各種操作 / チャンネルブランケット / チャンネルブランケットの作成


チャンネルブランケットの作成
チャンネルブランケットの所属APの選択
チャンネルブランケットの分割、結合
チャンネルブランケットの分割
チャンネルブランケットの結合
CB共通設定の適用
初期状態の無線APに適用する場合
運用中の無線APに適用する場合
CB共通設定に基づくすべてのチャンネルブランケットに適用する
特定のチャンネルブランケットに適用する
チャンネルブランケットの情報の確認
設定の確認
運用状況の確認
チャンネルブランケットの編集
チャンネルブランケットの削除


CB共通設定に基づいてチャンネルブランケットを作成します。
例えば異なるフロアに同様のネットワークを構築する場合など、1つのCB共通設定を用いて複数のチャンネルブランケットを作成できます。

チャンネルブランケットの作成

  1. AWCプラグインメニューから「無線設定」→「CB共通設定」を選択します。

  2. チャンネルブランケット設定一覧から編集するCB共通設定の列右にある「詳細」ボタン(虫めがねアイコン)をクリックします。
    CB共通設定の設定情報が表示されます。

  3. コンテンツ欄右上の「編集」ボタンをクリックします。
    CB共通設定編集画面が表示されます。

  4. コンテンツ欄下部の「チャンネルブランケット一覧」右上の設定メニュー(歯車アイコン)から「新規作成」を選択します。

    「チャンネルブランケット新規作成」ダイアログが表示されます。

    表 1:「チャンネルブランケット新規作成」ダイアログ
    項目名 説明
    チャンネルブランケット名 チャンネルブランケットの名前を入力します。1~100文字の、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号(スペースを含む)を指定できます。(必須)
    CB管理VLAN チャンネルブランケットの管理に使用するVLAN IDを1~4094の数字で入力します。(必須)
    Note
    CB管理VLANには、無線APの管理用VLAN IDや、VAPのVLAN IDとは異なるVLAN IDを指定してください。
    管理グループ チャンネルブランケットを構成する管理グループを選択します。CB共通設定にて選択した管理グループのうち、いずれか1つをドロップダウンリストから選択します。(必須)
  5. 設定を終えたら「追加」ボタンをクリックします。

    CB共通設定編集画面のチャンネルブランケット一覧に、新たに作成したチャンネルブランケットが追加されます。

  6. 作成したチャンネルブランケットを一旦保存する場合は、画面右上の「保存」ボタンをクリックします。
    続けてチャンネルブランケットの所属APを選択する場合は、「チャンネルブランケットの所属APの選択」の手順4から続けます。

チャンネルブランケットの所属APの選択

CB共通設定編集画面にて作成したチャンネルブランケットに所属させる無線APを選択します。
「チャンネルブランケットの作成」に続けて無線APの選択を行う場合は、本項の手順4から続けてください。
  1. AWCプラグインメニューから「無線設定」→「CB共通設定」を選択します。

