AVM EX編 / 画面リファレンス / ネットワークマップ


概要
ネットワーク階層/グループ
ネットワーク階層
サイトの自動作成
サイトの省略表示
グループ
ネットワークマップ
ノード情報の表示
ループガード
LDF検出
MACアドレススラッシング
VLANマップ
VLANの作成・編集
トラフィックマップ
ネットワークトラフィック表示
アドバンストトラフィックモニタリング
プロトコルトラフィック表示
マップ編集
レイアウト
表示設定
Tracepath


ネットワークマップには、AMFネットワークに属するすべてのAMFノードが表示されます。
コンテンツ欄上部にはネットワークの詳細が、コンテンツ欄中央にはノード同士の接続を可視化したトポロジーマップが表示されます。
AWCプラグイン、SNMPプラグインを登録している場合は、AMFノードに加えて、AWCプラグイン管理下の無線AP、SNMPプラグイン管理下のデバイス(以下、SNMPデバイス)が、AMFノードと同格の構成単位として表示されます。
ネットワークマップを拡大するときはマウスホイールを上に、縮小するときは下に回転します。管理ノード数によって、拡大または縮小できる段階数は異なります。

また、ここから、AMFネットワーク内のノードの階層化表示、AMFノードのVLAN設定、AMFノードのトラフィックモニター、ノードやリンクなどの編集、Tracepathの実行ができます。

Note
管理下ノードに無線クライアントなどの管理外ノードが接続した際、ネットワークマップは自動で更新されません。最新の情報を表示するにはWebブラウザーを再読み込みしてください。

概要


■ 表示1
AMFネットワークの情報を表示します。

表 1:AMFネットワークの情報
項目名
説明
ネットワークの状態
正常/ダウン/異常の各ノードの数を円グラフで表示します。

X ノード
AMFネットワークに所属するノード数が、灰色のバッジに表示されます。
AWCプラグインが登録されている場合は管理下APに接続中のクライアント、SNMPプラグインが登録されている場合はSNMPサブネットに登録されたデバイスの数を合わせて表示します。
X 正常
正常なノード数が、緑色のバッジに表示されます。
X ダウン
ダウン状態のノード数が、赤色のバッジに表示されます。
また、AWCプラグインが登録されている場合は、ステータスが「探索中」「適用失敗」の無線APもこれに含まれます。
X 異常
AMFセーフコンフィグが適用されているノード数が、黄色のバッジに表示されます。
AMFクリーン状態のノードをAMFネットワークに接続した際、バックアップデータが存在しないなどの理由でオートリカバリーが行われなかった場合、一時的にAMFネットワークに参加するため、セーフコンフィグが適用されます。
また、AWCプラグインが登録されている場合は、ステータスが「適用中」の無線APもこれに含まれます。
X 管理外
AVM EXの基本機能を単独で使用している場合は、AMFゲストノード数が、水色のバッジに表示されます。
AWCプラグインを使用している場合は、AWCプラグインの管理下に登録されていないAMFゲストノード、AWCプラグインの管理下APに接続している無線クライアントの数を合わせて表示します。


■ 表示2

表 2:ネットワークマップ コントロール
項目名
説明
サイドパネル
ネットワークマップの表示モードに応じて、様々な情報を表示します。
表示が不要な時には、サイドパネル右上のタブをクリックすると折り畳み表示になります。折り畳み表示状態でタブをクリックすると、サイドパネルが再び表示されます。
ネットワーク階層/グループアイコン
場所・建物・フロアといったサイト(地理的な階層構造)でノードを分類したり、表示/非表示を切り替えることができます。また、「資産管理」画面にてデバイスのグループを作成している場合、ここで表示/非表示を設定することができます。
モードメニュー
ネットワークマップの表示モードを切り替えます。
  • ネットワーク:
    ネットワークマップの初期画面です。
    ノードのAMF情報の表示、ノードの再起動やCLI接続などを行います。
    AWCプラグインやSNMPプラグインを登録している場合は、プラグインからの管理状態なども表示されます。
  • VLAN:
    VLANの作成・編集・削除を行うVLANマップモードに切り替わります。
  • トラフィック:
    ノード間のリンクの速度、使用率をグラフィカルに表示する、トラフィックマップに切り替わります。
  • 編集:
    ネットワークマップにカスタムノードやカスタムリンクを追加・削除したり、ネットワークマップの背景画像をアップロードできる、マップ編集モードに切り替わります。また、AWCプラグインやSNMPプラグインに由来するノード、カスタムノードの表示・非表示を設定することができます。
  • Tracepath:
    AMFノード間の通信経路や応答時間をグラフィカルに測定するTracepathモードに切り替わります。

Tracepathボタン
最後に実行したTracepathの結果をトポロジーマップに反映します。
このボタンは、Tracepath実行後にネットワークマップをトラフィックモード表示に切り替えた場合のみ表示されます。
モニター名/IPアドレスを検索...
検索したいノードの表示名、または、IPアドレスを入力します。
入力した文字列で始まるノード名またはIPアドレスを持つノードがある場合は、検索フィールドの下に検索候補のノード名が一覧表示されます。一覧から目的のノード名をクリックすると、ネットワークマップ上の該当ノードのアイコンが選択され、画面に表示されます。
Note
大文字小文字は区別しません。

ポーリングボタン
ネットワークマップを更新します。

ヒントボタン
現在のモードの表示例をポップアップ表示します。

PDF出力ボタン
現在のモードのネットワークマップをPDFファイルに出力します。
Note
出力されるPDFには、現在のネットワークマップの表示範囲が反映されます。マップ全体を出力する場合はマップを縮小して、マップの一部を出力する場合は該当箇所を拡大してPDF出力ボタンをクリックしてください。
Note
ネットワークマップ上でノード名のラベルがない状態でPDF出力をしても、出力されたPDFファイルにはノード名ラベルが表示されます。

画像ボタン
背景画像をアップロードします。
マップ編集モードでのみ表示されます。


■ コンテキストメニュー
ネットワークマップ上のアイコンにマウスポインターを合わせて右マウスボタンをクリックすると、ノードの種別に則したコンテキストメニューが表示されます。

ネットワーク階層/グループ

サイト(地理的な階層構造)でノードを分類したり、表示/非表示を切り替えることができます。
また、デバイスのグループに対し、表示/非表示を切り替えることができます。

ネットワーク階層

ネットワークマップ上のノードを3階層のツリー構造を持ったサイトに区分できます。
ツリー構造は、地域・建物・フロア、建物・フロア・部門など、ネットワークを管理しやすいように、任意に3階層に分類します。

Note
サイトに所属する無線APを交換した場合、交換後の無線APはサイトから外れてしまいます。無線APを交換した後は、再度サイトに追加してください。
■ 表示1

表 5:ネットワーク階層 サイドパネル表示
項目名
説明
タブ
サイドパネルの表示を切り替えます。
  • ネットワーク階層:サイト(地理的な階層構造)でノードを分類したり、サイトごとのアイコンの表示/非表示を切り替えたりできます。
  • グループ:「資産管理」画面にて作成したグループの表示/非表示を切り替えます。
サイト名
作成したサイトの名前を表示します。

サイト名は、サイトのレベル(場所、建物、フロアなど)によってツリー状に表示されます。サイト名の左側の▼をクリックすると、そのサイトに属する子サイト名、ノード名が表示されます。
サイト名にマウスポインターを合わせると、サイト名編集、表示/非表示、サイト編集のボタンが表示されます。
サイト名をクリックすると、ネットワークマップの該当サイトに属するノードが黄色の丸で強調表示されます。
また、自動作成されたサイト名には「自動」ラベルが表示されます。

