画面リファレンス / システム設定


システム情報
システム設定
アクセス許可設定 (AMF Security WebAPI)
システム管理


システム設定では、AWCプラグインのバージョン情報の確認、AWCプラグインシステムの初期化が行えます。
Note
本メニューは管理者アカウントでのみ表示されます。

システム情報


表 1:システム情報
項目名 説明
バージョン情報 AWCプラグインのバージョン情報が表示されます。
ライセンス情報
  • 無線AP:
    AVM EXに登録された無線APライセンス、AWCプラグイン管理下のAPの数が表示されます。
    • ライセンス登録台数:
      AVM EXに登録された無線APライセンスで管理できる最大無線AP数を表示します。

    • 登録/設定AP数:
      現在AWCプラグインの管理下に登録されている無線AP数を表示します。

    • 認証AP数:
      現在AWCプラグインが実際に管理している無線AP数を表示します。

  • チャンネルブランケット:
    AVM EXに登録されたチャンネルブランケットライセンスにより管理可能な無線APとAWCプラグインのチャンネルブランケットの無線APの数が表示されます。
    • ライセンス登録台数:
      AVM EXに登録されたチャンネルブランケットライセンスで管理できる最大無線AP数を表示します。

    • 登録/設定AP数:
      現在AWCプラグインのチャンネルブランケットに登録されている無線AP数を表示します。

    • 認証AP数:
      現在AWCプラグインのチャンネルブランケット機能で実際に運用されている無線AP数を表示します。

  • スマートコネクト:
    AVM EXに登録されたスマートコネクトライセンスにより管理可能な無線APとAWCプラグインのスマートコネクトの無線APの数が表示されます。
    • ライセンス登録台数:
      AVM EXに登録されたスマートコネクトライセンスで管理できる最大無線AP数を表示します。

    • 登録/設定AP数:
      現在AWCプラグインのスマートコネクトに登録されている無線AP数を表示します。

    • 認証AP数:
      現在AWCプラグインのスマートコネクト機能で実際に運用されている無線AP数を表示します。
Note
AWCプラグイン関連のライセンス更新を行った際、更新前のライセンスと更新後のライセンスの両方の管理可能台数が重複して計上されることがあります。更新前のライセンスの猶予期間終了後は正しい表示になります。

システム設定


表 2:システム設定
項目名 説明
データベース設定
「保存」ボタン データベース設定への変更を動作に反映します。
最大メモリ使用量 AWCプラグインのデータベースを展開するために使用するシステムメモリーの最大量を指定します。
特に、多数の無線APを管理している場合や、侵入検知レポート、接続クライアントの履歴を長期にわたって蓄積している場合は、より多くのメモリーを割り当てる必要があります。詳しくは、「AT-Vista Manager EX インストールガイド」に掲載の「動作環境」をご覧ください。
Note
最大メモリ使用量を変更している状態で初期化を行った場合、AWCプラグインの再起動が必要です。
データ保存期間設定
「保存」ボタン データ保存期間設定への変更を動作に反映します。
接続クライアント履歴 「無線モニター」/「フロアマップ」画面に表示する無線クライアントの履歴の期間を設定します。

  • 保存しない:
    AWCプラグインは無線クライアント情報を保存しません。フロアマップの無線クライアント履歴表示には無線クライアントは表示されません。

  • 保存期間を設定:
    AWCプラグインは無線クライアント履歴情報を保存します。保存する日数は1~31日間の範囲で指定します。
Note
本設定を変更した場合、無線クライアント履歴情報はすべて初期化されます。
Note
データ保存期間設定は、画面上では31日まで設定できますが、14日まででの運用をサポートします。
Note
下記の無線APで無線クライアント履歴を利用する際は、無線APのログ重要度を「information(6)」または「debug(7)」に設定してください。ログ重要度が「notice(5)」より高く(数値が小さく)設定されている場合、本機能は動作しません。
これらの無線AP本体のログ重要度の初期値は「information(6)」 であるため、無線APにログの設定を行っていない場合は、本機能はそのまま使用できます。
    対象無線AP:AT-TQ1402/5403/5403e/6403 GEN2/6602/6602 GEN2/6702 GEN2/7403、AT-TQm1402/5403/6403 GEN2/6602 GEN2/6702 GEN2
ログ重要度は、AP共通設定のSyslogクライアントのログ重要度にて設定できます。
Syslogクライアントのログ機能を無効にした状態で無線クライアント履歴表示を利用したい場合は、一度、AP共通設定の「Syslogクライアント」を「有効」、「ログ重要度」を「6 : informational」に変更して(Syslogサーバー IPアドレス/ホスト名は架空のアドレスで構いません)、このAP共通設定を無線APに適用したのちに、AP共通設定の「Syslogクライアント」を「無効」にして再適用してください。
クライアント位置推定履歴 「無線モニター」/「フロアマップ」画面に表示するクライアント位置推定情報の履歴の期間を設定します。