  2. チャンネルブランケット設定一覧から編集するCB共通設定の列右にある「詳細」ボタン(虫めがねアイコン)をクリックします。

  3. CB共通設定の設定情報が表示されます。コンテンツ欄右上の「編集」ボタンをクリックします。
    CB共通設定編集画面が表示されます。

  4. コンテンツ欄下部の「チャンネルブランケット一覧」にて、作成したチャンネルブランケットの「AP一覧」ボタンをクリックします。

    「所属AP一覧」ダイアログが表示されます。
    タイトルには、選択したチャンネルブランケット名が表示されます。

    表 2:「所属AP一覧」ダイアログ
    項目名 説明
    X AP チャンネルブランケットに所属する無線APの数を表示します。
    「所属AP編集」ボタン チャンネルブランケットに所属させる無線APを選択します。
    「無線APを追加/解除」ダイアログが表示されます。
    無線APを検索 検索したいキーワードを入力します。
    現在の表示対象のうち、「機器名」「IPアドレス」「MACアドレス」「フロアマップ名」「管理グループ名」「AP共通設定」「機器種別」「現在のファームウェア」「シリアル番号」のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。
    検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
    フィルター 登録されているタグで絞り込むことができます。
    タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。すべて解除する場合は「クリア」をクリックします。
    Note
    タグを選択するには、一度リストを拡張表示(詳細表示をクリック)する必要があります
    タグ 「無線APを検索」欄の下には、登録されているすべてのタグが表示されます。
    機器名 登録時に設定した機器名が表示されます。
    CB 該当の無線AP機種がAWC-CBをサポートするかを、「サポート」または「未判別」で表示します。
    Note
    サポート状況は、AWCプラグインが内蔵するサポート機種のMACアドレス範囲情報を基に、選択されたデバイスのMACアドレスを判別して表示します。使用するAWCプラグインバージョンとデバイスの製造時期によっては、正規にチャンネルブランケットをサポートする機種であっても「未判別」と表示されることがあります。
    IPアドレス IPアドレスが表示されます。
    MACアドレス MACアドレスが表示されます。
    フロアマップ名 無線APが配置されているフロアマップ名が表示されます。
    「解除」ボタン(ゴミ箱アイコン) 該当の無線APをチャンネルブランケットの所属APから除外します。
    閉じる 「所属AP一覧」ダイアログを閉じ、CB共通設定編集画面に戻ります。
  5. ダイアログ右上の「所属AP編集」ボタンをクリックします。
    「無線APを追加/解除」ダイアログが表示されます。

    表 3:「無線APを追加/解除」ダイアログ
    項目名 説明
    ダイアログ上部
    「無線AP」ボタン ダイアログを無線AP一覧表示に切り替えます。
    チャンネルブランケットに所属させる無線APを、管理グループ配下の無線AP一覧から選択します。
    「フロアマップ」ボタン ダイアログをフロアマップ一覧表示に切り替えます。
    チャンネルブランケットに所属させる無線APを、管理グループ配下のフロアマップから選択します。
    無線AP選択表示
    無線APを検索 検索したいキーワードを入力します。
    現在の表示対象のうち、「機器名」「IPアドレス」「MACアドレス」「フロアマップ名」「管理グループ名」「AP共通設定」「機器種別」「現在のファームウェア」「シリアル番号」のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。
    検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
    フィルター 登録されているタグで絞り込むことができます。
    タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。すべて解除する場合は「クリア」をクリックします。
    Note
    タグを選択するには、一度リストを拡張表示(詳細表示をクリック)する必要があります
    タグ 「無線APを検索」欄の下には、登録されているすべてのタグが表示されます。
    チェックボックス 無線APの選択を行います。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内の無線APすべてにチェックが入ります。チェックを外すとすべてのチェックが外れます。
    機器名 登録時に設定した機器名が表示されます。
    CB 該当の無線AP機種がAWC-CBをサポートするかを、「サポート」または「未判別」で表示します。
    Note
    サポート状況は、AWCプラグインが内蔵するサポート機種のMACアドレス範囲情報を基に、選択されたデバイスのMACアドレスを判別して表示します。使用するAWCプラグインバージョンとデバイスの製造時期によっては、正規にチャンネルブランケットをサポートする機種であっても「未判別」と表示されることがあります。
    IPアドレス IPアドレスが表示されます。
    MACアドレス MACアドレスが表示されます。
    フロアマップ名 無線APが配置されているフロアマップ名が表示されます。
    保存 所属させる無線APの選択状態を保存します。
    戻る 所属させる無線APの選択状態を保存せず、「所属AP一覧」ダイアログに戻ります。
    フロアマップ一覧表示
    X フロアマップ フロアマップの総数が表示されます。
    フロアマップを検索 検索したいキーワードを入力します。
    現在の表示対象のうち、「フロアマップ名」「管理グループ名」「タグ」のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。
    検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
    フロアマップパネル 作成したフロアマップパネルが表示され、フロアマップに属している無線AP数とフロアマップ名が表示されます。
    パネルの上にマウスオーバーすると透過パネルに切り替わり、「詳細画面を見る」の文字が表示されます。パネルまたは「詳細画面を見る」をクリックするとフロアマップの詳細表示画面に移動します。
    表示件数 リストに表示させる件数を指定します。
    << 最初のリストに戻ります。
    番号 ページ番号です。
    >> 最後のリストに移動します。
    保存 所属させる無線APの選択状態を保存します。
    戻る 所属させる無線APの選択状態を保存せず、CB共通設定編集画面に戻ります。
    フロアマップ詳細表示
    フロアマップ名 フロアマップ名を表示します。
    フロアマップ フロアマップと、配置されている無線APがグラフィカルに表示されます。