初期状態ではサイトは登録されていません。サイト名欄右上のサイト編集ボタン(歯車アイコン)から作成します。
表示/非表示ボタン(目アイコン) ネットワークマップにて、サイトに所属する下位サイトとノードのアイコンの表示、非表示を切り替えます。
サイト編集ボタン(歯車アイコン)
サブメニューを表示します。
  • いずれのサイトにも属さない最上位のサイト編集ボタンをクリックした場合:
    • 新規サイトを作成:
      サイトを新規に作成します。
      「サイトを追加」ダイアログにて、名前を指定します。
    • サイトを自動作成:
      「サイトを自動作成」ダイアログを表示します。

  • いずれかのサイトのサイト編集ボタンをクリックした場合:
    • 子サイトを作成:
      選択したサイトの下位のサイトを新規に作成します。
      「サイトを追加」ダイアログにて、名前を指定します。

    • サイトを編集:
      登録されたサイト名を編集します。
    • サイトを削除:
      選択したサイトおよび下位サイト構造を削除します。削除されるサイトに所属するノードはすべていずれのサイトにも所属しない状態に戻ります。


■ 表示2
ネットワークマップにサイト構造を反映します。
同じサイトに所属するノードのアイコンは灰色の四角で囲んで表示され、サイト下部にサイト名が表示されます。
ノードをクリックすると選択できます。Shiftキーを押したまま、ほかのノードをクリックしたりほかのノードにマウスポインターを合わせたりすると、複数選択が可能です。
選択したノードのいずれかにマウスポインターを合わせた状態で、右マウスボタンを押すと、コンテキストメニューが表示されます。


サイトの自動作成


■ 「サイトを自動作成」ダイアログ

現在のネットワークから、デバイス名に含まれる区切り文字に基づいて自動的にサイト構造を作成します。

表 6:サイトの自動作成
項目名
説明
既存のサイトとデバイスを再編成
Note
本バージョンでは未サポートです。
階層の区切り文字
階層を分類する区切り文字を選択します。
区切り文字には、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、またはピリオド(.)が使用できます。
「キャンセル」ボタン サイトの自動作成を中断します。
「次へ」ボタン 選択した条件で、自動作成されるサイト構造を「サイトのプレビュー」ダイアログに表示します。


■ 「サイトのプレビュー」ダイアログ

作成されるサイトの階層構造をプレビュー表示します。
Note
「サイトのプレビュー」ダイアログでは、各階層に所属するノードのうち5台までが表示されます。

表 7:サイトの自動登録
項目名
説明
サイト名 デバイス名から推定されたサイト名を表示します。
サイト名編集ボタン(鉛筆アイコン) デバイス名から推定されたサイト名を、別の名前に変更します。
削除ボタン(ゴミ箱アイコン) デバイス名から推定されたサイトを削除します。
該当のおよびその下位サイトは作成対象から除外されます。
「戻る」ボタン プレビュー中の階層構造を破棄し、「サイトを自動作成」ダイアログに戻ります。
「適用」ボタン
プレビュー中の階層構造を適用します。
いずれかのサイト名を自動的に推定されたものから変更した場合は、注意メッセージが表示されます。
適用してよい場合は、再度「適用」ボタンをクリックします。
また、自動作成されるサイト構造が既存のサイト構造と重複する場合、サイトのマージに関する注意が表示されます。
マージしてよい場合は、もう一度「適用」ボタンをクリックします。


サイトの省略表示

いずれかのサイトの余白にマウスポインターを合わせると、サイトを表す灰色の四角の左上に省略表示ボタン(-アイコン)が表示されます。

省略表示ボタンをクリックすると、サイトを構成するノードに代わって、サイトアイコンとサイト名が表示されます。

サイトアイコンにマウスポインターを合わせると、拡張表示ボタン(+アイコン)が表示されます。

拡張表示ボタンをクリックすると、サイトを構成するノードが表示されます。

グループ

IPアドレス、MACアドレス、またはベンダー名を指定して作成したグループのみを表示したり、全体を表示したりできます。
グループのデバイスには、グループへの登録のしかたによって、ダイナミックノード、スタティックノードの2種類があります。

表 8:グループ サイドパネル表示
項目名
説明
タブ
サイドパネルの表示を切り替えます。
  • ネットワーク階層:サイト(地理的な階層構造)でノードを分類したり、サイトごとのアイコンの表示/非表示を切り替えたりできます。
  • グループ:「資産管理」画面にて作成したグループの表示/非表示を切り替えます。
グループ名
グループの名前を表示します。

グループ名の左側の▼をクリックすると、そのグループに属するノード名が表示されます。
グループ名にマウスポインターを合わせると、グループ名編集、表示/非表示、グループ編集のボタンが表示されます。
また、グループ名をクリックすると、ネットワークマップの該当グループに属するノードが黄色の丸で強調表示されます。
グループ名編集ボタン(鉛筆アイコン) 登録されたグループ名を編集します。
表示/非表示ボタン(目アイコン) ネットワークマップにて、グループに所属するノードのアイコンのみ表示、全体表示を切り替えます。
グループ編集ボタン(歯車アイコン)
サブメニューを表示します。
  • グループを削除:
    選択したグループを削除します。


ネットワークマップ

AMFネットワークの所属ノード、および、AWCプラグイン、SNMPプラグインの管理下のノードをグラフィカルなトポロジーマップとして表示します。
Note
一般ユーザーアカウントの場合、管理者から許可されたAMFエリア、サイト、グループのノードのみ表示されます。

AWCプラグイン管理下にAWC-SC(AWC-Smart Connect)を設定した無線APがある場合は、これらの無線AP間の無線接続のトポロジーも反映します。
Note
AWC-SCとAWゲストノード機能の併用は未サポートです。このため、AWC-SCのルートAPと上位のAMFノードとのリンクは表示されません。必要に応じて、マップ編集モードにてカスタムリンクを作成してください。

エリア内のノード同士のトポロジーマップを表示します。

表 9:トポロジーマップ
項目名
説明
トポロジーマップ AMFエリア内のAMFノードがトポロジーマップに表示されます。
ノードアイコン
アイコンでノードの種別を示します。また、アイコンの下にノード名を表示します。
ノードの状態は、ノード名の背景色で分類されます。

  • AMFノードは正常に動作しています。

  • AMFノードはAMFセーフコンフィグで動作しています。
    また、AWCプラグインが登録されている場合は、ステータスが「適用中」の無線APもこれに含まれます。

  • AMFノードがダウンしています。
    また、AWCプラグインが登録されている場合は、ステータスが「探索中」「適用失敗」の無線APもこれに含まれます。
バッジ
AMFノードの役割、省略ノード数、トラップおよびAMFアプリケーションプロキシーのイベント受信を示すバッジを表示します。

  • AMFマスター/コントローラー
    マスターのアイコンの上に、AMFエリアの管理上の役割に応じたバッジが表示されます。


    • AMFコントローラーとして動作しているノードを示します。

    • AMFマスターとして動作しているノードを示します。

  • 省略ノード数
    AMFノード上にゲストノードが設定されている場合、AMFノード名の右上に、接続中の未管理ゲストノード数を示すバッジが表示されます。
    また、AWCプラグインとの連携が設定されている際、管理下APに接続している無線クライアントの数を示します。
    トポロジーマップにてこれらのノードアイコン周辺を拡大すると、それぞれの接続ノードのアイコンが表示されます。

