[index] SNMPプラグイン(Windows版) リファレンスマニュアル 2.9.1
Noteイベント発生時にどのアクションを実行するかはイベントフィルター設定ユーティリティで設定します。
項目 | 内容 |
---|---|
アクションコマンド | 現在、定義されているアクションコマンドの一覧が表示されます。デフォルトでは、アクションコマンドは定義されていません。 |
追加 | アクションコマンドを新規に追加します。 「アクションコマンドのプロパティ」ダイアログが表示されるので、必要項目を入力して「OK」ボタンをクリックしてください。 |
編集 | 「アクションコマンド」リスト上で選択したコマンドの設定内容を変更します。 「アクションコマンドのプロパティ」ダイアログが表示されるので、必要な項目を修正して「OK」ボタンをクリックしてください。 |
削除 | 「アクションコマンド」リスト上で選択したコマンドを削除します。 |
OK | アクションコマンドの編集を保存し、「アクションコマンド設定ユーティリティ」を終了します。 |
キャンセル | 「アクションコマンド設定ユーティリティ」を終了します。 「確認」ダイアログが表示されるので、編集を保存して終了する場合は「はい」ボタンを、編集を保存せずに終了する場合は「いいえ」ボタンをクリックしてください。 |
閉じる | 「アクションコマンド設定ユーティリティ」を終了します。 |
適用 | アクションコマンドの編集を保存し、作業を継続します。 |
項目 | 内容 |
---|---|
アクションコマンド | SNMPプラグインにデフォルトで用意されているアクションコマンドの一覧が表示されます。 追加したいコマンドをドロップダウンリストから選択してください。 コマンドにパラメーターが必要な場合は、「パラメーター」テキストフィールドが入力可能な状態になるので、各コマンドに対応したパラメーターを設定してください。 Note「メール送信」を選択した場合は、SNMPプラグイン付属の簡易メールクライアント「minimail」が使用されます。minimailは、コマンドラインから起動する簡易的なメール送信クライアントです。このクライアントは、メールの送信のみ可能で受信はできません。また、パラメーター形式以外のエラーチェック機能はありません。イベント発生時のアクションとして「メール送信」を指定する場合は、事前にコマンドプロンプトからminimailを実行し、設定通りにメールが配送されることを確認してください。 |
カスタムコマンド | サーバー上で任意のプログラムを実行させたい場合は、「アクションコマンド」ドロップダウンリストから「カスタムコマンド」を選択してください。 「カスタムコマンド」テキストフィールドが入力可能な状態になるので、実行したいコマンドの名前をフルパスで指定します。 コマンドパスは、「参照」ボタンをクリックして、ファイル選択ダイアログから指定することもできます。 なお、コマンドに渡すパラメーターは、「パラメーター」テキストフィールドで指定します。 |
パラメーター | アクションコマンドリストからパラメーターが必要なコマンドを選択すると、このフィールドが入力可能な状態になるので、適切なパラメーターを入力してください。 イベント発生時には、コマンド名のあとにここで指定したパラメーターを付け加えた形でコマンドが起動されます。 パラメーターには、固定の文字列だけでなく、イベント発生源のアドレスや時刻といった情報を表す特殊な変数を指定することもできます。 詳細は以下の「パラメーター」、「特殊変数」の説明をご覧ください。 |
実行サイド | アクションコマンドを実行する場所を選択します。Noteデフォルトは「サーバー」で、選択できません。「ビューワー」は未サポートとなります。 |
説明 | 参考のため、コマンドの説明を入力できます。最初はデフォルトの説明が入力されています。 |
パラメーター名 | 説明 |
---|---|
SMTPServer | (必須)SMTPサーバーの名前を指定します。必ず第1パラメーターとして指定してください。 |
-p port または --port port |
ポート番号を指定します。 |
-f addr または --from (((param|addr |
メール送信者(自分)のメールアドレスを指定します。 |
-t addr [,addr .. ] または --to addr [,addr .. ] |
(必須)メール受信者(相手)のメールアドレスを指定します。カンマ区切りで複数指定可。 |
-c addr [,addr .. ] または --cc addr [,addr .. ] |
カーボンコピー送信先のメールアドレスを指定します。カンマ区切りで複数指定可。 |
-b addr [,addr .. ] または --bcc addr [,addr ..] |
ブラインドカーボンコピー送信先のメールアドレスを指定します。カンマ区切りで複数指定可。 |
-r addr または --replyto addr |
メール受信者が返信する場合に使う返信先(自分)を指定します。 |
-s string または --subject string |