    • 無線APにマウスカーソルを置くと、無線APのIPアドレス、MACアドレス、機種名とチャンネルブランケットのサポート可/未判別を示すポップアップが表示されます。

    • 無線APをクリックすると、無線APアイコンの背景に青丸が表示され、選択状態に切り替わります。複数の無線APを選択することも可能です。

    • 無線APアイコンの選択を解除する場合は、再度、無線APアイコンをクリックし通常の無線APアイコンの状態にします。

    • 濃い灰色の無線APアイコンは、他のチャンネルブランケットに所属済みであることを表します。
    保存 所属させる無線APの選択状態を保存します。
    戻る 所属させる無線APの選択状態を保存せず、フロアマップ一覧表示に戻ります。
  6. チャンネルブランケットに所属させる無線APを選択し、「保存」ボタンをクリックします。
    「所属AP一覧」ダイアログに、選択した無線APが表示されます。

  7. 「所属AP一覧」ダイアログの「閉じる」ボタンをクリックします。
    CB共通設定編集画面に戻ります。
    設定した所属APは、チャンネルブランケットの割当AP数に反映されます。

  8. CB共通設定編集画面の右上の「保存」ボタンをクリックします。
    CB共通設定詳細画面が表示されます。

チャンネルブランケットの作成手順は以上です。
チャンネルブランケットの作成・編集を含む、CB共通設定の変更を無線APに反映するには、CB共通設定の適用を行う必要があります。

チャンネルブランケットの分割、結合

ひとつのチャンネルブランケットに多数の無線APが所属している場合、無線クライアントのスループットが低下したり、通信が不安定になることがあります。
また、小さなチャンネルブランケットを多数作成した場合、チャンネルブランケット間では無線クライアントの接続情報は共有されないためローミングが発生してしまい、チャンネルブランケットの利点を活用できないことがあります。
適切なチャンネルブランケットの規模になるように、AWCプラグインの提案を利用して分割または結合することができます。

チャンネルブランケットの分割

接続クライアントの動きなどを学習し、チャンネルブランケットを利用環境に応じたグループに分割することで、通信状況を改善することができます。
  1. チャンネルブランケット一覧にて、分割を行うチャンネルブランケットにチェックをつけます。
    複数のチャンネルブランケットが登録されている場合は、複数選択できます。

  2. 右上の設定メニュー(歯車アイコン)から、「分割」を選択します。

    「チャンネルブランケットの分割」ダイアログが表示されます。
  3. 「チャンネルブランケットの分割」ダイアログにて、分割数を指定します。

    AWCプラグインは、配置されたフロアマップ上の位置を考慮して適切なチャンネルブランケット数に分割する例を提案します。複数のチャンネルブランケットを選択した場合は、それらのチャンネルブランケットを一旦結合したものとして、適切な規模となる数、所属APを計算します。
    分割数はデフォルトでは「自動」です。所属APの規模によっては元のチャンネルブランケット数より少なくなる場合もあります。

    手動で指定する場合は、2~5個までに分割できます。この場合も、選択されたチャンネルブランケットを一旦結合したものとして、位置関係を考慮して指定された数に分割します。規模によっては元のチャンネルブランケット数より少なくなる場合もあります。
    元の無線APが少ない場合は、単独の無線APからなるチャンネルブランケットが作成されるなど、チャンネルブランケットの利点が得られないこともありますので、この場合は分割数を減らしてください。

