作成」ダイアログが開きます。
フロアマップの作成方法は「フロアマップの作成、編集、削除」をご覧ください。

表示2
項目名説明
X フロアマップフロアマップの総数が表示されます。
フロアマップを検索検索したいキーワードを入力します。
(ネットワーク名、エリア名、タグの項目での検索も可能)
検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フロアマップパネル作成したフロアマップパネルが表示され、フロアマップに属している無線AP数とフロアマップ名が表示されます。
パネルの上にマウスオーバーすると透過パネルに切り替わり、管理者の場合は、パネルの右上に「編集」ボタン、「ゴミ箱」ボタンが表示されます。パネルをクリックするとフロアマップの詳細表示ページに移動します。
  • フロアマップパネルが赤色になっている場合は、フロアマップに配置されている無線APに異常があることを示しています。

フロアマップパネル

  • 「編集」ボタン(管理者のみ):フロアマップ編集ダイアログが表示され、マップ名、マップ画像、タグの追加、コメントの編集などの変更が行えます。
  • 「ゴミ箱」ボタン(管理者のみ):フロアマップ削除ダイアログが表示され、当該のフロアマップを削除できます。
  • 詳細画面を見る>>:クリックするとフロアマップの詳細ページに移動します。
  • コメント吹き出し(マウスオーバー時):フロアマップに設定したコメントが表示されます。

フロアマップ 〜リスト表示〜

パネル表示状態で、「表示切替」ボタンをクリックするとリスト表示に切り替わります。

フロアマップ リスト表示

表示1
項目名説明
「パネル表示切替」ボタン
「パネル表示切替」ボタン
リスト表示からパネル表示に切り替えます。
「タグ編集」ボタンリストで選択したフロアマップのタグを編集します。

Note
タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

Note
タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

Note
付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

  • タグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
    タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。
  • タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。
「新規作成」ボタンフロアマップを作成するためのフロアマップ作成ダイアログが開きます。
フロアマップの作成方法は「フロアマップの作成、編集、削除」をご覧ください。

表示2
項目名説明
X フロアマップフロアマップの総数が表示されます。
フロアマップを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

チェックボックス無線APのタグを編集する場合にチェックを入れ「タグ編集」ボタンをクリックします。
ステータスアイコンフロアマップに配置されている無線APの状態が正常の場合は緑色のチェック印が表示されます。
フロアマップに配置されている無線APに異常がある場合は赤色の三角印で表示されます。
フロアマップ名フロアマップ作成時に設定したフロアマップ名が表示されます。
管理グループ名フロアマップ作成時に設定した管理グループ名が表示されます。
AP数フロアマップに配置されている無線APの総数が表示されます。
タグフロアマップに登録されているタグが表示されます。
「鉛筆」アイコン(管理者アカウントのみ)フロアマップの編集を行えます。
「ゴミ箱」アイコン(管理者アカウントのみ)フロアマップを削除します。
コメント吹き出し(マウスオーバー時)フロアマップに設定したコメントが表示されます。

表示3
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

フロアマップ詳細(無線ステータス表示)

フロアマップのフロアマップパネルをクリックするとフロアマップの詳細画面に移動します。
コンテンツ欄中央にはフロア図が表示され、コンテンツ欄右側には無線APのリストが表示されます。

Note
管理失敗となった無線APには管理中だった際に取得した最新の情報が表示されます。

Note
無線APアイコンが配置されているフロアマップの背景画像を変更した際に背景画像の範囲外となってしまった無線APアイコンを背景画像内に移動させようとドラッグすると自動で背景画像内に移動してしまい、無線APアイコンとマウスカーソールの位置がずれた状態になります。
本事象が発生した場合は、一度マウスのホールドを解除し、アイコンをホールドし直してください。

Note
フロアマップ詳細を開いている時に、他ユーザーが該当マップを削除した場合に、AP配置を選択すると、Loading画面が出た後エラーダイアログが表示されずにフロアマップ詳細画面に戻ってしまいます。その際はフロアマップ一覧画面より該当マップの有無を確認してください。

フロアマップ詳細

表示1
項目名説明
フロアマップ名 [無線ステータス表示]フロアマップ名が表示されます。
「無線1」、「無線2」ボタン無線APの「無線1」または「無線2」の情報に切り替えます。
「接続クライアント表示」ボタンフロアマップ詳細(接続クライアント情報)画面に切り替わります。
「AP配置」ボタンフロアマップのリストに表示されている無線APを配置します。
フロア図(背景)フロアマップ作成時に登録したマップ画像が表示されます。フロア図の上にリストに表示されている無線APのアイコンを配置できます。
無線APアイコンフロアマップのリストから配置した無線APアイコンが表示されます。アイコンの下にはチャンネル情報と送信出力が表示されます。

アイコン説明:

  • AWCプラグイン管理下にある無線APには、使用しているチャンネルと電波強度が表示されます。円の大きさと色はチャンネルと電波強度を表します。AWCプラグイン管理下にない無線APは何も表示されません。

    Note
    無線の送受信を「オフ」にしている場合は、AWCプラグイン管理下であっても何も表示されません。

表示2
項目名説明
詳細表示詳細表示をクリックすると、デフォルトで表示される 管理状態、機器名、IPアドレスの他に 機器種別、MACアドレス、共通設定、接続数(無線1)接続数(無線2)、タグの情報が表示されます。
デフォルトの状態に戻る場合は、再び詳細表示をクリックします。
X 無線APフロアマップに登録されている無線APの総数を表示します。
無線APを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。すべて解除する場合は「クリア」をクリックします。

Note
タグを選択するには、一度リストを拡張表示(詳細表示をクリック)する必要があります

タグ「無線APを検索」欄の下には、登録されているすべてのタグが表示されます。
ステータスアイコン無線APがAWCプラグインの管理下にある場合は緑色のチェック印が表示されます。AWCプラグインの管理下から外れている場合は赤色の三角印で表示されます。
管理状態管理状態が表示されます。
機器名機器名が表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。

