画面リファレンス / AMF Plus / インテントベースQoS


概要
準備
対応機種
事前設定
インテントベースQoS
インテントベースQoS設定
キュー設定
監視しきい値
デバイス別インテントベースQoS
インターフェース別インテントベースQoS


インテントベースQoS画面では、AMF Plusネットワーク全体の輻輳状態を把握できます。

概要

構成されるキューの種類は2つに分かれます。
対応のAMF Plusスイッチを流れるトラフィックはその種別が自動的に判別され、該当するキューに割り振られます。
キューには優先度の高いものから以下の種類があります。
表 2:キュー種別
キュー番号
(優先度)
分類 種別 説明
7 音声 PQ VoIP テレフォニーなど、最小限のロス、レイテンシー、ジッターを必要とするトラフィック
6 映像 PQ ビデオ会議など、低ロス、低遅延、低ジッターを必要とするトラフィック
5 ネットワーク管理 WRR SNMP、NTP、Syslog など、最低帯域保証で保護されたトラフィック
4 ストリーミング WRR インスタントメッセージや Telnet など、インタラクティブ性の高いトラフィック
3 トランザクション WRR SAP や Oracle など、ユーザーがトランザクションの終了を待つような低応答時間のトラフィック
2 バルクデータ WRR FTP、電子メール、バックアップオペレーションなど、低インタラクションで破棄の影響を受けにくいトラフィック
1 スカベンジャー WRR ゲームやピアツーピアメディア共有などの娯楽性の高いトラフィック
0 ベストエフォート WRR 分別処理を必要としないトラフィック

準備

対応機種

インテントベースQoSの機能に対応するAMF Plusスイッチは次の通りです。
いずれも、AlliedWare Plus ファームウェアバージョン5.5.2-2.3以降が適用されている必要があります。

なお、以下の機種については、デバイスリストに表示されますが、破棄数のカウンターは未サポートとなります。

事前設定

インテントベースQoS機能を利用するためには、各AMF Plusスイッチにて、CLIから事前設定を実行する必要があります。
事前設定は機種に応じてタイプA、タイプBに分類されます。該当する機種をご確認のうえ設定してください。
また、本事前設定によりインテントベースQoSを使用するAMF Plusスイッチでは、他のQoS設定は共存できません。他のQoS設定を行った機器がAMF Plusネットワーク上に存在しても支障はありませんが、該当スイッチはインテントベースQoS機能による監視対象とはなりませんので、ご注意ください。

■ 事前設定タイプA
次の機種が対象となります。
mls qos enable
!
mls qos map cos-queue 0 to 0
mls qos map cos-queue 1 to 2
mls qos map cos-queue 2 to 3
mls qos map cos-queue 3 to 4
mls qos map cos-queue 4 to 6
mls qos map cos-queue 5 to 7
mls qos map cos-queue 6 to 5
mls qos map cos-queue 7 to 5
!
mls qos map premark-dscp 0 to new-queue 0
mls qos map premark-dscp 8 to new-queue 1
mls qos map premark-dscp 10 to new-queue 2
mls qos map premark-dscp 12 to new-queue 2
mls qos map premark-dscp 14 to new-queue 2
mls qos map premark-dscp 16 to new-queue 5
mls qos map premark-dscp 18 to new-queue 3
mls qos map premark-dscp 20 to new-queue 3
mls qos map premark-dscp 22 to new-queue 3
mls qos map premark-dscp 24 to new-queue 5
mls qos map premark-dscp 26 to new-queue 4
mls qos map premark-dscp 28 to new-queue 4
mls qos map premark-dscp 30 to new-queue 4
mls qos map premark-dscp 32 to new-queue 6
mls qos map premark-dscp 34 to new-queue 6
mls qos map premark-dscp 36 to new-queue 6
mls qos map premark-dscp 38 to new-queue 6
mls qos map premark-dscp 40 to new-queue 6
mls qos map premark-dscp 46 to new-queue 7
mls qos map premark-dscp 48 to new-queue 5
mls qos map premark-dscp 56 to new-queue 5
!
mls qos scheduler-set 1 wrr-queue group 1 weight 112 queues 0
mls qos scheduler-set 1 wrr-queue group 1 weight 6 queues 1
mls qos scheduler-set 1 wrr-queue group 1 weight 18 queues 2
mls qos scheduler-set 1 wrr-queue group 1 weight 46 queues 3
mls qos scheduler-set 1 wrr-queue group 1 weight 46 queues 4
mls qos scheduler-set 1 wrr-queue group 1 weight 31 queues 5
!
class-map COS-DSCP_TRANSLATE_7
 match cos 7
!
class-map COS-DSCP_TRANSLATE_6
 match cos 6
!
class-map COS-DSCP_TRANSLATE_5
 match cos 5
!
class-map COS-DSCP_TRANSLATE_4
 match cos 4
!
class-map COS-DSCP_TRANSLATE_3
 match cos 3
!
class-map COS-DSCP_TRANSLATE_2
 match cos 2
!
class-map COS-DSCP_TRANSLATE_1
 match cos 1
! 
policy-map VISTA_DEFAULT_POLICY
 trust dscp
 class default
 class COS-DSCP_TRANSLATE_7
  set dscp 56
 class COS-DSCP_TRANSLATE_6
  set dscp 48
 class COS-DSCP_TRANSLATE_5
  set dscp 46
 class COS-DSCP_TRANSLATE_4
  set dscp 34
 class COS-DSCP_TRANSLATE_3
  set dscp 26
 class COS-DSCP_TRANSLATE_2
  set dscp 18
 class COS-DSCP_TRANSLATE_1
  set dscp 10
!
interface port1.0.1-1.0.48
 service-policy input VISTA_DEFAULT_POLICY
!
interface port1.0.49-1.0.50
 wrr-queue egress-rate-limit 3333m queues 6
 wrr-queue egress-rate-limit 1g queues 7
 mls qos scheduler-set 1
!