    分割後のチャンネルブランケット名は、「ブランケット名_1」「ブランケット名_2」のように、ダイアログ上部の分割前チャンネルブランケット一覧から選択したものの名前に、アンダースコア(_)と枝番を添えたものになります。これらは必要に応じてあとで変更できます。

    また、「チャンネルブランケットの分割」ダイアログ右上の表示形式ボタンから「フロアマップ」を選択すると、分割後のチャンネルブランケットの所属APのイメージを色分けして確認することができます。

  4. 提案が満足な場合は、「分割」ボタンをクリックします。
    ブランケット一覧に分割後のチャンネルブランケットの情報が反映されます。
  5. CB共通設定編集画面の右上の「保存」ボタンをクリックします。
    CB共通設定詳細画面が表示されます。
チャンネルブランケット定義の分割の手順は以上です。
実際の動作に反映するには、「CB共通設定の適用」を行う必要があります。

チャンネルブランケットの結合

細分化しすぎたチャンネルブランケットを結合することで、より快適なサービスエリアを実現します。
  1. チャンネルブランケット一覧にて、結合を行う複数のチャンネルブランケットにチェックをつけます。

  2. 右上の設定メニュー(歯車アイコン)から、「結合」を選択します。
    「チャンネルブランケットの結合」ダイアログが表示されます。

  3. 「チャンネルブランケットの結合」ダイアログにて、結合先のチャンネルブランケット名を指定します。
    デフォルトは、選択したチャンネルブランケットのうち一番上のものです。
    これは必要に応じてあとで変更できます。

    また、「チャンネルブランケットの結合」ダイアログ右上の表示形式ボタンから「フロアマップ」を選択すると、結合後のチャンネルブランケットの所属APのイメージを色分けして確認することができます。

  4. 提案が満足な場合は、「結合」ボタンをクリックします。
    ブランケット一覧に結合後のチャンネルブランケットの情報が反映されます。
  5. CB共通設定編集画面の右上の「保存」ボタンをクリックします。
    CB共通設定詳細画面が表示されます。
チャンネルブランケット定義の結合の手順は以上です。
実際の動作に反映するには、「CB共通設定の適用」を行う必要があります。

CB共通設定の適用

CB共通設定を無線APに適用し、チャンネルブランケットを運用します。

初期状態の無線APに適用する場合

CB共通設定を適用するためには、無線APにAP共通設定が適用され、AWCプラグインの管理下に置かれている必要があります。
AP共通設定が適用されていない場合は、「各種操作」/「無線管理」/「無線APの登録、情報編集、削除」「各種操作」/「無線管理」/「無線APの管理グループ、AP共通設定の変更」を参考に、無線APにAP共通設定を適用します。
チャンネルブランケットの所属APの場合、無線APにAP共通設定を割り当てると、同時にCB共通設定や、個別設定も適用されます。無線APの管理が開始され、セル型、ブランケット型の無線ネットワークが提供されます。

運用中の無線APに適用する場合

既にAP共通設定が適用されている無線APの場合は、設定機能/チャンネルブランケット設定一覧画面から、設定(CB共通設定、AP共通設定、個別設定)の変更の適用を行えます。
設定適用は、該当のCB共通設定に基づいたいずれかのチャンネルブランケットに所属する無線APすべてに対して、または、特定のチャンネルブランケットに所属する無線APすべてに対して、一括して行われます。

CB共通設定に基づくすべてのチャンネルブランケットに適用する

  1. AWCプラグインメニューから「無線設定」→「CB共通設定」を選択します。
    設定機能/チャンネルブランケット設定一覧画面が表示されます。
    コンテンツ欄の一覧には、AWCプラグインに登録されたすべてのCB共通設定が表示されます。

