各種操作 / その他の設定 / デバイスディスカバリー(STOAT)による非AMFデバイス検出


管理対象のAMFマスター/コントローラーにAMF Plusマスター/コントローラーライセンスが適用されている場合は、AMF PlusのSTOAT(Standardized Topology Organizer and Transport)によるデバイスディスカバリー機能を設定することで、AMF Plusデバイスに接続された非AMF/AMF Plusデバイスを検出することができます。

検出されたデバイスは「資産管理」画面に表示されます。
「ネットワークマップ」では、AMF/AMF Plus接続やAWC・SNMPプラグインなど各種プラグインによる検出デバイスの情報と総合して、トポロジーマップに反映することができます。検出デバイスのサイドパネルには、AMF情報や各種プラグインによる情報と合わせて、AMF Plusデバイスディスカバリー情報として、STOATにより検出されたデバイス情報を表示します。
また、802.1X MACベース認証を対象としたデバイス検出をローカルRADIUSサーバーと組み合わせることにより、未確認の接続デバイスの通信を個別に許可/拒否する「インテリジェント・エッジ・セキュリティー」機能を利用できます。

Note
STOATによるデバイスディスカバリーでAT-VST-APL、AT-VST-VRT、AT-NFV-APLを検出させる場合は、AT-VST-APL・AT-VST-VRTファームウェアバージョン3.9.1以降、AT-NFV-APLファームウェアバージョン1.9.1以降を使用してください。
Note
デバイスディスカバリーにより検出されたデバイスは、接続が確認されている間だけネットワークマップや資産管理画面に表示されます。デバイスの再起動やSTOATサービスの有効/無効の切り替えなどにより検出されなくなるとネットワークマップやデバイス一覧からは削除されます。
また、サイトやグループに手動で登録した場合も、該当のデバイスが検出されなくなるとサイトやグループから削除されます。デバイスディスカバリーにより検出されたデバイスをグループに登録する際は、再検出時にグループに自動追加されるよう、該当のデバイスが一致するような判定基準を設定することを推奨します。サイトには、グループのような自動追加の機構がありません。再検出の都度追加し直してください。
STOATにおけるAMF Plusデバイスには、次の役割があります。




■ 設定例
各AMF Plusデバイスには、CLIから次の設定を行います。
Note
STOATによるデバイスディスカバリーの実施には、管理対象のAMFマスター/コントローラーにAMF Plusマスター/コントローラーライセンスが適用されている必要があります。
AMF Plusライセンスが失効した場合、STOATにより検出されたすべてのデバイスとリンクは、AVM EXから削除されます。
Note
検出されるデバイスには、接続先のSTOATソースの検出方法に応じて、DHCPクライアントやLLDPの設定を有効にしてください。
Note
デバイスディスカバリー(STOAT)機能を使用している機器を交換する、または取り外す際、取り外した機器の設定を変更して別のデバイスとして再利用するときは、設定変更時に「unique-id」コマンドを実行してからAVM EXの管理下に加えてください。
交換前後のデバイスでは同じUUID(機器固有のID)が引き継がれるため、「unique-id」コマンドを実行せずに機器を再利用すると、UUIDの重複によりAVM EX上で同一デバイスとして認識されてしまうことがあります。
Note
無線LANコントローラーによるデバイスディスカバリーを有効にした際、ネットワークマップにて、無線LANコントローラー管理下の無線APとその無線クライアント間のリンクを選択したときにサイドパネルに次の項目が表示されますが、これらはサポート対象外となります。
これらの項目は、AT-TQ6702 GEN2-Rとその無線クライアント間のリンクでのみサポートします。