■ 事前設定タイプB
次の機種が対象となります。
次の機種は上記と同様に事前設定タイプAの入力が必要ですが、一部コマンドが反映されません。
mls qos enable
!
mls qos map cos-queue 0 to 0
mls qos map cos-queue 1 to 1
mls qos map cos-queue 2 to 2
mls qos enable
mls qos map premark-dscp 8 to new-cos 1
mls qos map premark-dscp 10 to new-cos 2
mls qos map premark-dscp 12 to new-cos 2
mls qos map premark-dscp 14 to new-cos 2
mls qos map premark-dscp 16 to new-cos 5
mls qos map premark-dscp 18 to new-cos 3
mls qos map premark-dscp 20 to new-cos 3
mls qos map premark-dscp 22 to new-cos 3
mls qos map premark-dscp 24 to new-cos 5
mls qos map premark-dscp 26 to new-cos 4
mls qos map premark-dscp 28 to new-cos 4
mls qos map premark-dscp 30 to new-cos 4
mls qos map premark-dscp 32 to new-cos 6
mls qos map premark-dscp 34 to new-cos 6
mls qos map premark-dscp 36 to new-cos 6
mls qos map premark-dscp 38 to new-cos 6
mls qos map premark-dscp 40 to new-cos 6
mls qos map premark-dscp 46 to new-cos 7
mls qos map premark-dscp 48 to new-cos 5
mls qos map premark-dscp 56 to new-cos 5
!
policy-map VISTA_DEFAULT_POLICY
 trust dscp
 class default
!
interface port1.0.1-1.0.18
 switchport
 switchport mode access
 service-policy input VISTA_DEFAULT_POLICY
 wrr-queue weight 15 queues 0
 wrr-queue weight 1 queues 1
 wrr-queue weight 3 queues 2
 wrr-queue weight 6 queues 3
 wrr-queue weight 6 queues 4
 wrr-queue weight 4 queues 5
 wrr-queue egress-rate-limit 333m queues 6
 wrr-queue egress-rate-limit 100m queues 7
!