フロアマップ詳細(無線ステータス表示) 〜リスト拡張表示〜

フロアマップ詳細画面のリスト欄の一番上にある「詳細表示」をクリックすると、リストが拡張し機器種別、共通設定などの情報を表示できます。

フロアマップ詳細表示

表示1
項目名説明
詳細表示詳細表示をクリックするとデフォルトの状態に戻ります。
X 無線APフロアマップに配置されている無線APの総数が表示されます。
無線APを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター無線APに登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。すべて解除する場合は「クリア」をクリックします。
タグ「無線APを検索」欄の下には、登録されているすべてのタグが表示されます。
「タグ編集」ボタンリストで選択した無線APのタグの追加や編集を行えます。
フロアマップに同じタグを付ける場合には「フロアマップにもタグを付与する」チェックボックスにチェックを入れます。

Note
タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

Note
タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

Note
付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

  • タグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
    タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。
  • タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。

表示2
項目名説明
チェックボックスタグを編集する場合にチェックを入れ「タグ編集」ボタンをクリックします。
管理状態管理状態が表示されます。
機器名機器名が表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
機器種別機種名が表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
共通設定無線APに設定した共通設定が表示されます。
接続数(無線1)、接続数(無線2)無線APに接続しているクライアント数が表示されます。AT-TQ3200は、接続数(無線1)のみ表示されます。
タグ無線APに登録したタグが表示されます。

フロアマップ詳細(接続クライアント表示)

フロアマップ詳細画面の「接続クライアント表示」ボタンをクリックすると接続クライアント表示画面に切り替わります。無線APのアイコンを選択すると、選択した無線APに接続しているクライアントの情報が表示2に表示されます。

接続クライアント表示

表示1
項目名説明
フロアマップ名 [接続クライアント表示]フロアマップ名が表示されます。
「無線クライアント一覧」ボタンフロアマップに配置している無線APに接続しているクライアント一覧が表示されます。
接続無線クライアント一覧
  • X 接続無線クライアント:フロアマップで選択した無線APに接続しているクライアントの総数が表示されます。
  • 接続無線クライアントを検索:検索したいキーワードを入力します。
    検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

  • 「全て」ボタン:無線クライアントの一覧を表示します。
  • 「無線1」、「無線2」ボタン:リストに表示されているクライアントを無線1のみ、無線2のみで絞り込みを行います。
  • IPアドレス:クライアントのIPアドレスが表示されます。
  • MACアドレス:クライアントのMACアドレスが表示されます(AT-TQシリーズのみ)。
  • SSID:SSIDが表示されます。
  • 接続先無線AP:クライアントが接続している無線APの機器名が表示されます。
  • 接続時間:無線APに接続している時間が表示されます(AT-TQシリーズのみ)。
  • 表示件数:リストに表示させる件数を指定します。
  • <<:最初のリストに戻ります。
  • 番号:ページ番号です。
  • >>:最後のリストに移動します。
  • 「閉じる」ボタン:ダイアログを閉じます。
「無線1」、「無線2」ボタン無線APの「無線1」または「無線2」の情報に切り替えます。
「無線ステータス表示」ボタンフロアマップ詳細(無線ステータス表示)画面に切り替わります。
「AP配置」ボタン選択できません。無線APをフロアマップに配置する場合は「フロアマップ詳細(送信出力/チャンネル)」画面で行います。
フロア図(背景)フロアマップ作成時に登録したマップ画像が表示されます。
無線APアイコンフロアマップのリストから配置した無線APアイコンが表示されます。アイコンの下には接続中のクライアント数が表示されます。

表示2
項目名説明
詳細表示詳細表示をクリックすると、デフォルトで表示されるIPアドレス、MACアドレスの他にSSID、接続先無線AP、接続時間の情報が表示されます。
デフォルトの状態に戻る場合は、再び詳細表示をクリックします。
X 接続無線クライアントフロアマップで選択した無線APに接続しているクライアントの総数が表示されます。
接続無線クライアントを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

IPアドレスクライアントのIPアドレスが表示されます。
MACアドレスクライアントのMACアドレスが表示されます。

フロアマップ詳細(接続クライアント情報) 〜詳細表示〜

フロアマップ詳細画面のリスト欄の一番上にある「詳細表示」をクリックすると、リストが拡張しSSID、接続先無線APなどの情報を表示できます。

接続クライアント情報 詳細表示

項目名説明
詳細表示詳細表示をクリックすると、デフォルトで表示されるIPアドレス、MACアドレスの他にSSID、接続先無線AP、接続時間の情報が表示されます。
デフォルトの状態に戻る場合は、再び詳細表示をクリックします。
X 接続無線クライアントフロアマップで選択した無線APに接続しているクライアントの総数が表示されます。
接続無線クライアントを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

IPアドレスクライアントのIPアドレスが表示されます(AT-TQシリーズのみ)。
MACアドレスクライアントのMACアドレスが表示されます。
SSIDSSIDが表示されます。
接続先無線APクライアントが接続している無線APの機器名が表示されます。
接続時間無線APに接続している時間が表示されます(AT-TQシリーズのみ)。

7.1.2 管理下AP

無線APの管理状態、設定状態の確認や、無線APの再起動、ファームウェアの更新を行えます。

Note
ファームウェアの同時アップグレードのサポート台数は15台です。

Note
選択できるファームウェアは1機種のため、同時にファームウェア更新できる無線APは同一機種のみサポートです。

Note
ファームウェア更新を連続して実施する場合は、ファームウェア更新を実施する無線AP 1台につき30秒程度の時間を置いて実行してください。コンテンツ欄で実行が終了した後であれば再実行を実施しても問題ありません。

