AT-Vista Manager: ユーザーガイド

ユーザーガイド

本書では、AVM のメニュー項目の説明、操作方法の具体的な例を挙げて説明しています。
初めて導入する場合は、インストールガイド・リリースノートをよくお読みになり、その後で本書をお読みください。

1 概要

AT-Vista Manager (以下 AVM )は、AMFネットワークの情報、配置などの管理が行えます。

AVM を使用することにより、AMFネットワークの視覚的、直感的なグラフィカル表示、AT-TQ シリーズ の電源やチャンネル管理、AMF ネットワークのステータス情報の表示、AMF 機能で自動リカバリーなどイベントが発生した際のダイレクトな確認、機器の検索、無線LANアクセスポイントの管理など行えます。

AVM を使用することにより以下のことが行えます。

  1. AMFネットワークの直感的なグラフィカル表示
  2. AMFネットワークのステータス情報の表示
  3. AMF機能で自動リカバリーなどイベントが発生した際の即時性のある通知
  4. 機器の検索、管理
  5. 無線LANアクセスポイントの管理

本ソフトウェアを使用する前に、お使いの環境で AMF ネットワークが正しく構築されているかを確認してください。
AMF ネットワーク機能については、お使いのスイッチのコマンドリファレンスをご覧ください。

Note
本ガイドは、AMF ネットワーク機能が正しく設定、動作していることを前提に説明しています。

1.1 管理可能数

ここでは、管理可能な AMF ネットワークやエリアの数、アクセスポイント数を説明します。

Note
対応ノード数はAVM上で管理可能な数で AMF ネットワークの構成数を表したものではありません。

Note
管理可能数はAVMで管理可能な最大数を示したものです。実際の管理可能なノード数は、ご購入いただいた AMFマスターライセンス、AT-Vista Managerのライセンスによって異なります。AMFマスターライセンスの詳細につきましては、機器のコマンドリファレンスをご参照ください。

1.2 アカウントの種類

ここでは、ユーザーアカウントの種類について説明します。

AVM は、管理者アカウントと一般アカウントの2つのユーザーアカウントがあります。

Note
管理者アカウントは、デフォルトで登録されている 1 アカウントのみです。新規に管理者アカウントを作成することはできません。

種類概要
管理者アカウント全ての機能を使用できます。
一般アカウント下記以外の機能の設定、閲覧ができます。
 ・アカウントの作成、削除
 ・他のユーザー情報の表示
 ・AMFネットワーク/エリアの変更
 ・管理グループの作成
 ・AWC計算結果適用のログ
 ・システムの初期化、バージョン情報の確認

1.3 同時ログイン数

AVMに同時にログインできる数は、10セッションまでです。

2 アプリ/スタートメニュー

AVMのインストールが完了するとWindowsのアプリ/スタートメニュー(以後、アプリメニュー)にAVMのメニュー項目が追加されます。

アプリメニュー
項目名説明
アンインストールAVMのアンインストールを行えます。
サーバー起動AVMのサーバーを起動します。初期設定ではWindows起動時にAVMサーバーも自動で立ち上がります。
サーバー停止AVMのサーバーを停止します。
バックアップ リストアAVMのシステムデータのバックアップ、またはリストアを行えます。
ビューアー起動様々な監視や設定を行うAVMのビューアーを起動します。

3 ウィンドウ構成

AVM の画面は、「メニュー欄」、「コンテンツ欄」、「ナビゲート・管理欄」の3つにわかれています。

AVM画面

3.1 メニュー欄

一般アカウントは、「AMFネットワーク」、「無線管理」、「イベントログ」、「機器検索」メニューが表示されます。
管理者アカウントは、一般アカウントのメニュー項目に加え「アカウント設定」、「システム設定」メニューが表示されます。

メニュー欄上部の「メニュー」をクリックすると、メニュー欄が折りたたまれアイコンのみの表示となります。
折りたたまれた状態から通常の状態に戻す場合は、メニュー欄の一番上の横3本線をクリックしてください。