インテントベースQoS

インテントベースQoSのダッシュボードでは、現在の設定による各キューの破棄パケット数やトラフィックの設定、スループットなどをウィジェットに表示します。

表 3:状態監視
項目名 説明
インテントベースQoS ヘッダー
期間 ウィジェットに反映する観測期間を、最新からの長さ、または、開始・終了日時で選択できます。
  • 1h:
    直近から1時間のトレンドおよび履歴を表示します。
  • 12h:
    直近から12時間のトレンドおよび履歴を表示します。
  • 24h:
    直近から24時間のトレンドおよび履歴を表示します。
  • 7d:
    直近から7日間のトレンドおよび履歴を表示します。
  • 範囲指定(カレンダーアイコン):
    開始日および終了日をカレンダーコントロールで指定します。また、開始・終了の時刻をドロップダウンリストから1時間刻みで選択します。
    初期状態は直近から7日前の同時刻です。
    • 選択解除:設定したした期間を初期状態に戻します。
    • キャンセル:設定した期間の変更を破棄します。
    • 適用:設定した期間の変更を適用します。
デフォルトは「7d」です。
設定 「インテントベースQoS設定」サイドパネルを開きます。
インテントベースQoS設定サイドパネルでは、PQキューの送信レート上限とWRRキューの重み、各キューの監視しきい値を設定することができます。
ダッシュボード ヘッダー
キュー破棄数 それぞれのキューについて、キュー破棄数を一覧表示します。
各キューは「インテントベースQoS設定」にて設定した妥当/不良判定しきい値に基づいて、良好(緑色)、妥当(黄色)、不良(赤色)で表示されます。
各キューをクリックするとヘッダーの下に該当キューの名称と説明が説明され、コンテンツ欄下部の各種ウィジェットに該当キューの情報が反映されます。
キュー別
概要
帯域制限 PQキューの送信レート上限の設定値を表示します。
全帯域のうち、該当のトラフィックが占有可能な最大帯域幅を意味します。
より上位のPQキューはこの設定値を超えるトラフィックを転送することはできません。
重み WRRキューの送信するパケットの比率として使用される重みの設定値を表示します。
スループット 該当キューのスループットとして、直近5分間の平均値を表示します(単位:bps)。
キュー破棄 該当キューの直近5分間での破棄数を表示します。
不良判定しきい値 該当キューの不良判定しきい値の設定値を表示します。
妥当判定しきい値 該当キューの妥当判定しきい値の設定値を表示します。
キュー破棄グラフ ウィジェット
  指定した期間のキューの破棄数を折れ線グラフとして表示します。
  • 水色:破棄されたパケット数を表示します。
グラフには妥当/不良判定しきい値を表示します。
  • 黄色:妥当判定しきい値を表します。
  • 赤色:不良判定しきい値を表します。
また、指定した期間中にいずれかの管理下デバイスにてQoSの有効・無効が切り替わった場合は、ベースライン上のドットの色で有効(緑色)・無効(灰色)を示します。
デバイス別 キュー破棄リスト ウィジェット
  指定した期間のキュー破棄数順にAMF Plusスイッチを一覧表示します。
  • デバイス:
    デバイス名を表示します。デバイス名をクリックすると、「デバイス別インテントベースQoS」画面が表示されます。
  • 合計スループット:
    該当デバイス上での指定した期間のキューのスループットを表示します。
  • キュー破棄:
    該当デバイス上での指定した期間のキュー破棄数を表示します。
全トラフィック
スループットグラフ ウィジェット
  指定した期間の各キューのスループットを折れ線グラフで表示します。
また、指定した期間中にいずれかの管理下デバイスにてQoSの有効・無効が切り替わった場合は、ベースライン上のドットの色で有効(緑色)・無効(灰色)を示します。
キュー破棄グラフ ウィジェット
  指定した期間の各キューの破棄数を折れ線グラフで表示します。
また、指定した期間中にいずれかの管理下デバイスにてQoSの有効・無効が切り替わった場合は、ベースライン上のドットの色で有効(緑色)・無効(灰色)を示します。

インテントベースQoS設定

各PQキューの送信レート上限、WRRキューの重みを設定したり、キューごとにキュー破棄の妥当/不良判定しきい値などを設定したりします。

キュー設定

各PQキューの送信レート上限、WRRキューの重みを設定します。

表 4:インテントベースQoS設定 キュー設定
項目名 説明
絶対優先スケジューリング(PQ)
キュー キュー番号とその分類、概要を表示します。
インテントベースQoSでは、キュー7(音声)とキュー6(映像)をPQキューとして分類します。
送信レート上限値% 該当のPQキューが占有できる最大送信レートを設定します。
優先度の高いPQキューが大きなトラフィックを転送している場合、ここで設定した送信レートを超えてキューを独占することはできません。
重み付きラウンドロビン(WRR)
キュー キュー番号とその分類、概要を表示します。
インテントベースQoSでは、キュー5(ネットワーク管理)以下のキューをWRRキューとして分類します。
重み WRRキューの送信するパケットの比率として使用される重みを1~15の整数で設定します。
キャンセル 設定の変更を破棄して、サイドパネルを閉じます。
保存 設定の変更を反映して、サイドパネルを閉じます。
PQキューの送信レート上限値とWRRキューの重みのデフォルト値は、次の通りです。
表 5:キュー設定 デフォルト値
キュー番号 分類 デフォルト値
PQキュー 送信レート上限値(%)
7 音声 10%
6 映像 33%
WRRキュー 重み
5 ネットワーク管理 4
4 ストリーミング 6
3 トランザクション 6
2 バルクデータ 3
1 スカベンジャー 1
0 ベストエフォート 15