管理下APリスト

表示1
項目名説明
「再起動」ボタン無線APの再起動を行えます。
「ファームウェア更新」ボタン無線APのファームウェアの更新を行えます。

表示2
項目名説明
X APAWCプラグインに登録している無線APの総数が表示されます。
X 選択中選択済みの無線AP(チェックボックスにチェックを入れている)の総数が表示されます。
無線APを検索無線APの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。すべて解除する場合は「クリア」をクリックします。
タグ「無線APを検索」欄の下の「全て見る」をクリックすると、登録されているすべてのタグが表示されます。
通常の状態に戻す場合は「閉じる」をクリックします。

表示3
項目名説明
管理状態管理状態が以下の内容で表示されます。
  • 未管理:IPアドレス、MACアドレス、共通設定のいずれかの設定が完了していないため、管理が開始されていない状態
  • 探索中:AWCプラグインが無線APを探索している状態
  • 適用中:AWCプラグインが無線APに対して設定を適用している状態
  • 管理中:AWCプラグインが無線APを管理している状態
  • 管理失敗:AWCプラグインが無線APの管理下から外れた状態
設定状態設定状態が以下内容で表示されます。
  • 未設定:設定が完了していない状態
  • 未適用:今までにAWCプラグインから設定が適用されたことのない状態
  • 最新:無線APに対して最新の設定が適用されている状態
  • 変更有:無線APに対して最新の設定が適用されていない状態
機器名登録時に設定した機器名が表示されます。ゲストノードから無線APを登録した場合はゲストノード名が表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
無線1無線種別が表示されます。
無線2無線種別が表示されます。
接続数(無線1)無線1に接続中のクライアント数が表示されます。
接続数(無線2)無線2に接続中のクライアント数が表示されます。
稼働時間稼働時間が表示されます。
詳細(虫めがねアイコン)無線APの詳細画面が表示されます。無線APの詳細画面の説明は、「無線APの各種情報の表示」をご覧ください。

表示4
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

7.1.3 AWC計算履歴

AWCの計算履歴が表示されます。

AWCの詳細については、「AWC機能の設定」をご覧ください。

AWC計算履歴

表示1
項目名説明
X グループ登録されているグループの総数が表示されます。
管理グループを検索管理グループの検索を行えます。

表示2
項目名説明
X 計算結果AWC計算を行った総数が表示されます。
from 〜 toAWC計算結果の期間を指定して表示できます。
「検索」ボタンfrom 〜 toで指定した期間で検索を行えます。
「クリア」ボタン検索結果をクリアし全表示に戻します。

表示3
項目名説明
管理グループ名登録されている管理グループ名がリスト表示されます。
管理グループ名をクリックすると、該当の管理グループのAWC計算履歴が表示されます。

表示4
AWC機能による計算履歴を一覧表示します。
一覧の各行をクリックすると、該当日時における無線APごとのチャンネル・送信出力のAWC計算結果がダイアログ表示されます。詳しくは、「AWC計算結果の閲覧」をご覧ください。
項目名説明
計算日時AWC計算を行った日時が表示されます。
対象AP数AWC計算を行った無線AP数が表示されます。
管理グループAWC計算を行った管理グループが表示されます。

表示5
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

7.1.4 侵入検知/防御レポート

AWCプラグインが管理中の無線APが1時間以内に検出した隣接無線APや無線クライアントの情報と対象が不正無線AP/不正無線クライアントかどうかの判定結果、管理下の無線APから不正無線クライアントへの侵入防御の履歴を表示します(AT-TQシリーズのみ)。

隣接無線APや無線クライアントの検出の有効/無効、不正無線クライアントの侵入防御の有効/無効は、無線設定メニューの「侵入検知/防御設定」で設定します。

Note
複数の無線APを検知している際、1時間以内に不正と検知した無線APが1台でも存在する場合、不正と表示されます。

侵入検知/防御レポート 〜無線侵入検知レポート 隣接無線AP表示〜
不正無線AP検出

表示1
項目名説明
「無線侵入検知」/「無線侵入防御」ボタン「無線侵入検知」または「無線侵入防御」のレポート表示に切り替えます。

表示2
項目名説明
「隣接無線AP」/「検出無線クライアント」ボタン「隣接無線AP」または「検出無線クライアント」のレポート表示に切り替えます。
「不正のみ表示」ボタン不正と判定された無線APのみの表示に切り替えます。すべての無線APの一覧に戻す場合は「全ての無線APを表示」ボタンをクリックします。
X AP検出した無線APの総数が表示されます。
隣接無線APを検索検出無線APレポートの検索を行えます。
フィルタータグで絞り込みを行えます。

表示3
項目名説明
判定結果検出した隣接無線APに対する判定結果が表示されます。
不正判定理由検出した隣接無線APを不正APと判定した場合、判定の理由が表示されます。
検出されたBSSID検出した隣接無線APのBSSIDが表示されます。
SSID検出した隣接無線APのSSIDが表示されます。
チャンネル検出した隣接無線APのチャンネルが表示されます。
受信信号強度検出した隣接無線APの信号強度が表示されます。
検出した無線AP隣接無線APを検出した管理下の無線AP名が表示されます。
検出時刻管理下の無線APが隣接無線APを検出した日時が表示されます。
タグ無線APに登録されているタグが表示されます。
検出無線AP一覧(虫めがねアイコン)検出無線AP一覧画面が表示されます。

Note
検出無線AP一覧画面では、前日までにその隣接無線APを検出した管理下の無線APが表示されます。

検出無線AP一覧
  • BSSID「XX:XX:XX:XX:XX:XX」を検出している無線AP一覧:「XX:XX:XX:XX:XX:XX」には、検出した隣接無線APのBSSIDが表示されます。
  • X AP:検出した無線APの総数が表示されます。
  • 検出した無線APを検索:検索したいキーワードを入力します。
    検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