3.1.1 AMF ネットワーク

3.1.1.1 AMF ネットワーク

AMF ネットワークをクリックすると、AW+ で管理している AMF ネットワークがコンテンツ欄にパネルで表示されます。

Note
一般アカウントの場合、管理者から許可された AMF ネットワークのみ表示されます。

Note
本ページでは定期的に最新の情報に更新され表示されます。

Note
Ping死活監視が有効となっているAMFネットワークがAMFダブルマスターで管理されている場合、ポーリング対象の2つのAMFマスターのうち片方がダウンまたは復旧した場合、Ping死活監視によるダウン / 復旧検知の反映はイベントログとネットワークパネルのみとなりエリアマップ・ノードマップには反映されません。定期ポーリングもしくは手動ポーリング実施後にエリアマップ・ノードマップに反映されます。

Note
各リストのソート機能で「IPアドレス」や「ノード数」の項目は文字列でソートされるため、意図しない結果になる場合があります。

AMF ネットワーク

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項目名説明
「新規作成」ボタン(管理者のみ)AW+ で管理しているAMFネットワークを追加します。

表示2
項目名説明
AMF ネットワークパネルAMF ネットワーク名、AMF コントローラーまたはマスターのIP アドレス、AMF エリア数、ノード数が表示されます。
パネルの上にマウスオーバーすると透過パネルに切り替わり、管理者の場合は、パネルの右上に「編集」ボタン、「ゴミ箱」ボタンが表示されます。
パネルをクリックするとAMFネットワークのエリアマップが表示されます。
  • AMF ネットワークパネルが白色になっている状態が、通常状態です。IPアドレスが赤色になっている場合は、赤色のIPアドレスがダウン状態になっていることを示しています。
  • AMF ネットワークパネルが赤色になっている場合は、AMFネットワークに属しているノードに異常があることを示しています。
  • ノード異常のパネルでIPアドレスが黄色になっている場合は、黄色のIPアドレスがダウン状態になっていることを示しています。
  • AMF ネットワークパネルが黒色になっている場合は、AMFネットワークがダウン状態になっていることを示しています。また、パネル内のIPアドレスが赤色になっている場合は、赤色のIPアドレスがダウン状態になっていることを示しています。

AMF ネットワークパネル

  • 「編集」ボタン(管理者のみ):「ネットワーク編集」ダイアログが表示され、IP アドレスの登録・変更、ログイン情報のユーザー名、パスワードの変更、Pingによる死活監視を行うか否かの設定が行えます。
  • 「ゴミ箱」ボタン(管理者のみ):「ネットワーク削除」ダイアログが表示され、当該のAMFネットワークを削除できます。
  • エリアマップを見る>>:クリックするとAMFネットワークのエリアマップページに移動します。
  • イベントバッジ:イベントバッジが点滅している場合は、AMFネットワークに属しているエリアやノードに未読の異常イベントがあることを示しています。

3.1.1.2 エリアマップ

エリアマップには、AMF ネットワークに属するエリアが表示されます。
コンテンツ欄中央には、エリアを可視化した図が表示され、コンテンツ欄右側にはエリアのリストとノード数が表示されます。

Note
本ページでは定期的に最新の情報に更新され表示されます。

エリアマップ

表示 1
項目名説明
AMFネットワーク名AMFネットワーク名が表示されます。
IPアドレスAMFコントローラーまたはマスターのIPアドレスが表示されます。
AT-SESC一括設定表示されている全てのエリアに対してAT-SESCの登録を一括で行えます。エリアごとにAT-SESC の登録を行う場合は、対象エリアの鉛筆アイコン(表示3)をクリックします。

表示 2
項目名説明
トポロジーマップAMFネットワークに設定されているエリアがトポロジーマップで表示されます。
トポロジーマップは、マウスホイールを動かすことにより拡大、縮小します。
エリアアイコン正常な場合は白色のアイコンで表示されます。
異常がある場合は赤色アイコンに変わります。エリアやエリア内のノードに未読の異常イベントがある場合は、イベントバッジが表示されます。
エリアの接続線エリアアイコンを接続している線は黒色で表示されます。
AMFバーチャルエリアリンクを設定している場合は青色で表示されます。

表示 3
項目名説明
X AREASエリアの総数を表示します。
AMFエリアを検索AMFエリアを検索します。
検索後、全てのエリアが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字 (「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