監視しきい値

キューごとの妥当判定しきい値、不良判定しきい値、該当キューの判定の有効/無効を設定します。

表 6:インテントベースQoS設定 監視しきい値
項目名 説明
絶対優先スケジューリング(PQ)
キュー キュー番号とその分類、概要を表示します。
妥当判定しきい値 キューの状態を妥当と判定するしきい値を数値入力またはスライダーで設定します。
妥当判定しきい値は不良判定しきい値より大きい値に設定できません。
デフォルトは1です。
不良判定しきい値 キューの状態を不良と判定するしきい値を数値入力またはスライダーで設定します。
不良判定しきい値は妥当判定しきい値より小さい値に設定できません。
デフォルトは1です。
有効/無効 該当のキューについて良好/妥当/不良の判定を行うか否かを設定します。デフォルトは有効です。

デバイス別インテントベースQoS

デバイス別のインテントベースQoSダッシュボードを表示します。
表示される項目は、ネットワーク全体の「インテントベースQoS」画面のダッシュボードと同様です。
キュー破棄リスト ウィジェットには、デバイス別のキュー破棄数に代わって、インターフェース別のキュー破棄順位が表示されます。
表 7:状態監視
項目名 説明
インテントベースQoS ヘッダー
期間 ウィジェットに反映する観測期間を、最新からの長さ、または、開始・終了日時で選択できます。
  • 1h:
    直近から1時間のトレンドおよび履歴を表示します。
  • 12h:
    直近から12時間のトレンドおよび履歴を表示します。
  • 24h:
    直近から24時間のトレンドおよび履歴を表示します。
  • 7d:
    直近から7日間のトレンドおよび履歴を表示します。
  • 範囲指定(カレンダーアイコン):
    開始日および終了日をカレンダーコントロールで指定します。また、開始・終了の時刻をドロップダウンリストから1時間刻みで選択します。
    初期状態は直近から7日前の同時刻です。
    • 選択解除:設定したした期間を初期状態に戻します。
    • キャンセル:設定した期間の変更を破棄します。
    • 適用:設定した期間の変更を適用します。
デフォルトは「7d」です。
設定 「インテントベースQoS設定」サイドパネルを開きます。
インテントベースQoS設定サイドパネルでは、PQキューの送信レート上限とWRRキューの重み、各キューの監視しきい値を設定することができます。
ダッシュボード ヘッダー
キュー破棄数 それぞれのキューについて、破棄数と一覧表示します。
各キューは「インテントベースQoS設定」にて設定した妥当/不良判定しきい値に基づいて、良好(緑色)、妥当(黄色)、不良(赤色)で表示されます。
各キューをクリックするとヘッダーの下に該当キューの名称と説明が説明され、コンテンツ欄下部の各種ウィジェットに該当キューの情報が反映されます。
キュー別
概要
帯域制限 PQキューの送信レート上限の設定値を表示します。
全帯域のうち、該当のトラフィックが占有可能な最大帯域幅を意味します。
より上位のPQキューはこの設定値を超えるトラフィックを転送することはできません。
重み WRRキューの送信するパケットの比率として使用される重みの設定値を表示します。
スループット 該当キューのスループットとして、直近5分間の平均値を表示します(単位:bps)。
キュー破棄 該当キューの直近5分間での破棄数を表示します。
不良判定しきい値 該当キューの不良判定しきい値の設定値を表示します。
妥当判定しきい値 該当キューの妥当判定しきい値の設定値を表示します。
キュー破棄グラフ ウィジェット
  指定した期間のキューの破棄数を折れ線グラフとして表示します。
  • 水色:破棄されたパケット数を表示します。
グラフには妥当/不良判定しきい値を表示します。
  • 黄色:妥当判定しきい値を表します。
  • 赤色:不良判定しきい値を表します。
また、指定した期間中に該当デバイス自体、またはデバイス上のいずれかのインターフェースにてQoSの有効・無効が切り替わった場合は、ベースライン上のドットの色で有効(緑色)・無効(灰色)を示します。
インターフェース別 キュー破棄リスト ウィジェット
  指定した期間のキュー破棄数順にインターフェースを一覧表示します。
  • インターフェース:
    インターフェース名を表示します。インターフェース名をクリックすると、「インターフェース別インテントベースQoS」画面が表示されます。
  • 合計スループット:
    該当インターフェース上での指定した期間のキューのスループットを表示します。
  • キュー破棄:
    該当インターフェース上での指定した期間のキュー破棄数を表示します。
全トラフィック
スループットグラフ ウィジェット
  指定した期間の各キューのスループットを積み上げ折れ線グラフで表示します。
また、指定した期間中に該当デバイス自体、またはデバイス上のいずれかのインターフェースにてQoSの有効・無効が切り替わった場合は、ベースライン上のドットの色で有効(緑色)・無効(灰色)を示します。
キュー破棄グラフ ウィジェット
  指定した期間の各キューの破棄数を折れ線グラフで表示します。
また、指定した期間中に該当デバイス自体、またはデバイス上のいずれかのインターフェースにてQoSの有効・無効が切り替わった場合は、ベースライン上のドットの色で有効(緑色)・無効(灰色)を示します。