    表 4:CB共通設定一覧
    項目名 説明
    X CB共通設定 CB共通設定の総数が表示されます。
    X 選択中 選択済みのCB共通設定(チェックボックスにチェックを入れている)の総数が表示されます。
    CB共通設定を検索 CB共通設定の検索を行えます。
    現在の表示対象のうち、「CB共通設定名」「管理グループ」のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。
    検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(複数の管理グループを設定している場合の「, 」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。
    チェックボックス CB共通設定の選択を行います。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内のCB共通設定すべてにチェックが入ります。チェックを外すとすべてのチェックが外れます。
    CB共通設定名 CB共通設定名が表示されます。
    管理グループ チャンネルブランケットを構成する管理グループを表示します。
    割当AP数 CB共通設定を設定した無線AP数が表示されます。
    未適用AP数 設定(AP共通設定、CB共通設定、SC共通設定、個別設定)の変更が適用されていない無線AP数が表示されます。
    「詳細」ボタン(虫めがねアイコン) CB共通設定の詳細画面が表示されます。CB共通設定の詳細画面の説明は、「各種操作」/「チャンネルブランケット」/「CB共通設定の作成、編集、削除」をご覧ください。
  2. 設定適用を行うCB共通設定のチェックボックスをクリックし、チェックを入れます。

  3. コンテンツ欄右上の「設定適用」ボタンをクリックします。
    「設定適用」ダイアログが表示されます。

  4. 「設定適用」ダイアログに表示される無線APの一覧を確認し、「OK」ボタンをクリックします。
  5. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。

特定のチャンネルブランケットに適用する

CB共通設定のうち、個別の無線APに設定が適用されるのは、VAP(マルチSSID)設定のみです。
CB共通設定が複数のチャンネルブランケットに適用されており、そのうちの一部のチャンネルブランケットの構成のみを変更し、VAP設定に変更がないた場合は、該当のチャンネルブランケットに所属する無線APにのみ設定適用が必要となります。その他のチャンネルブランケットに設定適用を行う必要はありません。
  1. AWCプラグインメニューから「無線設定」→「CB共通設定」を選択します。
    設定機能/チャンネルブランケット設定一覧画面が表示されます。
    コンテンツ欄の一覧には、AWCプラグインに登録されたすべてのCB共通設定が表示されます。

  2. コンテンツ欄上部の「チャンネルブランケット」ボタンをクリックし、チャンネルブランケット一覧を表示します。

    表 5:チャンネルブランケット一覧
    項目名 説明
    X CB チャンネルブランケットの総数が表示されます。
    X 選択中 選択済みのチャンネルブランケット(チェックボックスにチェックを入れている)の総数が表示されます。
    CB共通設定を検索 CB共通設定の検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
    検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。
    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
    チェックボックス チャンネルブランケットの選択を行います。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内のチャンネルブランケットすべてにチェックが入ります。チェックを外すとすべてのチェックが外れます。
    チャンネルブランケット名 チャンネルブランケット名が表示されます。
    CB共通設定名 チャンネルブランケットが基とするCB共通設定名が表示されます。
    管理グループ チャンネルブランケットを構成する管理グループを表示します。
    割当AP数 CB共通設定を設定した無線AP数が表示されます。
    未適用AP数 設定(AP共通設定、CB共通設定、SC共通設定、個別設定)の変更が適用されていない無線AP数が表示されます。
    「詳細」ボタン(虫めがねアイコン) CB共通設定の詳細画面が表示されます。CB共通設定の詳細画面の説明は、「各種操作」/「チャンネルブランケット」/「チャンネルブランケットの作成」の「チャンネルブランケットの情報の確認」をご覧ください。
  3. 設定適用を行うチャンネルブランケットのチェックボックスをクリックし、チェックを入れます。

  4. コンテンツ欄右上の「設定適用」ボタンをクリックします。
    「設定適用」ダイアログが表示されます。

  5. 「設定適用」ダイアログに表示される無線APの一覧を確認し、「OK」ボタンをクリックします。
  6. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。
以上で、CB共通設定の変更が無線APに適用されます。また、該当の無線APに適用されたAP共通設定や個別設定に変更がある場合は、同時に無線APの動作に反映されます。