  • イベントバッジ
    SNMPプラグインがAMFノードから重要なトラップを検出したり(SNMPプラグインとの連携を設定している場合)、AVM EXがAMFアプリケーションプロキシー機能による被疑端末のブロック、環境しきい値超過、サービスモニタリングなどのイベントを検知したりすると、AMFノード名の右上にイベントの受信を示すバッジと、未読の関連イベントログの件数を表示します。
ノードの接続線
ノードアイコンの接続を表します。
  • 黒色:有線または無線で接続された物理リンクを表します。
  • 青色:AMF仮想リンクを表します。
  • 緑色:トンネルリンク(VPNトンネルにより接続された仮想リンク)を表します。
また、それぞれの破線はリンクが切断されている場合を表します。
Note
管理するAMFノードの台数が多い場合、AVM EXとポーリング対象(AMFコントローラー/マスター)間の接続が切断し復旧した後に、トンネルリンクが復旧するのに時間がかかる場合があります。


ノード情報の表示

ネットワークマップにてエリアアイコンをクリックすると、AMFエリア、AWC管理グループ、SNMPサブネットの情報がトポロジーマップ左のサイドパネルに表示されます。

Note
一般ユーザーアカウントの場合、管理者から許可されたエリアのみ表示されます。

表 10:ネットワークマップ サイドパネル表示
項目名
説明

ノードアイコン
選択したノードがAMFノード以外の場合、ノードに設定されたアイコンが表示されます。
アイコン右上の編集ボタン(鉛筆アイコン)をクリックすると、「アイコンを編集」ダイアログが表示されます。
Note
カスタムアイコンの選択は、アカウントタイプが「管理者」のユーザーのみが行えます

■アイコンを編集

選択したノードにアイコンを設定できます。
デフォルトでは、無線AP、スイッチ、端末、ルーターが登録されています。デフォルトのアイコンにマウスポインターを置くと、アイコン名が表示されます。
また、「画像のアップロード」ボタンをクリックすると、カスタムアイコンを登録することができます。
  • 「画像のアップロード」ボタン:
    クリックすると、カスタムアイコンとして使用する画像をアップロードできます。指定できる画像の形式は、JPEG、PNG、SVG形式です。

  • プレビュー画像:
    「画像のアップロード」ボタンで選択した画像のプレビューが表示されます。
    JPEG、PNG形式の場合、画像のうちどの部分をアイコンとして使用するか、正方形の領域でトリミングできます。SVG形式の画像のトリミングはできません。

  • アイコン名:
    カスタムアイコンを登録する際、アイコンの名前を登録します。

  • 「キャンセル」ボタン:
    アイコンの編集を中止します。

  • 「リセット」ボタン:
    変更済みのアイコンを元の状態に戻します。
    Note
    リセットには数十秒程度かかることがあります。

  • 「保存」ボタン:アイコンの変更を保存します。
Note
AMFノードのアイコンは変更できません。
ノード名 ノード名を表示します。
「再起動」ボタン 該当AMFノードの再起動を要求します。
「バックアップ」ボタン 該当AMFエリアのマスターに対し、該当ノードのAMFバックアップの実行を要求します。
「エリアをバックアップ」ボタン
該当エリアのAMFバックアップの実行を要求します。
選択したノードがAMFマスターまたはコントローラーの場合のみ表示されます。
「CLI 接続」ボタン
該当AMFノードのコマンドラインインターフェース(CLI)に対し接続を行います。
Note
CLI接続は、HTTPS接続でAMFコントローラー(存在しない場合はAMFマスター)を経由し、指定のAMFノードを操作対象とするワーキングセットプロンプトを介して行われます。
Note
一般ユーザーアカウントの場合、管理者から許可された場合のみ表示されます。注:各AMFノードでは、仮想端末におけるアイドル時タイムアウト値をゼロ(no exec-timeout)に設定しないでください。AVM EXからAMFノードへのCLI接続ができなくなる場合があります。
「削除」ボタン
該当AMFノードをネットワークマップから削除します。
AMFノードから応答がない場合のみ表示されます。
基本情報
状態
ノードの状態を、以下のバッジで表します。
  • 正常(緑)
    ノードは正常に動作しています。
  • 軽微(黄)
    AMFノードはAMFセーフコンフィグで動作しています。AWCプラグインによって認識されている無線APの場合は、無線APのステータスが「探索中」です。
  • 重大(赤)
    ノードがダウンしています。
IPアドレス ノード上のIPインターフェースのIPアドレスを表示します。
MACアドレス ノードのMACアドレスを表示します。
タイプ ノードのタイプを表示します。
機種 AMFノードの機種名を表示します。
シリアル AMFノードのシリアル番号を表示します。
バージョン AMFノードで稼働中のソフトウェアのバージョンを表示します。
ベンダー ノードのMACアドレスから推測されるベンダー名を表示します。
管理外ノード数
AMFノード、または、AWCプラグイン管理下の無線APに接続された機器の数を表示します。
  • AMFノードに接続されたAMFゲストノード
    AMFゲストノードのうち、AWCプラグインの管理下にある無線APの数は含まれません。
  • AWCプラグインの管理下APに接続している無線クライアント
AMF情報
エリア ノードが所属するAMFエリア名を表示します。
役割 AMFネットワークにおける役割(コントローラー/マスター、マスター、ノード、ゲストノード)を表示します。
最終バックアップ AMFノードのバックアップが最後に作成された日時を表示します。
port AMFゲストノードの場合、AMFゲストノードが接続されている上位ノードのポート番号を表示します。
AWCプラグインInformation
機種 AWCプラグインにて認識した無線APの機種名を表示します。
管理状態 管理状態が表示されます。
設定状態 設定状態が表示されます。
プロファイル名 無線APに割り当てられたAP共通設定名を表示します。
管理グループ 無線APが所属している管理グループを表示します。
ファームウェア 無線APで動作しているファームウェアのバージョンを表示します。
起動経過時間 起動してから経過した時間を表示します。
SNMPプラグインInformation
機種 SNMPプラグインにて認識したデバイスの機種名を表示します。
イベント
AMFアプリケーションプロキシー機能関連、環境しきい値超過、サービスモニタリングなどの重要なイベントを検出した際や、SNMPプラグインがAMFノードから重要なトラップを受信した際(SNMPプラグインとの連携を設定している場合)は、イベント名や件数(同じイベントが複数発生している場合)を表示します。
重要なイベントには以下の項目が含まれます。
  • AMFアプリケーションプロキシー機能(SESによるポート無効化、破棄、隔離など)
  • 環境しきい値超過(環境温度のしきい値超過、電源ユニット/ファンモジュールほかの異常など)
  • サービスモニタリング(ネットワークマップ上のノードのサービスの未応答など)
  • ループガード関連トラップ受信(MACアドレススラッシング検出、ループブロック、ループ警告など)
  • アクティブファイバーモニタリング機能関連トラップ受信(ファイバー警告)
サイドパネル上のイベントの種類をクリックすると、AMFノードに受信した該当のイベントのみを抜粋したイベントログ画面を表示します。
また、イベント名の右側の×ボタンをクリックすると、ネットワークマップのノードアイコンに表示されたイベントバッジによる通知を解除することができます。
Note
SNMPプラグインを登録している場合、SNMPプラグインで受信したSNMPトラップはAVM EXのイベントログに記録されます。