(必須)メールのタイトルを指定します。Noteメールのタイトルに「アクションコマンド」の「アクションコマンドの作成」画面と同じ「特殊変数」を使えます。 |
-m "content" または --mailbody "content" |
(--mailfileパラメーターの指定がない場合のみ必須) 送信するメールの内容(本文)をダブルクォート(")で囲んで指定します。改行は「\n」で指定します。--mailfileパラメーターが指定されている場合は、指定できません。 Noteメール本文に「アクションコマンド」の「アクションコマンドの作成」画面と同じ「特殊変数」を使えます。 |
-i filename または --mailfile filename |
(--mailbodyパラメーターの指定がない場合のみ必須) 送信するメールの内容(本文)が格納されているファイル(シフトJIS)の名前を指定します。 --mailbodyパラメーターが指定されている場合は、指定できません。 |
-a filename または --attach filename |
添付ファイルの名前を指定します。 |
-e {Base64|UUENCODE} または --encode {Base64|UUENCODE} |
添付ファイル送信時の変換コード体系をBase64またはUUENCODEのいずれかから指定します。省略時はBase64になります。 |
-@ {JIS7|UTF8} または --charset {JIS7|UTF8} |
文字セットをJIS7またはUTF8のいずれかから指定します。 |
-B または --OP25B |
OP25B(Outbound Port 25 Blocking)を使用する場合に指定します。 -p(または--port)を指定しない場合、-p 587が指定されます。 |
-S または --SMTPS |
SMTPS(SMTP over SSL/TLS)を使用する場合に指定します。 -p(または--port)、-B(または--OP25B)を指定しない場合、-p 465が指定されます。 |
-T または --STARTTLS |
STARTTLSを使用する場合に指定します。 このオプションを使う場合、-S(または--SMTPS)の指定が必要です。 |
-F または --no-check-certificate |
証明書を検証しない場合に指定します。 |
-A または --SMTP-AUTH |
SMTP認証(SMTP AUTH)を使用する場合に指定します。 |
-P または --PLAIN |
SMTP認証でPLAINを使用する場合に指定します。 |
-L または --LOGIN |
SMTP認証でLOGINを使用する場合に指定します。 |
-C または --CRAM-MD5 |
SMTP認証でCRAM-MD5を使用する場合に指定します。 |
-D または --DIGEST-MD5 |
SMTP認証でDIGEST-MD5を使用する場合に指定します。 |
-u username または --userid username |
メール送信に用いるユーザー名を指定します。 |
-w password または --password password |
メール送信に用いるユーザーのパスワードを指定します。 |
オプション | 説明 |
---|---|
-Queries | 実行回数(回) |
-ImmediateEnd | 経路上にPingに応答しないなどの機器が存在する場合に直ちに終了するか否か trueを指定すると、経路上の機器からPingの応答がないなどの場合に経路テストを直ちに終了します。 falseを指定すると、経路上の機器からPingの応答がないなどの場合も経路テストを継続します。 |
-TimeOut | Pingタイムアウト時間(秒) |
-RetryCount | Pingリトライ回数(回) |
-TTL | 生存時間 (回) |
-Interval | Ping間隔(ミリ秒) |
-MaxHop | 最大ホップ数(回) |
-DataSize | ICMPデータサイズ(Byte) |
-Mask | サブネットマスク(未サポート) |
変数名 | 説明 |
---|---|
%name | ログイベント発生源の名前(ノードの名前など) |
%adr | アドレス。IPアドレスとMACアドレスの両方がある場合は、IPアドレスが使われます。 |
%ip | IPアドレス。対象となる機器ノードにIPv4とIPv6のアドレスが指定されている場合は、IPv4のアドレスが優先されます。 |
%ipv4 | IPv4アドレス |
%ipv6 | IPv6アドレス |
%mac | MACアドレス。対象となる機器ノードにIPv4、IPv6アドレス、MACアドレスが指定されている場合の優先順位は、IPv4→IPv6→MACアドレスとなります。 |
%msg | メッセージ(ログイベントの詳細) |
%type | ログ種別 |
%subt | イベント |
%level | ログレベル(「ユーザー」「経過表示」「デバッグ」のいずれか) |
%time | ログイベントの発生日時 |
%aid | アクションコマンドID番号 |
Note特殊変数%aidは現在未サポートです。