  • 検出した無線AP:隣接無線APを検出した機器名が表示されます。
  • フロアマップ:隣接無線APを検出した無線APがあるフロアマップ名が表示されます。
  • 管理グループ:隣接無線APを検出した無線APの管理グループ名が表示されます。
  • 判定結果:検出した隣接無線APに対する判定結果が表示されます。
  • 不正判定理由:検出した隣接無線APを不正APと判定した場合、判定の理由が表示されます。
  • 検出されたSSID:検出した隣接無線APのSSIDが表示されます。
  • チャンネル:検出した隣接無線APのチャンネルが表示されます。
  • 受信信号強度:検出した隣接無線APの信号強度が表示されます。
  • 検出時刻:管理下の無線APが隣接無線APを検出した日時が表示されます。
  • 詳細(虫めがねアイコン):隣接無線APを検出した無線APの無線APステータス詳細画面が表示されます。
  • 表示件数:リストに表示させる件数を指定します。
  • <<:最初のリストに戻ります。
  • 番号:ページ番号です。
  • >>:最後のリストに移動します。

表示4
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

侵入検知/防御レポート 〜無線侵入検知レポート 検出無線クライアント表示〜
検出無線クライアント検出

表示1
項目名説明
「無線侵入検知」/「無線侵入防御」ボタン「無線侵入検知」または「無線侵入防御」のレポート表示に切り替えます。

表示2
項目名説明
「隣接無線AP」/「検出無線クライアント」ボタン「隣接無線AP」または「検出無線クライアント」のレポート表示に切り替えます。
「不正のみ表示」ボタン不正と判定された無線APのみの表示に切り替えます。すべての無線APの一覧に戻す場合は「全ての無線APを表示」ボタンをクリックします。
X AP検出した無線APの総数が表示されます。
検出無線クライアントを検索検出無線クライアントの検索を行えます。
フィルタータグで絞り込みを行えます。

表示3
項目名説明
判定結果検出した無線クライアントに対する判定結果が表示されます。
不正判定理由検出した無線クライアントを不正無線クライアントと判定した場合、判定の理由が表示されます。
検出されたBSSID検出した無線クライアントのBSSIDが表示されます。
チャンネル検出した無線クライアントのチャンネルが表示されます。
受信信号強度検出した無線クライアントの信号強度が表示されます。
検出した無線AP無線クライアントを検出した管理下の無線AP名が表示されます。
検出時刻管理下の無線APが無線クライアントを検出した日時が表示されます。
タグ無線APに登録されているタグが表示されます。
検出無線AP一覧(虫めがねアイコン)検出無線AP一覧画面が表示されます。

Note
検出無線AP一覧画面では、前日までにその隣接無線APを検出した管理下の無線APが表示されます。

検出無線AP一覧
  • BSSID「XX:XX:XX:XX:XX:XX」を検出している無線AP一覧:「XX:XX:XX:XX:XX:XX」には、検出した隣接無線APのBSSIDが表示されます。
  • X AP:検出した無線APの総数が表示されます。
  • 検出した無線APを検索:検索したいキーワードを入力します。
    検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

  • 検出した無線AP:無線クライアントを検出した機器名が表示されます。
  • フロアマップ:無線クライアントを検出した無線APがあるフロアマップ名が表示されます。
  • 管理グループ:無線クライアントを検出した無線APの管理グループ名が表示されます。
  • 判定結果:検出した無線クライアントに対する判定結果が表示されます。
  • 不正判定理由:検出した無線クライアントを不正無線クライアントと判定した場合、判定の理由が表示されます。
  • チャンネル:検出した無線クライアントのチャンネルが表示されます。
  • 受信信号強度:検出した無線クライアントの信号強度が表示されます。
  • 検出時刻:管理下の無線APが無線クライアントを検出した日時が表示されます。
  • 詳細(虫めがねアイコン):無線クライアントAPを検出した無線APの無線APステータス詳細画面が表示されます。
  • 表示件数:リストに表示させる件数を指定します。
  • <<:最初のリストに戻ります。
  • 番号:ページ番号です。
  • >>:最後のリストに移動します。

表示4
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

侵入検知/防御レポート 〜無線侵入防御レポート〜
不正無線AP検出

表示1
項目名説明
「無線侵入検知」/「無線侵入防御」ボタン「無線侵入検知」または「無線侵入防御」のレポート表示に切り替えます。

表示2
項目名説明
X AP検出した無線APの総数が表示されます。
無線侵入防御レポートを検索無線侵入防御レポートの検索を行えます。
フィルタータグで絞り込みを行えます。

表示3
項目名説明
検出されたBSSID検出した不正無線クライアントのBSSIDが表示されます。
チャンネル検出した不正無線クライアントのチャンネルが表示されます。
検出した無線AP不正無線クライアントを検出した管理下の無線AP名が表示されます。
攻撃開始時刻管理下の無線APから不正無線クライアントにDeauth攻撃を開始した日時が表示されます。
管理下の無線APは、IEEE 802.11「de-authentication」管理フレームを不正無線クライアントに定期的に送信し、ネットワークからその無線クライアントが切断されるようにします。
検出時刻管理下の無線APが不正無線クライアントを検出した日時が表示されます。
タグ無線APに登録されているタグが表示されます。

表示4
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

7.1.5 ログ管理

管理している無線APや関連機器のログが表示されます。
最新のログを確認したい場合は、手動でポーリングを実行後、Webブラウザーの更新を行ってください。

Note
無線APを削除した場合、その無線APのログには機器名とIPアドレスは表示されなくなります。無線APを再登録すれば、再度表示されます。機器名やIPアドレスが非表示の時にCSV出力した場合、CSV上も機器名とIPアドレスは空欄となります。

ログ管理

表示1
項目名説明
最新受信日時ログを取得した日時が表示されます。
「全てのログ」ボタンAP本体、AP管理関連、無線チャンネル/出力自動調整のログが表示されます。
「AP本体」ボタン