ループガード

ネットワークマップにてAMFノードアイコンのコンテキストメニューから「ループガード」を選択すると、ループガード画面が表示されます。
この画面では、AMFノードに対して、ループガード機能(LDF検出、MACアドレススラッシング検出)の設定を行えます。
画面上部のタブにて設定する機能を選択します。
Note
本機能はAlliedWare Plus バージョン5.5.0-1.x以降のファームウェアがインストールされたAMFノードをサポートします。
Note
LDF検出のアクションにport-disable、vlan-disable、log-onlyを使用する場合は、LDFの帯域を制限するため、事前にCLIにて該当ポートに適切なQoSポリシーマップを適用しておく必要があります。
また、本画面ではQoSストームプロテクションの設定はできません。
Note
ネットワークマップにて複数のAMFノードアイコンを選択することで、一度に10台までの機器を選択して同時に設定することができます。
Note
ループガード設定の変更は動作時コンフィグ(ランニングコンフィグ)に保存されます。
再起動後の動作に適用するには、CLIまたは「資産管理」画面のデバイス一覧にて動作時コンフィグを起動用コンフィグに保存する必要があります。
Note
SNMPトラップの送信を伴うアクションを有効にしている場合は、SNMPの設定が別途必要になります。
Note
LDF検出とMACアドレススラッシングプロテクションは同一AMFノード上で併用できません。初期状態ではMACアドレススラッシング検出時の動作が有効となります。
LDF検出を使う場合は、全ポートでMACアドレススラッシング検出時の動作を無効化(none)に設定してください。
MACアドレススラッシングプロテクションを使用する場合は、LDF検出タブにて「LDFを有効化」を無効にしてください。

LDF検出

LDF検出の設定を行います。


■ グローバル設定
AMFノード全体のLDF検出の基本設定を行います。

表 11:LDF検出 グローバル設定
項目名
説明
LDFを有効化
LDF(Loop Detection Frame)の送信を行うか否かを設定します。
有効にすると、各ポートからLDFが送信されます。LDFを検出した際のアクションは、別途プロファイルを作成し、ポートごとに適用します。
LDF送信間隔 LDFの送信間隔を設定します(単位:秒)。デフォルトは10秒です。
fast-block
fast-block機能を有効にします。
  • 有効にすると、ループを検出したポートのうち、ループの解除に必要なポートでのみアクションを実行します。ループの解除に不要なポートではアクションは実行されません。
  • 無効にすると、ループを検出したすべてのポートでループ検出時のアクションを実行します。
デフォルトは無効です。
ポート図
選択したAMFノードのポート面を模式化した図が表示されます。
ポートに適用されたプロファイルを色分けして表示します。
「キャンセル」ボタン
グローバル設定の変更を破棄します。
グローバル設定のいずれかに変更がある場合のみ表示されます。
「保存」ボタン
グローバル設定の変更を動作時コンフィグに保存します。
グローバル設定のいずれかに変更がある場合のみ表示されます。


■ ポートプロファイル
LDF検出時の動作をプロファイルとして作成し、ポートまたはトランクグループ(スタティックおよびLACP)に適用します。
設定の手順は次の通りです。
  1. 「プロファイルを作成」ボタンをクリックし、新規プロファイルのカードを表示します。

  2. 適用するアクション種別を選択します。

  3. アクション持続時間、アクション遅延時間を設定します。

  4. 適用するポートをコンテンツ欄左のポート図から選択します。

  5. 「プロファイルを保存」をクリックし、動作時コンフィグに保存します。
    Note
    再起動後の動作に適用するには、CLIまたは「資産管理」画面のデバイス一覧にて動作時コンフィグを起動用コンフィグに保存する必要があります。

表 12:LDF検出 ポートプロファイル
項目名
説明
プロファイルを作成 新規プロファイルのカードを表示します。
プロファイル
ポートまたはトランクグループに適用するLDF検出時動作をプロファイルとして定義します。
プロファイルを表す色は自動で設定されます。
  • アクション種別:
    LDFを検出した際のアクション(動作)を選択します。
    • ポートを物理的にリンクダウンさせる(link-down)
    • ログへの記録とSNMPトラップの送出のみ(log-only)
    • リンクアップ状態のままポートを無効化する(port-disable)
    • 検出したVLANに対してのみ無効化する(vlan-disable)
    • 検出時の動作を無効にする(none)
    デフォルトは「検出時の動作を無効にする(none)」です。

  • アクション持続時間:
    ループを検出した際のアクションの継続時間を0~86400(単位:秒)で指定します。デフォルトは7秒です。

  • アクション遅延時間:
    ループを検出してからアクションを実行するまでの遅延時間を0~86400(単位:秒)で指定します。デフォルトは0秒です。

  • 「キャンセル」ボタン:
    プロファイルの作成時はプロファイルの作成を中断します。
    既存プロファイルの編集時はプロファイルへの変更を破棄します。プロファイルの設定項目に変更がある場合のみ表示されます。

  • 「プロファイルを保存」ボタン:
    プロファイルの設定を動作時コンフィグに保存します。
    既存プロファイルの編集時は、プロファイルの設定項目に変更がある場合のみ表示されます。
プロファイルをポートに適用する際は、プロファイルのカードをクリックして選択したあと、グローバル設定のポート図からポートをクリックして適用するポートを選択します。
現在選択されているプロファイルのカードは、プロファイルのラベルと同じ色で強調表示されます。
適用ポートを変更した場合は、「プロファイルを保存」ボタンをクリックすると、変更が動作時コンフィグに保存されます。


MACアドレススラッシング

MACアドレススラッシングプロテクションの設定を行います。


■ グローバル設定
AMFノード全体のMACアドレススラッシングプロテクションの基本設定を行います。

表 13:LDF検出 グローバル設定
項目名
説明
スラッシング検出しきい値
MACアドレススラッシング(同一MACアドレスの登録ポートが頻繁に変更されること)の検出しきい値を5~255(単位:回)の値で設定します。
同一のMACアドレスが1秒間に本項目で設定した回数以上ポート間を移動すると、MACアドレススラッシングが発生したとみなし、関連するポートにおいて検出時のアクションを実行します。
デフォルトは10回です。
ポート図
選択したAMFノードのポート面を模式化した図が表示されます。
ポートに適用されたプロファイルを色分けして表示します。
「キャンセル」ボタン
グローバル設定の変更を破棄します。
グローバル設定のいずれかに変更がある場合のみ表示されます。
「保存」ボタン
グローバル設定の変更を動作時コンフィグに保存します。
グローバル設定のいずれかに変更がある場合のみ表示されます。


■ ポートプロファイル
MACアドレススラッシング検出時の動作をプロファイルとして作成し、ポートまたはトランクグループ(スタティックおよびLACP)に適用します。
設定の手順は次の通りです。
  1. 「プロファイルを作成」ボタンをクリックし、新規プロファイルのカードを表示します。

  2. 適用するアクション種別を選択します。

  3. アクション持続時間を設定します。

  4. 適用するポートをコンテンツ欄左のポート図から選択します。

  5. 「プロファイルを保存」をクリックし、動作時コンフィグに保存します。
    Note
    再起動後の動作に適用するには、CLIまたは「資産管理」画面のデバイス一覧にて動作時コンフィグを起動用コンフィグに保存する必要があります。

表 14:MACアドレススラッシング ポートプロファイル
項目名
説明
プロファイルを作成 新規プロファイルのカードを表示します。
プロファイル
ポートまたはトランクグループに適用するMACアドレススラッシング検出時動作をプロファイルとして定義します。
プロファイルを表す色は自動で設定されます。
  • アクション種別:
    MACアドレススラッシングを検出した際のアクション(動作)を選択します。
    • MACアドレスの学習を停止する(learn-disable)
    • ポートを物理的にリンクダウンさせる(link-down)
    • リンクアップ状態のままポートを無効化する(port-disable)
    • スラッシングを検出したVLANに対してのみ無効化する(vlan-disable)
    • 検出時の動作を無効にする(none)
    全ポートに「検出時の動作を無効にする(none)」を適用するとMACアドレススラッシングプロテクションは無効になります。
    デフォルトは「検出時の動作を無効にする(none)」です。