チャンネルブランケットの情報の確認

設定の確認

チャンネルブランケット詳細画面では、AWCプラグインに設定されたチャンネルブランケット設定の状態を確認できます。
チャンネルブランケット詳細画面は下記の方法で表示できます。

■ すべてのチャンネルブランケットの一覧から表示する
  1. AWCプラグインメニューから「無線設定」→「CB共通設定」を選択します。
    「設定機能/チャンネルブランケット設定一覧」画面が表示されます。
  2. コンテンツ欄上部の「チャンネルブランケット」ボタンをクリックします。
    「設定機能/チャンネルブランケット設定一覧」画面下部の一覧表示がチャンネルブランケット一覧に切り替わります。
    チャンネルブランケット一覧には、AWCプラグインに登録された、すべてのチャンネルブランケットが表示されます。
  3. チャンネルブランケット一覧各行の一番右にある「詳細」ボタン(虫めがねアイコン)をクリックします。
    選択したチャンネルブランケットの詳細画面が表示されます。

■ CB共通設定に基づくチャンネルブランケットの一覧から表示する
  1. AWCプラグインメニューから「無線設定」→「CB共通設定」を選択します。
    「設定機能/チャンネルブランケット設定一覧」画面が表示されます。
  2. CB共通設定一覧各行の一番右にある「詳細」ボタン(虫めがねアイコン)をクリックします。
    「CB共通設定詳細」画面が表示されます。
    「CB共通設定詳細」画面下部の「チャンネルブランケット一覧」には、選択したCB共通設定に基づくチャンネルブランケットが表示されます。
  3. チャンネルブランケット一覧各行の一番右にある「詳細」ボタン(虫めがねアイコン)をクリックします。
    選択したチャンネルブランケットの詳細画面が表示されます。

表 6:チャンネルブランケット詳細
項目名 説明
チャンネルブランケット設定
チャンネルブランケット名 チャンネルブランケット名を表示します。
CB管理VLAN チャンネルブランケットの管理VLANのVLAN IDを表示します。
管理グループ チャンネルブランケットが所属する管理グループを表示します。
CB VAP設定
CB VAP CB VAP番号を表示します。
BSSID チャンネルブランケットのCB VAPに設定されたBSSIDを表示します。
このBSSIDは、AWCプラグインが持つMACアドレスプールから自動選択し、同じチャンネルブランケットに所属する無線APすべてが共通して使用します。
一旦設定されたBSSIDは該当のMACアドレスを持つ無線APが管理下から外れた場合も維持されます。
SSID チャンネルブランケットのSSIDを表示します。
無線AP一覧
「無線AP」ボタン コンテンツ欄の「AP一覧」にて、無線AP一覧を表示します。
デフォルトは無線APが選択されています。
「フロアマップ」ボタン コンテンツ欄の「AP一覧」にて、フロアマップ形式で所属APを表示します。
無線AP一覧表示時
X AP チャンネルブランケットに所属する無線APの数を表示します。
無線APを検索 検索したいキーワードを入力します。
現在の表示対象のうち、「機器名」「IPアドレス」「MACアドレス」「機器種別」「現在のファームウェア」「シリアル番号」のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。
検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
機器名 無線APの機器名を表示します。
IPアドレス 無線APのIPアドレスを表示します。
MACアドレス 無線APのMACアドレスを表示します。
管理状態 管理状態が以下の内容で表示されます。
  • 未管理:
    IPアドレス、MACアドレス、AP共通設定のいずれかの設定が完了していないため、管理が開始されていない状態

  • 探索中:
    AWCプラグインが無線APを探索している状態

  • 適用中:
    AWCプラグインが無線APに対して設定を適用している状態

  • 管理中:
    AWCプラグインが無線APを管理している状態

  • 管理失敗:
    AWCプラグインが無線APの管理下から外れた状態
設定状態 設定状態が以下内容で表示されます。
  • 未適用:
    今までにAWCプラグインから設定が適用されたことのない状態