AP本体に関するログが表示されます。

「AP管理関連」ボタンAP管理に関するログが表示されます。
メッセージイベント発生条件
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx DiscoveredAWCプラグインが無線APを発見した場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx JoinedAWCプラグインが無線APに対して設定適用を開始した場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx ManagedAWCプラグインが無線APを管理し始めた場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx Configuration Failed due to "FAILED_REASON"無線APへの設定が、"FAILED_REASON"の理由によって失敗した場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx Left無線APがAWCプラグインの管理から外れた場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx Requested RebootAWCプラグインが無線APに対して再起動の要求を送信した場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx Requested Firmware UpgradeAWCプラグインが無線APに対してファームウェア更新の要求を送信した場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx Requested Configuration ApplyAWCプラグインが無線APに対して設定の再適用を開始した場合

※ログメッセージの[PID]はAWCプラグインで管理している番号が付与されます。
「無線チャンネル/出力自動調整」ボタン

無線チャンネル/出力自動調整に関するログが表示されます。

Note
無線チャンネル/出力調整のログは無線管理グループごとに実施されるため、機器名とIPアドレスは空欄で表示されます。

Note
無線チャンネル/出力調整のログは管理者のみが閲覧可能です。

メッセージイベント発生条件
APCA[PID]: Assigned new Power/Channel set to APs for xx無線APへチャンネル/送信出力の適用が行われた場合

※ログメッセージの[PID]はAWCプラグインで管理している番号が付与されます。

「CSV出力」ボタン表示されているすべてのログをCSV形式で出力します。

表示2
項目名説明
X ログログの総数が表示されます。
ログを検索ログの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

from 〜 to期間を指定してログの絞り込みを行えます。
「検索」ボタン検索キーワードやfrom 〜 to指定後に検索ボタンをクリックします。
「クリア」ボタン検索キーワードやfrom 〜 toで指定した日時をクリアしすべてのログが一覧に表示されます。

表示3
機器名機器名が表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
受信日時ログの受信日時が表示されます。
Severity「AP本体」のログは、無線APが送信するSyslogのSeverity(Emergency、Alert、Critical、Error、Warning、Notice、Information、Debug)が表示され、その他のログは「information」、「Notice」の2通りで表示されます。

Note
無線APのログの詳細は、無線APのリファレンスガイドをご覧ください。

内容ログの内容が表示されます。
※ログメッセージの括弧内の数字は、システムで管理している番号が表示されます。

表示4
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

7.2 無線設定

7.2.1 管理グループ

無線APの管理を行うには管理グループを作成し無線APを割り当てる必要があります。一般アカウントに管理グループごとの閲覧権限を付与することにより、ユーザーが管理可能な無線APと共通設定を制御することが可能です。
デフォルトでは管理者アカウントのみが閲覧・編集可能な「Default Group」のみが登録されています。

Note
1つの管理グループでサポート可能な無線APの台数は350台までです。

管理グループ

表示1
項目名説明
「新規作成」ボタン管理グループを作成するための「管理グループ作成」ダイアログが開きます。
管理グループの作成方法は、「管理グループの作成、編集、削除」をご覧ください。

表示2
項目名説明
X グループ管理グループの総数が表示されます。
管理グループを検索管理グループの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

表示3
項目名説明
管理グループ名管理グループ名が表示されます。
AP数管理グループ内の無線AP数が表示されます。
共通設定数管理グループに設定されている共通設定数が表示されます。
フロアマップ数管理グループ内のフロアマップ数が表示されます。
作成日時管理グループを作成した日時が表示されます。
編集(鉛筆アイコン)管理グループの編集を行えます。
削除(ゴミ箱アイコン)管理グループを削除します。

Note
「Default Group」管理グループは削除できません。

7.2.2 共通設定

共通設定は、無線APの設定を登録・管理します。

共通設定

表示1
項目名説明
「新規作成」ボタン共通設定を作成するための「カントリーコードと共通設定タイプの選択」ダイアログが開きます。
共通設定の作成方法は、「共通設定の作成、編集、削除」をご覧ください。
X 共通設定共通設定の総数が表示されます。
共通設定を検索共通設定の検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

表示2
項目名説明
設定名共通設定名が表示されます。
設定タイプ設定タイプが表示されます。
無線1無線1に設定されている規格が表示されます。
無線2無線2に設定されている規格が表示されます。
管理グループ紐づけている管理グループが表示されます。
割当AP数共通設定を設定した無線AP数が表示されます。
未適用AP数共通設定が適用されていない無線AP数が表示されます。

表示3
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

7.2.3 登録・設定

無線APの登録・設定を行えます。

無線APの登録、設定変更、削除方法は、「無線APの登録、設定変更、削除」をご覧ください。

Note
本ページで検索、ソート、タグフィルターによる絞り込みを行った場合、それ以前の無線APの選択状態は解除されます。

登録設定 〜基本項目〜
登録設定 基本項目

表示1
項目名説明
「無線設定」ボタン無線設定画面を表示します。
リストに登録されている無線APの共通設定の選択、チャンネル設定、送信出力の設定が行えます。
歯車アイコン
歯車アイコン
歯車アイコンにマウスオーバーすると、手動で登録、CSVから登録、ゲストノードから登録、CSV出力、タグ編集、共通設定の割当、削除のサブメニューが表示されます。
タグ編集、共通設定の割当、削除メニューは、無線AP一覧のチェックボックスにチェックを入れると選択できるようになります。
  • 手動で登録 / CSVから登録 / ゲストノードから登録:AWCプラグインに無線APを登録します。無線APの登録方法は3通りの方法で行えます。無線APの登録方法は「無線APの登録、情報編集、削除」をご覧ください。
  • CSV出力:無線AP一覧の情報(機器名、管理状態、設定状態、IPアドレス、MACアドレス、共通設定、管理グループ、タグ)をCSV形式で保存できます。ファイル名は「vista_access_points_yyyymmdd-hhmmss.csv」です。
  • タグ編集:無線AP一覧で選択した無線APのタグを編集します。
  • 共通設定の割当:無線AP一覧で選択した無線APに対して共通設定の割り当てを行います。
  • 削除:無線AP一覧で選択した無線APを削除します。
スパナアイコン
スパナアイコン
スパナアイコンにマウスオーバーすると、設定適用のサブメニューが表示されます。設定適用メニューは、無線AP一覧のチェックボックスにチェックを入れると選択できるようになります。
  • 設定適用:無線設定ページで行った設定変更が無線AP本体に適用されます。

