ここでは、無線APの登録、情報の編集、削除する方法について説明します。
無線APの登録は、手動登録、CSV登録、ゲストノード登録の3通りの方法で行えます。
無線APの情報編集は、機器名、IPアドレス、MACアドレス、管理グループ、タグについて編集が行えます。
AMFネットワーク側で適切に設定されている場合、AT-TQシリーズ無線APをゲストノードとして登録する際、無線APのIPアドレスの代わりに、ゲストノードを接続しているAMFノードのポート名を指定して、簡単にAWCプラグインの管理下に登録することができます(ゼロタッチコンフィグ)。
この場合、IPアドレスやMACアドレスが変化しても、同一の管理下APとして認識されます。
このため、無線APをネットワークに接続する前に、AWCプラグインに管理情報を事前設定したり、該当の無線APに障害が発生した際に、同一機種に交換するだけで速やかに設定適用し、運用を継続することができます。
ゼロタッチコンフィグを行うには、以下の条件を満たしている必要があります。
Note
無線APの管理用VLAN上でのみDHCP Snooping機能を有効に設定してください。
Note
1つの管理グループでサポート可能な無線APの台数は350台までです。
Note
AT-MWS APシリーズをAWCプラグインの管理下に登録する場合は、まずAT-MWS APシリーズの設定を工場出荷時設定にリセットしたうえで、IPアドレスを適切に設定する必要があります。
また、AT-MWS2533APを使用する場合、LAN1/LAN2ポートを両方接続するためには、IPアドレスに加え、STPまたはLACPの設定が必要となります。
AT-MWS APシリーズの単独での設定については、「AT-MWS APシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。
Note
無線APの「LLDP、イーサネット設定、HTTP/HTTPS設定」の設定は、無線APのWeb設定画面にて行います。「無線APのWeb設定画面で変更を行う場合は」に記載されている手順で設定してください。
なお、無線APのWeb設定画面で設定する項目の説明は、弊社Webページ掲載の「AT-TQシリーズ リファレンスマニュアル」、「AT-MWS APシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。
Note
AMFゲストノードとして動作している無線APを管理する場合は、ゲストノードとしてのコンフィグのバックアップ、手動リカバリー機能の併用は未サポートとなります。
項目名 | 説明 | ||||||||||||||||
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機器名 | 無線APの機器名を入力します。100文字以内で入力してください。空欄とした場合は、後述の「AP事前設定用のAMF設定」の有効/無効に従って自動設定されます。
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管理グループ | 無線APを所属させる管理グループを指定します。(必須) | ||||||||||||||||
タグ | タグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。 タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。 タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。 Note Note Note | ||||||||||||||||
AP事前設定用のAMF設定 | AMFネットワークにゲストノードとして登録されている無線APを、AMF設定によって選択するか否かを指定します。 「無効」を選択すると、AWCプラグインは、無線APのIPアドレスとMACアドレスを使用して管理下APの識別を行います。事前に無線APのIPアドレスの設定が必要となります。 「有効」を選択すると、AWCプラグインは、無線APのAMFゲストノード情報(AMFゲストノードが接続されたAMFネットワーク、エリア、ノード、ポート)を使用して管理下APの識別を行います。 管理グループに管理可能なAMFエリアを設定していない場合は、「有効」は表示されません。 「AP事前設定用のAMF設定」の選択によって、登録する無線APの情報が異なります。
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「追加」ボタン | 設定した情報で無線APを追加します。 | ||||||||||||||||
「キャンセル」ボタン | 無線APの登録を止めます。 |
Note
無線APのCSVからの登録は一度に1000台まで可能です。
項目名 | 説明 |
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「ファイルを選択」ボタン | 事前に作成したCSVファイルを指定します。 CSVファイルに記述する項目は、後述の「AP事前設定用のAMF設定」の有効/無効によって異なります。
サンプルCSVファイルは下記に保存されています。 Note Note |
管理グループ | 追加する無線APを所属させる管理グループを選択します。 |
AP事前設定用のAMF設定 | AMFネットワークにゲストノードとして登録されている無線APを、AMF設定によって選択するか否かを指定します。 「無効」を選択すると、登録対象の無線APをIPアドレスとMACアドレスで指定します。 「有効」を選択すると、登録対象を接続ポートを指定して選択することができます。無線APがIPアドレスをDHCPサーバーから取得する設定の場合などに有効です。管理グループに管理可能なAMFエリアを設定していない場合は、「有効」は表示されません。 デフォルトは「無効」です。 |
「追加」ボタン | 指定したファイルを追加します。 |
「キャンセル」ボタン | 無線APの登録を止めます。 |
Note
選択した管理グループに登録されているAMFネットワーク、エリアに所属するゲストノードが登録候補リストに表示されます。
Note
ゲストノードから登録した無線APは登録候補のリストに表示されなくなります。
Note
AT-MWS APシリーズはAMFネットワークにゲストノードとして接続することができません。手動で登録、またはCSVから登録を行ってください。
表示1
項目名 | 説明 |
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管理グループ | 追加する無線APを所属させる管理グループを選択します。 |
AP事前設定用のAMF設定 | AMFネットワークにゲストノードとして登録されている無線APを、AMF設定によって選択するか否かを指定します。 「無効」を選択すると、登録対象の無線APをIPアドレスとMACアドレスで指定します。 「有効」を選択すると、登録対象を接続ポートを指定して選択することができます。無線APがIPアドレスをDHCPサーバーから取得する設定の場合などに有効です。管理グループに管理可能なAMFエリアを設定していない場合は、「有効」は表示されません。 デフォルトは「無効」です。 |
「追加」ボタン | 指定した無線APを追加します。 |
「キャンセル」ボタン | 無線APの登録を止めます。 |
表示2
項目名 | 説明 |
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X GUEST | ゲストノードの総数が表示されます。 |
X 選択中 | 選択済みのゲストノード(チェックボックスにチェックを入れている)の総数が表示されます。 |
ゲストノードを検索 | ゲストノードの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。 検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。 Note Note |
「全アイコン」ボタン | すべてのゲストノードを一覧に表示します。 |
「無線AP」ボタン | ゲストノードのうち、無線APのみを一覧に表示します。 |
表示3
項目名 | 説明 |
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チェックボックス | 選択されているゲストノードのチェックボックスにチェックが入ります。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内のゲストノードすべてにチェックが入ります。チェックを外すとすべてのチェックが外れます。 |
MACアドレス | MACアドレスが表示されます。 |
管理IPアドレス | 管理IPアドレスが表示されます。 |
ゲストノード名 | ゲストノード名が表示されます。 |
AMFネットワーク | 所属するAMFネットワーク名が表示されます。 |
AMFエリア名 | 所属するAMFエリア名が表示されます。 |
親ノード名 | 親ノード名が表示されます。 |
インターフェース | ゲストノードのインターフェース名が表示されます。 |
表示4
項目名 | 説明 |
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Note
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