  • アクション持続時間:
    MACアドレススラッシングを検出した際のアクションの継続時間を0~86400(単位:秒)で指定します。デフォルトは1秒です。

  • 「キャンセル」ボタン:
    プロファイルの作成時はプロファイルの作成を中断します。
    既存プロファイルの編集時はプロファイルへの変更を破棄します。プロファイルの設定項目に変更がある場合のみ表示されます。

  • 「プロファイルを保存」ボタン:
    プロファイルの設定を動作時コンフィグに保存します。
    既存プロファイルの編集時は、プロファイルの設定項目に変更がある場合のみ表示されます。
プロファイルをポートに適用する際は、プロファイルのカードをクリックして選択したあと、グローバル設定のポート図からポートをクリックして適用するポートを選択します。
現在選択されているプロファイルのカードは、プロファイルのラベルと同じ色で強調表示されます。
適用ポートを変更した場合は、「プロファイルを保存」ボタンをクリックすると、変更が動作時コンフィグに保存されます。


VLANマップ

ネットワークマップ上部のモードメニューから「VLAN」を選択すると、AMFネットワークに所属するAMFノードのVLAN設定をグラフィカルに表示します。コンテンツ欄にはAMFネットワーク内のノードのトポロジーマップが表示されます。

Note
VLANマップをサポートしていないファームウェアを使用しているAMFノード、または、VLANをサポートしていないノードのノードアイコンには、「!」のバッジが表示されます。


■ 表示1
サイドパネルにはAMFネットワーク内のAMFノードに設定されたVLANが一覧表示されます。

表 15:VLANマップモード サイドパネル
項目名
説明
ノード未選択時
 
VLAN ID・VLAN名
AMFネットワーク内のAMFノードに設定されたVLAN IDと、VLAN名が表示されます。VLAN名が設定されていない場合は、「VLAN0001」のように、「VLAN」+4桁のVLAN IDが設定されます。
いずれかのVLANの行をクリックすると、該当のVLAN IDが設定されたAMFノードおよびリンクが、VLANの行の左側の色で強調表示されます。また、「VLANを削除」ボタン(ゴミ箱アイコン)と「VLANを編集」ボタン(鉛筆アイコン)が表示されます。
  • 「VLANを削除」ボタン:
    選択したVLAN IDを、AMFネットワーク内のすべてのAMFノードから削除します。
    Note
    特定のAMFノードからのみVLAN IDを削除したい場合は、CLIから行ってください。
  • 「VLANを編集」ボタン:
    選択したVLAN IDの「VLANを編集」画面が表示されます。
    Note
    編集の対象となるAMFノードは、既に該当のVLAN IDが設定されているすべてのAMFノードです。AMFノードの選択状態は無視されます。既存のVLAN IDを新しいAMFノードに設定する場合は、「VLANを作成」ボタンを使用してください。
ノード選択時
 
「VLANを作成」ボタン いずれかのAMFノードを選択している場合、選択したAMFノードに新しいVLANを作成します。
デバイス上のVLAN
選択したAMFノードに設定されたVLANのVLAN IDが色分けして表示されます。
VLAN IDのいずれかをクリックすると、同一のVLAN IDが設定されたAMFノードおよびリンクが、VLAN IDの色で強調表示されます。また、「VLANを編集」、「VLANを削除」ボタンが表示されます。
  • 「VLANを編集」ボタン:
    選択したVLAN IDの「VLANを編集」画面が表示されます。
    Note
    編集の対象となるAMFノードは、既に該当のVLAN IDが設定されているすべてのAMFノードです。AMFノードの選択状態は無視されます。既存のVLAN IDを新しいAMFノードに設定する場合は、「VLANを作成」ボタンを使用してください。
  • 「VLANを削除」ボタン:
    選択したVLAN IDを、AMFネットワーク内のすべてのAMFノードから削除します。
    Note
    特定のAMFノードからのみVLAN IDを削除したい場合は、CLIから行ってください。


■ 表示2
AMFネットワーク内のAMFノード同士のトポロジーマップを表示します。

表 16:トポロジーマップ
項目名
説明
トポロジーマップ AMFネットワーク内のAMFノードがトポロジーマップに表示されます。
ノードアイコン
アイコンでノードの種別を示します。また、アイコンの下にノード名を表示します。
VLANマップをサポートしていないファームウェアを使用しているAMFノード、または、VLANをサポートしていないノードのノードアイコンには、「!」のバッジが表示されます。
ノードが選択したVLAN IDに所属している場合、ノードアイコンの周囲を選択したVLAN IDと同じ色で強調表示します。
クリックするとノードが選択状態になり、ノード上に設定されているVLANがサイドパネルに表示されます。
もう一度ノードをクリックすると、選択が解除されます。
複数のノードを選択する場合は、Shiftキーを押したままノードをクリックします。
ノードの接続線
ノード間のリンクが選択したVLAN IDに所属している場合、ノード間の接続線を選択したVLAN IDと同じ色で強調表示します。


VLANの作成・編集

VLANマップにて「VLANを作成」ボタン、「VLANを編集」ボタンをクリックすると、選択したAMFノードの「VLANを作成」「VLANを編集」画面が表示されます。
「VLANを作成」画面・「VLANを編集」では、VLAN ID、VLAN名、AVM EXでの表示色の設定ができます。
また、「VLANを作成」画面・「VLANを編集」画面とも、ポートVLAN(タグ付きおよびタグなし)の割り当てができます。
Note
AVM EXはVLANをVLAN IDで識別します。あるVLAN IDに対して、複数のAMFノードに対してコマンドラインインターフェースから異なるVLAN名を設定した場合、AVM EXのVLANマップ上では同じVLANとして取り扱い、いずれかのAMFノードの設定に準じてVLAN名を表示します。
なお、VLANの作成画面では、AMFエリア内で既に使用されているVLAN IDを設定することはできません。
Note
一度作成されたVLAN ID、VLAN名、色は変更することができません。VLAN ID、VLAN名、または色を変更する場合は、一旦AMFエリア内のノードからVLANを削除して、再度設定する必要があります。

表 17:VLANを作成・編集
項目名
説明
VLAN ID
VLANのVLAN IDを表示します。
VLAN作成時は、2~4094の半角数字で入力します。
「VLANを編集」画面では変更できません。
VLAN 名
VLANの名前を表示します。
VLAN作成時は、作成するVLANの名前を32文字以内の半角英数字または記号(! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~)で入力します。VLAN名は大文字・小文字を区別します。省略した場合は、「VLANXXXX」(XXXXは4桁のVLAN ID)となります。
VLAN編集時は変更できません。
Note
AMF機器では、大文字・小文字が異なるだけのVLAN名を重複して設定することはできません(例:Japanとjapanなど)。登録済みのVLANと大文字・小文字が異なるだけのVLAN名は使用しないでください。

VLANマップ上で表示する色です。
VLAN作成時は、「色」欄に表示されたスウォッチ、または、右端の色選択ツールで任意の色を選択することができます。

Note
VLANの作成後は、表示色は変更できません。後で表示色を変更したい場合は、VLANをいったん削除し、作成しなおす必要があります。
ポートを選択
作成中のVLANに所属するポートを選択します。
選択したAMFノードのポート面を模式化した図が表示され、各ポートが所属するVLANを色で示します。
ポートをクリックすると、タグなしポート、タグ付きポート、非所属の順で切り替えることができます。