  • 保存しない:
    AWCプラグインはクライアント位置推定情報を保存しません。フロアマップのクライアント位置推定履歴表示には無線クライアントは表示されません。また、フロアマップの無線クライアント表示のデバイスカウンターにおいても、位置推定クライアント数は表示されません。

  • 保存期間を設定:
    AWCプラグインはクライアント位置推定履歴情報を保存します。保存する日数は1~31日間の範囲で指定します。
Note
本設定を「保存しない」から「保存期間を設定」に、またはその逆に変更した場合、チャンネルブランケットに所属する無線APの設定状態は「変更有」になります。別途、該当のフロアマップの「無線モニター」/「フロアマップ詳細 [無線ステータス表示]」、または、「無線設定」/「CB共通設定」画面、「無線設定」/「AP登録・設定」画面のいずれかから、無線APに設定適用を行ってください。
Note
本設定を変更した場合、クライアント位置推定履歴情報はすべて初期化されます。
Note
データ保存期間設定は、画面上では31日まで設定できますが、14日まででの運用をサポートします。
Note
本バージョンとAT-TQ6602 GEN2/6702 GEN2ファームウェアバージョン8.0.3-0.x以降、または、AT-TQ5403/5403e ファームウェアバージョン 6.0.1-1.x以降との組み合わせでクライアント位置推定機能が有効になります。
Note
本機能が有効に設定された場合、CB共通設定を適用可能な無線APの数はシステム全体で最大500台までとなります。
侵入検知レポート履歴 「無線モニター」/「侵入検知/防御レポート」画面に表示する侵入検知レポートの履歴の期間を設定します。

  • 最新のみ保存:
    AWCプラグインは過去1日以内に検出した最新の隣接無線AP情報を保存します。フロアマップの不正AP表示には不正APは表示されません。

  • 保存期間を設定:
    AWCプラグインは隣接無線AP情報の履歴を保存します。保存する日数は1~31日間の範囲で指定します。
Note
本設定を変更した場合、侵入検知レポート情報はすべて初期化されます。
Note
データ保存期間設定は、画面上では31日まで設定できますが、14日まででの運用をサポートします。
ネットワークマップ設定
「保存」ボタン ネットワークマップ設定への変更を動作に反映します。
無線クライアント更新間隔 AVM EXの「ネットワークマップ」画面に表示する無線クライアントの更新間隔を設定します。

  • 更新しない:
    AWCプラグインは無線クライアント情報を自動更新しません。

  • 更新間隔を設定:
    AWCプラグインは無線クライアント情報を自動更新します。更新間隔は1~9999(単位:分)の値で設定します。また、AWC-SCのAP間のリンク線をネットワークマップに反映する間隔も、この設定に依存します。デフォルトは1(分)です。
リモートモニター設定
「保存」ボタン リモートモニター設定への変更を動作に反映します。
ポーリング間隔 リモートモニターにて指定された無線LANコントローラーの情報のポーリング間隔を5~30(単位:分)の値で設定します。デフォルトは5(分)です。
ログ保存日数 リモートモニターにて指定された無線LANコントローラーから取得したログの保存日数を1~366(単位:日)の値で設定します。デフォルトは366(日)です。
ログ閲覧日数 リモートモニター画面にて表示するログの日数を1~90(単位:日)の値で設定します。デフォルトは30(日)です。
VAS履歴モード設定
「保存」ボタン VAS履歴モード設定への変更を動作に反映します。
フロアマップ履歴設定 Vista Appliance Storage(VAS)が設定されている場合、VASに記録する無線AP状態の履歴の期間を設定します。

  • 保存しない:
    AWCプラグインは無線AP状態をVASに保存しません。フロアマップの履歴モードには無線ステータスは表示されません。

  • 保存期間を設定:
    AWCプラグインは無線AP状態をVASに保存します。保存する日数は1~1095日間の範囲で指定します。
接続クライアント履歴 VASが設定されている場合、VASに記録する無線クライアントの接続、位置情報の履歴の期間を設定します。

  • 保存しない:
    AWCプラグインは無線クライアント履歴をVASに保存しません。フロアマップの履歴モードには無線クライアント情報は表示されません。

  • 保存期間を設定:
    AWCプラグインは無線クライアント履歴をVASに保存します。保存する日数は1~1095日間の範囲で指定します。
フロアマップ履歴への遷移 「フロアマップ履歴モード」画面のWebブラウザーでの表示方法を設定します。

  • 新しいタブ:
    Webブラウザーの新しいタブにフロアマップの履歴モード画面を表示します。
    履歴モード画面にはAVM EXのメインメニュー、管理欄は表示されません。