表示2
項目名説明
X AP無線APの総数が表示されます。
X 選択中選択済みの無線AP(チェックボックスにチェックを入れている)の総数が表示されます。
無線APを検索無線APの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。すべて解除する場合は「クリア」をクリックします。
タグ「無線APを検索」欄の下の「全て見る」をクリックすると、登録されているすべてのタグが表示されます。
通常の状態に戻す場合は「閉じる」をクリックします。

表示3
項目名説明
チェックボックス無線APの選択を行います。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内の無線APすべてにチェックが入ります。チェックを外すとすべてのチェックが外れます。
機器名登録時に設定した機器名が表示されます。ゲストノードから無線APを登録した場合はゲストノード名が表示されます。
管理状態管理状態が以下の内容で表示されます。
  • 未管理:IPアドレス、MACアドレス、共通設定のいずれかの設定が完了していないため、管理が開始されていない状態
  • 探索中:AWCプラグインが無線APを探索している状態
  • 適用中:AWCプラグインが無線APに対して設定を適用している状態
  • 管理中:AWCプラグインが無線APを管理している状態
  • 接続待機:AWCプラグインが無線APにAMF設定による事前設定を行い、共通設定を割り当てた状態
  • 管理失敗:無線APがAWCプラグインの管理下から外れた状態
  • 未認証:AVM EXに登録された無線APライセンスで管理できる最大無線AP数を超えているため、無線APが管理できない状態
設定状態設定状態が以下内容で表示されます。
  • 未設定:設定が完了していない状態
  • 未適用:今までにAWCプラグインから設定が適用されたことのない状態
  • 最新:無線APに対して最新の設定が適用されている状態
  • 変更有:無線APに対して最新の設定が適用されていない状態
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
管理状態が「接続待機」の無線APの場合、「取得中」と表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
管理状態が「接続待機」の無線APの場合、「取得中」と表示されます。
共通設定紐づけている共通設定が表示されます。
管理グループ紐づけている管理グループが表示されます。
タグ無線APに設定したタグが表示されます。
編集(鉛筆アイコン)「無線AP編集」ダイアログが開きます。
詳細(虫めがねアイコン)無線AP詳細画面に切り替わります。

表示4
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

登録設定 〜無線設定〜
リストに登録されている無線APの共通設定の選択、チャンネル設定、送信出力の設定が行えます。
設定変更後は、表示1のスパナアイコンにマウスオーバーし表示されるメニューから設定適用をクリックしてください。 無線設定ボタン

表示1
項目名説明
「基本項目表示」ボタン基本項目画面を表示します。
リストに登録されている無線APアドレスや管理グループの確認の設定が行えます。
歯車アイコン
歯車アイコン
歯車アイコンにマウスオーバーすると、手動で登録、CSVから登録、ゲストノードから登録、CSV出力、タグ編集、共通設定の割当、削除のサブメニューが表示されます。
タグ編集、共通設定の割当、削除メニューは、無線AP一覧のチェックボックスにチェックを入れると選択できるようになります。
  • 手動で登録 / CSVから登録 / ゲストノードから登録:AWCプラグインに無線APを登録します。無線APの登録方法は3通りの方法で行えます。無線APの登録方法は「無線APの登録、情報編集、削除」をご覧ください。
  • CSV出力:無線AP一覧の情報(機器名、管理状態、設定状態、IPアドレス、MACアドレス、共通設定、管理グループ、タグ)をCSV形式で保存できます。ファイル名は「vista_access_points_yyyymmdd-hhmmss.csv」です。
  • タグ編集:無線AP一覧で選択した無線APのタグを編集します。
  • 共通設定の割当:無線AP一覧で選択した無線APに対して共通設定の割り当てを行います。
  • 削除:無線AP一覧で選択した無線APを削除します。
スパナアイコン
スパナアイコン
スパナアイコンにマウスオーバーすると、設定適用のサブメニューが表示されます。設定適用メニューは、無線AP一覧のチェックボックスにチェックを入れると選択できるようになります。
  • 設定適用:無線設定ページで行った設定変更が無線AP本体に適用されます。

表示2
項目名説明
X AP無線APの総数が表示されます。
X 選択中選択済みの無線AP(チェックボックスにチェックを入れている)の総数が表示されます。
無線APを検索無線APの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。すべて解除する場合は「クリア」をクリックします。
タグ「無線APを検索」欄の下の「全て見る」をクリックすると、登録されているすべてのタグが表示されます。
通常の状態に戻す場合は「閉じる」をクリックします。