また、ポートにマウスポインターを置くと、ポートが所属するVLANがポップアップ表示されます。
VLANリスト AMFノードに登録されたVLAN ID、VLAN名と、ポートが所属しているVLANを示す色を表示します。


トラフィックマップ

ネットワークマップ上部のモードメニューから「トラフィック」を選択すると、AMFネットワークに所属するAMFノード間のリンクの速度、使用率をグラフィカルに表示します。
サイドパネルにはネットワークトラフィック関連の情報が表示されます。
また、Tracepath を実行した後に、マップをトラフィックマップモードへ切り替えると、モードメニューアイコンの横にTracepathアイコンが表示されます。
Tracepathアイコンをクリックすることで、トラフィック情報と直前に実施したTracepathの結果を重ねて表示することができます。

トラフィックモニターには、RMONを使用してAMFノード間の通信の概算を行う機能のほか、sFlowまたはDPI(ディープパケットインスペクション)を利用して特定のポートのトラフィックを詳細に監視する、アドバンストトラフィックモニタリングがあります。
Note
トラフィックマップを表示すると、トポロジーマップに表示されているAMFノードのコンフィグに、AMF接続ポートのインターフェースに対する「rmon collection history」設定が追加されます。
本設定はトラフィック情報を収集するためのものですので、無効にしないでください。
Note
トラフィックマップはRMONによりAMFネットワーク全体の情報を収集してマップ上に表示しているのに対し、アドバンストトラフィックモニタリングはsFlowを設定したポート上の情報のみを収集/統計しています。
そのため、アドバンストトラフィックモニタリングとトラフィックマップの情報が一致していないように見えることがあります。

ネットワークトラフィック表示


■ 表示1

表 18:トラフィックマップモード サイドパネル
項目名
説明
タブ トラフィック、プロトコルを選択して、トラフィックモニターの表示モードを切り替えることができます。
ネットワークトラフィック履歴

指定した日時から表示時点までのトラフィックの推移をトラフィックマップに表示します。
  • 表示開始時期は、表示時点の10分前、1時間前、12時間前、24時間前から選択できます。
    カスタムを選択すると、表示の期間(開始・終了日時)を、1週間前から選択できます。
  • 左下の再生ボタンをクリックすると、指定した期間のトラフィックの推移を再生することができます。
  • 再生ボタン右側のスライダーを動かすと、期間内の途中の状態をトラフィックマップに反映できます。
Note
開始日・終了日の日付表記は「日/月/年」表記となっています。
使用率フィルター

トラフィックマップの使用率をフィルターして表示できます。
使用率は、水色(0~25%)、緑色(25~50%)、黄色(50~75%)、赤色(75~100%)の4段階で表され、凡例の下のチェックをクリックすると、該当の使用率帯の接続線の表示・非表示が切り替わります。
トラフィックモニタリング

ノードの接続線をクリックすると、ノード間のリンク使用率グラフが簡易表示されます。
グラフをクリックすると、「リンク使用率」ダイアログが表示されます。

■リンク利用率ダイアログ
選択したリンクの使用率グラフを拡大表示します。
グラフ内にマウスポインターを置くと、該当時点での各AMFノードからの送信トラフィックのリンク使用率をポップアップ表示します。

アドバンストトラフィックモニタリング
sFlowまたはDPI(ディープパケットインスペクション)を利用して、トラフィックの詳細な情報を表示します。
詳細は、「アドバンストトラフィックモニタリング」を参照してください。


■ 表示2

表 19:トラフィックマップ
項目名
説明
ノードアイコン
アイコンでノードの種別を示します。また、アイコンの下にノード名を表示します。
AVM EXをsFlowコレクターとして有効に設定されているAMFスイッチ、または、DPIを有効に設定されているAMFルーターのアイコンには緑色のバッジが表示されます。
sFlowコレクターとしてAVM EX以外を設定されているAMF機器のアイコンには灰色のバッジが表示されます。

ノードの接続線
ノード間のトラフィックを表示します。
  • 速度
    リンクの速度を接続線の太さで示します。10/100Mbps、1Gbps、10Gbps、40Gbpsの4段階で表します。
  • 使用率
    リンクの使用率を接続線の色で示します。0~25%、25~50%、50~75%、75~100%の4段階で表します。
接続線は間で2つの矢印に分かれており、矢印の方向がトラフィックの向きを表します。

また、ノードの接続線をクリックすると、リンク使用率グラフがサイドパネルのトラフィックモニタリング欄に表示されます。


アドバンストトラフィックモニタリング

ノードアイコンをクリックすると、サイドパネルにアドバンストトラフィックモニタリングの情報が表示されます。
アドバンストトラフィックモニタリングでは、sFlow、または DPI(ディープパケットインスペクション)を利用します。
AMFスイッチでは、sFlowを有効に設定すると、対象として選択されたポートのトラフィックを分析して、使用されているプロトコル、ポートの使用率、トーカー(送信元・宛先アドレスの組み合わせ)を表示します。また、sFlowの有効化、対象ポートの選択もここで行えます。
AT-AR2010V、AT-AR2050V、AT-AR3050S、AT-AR4050Sでは、DPIを使用して、ノード上で使用されているプロトコルを分析し、グラフ表示します。
Note
トラフィックマップはRMONによりAMFネットワーク全体の情報を収集してマップ上に表示しているのに対し、アドバンストトラフィックモニタリングはsFlowを設定したポート上の情報のみを収集/統計しています。
そのため、アドバンストトラフィックモニタリングとトラフィックマップの情報が一致していないように見えることがあります。
Note
sFlowとポートミラーリングを同一AMFノード上で同時に使用することはできません。ポートミラーリングを設定しているAMFノードでは、後述のsFlowポートの有効化を行わないでください。
Note
ルーター側で以下の機能をご使用の場合、DPIによるアドバンストトラフィックモニタリングやSD-WAN機能を利用するには、ルーター側の設定変更、追加が必要な場合があります。
詳細についてはルーター製品のコマンドリファレンスをご参照ください。
・UTM / アプリケーションコントロール(DPI)
・UTM / ファイアウォール
・UTM / NAT
・トラフィック制御 / Quality of Service
・トラフィック制御 / ポリシーベースルーティング
Note
AT-AR2010V、AT-AR2050Vでアドバンストトラフィックモニタリングを有効にする場合は該当機器のファームウェアバージョンを5.4.9-1.x以前にしてください。
AT-AR2010V、AT-AR2050Vにおいてファームウェアバージョン 5.4.9-2.x以降でアドバンストトラフィックモニタリングを有効にすることは未サポートとなります。

■ サイドパネル
トラフィックマップにてノードやリンクを選択していない状態では、エリアのトップ5インターフェースを表示します。
直近で使用率が高い送信ポートインターフェースを上位5件まで、インターフェースのノード名、ポート名と使用率を表示します。
Note
sFlowエージェントから収集したサンプルに基づきます。sFlowによるモニター対象として設定されていないポートは表示されません。
Note
sFlow設定、および、sFlowにより取得されたトラフィック使用率の履歴はバックアップファイルに保存されません。


sFlowエージェントが設定されたAMFノードのノードアイコンをクリックすると、該当AMFノードのsFlow監視ポートで送受信されたトラフィックの統計がサイドパネルに表示されます。

