AWCプラグインの初期化、バックアップ、リストアの手順について説明します。
Note
AWCプラグインのバックアップファイルのリストア時、バックアップファイルの参照先ディレクトリまたはパスにはマルチバイト文字(全角文字など)が含まれないように指定してください。
システムの初期化は、データベース、AWCプラグインのコンフィグレーション、フロアマップのマップ画像を出荷時状態に戻します。
AWCプラグインの初期化を行った場合、AVM EXのAMF機器情報の管理には影響しません。
Note
システムの初期化は、管理者アカウントのみ行えます。
Note
システムの初期化を行う場合は、初期化後にWebブラウザーのキャッシュも削除してください。Webブラウザーのキャッシュが残っているとキャッシュの情報を表示してしまい、新しい情報が表示されない場合があります。
Note
システムの初期化、システムデータのリストアを実行後、疎通が不可能な無線APの管理状態には前回取得された情報が表示されます。一度でも疎通が可能になった後は正しい管理状態が反映されます。
システムデータには、AWCプラグインによる無線APの管理設定、アカウント設定などのデータ情報が含まれます。
Note
以下の設定は環境に依存する設定のため、バックアップされる情報の中に含まれません。環境に合わせて手動にて設定をお願い致します。
・ サーバーPCのIP
・ サーバーPCのプロトコル(http/https)
・ サーバー証明書
Note
AWCプラグインのバックアップには、AVM EXによるAMF機器情報やライセンス情報、SNMPプラグインによるSNMPノードの管理情報は含まれません。
AVM EXによるAMF機器情報の管理データ、SNMPプラグインによるSNMPネットワークの管理データのバックアップおよびリストアは、AVM EX、SNMPプラグインにてそれぞれ独立して行う必要があります。
AWCプラグインのバックアップ作成時には、別途、AVM EX、SNMPプラグインでもバックアップの作成を行っておくことをお勧めします。
Note
スケジュール登録で指定したAT-TQシリーズのファームウェアは、AWCプラグインのバックアップファイルに含まれません。
リストア後に再度ファームウェアを指定してください。
Note
バックアップはこまめに取得していただくことをお勧めします。