表示3
項目名説明
チェックボックス無線APの選択を行います。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内の無線APすべてにチェックが入ります。チェックを外すとすべてのチェックが外れます。
機器名登録時に設定した機器名が表示されます。ゲストノードから無線APを登録した場合はゲストノード名が表示されます。
管理状態管理状態が以下の内容で表示されます。
  • 未管理:IPアドレス、MACアドレス、共通設定のいずれかの設定が完了していないため、管理が開始されていない状態
  • 探索中:AWCプラグインが無線APを探索している状態
  • 適用中:AWCプラグインが無線APに対して設定を適用している状態
  • 管理中:AWCプラグインが無線APを管理している状態
  • 管理失敗:無線APがAWCプラグインの管理下から外れた状態
設定状態設定状態が以下内容で表示されます。
  • 未設定:設定が完了していない状態
  • 未適用:今までにAWCプラグインから設定が適用されたことのない状態
  • 最新:無線APに対して最新の設定が適用されている状態
  • 変更有:無線APに対して最新の設定が適用されていない状態
共通設定共通設定の変更が行えます。共通設定の変更手順は、「無線APの管理グループ、共通設定の変更」をご覧ください。
チャンネル(無線1)無線1のチャンネル設定が行えます。ドロップダウンリストをクリックすると、チャンネルを選択するダイアログが表示されます。共通設定に対応したチャンネルが表示されるので自動または個別のチャンネルを指定します。
チャンネル(無線2)無線2のチャンネル設定が行えます。ドロップダウンリストをクリックすると、チャンネルを選択するダイアログが表示されます。共通設定に対応したチャンネルが表示されるので自動または個別のチャンネルを指定します。
送信出力(無線1)無線1の送信出力の設定が行えます。ドロップダウンリストをクリックすると、送信出力を選択するダイアログが表示されます。自動または、最少、弱、中、強、最大の中から指定します。
送信出力(無線2)無線2の送信出力の設定が行えます。ドロップダウンリストをクリックすると、送信出力を選択するダイアログが表示されます。自動または、最少、弱、中、強、最大の中から指定します。
編集(鉛筆アイコン)「無線AP編集」ダイアログが開きます。
詳細(虫めがねアイコン)無線AP詳細画面に切り替わります。

7.2.4 AWC設定

AWC(Autonomous Wave Control)機能の設定を行います。
AWC機能によるチャンネル・送信出力の最適化を行ううえでの無線APのカバーエリアの広さ、チャンネル選択における管理外APの影響度、AWC計算結果の即時適用の有効/無効、無線APの離脱や復旧といったイベントによる再計算の実施の有効/無効を、管理グループごとに設定できます。

AWC設定

表示1
項目名説明
「計算・適用」ボタン選択した管理グループのAWC計算の実施、適用を行います。

表示2
項目名説明
X グループ管理グループの総数が表示されます。
無線管理グループを検索管理グループの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

表示3
項目名説明
管理グループ名管理グループ名が表示されます。
状態管理グループのAWC計算の状態が表示されます。
前回の計算時刻前回のAWC計算日時が表示されます。
前回の適用時刻前回のAWC計算結果の適用時刻日時が表示されます。
編集(鉛筆アイコン)管理グループのAWC設定の編集を行えます。

7.2.5 スケジュール登録

無線APに対して、設定の適用、ファームウェアの更新、AWC計算結果の適用のスケジュールを登録することにより、指定した日時でこれらのオペレーションを実行することができます。

スケジュール一覧

表示1
項目名説明
「新規作成」ボタンスケジュールを作成します。
X オペレーションリストに表示されているオペレーションの総数が表示されます。
オペレーションを検索リスト内のオペレーションの検索を行えます。

表示2
項目名説明
オペレーション名オペレーション名が表示されます。
管理グループオペレーションに紐づけている管理グループが表示されます。
AP数オペレーションの対象となる無線AP数が表示されます。
状態オペレーションの実行状態が「有効」、「無効」で表示されます。
実行タイミングオペレーションを実行するタイミングが表示されます。
次回の実行時刻次回のオペレーションの実行日時が表示されます。
前回の実行時刻前回行ったオペレーションの実行日時が表示されます。
編集(鉛筆アイコン)オペレーションの設定を編集します。
削除(ゴミ箱アイコン)オペレーションを削除します。

表示3
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

7.2.6 MACアドレスリスト

無線APへの接続を許可または拒否するMACアドレスのリスト(ホワイトリスト/ブラックリスト)を作成します。
MACアドレスリストは、ホワイトリスト/ブラックリストに関わらず、共通設定に1つ割り当てることができます。

MACアドレスリスト

表示1
項目名説明
「新規作成」ボタンMACアドレスリストを作成します。
MACアドレスリストの作成方法は、「MACアドレスリストの作成、編集、削除」をご覧ください。

表示2
項目名説明
X リスト登録されているリストの総数が表示されます。
MACアドレスリストを検索リスト内のオペレーションの検索を行えます。

表示3
項目名説明
リスト名オペレーション名が表示されます。
アクションMACアドレスに対するアクションが「許可」または「ブロック」で表示されます。
エントリー数許可またはブロックの対象となるMACアドレス数が表示されます。
管理グループMACアドレスリストに紐づけている管理グループが表示されます。
割当共通設定数このMACアドレスリストを割り当てられている共通設定の数が表示されます。

表示4
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

7.2.7 侵入検知/防御設定

隣接無線APや無線クライアントの検出、検出した隣接無線APや無線クライアントが不正無線AP/不正無線クライアントかどうかの判定、管理下の無線APから不正無線クライアントへの侵入防御について、有効/無効を設定します(AT-TQシリーズのみ)。
侵入検知/防御設定は管理グループごとに行います。

侵入検知/防御設定

表示1
項目名説明
X グループ管理グループの総数が表示されます。
管理グループを検索管理グループの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

表示2
項目名説明
管理グループ名管理グループ名が表示されます。
不正無線APの検出不正無線APの検出機能の有効/無効を表示します。
不正無線クライアントの検出不正無線クライアントの検出機能の有効/無効を表示します。
不正無線APへの攻撃不正無線APへの攻撃機能の有効/無効を表示します。
編集(鉛筆アイコン)侵入検知/防御の設定を編集します。侵入検知/防御の設定については「侵入検知/防御の設定」をご覧ください。

表示4
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

7.3 機器検索

AWCプラグインに登録されたネットワーク内の無線AP、無線APに接続された無線クライアントの情報を表示します。キーワードを入力し、表示対象を絞り込むこともできます。

無線クライアントの最新の状態を確認したい場合は、手動でポーリングを実行後、Webブラウザーの更新を行ってください。

Note
機器検索では、区切り文字である " , " や " | " は検索対象外となりますので、区切り文字を含んだ文字列の検索は行えません。

Note
機器リストのタグの欄上でマウスオーバーをすると、コメントとタグの吹き出しが重なって表示され、片方の表示が見えなくなる場合があります。その場合はマウスオーバーの位置を調節してください。