  • 最新:
    無線APに対して最新の設定が適用されている状態

  • 変更有:
    無線APに対して最新の設定が適用されていない状態
フロアマップ名 無線APが配置されているフロアマップ名を表示します。
「詳細設定」ボタン(虫めがねアイコン) 無線APの詳細画面が表示されます。無線APの詳細画面の説明は、「各種操作」/「無線管理」/「無線APの各種情報の表示」をご覧ください。
フロアマップ表示時
X フロアマップ フロアマップの総数が表示されます。
フロアマップを検索 検索したいキーワードを入力します。
現在の表示対象のうち、「フロアマップ名」「管理グループ名」「タグ」のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。
検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
フロアマップパネル チャンネルブランケットの所属APが配置されたフロアのフロアマップパネルが表示され、フロアマップに配置された無線AP数、チャンネルブランケットに所属している無線AP数とフロアマップ名が表示されます。

  • X AP 選択中:チャンネルブランケットに所属している無線AP数を表示します。
  • X AP 配置中:フロアマップに配置された無線APの総数を表示します。

パネルの上にマウスオーバーすると透過パネルに切り替わり、「詳細画面を見る」の文字が表示されます。パネルまたは「詳細画面を見る」をクリックすると「無線APを確認」ダイアログを表示します。
表示件数 リストに表示させる件数を指定します。
<< 最初のリストに戻ります。
番号 ページ番号です。
>> 最後のリストに移動します。
「無線APを確認」ダイアログ

運用状況の確認

「監視機能/チャンネルブランケット一覧」画面では、AWCプラグインで管理しているチャンネルブランケットのSSIDごとに、接続クライアント数などの情報を確認できます。
「監視機能/チャンネルブランケット一覧」画面を表示するには、メニューから「無線モニター」→「チャンネルブランケット」を選択します。

表 7:チャンネルブランケット一覧
項目名 説明
X チャンネルブランケット チャンネルブランケットで運用されているVAPの数を表示します。
チャンネルブランケットを検索 検索したいキーワードを入力します。
現在の表示対象のうち、「CB名」「SSID」「CB共通設定名」のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。
検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
CB名 チャンネルブランケット名を表示します。
SSID チャンネルブランケットで運用されているVAPのSSIDを表示します。
CB共通設定名 チャンネルブランケットに適用されているCB共通設定名を表示します。
BSSID チャンネルブランケットで運用されているVAPのBSSIDを表示します。
このBSSIDは、AWCプラグインが持つMACアドレスプールから自動選択し、同じチャンネルブランケットに所属する無線APすべてが共通して使用します。
一旦設定されたBSSIDは該当のMACアドレスを持つ無線APが管理下から外れた場合も維持されます。
割当AP数 チャンネルブランケットの設定が割り当てられた無線AP数を表示します。
一時的に電源がオフになっているなど、実際には運用されていない無線APも含みます。
参加AP数 チャンネルブランケットに参加している無線AP数を表示します。
AWCプラグインにて管理中の無線APのうち、実際にチャンネルブランケットの一員としてVAPのサービスを提供しているもののみを計上します。一時的に電源がオフになっている無線AP、他の無線APとの距離が近くチャンネルブランケットのVAPの信号を出力していない無線APなどは含まれません。
接続クライアント チャンネルブランケットのVAPに接続している無線クライアントの数を表示します。

チャンネルブランケットの編集

チャンネルブランケット名、CB管理VLAN、管理グループを変更します。
  1. AWCプラグインメニューから「無線設定」→「CB共通設定」を選択します。

  2. チャンネルブランケット設定一覧から編集するCB共通設定の列右にある「詳細」ボタン(虫めがねアイコン)をクリックします。

  3. CB共通設定の設定情報が表示されます。コンテンツ欄右上の「編集」ボタンをクリックします。
    CB共通設定編集画面が表示されます。

  4. コンテンツ欄下部の「チャンネルブランケット一覧」にて、作成したチャンネルブランケットの「編集」ボタンをクリックします。
    今回は、「チャンネルブランケット一覧」には先ほど作成したチャンネルブランケットが1つだけ登録されていますが、同じCB共通設定を適用するチャンネルブランケットを多数作成している場合は、「チャンネルブランケットを検索」欄にキーワードを入力して、表示対象を絞り込むこともできます。
    現在の表示対象のうち、「チャンネルブランケット名」「CB管理VLAN」「管理グループ」「フロアマップ」のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    「チャンネルブランケット編集」ダイアログが表示されます。