  • 新しいウィンドウ:
    Webブラウザーの新しいウィンドウにフロアマップの履歴モード画面を表示します。
    履歴モード画面にはAVM EXのメインメニュー、管理欄は表示されません。

  • 同じウィンドウ:
    Webブラウザーの現在のウィンドウにフロアマップの履歴モード画面を表示します。
アクセス許可設定
AMF Security WebAPI 弊社のAMF-SECurityコントローラー AT-SecureEnterpriseSDN Controller(AT-SESC)やAMF Security miniで使用するWeb APIの送信IPアドレスを表示します。複数のIPアドレスが登録されている場合は、スラッシュ(/)区切りで表示します。
ログ設定
「保存」ボタン ログ設定への変更を動作に反映します。
最大ログ数 AWCプラグインのログの保存する最大件数を10000~5000000の範囲で指定します。
AWCプラグインのデータベースに記録されたログの件数が本項目の設定値を超えた場合、設定値以内に収まるように古いものから消去されます。
デフォルトは5000000(単位:件)です。
保存期間 AWCプラグインのログをデータベースに保管する期間を設定できます。
  • 設定しない:
    ログの保存期間を設定しません。ログの件数が「最大ログ数」の設定値以内であれば、記録からの経過日数にかかわらずデータベースに保存したままになります。

  • 保存期間を設定:
    ログの保存期間を1~31の範囲の値で指定できます(単位:日間)。記録からの経過日数が本項目での指定を超えたログは消去されます。なお、保存期間内中であっても、最大ログ数を超過したログは古いものから消去されます。
デフォルトは「指定しない」です。また、「保存期間を設定」を選択した場合の保存期間のデフォルトは「7」(日間)になります。

アクセス許可設定 (AMF Security WebAPI)

AMF Securityサーバー(AT-SESCまたはAMF Security mini)は、脅威イベントを受信した際、AWCプラグインに対し、Web APIを介して、脅威端末のIPアドレスからMACアドレスを照会します。
この際、正規のAMF Securityサーバーからの照会にのみ応答するため、アクセスを許可するAMF SecurityサーバーのIPアドレスを登録します。
AMF SecurityサーバーのIPアドレスは1,024件まで登録できます。

表 3:アクセス許可設定 (AMF Security WebAPI) ダイアログ
ヘッダー
アクセスを許可するIPアドレス アクセスを許可するAMF SecurityサーバーのIPアドレスを入力します。
「追加」ボタン 入力したIPアドレスをIPアドレス一覧に登録します。
「クリア」ボタン 入力したIPアドレスを消去します。
IPアドレス一覧
X IPアドレス アクセスを許可するIPアドレスの登録数を表示します。
IPアドレスを検索 登録されているIPアドレスの検索を行えます。
現在の表示対象のうち、本フィールドに入力された文字列を「IPアドレス」に含む項目を表示します。
検索後、すべてが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。
IPアドレス 登録されたAMF Securityサーバー(AT-SESCまたはAMF Security mini)のIPアドレスを表示します。
削除ボタン(ゴミ箱アイコン) 登録されたAMF SecurityサーバーのIPアドレスを削除します。
フッター
「保存」ボタン アクセス許可設定の変更を保存し、ダイアログを閉じます。
「閉じる」ボタン アクセス許可設定の変更を破棄し、ダイアログを閉じます。

システム管理


表 4:システム管理
項目名 説明
バックアップ
「バックアップ」ボタン 現在の設定をバックアップファイルとして外部ファイルに保存します。
ログデータも含む チェックをつけると、バックアップファイルにログデータを含めて出力します。デフォルトはチェックなしです。
復元
「復元」ボタン 外部ファイルとして保存したバックアップファイルから設定を復元します。
システム設定をリストアする チェックをつけると、無線APやフロアマップなどの管理情報とともに、バックアップファイルからシステム設定を復元します。デフォルトはチェックなしです。
システム設定には、次の項目が含まれます。
  • データベース設定
    • 最大メモリ使用量
  • データ保存期間設定
    • 接続クライアント履歴
    • クライアント位置推定履歴
    • 侵入検知レポート履歴
  • ネットワークマップ設定
    • 無線クライアント更新間隔
  • ログ設定
    • 最大ログ数
    • 保存期間
「システム設定をリストアする」の文字にマウスポインターを合わせると、上記のシステム設定に含まれる項目がポップアップ表示されます。
初期化
「初期化」ボタン AWCプラグインの設定、履歴などのデータをインストール時の初期状態に戻します。
バックアップ、復元、および初期化の操作方法は、「各種操作」/「システムデータの管理」/「AWCプラグインシステムのバックアップ・リストア」「各種操作」/「システムデータの管理」/「AWCプラグインシステムの初期化」をご覧ください。