Note
ソート機能で「IPアドレス」の項目は文字列でソートされます。

機器検索

表示1
項目名説明
「全機器」ボタン「全機器」ボタンをクリックすると無線AP、接続ステーションの両方が表示されます。
「無線AP」ボタン「無線AP」ボタンをクリックすると無線APのみリストに表示されます。
「接続ステーション」ボタン「接続ステーション」ボタンをクリックすると接続ステーションのみリストに表示されます。
最新の状態を確認する場合は、手動でポーリングを実行後、Webブラウザーを更新してください。
「CSV出力」ボタン表示されているリストをCSV形式のファイルで保存します。ファイル名は「vista_devices_yyyymmdd-hhmmss.csv」です。

表示2
項目名説明
X 機器登録されている機器の総数が表示されます。
機器を検索タグ以外の検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご 注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター機器に登録されているタグで絞り込むことができます。タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。すべて解除する場合は「クリア」をクリックします。
タグ(フィルター)ノードに登録されているタグが表示されます。
機器名カテゴリーによって以下の内容が表示されます。
  • 無線AP:登録時に設定した機器名(ゲストノードから登録した場合はゲストノード名)
  • 無線クライアント:MACアドレス
機器種別機器のカテゴリーが表示されます。
管理グループ機器が所属する管理グループが表示されます。
ファームウェア無線APのファームウェアバージョンが表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます(AT-MWS APシリーズに接続した無線クライアントを除く)。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
その他情報カテゴリーによって以下の内容が表示されます。
  • 無線AP:機種名とシリアル番号
  • 無線クライアント:接続している無線APのMACアドレスとSSID
タグタグが表示されます。
コメント吹き出し(マウスオーバー時)AMFノードや無線APに設定したコメントが表示されます。

表示3
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

7.4 アカウント設定

アカウントの追加、編集を行えます。

Note
AVM EX(AMFマネージャー)のアカウントとAWCプラグイン、SNMPプラグインのアカウントは異なるデータベースに記録されます。いずれかで行った初期アカウント(manager)のパスワードやセッションタイムアウトの変更、アカウントの追加、削除などは、他のシステムには反映されません。

Note
本メニューは管理者アカウントでのみ表示されます。

アカウント

表示1
項目名説明
「新規作成」ボタン新規にアカウントを作成します。

表示2
項目名説明
X アカウントシステムに登録されているアカウントの総数が表示されます。
ユーザーを検索検索したいキーワードを入力しEnterキーを押下します。
検索後、すべてのユーザーが表示されているリストに戻る場合は空欄にしEnterキーを押下します。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
スペース(半角・全角)は文字列として扱われます。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

ユーザー名ユーザー名が表示されます。管理者アカウントにはユーザー名の横に赤丸が付きます。
ユーザー IDユーザー IDが表示されます。

表示3
項目名説明
ユーザー名選択したユーザー名が表示されます。
ユーザー IDユーザー ID が表示されます。
最終ログイン日時最後にログインした日時が表示されます。
セッションタイムアウトログイン後、何も操作を行わなかった場合にログアウトする時間が表示されます。
閲覧可能な管理グループ
(一般ユーザーのみ)
閲覧可能な管理グループ名が表示されます。
「編集」ボタンユーザー名、ユーザー ID、パスワード、セッションタイマー、閲覧可能エリア、閲覧可能な管理グループの編集が行えます。
「削除」ボタン
(一般ユーザーのみ)
アカウントの削除が行えます。

表示4
項目名説明
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

7.5 システム設定

Note
本メニューは管理者アカウントでのみ表示されます。

システム設定では、AWCプラグインのバージョン情報の確認、AWCプラグインシステムの初期化が行えます。

システム設定
項目名説明
バージョン情報AWCプラグインのバージョン情報が表示されます。
無線APライセンス情報AVM EXに登録された無線APライセンスとAWCプラグイン管理下のAPの数が表示されます。
  • ライセンス登録台数:AVM EXに登録された無線APライセンスで管理できる最大無線AP数を表示します。
  • 登録AP数:現在AWCプラグインの管理下に登録されている無線AP数を表示します。
  • 認証AP数:現在AWCプラグインが実際に管理している無線AP数を表示します。
緊急モード
「表示する」ボタン
メニュー欄に緊急モードメニューを表示します。
「初期化する」ボタンAWCプラグインの設定をインストール時の初期状態に戻します。

初期化の操作方法は、「AWCプラグインシステムの初期化、バックアップ・リストア」をご覧ください。

7.6 緊急モード

緊急モードは、緊急時用として設定されたSSIDを有効にするモードです。
共通設定にて事前に緊急時用のVAPを設定することで、緊急モードの変更ページから一斉に緊急時用ネットワークを有効化することができます。
緊急モードの有効/無効の設定は、管理グループ単位で行います。

緊急モード
項目名説明
X グループ管理グループの総数が表示されます。
All ONすべての管理グループの緊急モードをONにします。
All OFFすべての管理グループの緊急モードをOFFにします。
管理グループ管理グループ名が表示されます。
現在のモード無線APの現在のモードを「通常」または「緊急」で表示します。
緊急モードの対象AP数管理グループ内で、緊急用のVAPが設定されたAPの数を表示します。
緊急モード無線APの運用モードをを「ON」(緊急モード)または「OFF」(通常)から選択します。
「適用」ボタン緊急モードの有効/無効を管理グループ配下の無線APに適用します。
「キャンセル」ボタン緊急モードの設定の変更を止めます。

緊急モードを有効にすると、Web設定画面のナビゲート・管理欄が黄色で強調表示されます。また、メニュー欄の緊急モードメニューの表示が「緊急モード: ON」に変更されます。

緊急モード: ON
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