    表 8:「チャンネルブランケット編集」ダイアログ
    項目名 説明
    チャンネルブランケット名 チャンネルブランケットの名前を入力します。1~100文字の、半角および全角の英字・数字・かな・漢字・記号(スペースを含む)を指定できます。(必須)
    CB管理VLAN チャンネルブランケットの管理に使用するVLAN IDを1~4094の数字で入力します。(必須)
    Note
    CB管理VLANには、無線APの管理用VLAN IDや、VAPのVLAN IDとは異なるVLAN IDを指定してください。
    管理グループ チャンネルブランケットを構成する管理グループを選択します。CB共通設定にて選択した管理グループのうち、いずれか1つをドロップダウンリストから選択します。
    管理グループを変更すると、現在チャンネルブランケットに所属している無線APがすべて解除されます。
    「確認」ダイアログが表示されますので、管理グループを変更する場合は「OK」ボタンをクリックします。
  5. 設定を終えたら「保存」ボタンをクリックします。
    CB共通設定編集画面のチャンネルブランケット一覧に、チャンネルブランケットの変更が反映されます。

  6. BSSIDを確認します。コンテンツ欄下部の「チャンネルブランケット一覧」にて、作成したチャンネルブランケットの「BSSID」ボタンをクリックします。
    「BSSID編集」ダイアログが表示されます。

    表 9:「BSSID編集」ダイアログ
    項目名 説明
    BSSID CB VAPに設定されているBSSIDを表示します。
    「再取得」ボタン 該当のCB VAPに設定するBSSIDを再取得します。
    このBSSIDは、AWCプラグインが持つMACアドレスプールから自動選択し、同じチャンネルブランケットに所属する無線APすべてが共通して使用します。
    一旦設定されたBSSIDは該当のMACアドレスを持つ無線APが管理下から外れた場合も維持されます。
    通常、CB VAPのBSSIDを変更する必要はありません。
    ただし、BSSIDの基となった無線APを管理下から外し、その後同じチャンネルブランケットに戻す予定がない場合は、該当の無線APに基づくBSSIDを新たなネットワークで使用できるよう、他の設定変更を行う際などに、BSSIDの再取得を行って、チャンネルブランケット内に存在しない無線APに基づくBSSIDを解放しておくことをお勧めします。
  7. 確認を終えたら「保存」ボタンをクリックします。
  8. 画面右上の「保存」ボタンをクリックし、チャンネルブランケットの設定変更をCB共通設定に保存します。

チャンネルブランケットの削除

  1. AWCプラグインメニューから「無線設定」→「CB共通設定」を選択します。

  2. チャンネルブランケット設定一覧から編集するCB共通設定の列右にある「詳細」ボタン(虫めがねアイコン)をクリックします。

  3. CB共通設定の設定情報が表示されます。コンテンツ欄右上の「編集」ボタンをクリックします。
    CB共通設定編集画面が表示されます。

  4. コンテンツ欄下部の「チャンネルブランケット一覧」にて、作成したチャンネルブランケットの「削除」ボタン(ゴミ箱アイコン)をクリックします。

  5. 「確認」ダイアログが開きます。
  6. 「削除」ボタンをクリックします。
    CB共通設定編集画面のチャンネルブランケット一覧に、チャンネルブランケットの変更が反映されます。

  7. 画面右上の「保存」ボタンをクリックし、チャンネルブランケットの設定変更をCB共通設定に保存します。