表 20:トラフィックモニタリング サイドパネル表示
項目名
説明
「構成」ボタン 選択したAMFノードのスイッチポートごとにsFlowによるサンプリングの有効/無効を設定できます。
直近1時間のトップ5プロトコル
該当AMFノード上のトラフィックのうち、直近の1時間でトラフィック量の大きいプロトコルの上位5つを円グラフとして表示します。
円グラフの色分けされた各エリアにマウスポインターを置くと、プロトコル名、トラフィック量、全トラフィック量に占める該当プロトコルの割合をポップアップ表示します。

また、円グラフをクリックすると、「トップ5プロトコル」ダイアログにグラフを拡大表示します。

■「トップ5プロトコル」ダイアログ

  • ポート:
    ダイアログ左上のドロップダウンメニューから、グラフ表示するポートを「All(すべてのポート)」またはポート別で選択できます。デフォルトは「すべてのポート」です。
    集計期間:
    ダイアログ左上のドロップダウンメニューから、グラフ表示する集計期間を指定します。
    集計期間は、直近1時間、24時間、7日から選択できます。デフォルトは直近1時間です。
  • 円グラフ:
    ダイアログ中央に、集計期間内でトラフィック量の大きいプロトコルの上位5つまでの割合を円グラフに表示します。
    プロトコルを表す色の凡例は、ダイアログ左側に表示されます。
    また、円グラフの色分けされた各エリアにマウスポインターを置くと、プロトコル名、トラフィック量、全トラフィック量に占める該当プロトコルの割合をポップアップ表示します。
  • 「CSV出力」ボタン:
    トップ5プロトコルをCSV形式でファイルに出力します。
  • ×ボタン:
    右上の×ボタンをクリックすると、ダイアログを閉じます。
使用率
該当AMFノードのインターフェースの使用率を扇形の帯グラフで表示します。
また、使用率グラフをクリックすると、「使用率トップ5インターフェース」ダイアログを表示します。

■「使用率トップ5インターフェース」ダイアログ

  • ポート:
    ダイアログ左上のドロップダウンメニューから、グラフ表示するポートを「All(すべてのポート)」またはポート別で選択できます。デフォルトは「すべてのポート」です。
  • 集計期間:
    ダイアログ左上のドロップダウンメニューから、グラフ表示する集計期間を指定します。
    リアルタイムを選択すると、その時点の情報をグラフに反映します。
  • グラフ
    該当AMFノードのインターフェースのうち、使用率が高いインターフェースのうち上位5つまでを帯グラフに表示します。
    また、帯グラフの帯にマウスポインターを置くと、インターフェース名、使用率をポップアップ表示します。
  • 「CSV出力」ボタン:
    使用率トップ5インターフェースをCSV形式でファイルに出力します。
  • ×ボタン:
    右上の×ボタンをクリックすると、ダイアログを閉じます。
トップ5トーカー
該当AMFノードをトラフィックの通過するトーカー(送信元・宛先アドレスの組み合わせ)のうち、トラフィック量の大きい上位5つまでを表示します。
送信元アドレス、宛先アドレスの間に、トラフィック量と、最もトラフィック量の大きいトーカーに対する該当トーカーのトラフィック量の比率を帯グラフで表します。
また、トップ5トーカーの右上のアイコンをクリックすると、「トップ5トーカー」ダイアログを表示します。

■「トップ5トーカー」ダイアログ

  • ポート:
    ダイアログ左上のドロップダウンメニューから、グラフ表示するポートを「All(すべてのポート)」またはポート別で選択できます。デフォルトは「すべてのポート」です。
    集計期間:
    ダイアログ左上のドロップダウンメニューから、グラフ表示する集計期間を指定します。
    リアルタイムを選択すると、その時点の情報をグラフに反映します。
  • グラフ:
    横軸に時刻を、縦軸の上下に受信・送信のトラフィック量を積層グラフに表します。トーカーを表す色の凡例は、ダイアログ上部に表示されます。また、凡例には、受信・送信のトラフィック量を合計して表示します。
  • 「CSV出力」ボタン:
    トップ5トーカーをCSV形式でファイルに出力します。
  • ×ボタン:
    右上の×ボタンをクリックすると、ダイアログを閉じます。


■ sFlowポートの有効化/無効化
「構成」ボタンをクリックすると、該当のAMFノードのポートインターフェースのうち、どのインターフェースを監視対象とするか選択できます。
AMF機器に対してsFlowの設定を行ったり、sFlowに基づいたデバイスのポートごとのトラフィック使用率を表示したりすることができます。
Note
sFlowポートの有効化/無効化を変更した場合は、別途、該当のAMFノードのCLI接続画面、または、「資産管理」画面から、起動時コンフィグ(スタートアップコンフィグ)への保存が必要です。
Note
sFlowを有効にするとCPU使用率が高くなります。本製品でお使いの機能、ネットワークのトラフィック量などの条件により、CPU使用率が100%となる場合があります。本機能をご使用の際は、必要に応じて、CPUリソースを増やすか、または、AMFノード側のsFlowのサンプリングレートを下げてください。
インストール編「ライセンス・動作環境」/「動作環境」に記載の最低限のシステムで本機能を使用した場合、同時監視可能ポート数のおおよその目安は1Gbpsポート×4ポート程度(AWCプラグインをご使用の場合は2ポート程度)までとなります。


■ DPIによるトラフィックモニタリング
AMFノードがAT-AR2010V、AT-AR2050V、AT-AR3050S、AT-AR4050Sの場合、sFlowに替わって、アプリケーションコントロール(DPI:ディープパケットインスペクション)によりトラフィックの分析を行います。
Note
AT-AR2010V、AT-AR2050Vでアドバンストトラフィックモニタリングを有効にする場合は該当機器のファームウェアバージョンを5.4.9-1.x以前にしてください。
AT-AR2010V、AT-AR2050Vにおいてファームウェアバージョン 5.4.9-2.x以降でアドバンストトラフィックモニタリングを有効にすることは未サポートとなります。

表 21:DPIトラフィックモニタリング サイドパネル表示
項目名
説明
DPIを有効化 選択したAMFノードに対し、DPIによるサンプリングの有効、無効を選択します。DPIの設定の状態は、アイコンの色で表されます。緑色は有効、灰色は無効を意味します。
直近1時間のトップ5プロトコル
該当AMFノード上のトラフィックのうち、直近の1時間でトラフィック量の大きいプロトコルの上位5つを円グラフとして表示します。
円グラフの色分けされた各エリアにマウスポインターを置くと、プロトコル名、トラフィック量、全トラフィック量に占める該当プロトコルの割合をポップアップ表示します。
また、円グラフをクリックすると、「トップ5プロトコル」ダイアログにグラフを拡大表示します。

■「トップ5プロトコル」ダイアログ

  • 集計期間:
    ダイアログ左上のドロップダウンメニューから、グラフ表示する集計期間を指定します。
    集計期間は、直近1時間、24時間、7日から選択できます。デフォルトは直近1時間です。
  • 円グラフ:
    ダイアログ中央に、集計期間内でトラフィック量の大きいプロトコルの上位5つまでの割合を円グラフに表示します。
    プロトコルを表す色の凡例は、ダイアログ左側に表示されます。
    また、円グラフの色分けされた各エリアにマウスポインターを置くと、プロトコル名、トラフィック量、全トラフィック量に占める該当プロトコルの割合をポップアップ表示します。
  • 「CSV出力」ボタン:
    トップ5プロトコルをCSV形式でファイルに出力します。
  • ×ボタン:
    右上の×ボタンをクリックすると、ダイアログを閉じます。