インターフェース別インテントベースQoS

インターフェース別のインテントベースQoSダッシュボードを表示します。
表示される項目は、ネットワーク全体の「インテントベースQoS」画面のダッシュボードと同様ですが、デバイス別、インターフェース別キュー破棄リストに相当するリストは表示されません。
表 8:状態監視
項目名 説明
インテントベースQoS ヘッダー
期間 ウィジェットに反映する観測期間を、最新からの長さ、または、開始・終了日時で選択できます。
  • 1h:
    直近から1時間のトレンドおよび履歴を表示します。
  • 12h:
    直近から12時間のトレンドおよび履歴を表示します。
  • 24h:
    直近から24時間のトレンドおよび履歴を表示します。
  • 7d:
    直近から7日間のトレンドおよび履歴を表示します。
  • 範囲指定(カレンダーアイコン):
    開始日および終了日をカレンダーコントロールで指定します。また、開始・終了の時刻をドロップダウンリストから1時間刻みで選択します。
    初期状態は直近から7日前の同時刻です。
    • 選択解除:設定したした期間を初期状態に戻します。
    • キャンセル:設定した期間の変更を破棄します。
    • 適用:設定した期間の変更を適用します。
デフォルトは「7d」です。
設定 「インテントベースQoS設定」サイドパネルを開きます。
インテントベースQoS設定サイドパネルでは、PQキューの送信レート上限とWRRキューの重み、各キューの監視しきい値を設定することができます。
ダッシュボード ヘッダー
キュー破棄数 それぞれのキューについて、破棄数と一覧表示します。
各キューは「インテントベースQoS設定」にて設定した妥当/不良判定しきい値に基づいて、良好(緑色)、妥当(黄色)、不良(赤色)で表示されます。
各キューをクリックするとヘッダーの下に該当キューの名称と説明が説明され、コンテンツ欄下部の各種ウィジェットに該当キューの情報が反映されます。
キュー別
概要
帯域制限 PQキューの送信レート上限の設定値を表示します。
全帯域のうち、該当のトラフィックが占有可能な最大帯域幅を意味します。
より上位のPQキューはこの設定値を超えるトラフィックを転送することはできません。
重み WRRキューの送信するパケットの比率として使用される重みの設定値を表示します。
スループット 該当キューのスループットとして、直近5分間の平均値を表示します(単位:bps)。
キュー破棄 該当キューの直近5分間での破棄数を表示します。
不良判定しきい値 該当キューの不良判定しきい値の設定値を表示します。
妥当判定しきい値 該当キューの妥当判定しきい値の設定値を表示します。
キュー破棄グラフ ウィジェット
  指定した期間のキューの破棄数を折れ線グラフとして表示します。
  • 水色:破棄されたパケット数を表示します。
グラフには妥当/不良判定しきい値を表示します。
  • 黄色:妥当判定しきい値を表します。
  • 赤色:不良判定しきい値を表します。
また、指定した期間中にデバイス上のいずれかのインターフェースにてQoSの有効・無効が切り替わった場合は、ベースライン上のドットの色で有効(緑色)・無効(灰色)を示します。
全トラフィック
スループットグラフ ウィジェット
  指定した期間の各キューのスループットを折れ線グラフで表示します。
また、指定した期間中にデバイス上のいずれかのインターフェースにてQoSの有効・無効が切り替わった場合は、ベースライン上のドットの色で有効(緑色)・無効(灰色)を示します。
キュー破棄グラフ ウィジェット
  指定した期間の各キューの破棄数を折れ線グラフで表示します。
また、指定した期間中にデバイス上のいずれかのインターフェースにてQoSの有効・無効が切り替わった場合は、ベースライン上のドットの色で有効(緑色)・無効(灰色)を示します。