プロトコルトラフィック表示

トラフィックマップモードのサイドパネル上部の「プロトコル」タブをクリックすると、プロトコルトラフィック表示に切り替えることができます。


■ 表示1

表 22:プロトコルトラフィックモード サイドパネル
項目名
説明
タブ トラフィック、プロトコルを選択して、トラフィックモニターの表示モードを切り替えることができます。
プロトコルトラフィック履歴

指定した日時から表示時点までのプロトコルトラフィックの推移をトラフィックマップに表示します。
  • 表示開始時期は、表示時点の10分前、1時間前、12時間前、24時間前から選択できます。
    カスタムを選択すると、表示の期間(開始・終了日時)を、1週間前から選択できます。
  • 左下の再生ボタンをクリックすると、指定した期間のトラフィックの推移を再生することができます。
  • 再生ボタン右側のスライダーを動かすと、期間内の途中の状態をトラフィックマップに反映できます。
Note
開始日・終了日の日付表記は「日/月/年」表記となっています。
プロトコル名
表示期間中に通信のあったプロトコルを一覧から選択します。
プロトコル名の下には、該当するプロトコルの表示期間中の累積トラフィック量が表示されます。
プロトコル名をクリックすると、トラフィックが観測されたリンクをトラフィックマップに反映します。


■ 表示2

表 23:トラフィックマップ
項目名
説明
ノードアイコン
アイコンでノードの種別を示します。また、アイコンの下にノード名を表示します。
ノードアイコンにマウスポインターを当てると、サイドパネルにて指定した期間における外部トラフィック(該当のノードと非AMFノードとのトラフィック)の積算量がノード名の下に表示されます。
AMFゲストノードとのトラフィックは外部トラフィックに計上されます。該当プロトコルの外部トラフィックがない場合は表示されません。

ノードの接続線
プロトコルモニターパネルで選択したプロトコルのトラフィックを表示します。
接続線は間で2つの矢印に分かれており、矢印の方向がトラフィックの向きを表します。
また、ノードの接続線にマウスポインターを合わせると、サイドパネルにて指定した期間におけるリンク上の該当プロトコルのトラフィック積算量を表示します。


マップ編集

ネットワークマップ上部のモードメニューから「編集」を選択すると、マップ編集モードに切り替わります。
マップ編集モードでは、ネットワークマップに自動配置されるAVM EX、AWCプラグイン、SNMPプラグインが認識した各種ノード(AMFノード、無線AP、無線クライアント、SNMPデバイス)のアイコンの他に、「資産管理」画面にて登録したカスタムノードを、ネットワークマップに配置できます。

レイアウト

手動でネットワークマップにノードを配置します。


■ 表示1

表 24:マップ編集モード ノード一覧
項目名
説明
タブ
マップ編集モードのサイドパネルの表示を切り替えます。
  • レイアウト:手動でネットワークマップにノードを配置します。
  • 表示設定:手動で配置したノードアイコンについて個別に表示を抑えたり、再び表示したりします。
ヘッダー
ノードを検索...
検索したいノードのノード名を入力します。
入力した文字列を含むノードがある場合は、検索フィールドの下に検索候補が一覧表示されます。
Note
大文字小文字は区別しません。
ノード一覧
  AVM EXまたはプラグインに認識された、またはAVM EXに独自に登録されたノードを表示します。
デフォルトでは、機種アイコン、ノード名、送信元アイコンが表示されています。
各行の三角(▼)をクリックすると、より詳細な情報を参照できます。再び三角(▲)をクリックすると、詳細表示を閉じることができます。
機種アイコン
ノードの機器のタイプを表します。
  • :スイッチ
  • :ルーター
  • :無線AP
  • :端末
  • :その他
SNMPプラグインによって認識された、無線AP、スイッチ、ルーターのいずれでもない機器(コンピューターなど)は、「その他」として表示されます。
ノード名 ノード名を表示します。
送信元
ノードを登録したシステムの種別を表示します。
  • VISTA:
    資産管理」画面にて手動登録したカスタムノードを表します。
  • 検出デバイス:
    資産管理」画面にて自動検出したノードを表します。
自動検出後に手動で情報を編集したノードには、上記の両方が表示されます。
機種 ノードの機器のタイプを表示します。SNMPプラグインによって認識された、無線AP、スイッチ、ルーターのいずれでもない機器(コンピューターなど)は、「その他」として表示されます。
IP 該当ノードの持つIPアドレスをすべて表示します。


■ 表示2
編集中のマップを表示します。

表示設定

手動で配置したノードアイコンについて個別に表示を抑えたり、再び表示したりします。


表 25:マップ編集モード 表示設定
項目名
説明
タブ
マップ編集モードのサイドパネルの表示を切り替えます。
  • レイアウト:手動でネットワークマップにノードを配置します。
  • 表示設定:手動で配置したノードアイコンについて個別に表示を抑えたり、再び表示したりします。
ヘッダー
ノードを検索...
検索したいノードのノード名を入力します。
入力した文字列を含むノードがある場合は、検索フィールドの下に検索候補が一覧表示されます。
Note
大文字小文字は区別しません。
ノード一覧
ノード名 ノード名を表示します。
固定表示
次回以降のログインに影響するアイコン表示の初期設定です。
  • チェックを入れると、次回以降のログイン時、初期状態で該当のアイコンがマップに表示されます。
  • チェックを外すと、次回以降のログイン時、初期状態では該当のアイコンはマップから非表示になります。
ノードアイコンの固定表示設定はすべてのアカウントで共通して適用されます。
固定表示の設定は、アカウントタイプが「管理者」のアカウントのみ行えます。「一般ユーザー」のアカウントでは表示されません。
一時表示
現在のログインセッション中のみ有効な表示設定です。
  • チェックを入れると、現在のログインセッションで該当のアイコンがマップに表示されます。
  • チェックを外すと、現在のログインセッションでは該当のアイコンはマップから非表示になります。
デフォルトは、固定表示のチェック状態に準じます。
ログアウトすると、現在のログインセッションで設定した一時表示の有効/無効はリセットされます。


Tracepath

ネットワークマップ上部のモードメニューから「Tracepath」を選択すると、Tracepathモードに切り替わります。
ノード間の通信経路をネットワークマップにグラフィカルに表示するTracepathを実行します。


表 26:Tracepath
項目名
説明
送信元
Tracepath送信元ノードを指定します。
送信元を指定するには、送信元のノード名を入力する、フィールドの下に表示されるドロップダウンリストからクリックして選択する、または、ネットワークマップのノードアイコンをクリックします。
ノードを選択すると、ネットワークマップのノードアイコンが緑色の円で強調表示されます。
宛先
Tracepath宛先ノードを指定します。
宛先を指定するには、宛先のノード名を入力する、フィールドの下に表示されるドロップダウンリストからクリックして選択する、または、ネットワークマップのノードアイコンをクリックします。
ドロップダウンリストには、宛先ノードの受信インターフェースが「ノード名 | VLAN ID | IPアドレス」の形式で表示されます。
ノードを選択すると、ネットワークマップのノードアイコンが緑色の円で強調表示され、結果欄にもノードが表示されます。
結果
Tracepathを実行した結果が宛先欄の下に表示されます。
応答があったノードまでのホップを緑色、応答がないノードまでのホップを赤色の線で示します。各ホップにて応答があったノード名とともに、ノードのIPアドレスと、ノード間の応答に要した時間(単位:ミリ秒)が表示されます。
また、ネットワークマップ上にも、送信元から宛先までの経路を緑色の破線で表示し、各ホップの番号とのノード間の応答に要した時間を表示します。




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