状態アイコン正常な場合は正常アイコン()が表示されます。
異常がある場合は異常アイコン()が表示されます。
エリア名エリア名が表示されます。
ノード数エリアに所属しているノード数が表示されます。

Note
項目名の「ノード数」をクリックしソートを行うと項目名が切れて表示されてしまいます。

鉛筆アイコン選択したエリアに対して AT-SESC の登録を行えます。

3.1.1.3 エリアマップ(離脱状態)

ポーリング時にAW+機器からエリアの情報が取得できない場合は離脱状態と判断し、エリアマップのエリアアイコンは半透明で表示されリンクが点線で表示されます。またコンテンツ欄右のエリアリストの状態アイコンは エリア状態アイコン離脱 が表示されます。

エリアマップ(離脱状態)

3.1.1.4 エリアマップ(ダウン状態)

ネットワーク・ダウン状態の場合、エリアマップの背景は灰色に変わりエリアアイコンが変わります。また、コンテンツ欄右のエリアリストの状態アイコンは エリアダウン状態 が表示されます。

エリアマップ(ダウン状態)

3.1.1.5 ノードマップ

エリアマップでトポロジーマップ内のアイコンまたはリストのエリア名をクリックすると、ノードマップが表示されノードのトポロジーマップとリストが表示されます。

Note
本ページでは定期的に最新の情報に更新され表示されます。

ノードマップ

表示1
項目名説明
ネットワーク:エリア名AMFネットワーク名とエリア名が表示されます。
「SSH接続」ボタン選択したノードに接続します。

Note
Webブラウザーの種類により一度に接続可能なノード数に制限があります。接続できない場合は、選択ノード数を減らして再度試してください。

Note
SSHで接続する場合は、インストールガイドの「ノードにSSH接続」の設定を事前に行ってください。

「ノード詳細」ボタンAMFノード詳細画面へ移動します。グラフまたはリストからノードを1つ選択し「ノード詳細」ボタンをクリックします。
「ノード詳細」ボタンは1つのノードを選択している場合にのみ有効です。
「選択解除」ボタントポロジーマップまたはリストで選択したノードの選択を解除します。

表示2
項目名説明
トポロジーマップグラフ全体を移動したい場合はトポロジーマップをドラッグします。
グラフの拡大、縮小する場合はトポロジーマップをクリックしマウスホイールを動かします。
ノードアイコン機器のアイコン、ゲストノードのアイコン(ゲストノードアイコン)が表示されます。

アイコン説明:

  • アイコンの色:ノードに異常がある場合は赤色、ノードが離脱している場合は半透明で表示されます。
  • アイコン左上のマーク(イベントバッジ): 未読のイベントがあると表示されます。
    ポーリングの際、ノードの復帰、リカバリーの成功など、望ましいイベントが発生した場合は緑色のチェック印のバッジが表示されます。ノードの離脱、リカバリーの失敗など、異常イベントが発生した場合は赤色の×印のバッジが表示されます。

    Note
    AMFネットワークの構成を変更し機器を取り外した場合でも、AVM上は離脱状態となり自動的には削除されません。取り外した機器の復旧の予定がない場合は、ノードの追加、削除、情報表示、検索の手順に従ってノードを削除することによりAVM上から消去できます。

  • アイコンの吹き出し:AMFのコントローラー機には「C」、マスター機には「M」、両方を兼ねている場合は「C/M」が表示されます。
  • ノードアイコンの移動は、アイコンをドラッグすることにより可能です。
  • ノードを選択すると選択したノードが青色の円で囲まれます。
ノードリンクの色AMFリンクは黒色で表示されます。
AMFバーチャルリンクは青色で表示されます。
AMFクロスリンクは緑色で表示されます。
斜線アイコン(斜線アイコン)は、AMFブロッキング状態を示しています。
エリアマップ このエリアマップから任意のエリアを選択し、選択したエリアのノードマップページへ移動することができます。また、表示内容の拡大/縮小とマップの移動が行えます。
戻る>>エリアマップに戻ります。
Group、Depth表示/非表示ボタン
表示/非表示
Group(サポート予定)とDepthの選択項目の表示/非表示の切り替えを行えます。
Groupサポート予定
Depth選択したDepthのノードを強調表示します。
「座標設定」ボタン
座標設定
ノードのトポロジーマップの座標の保存、復元、自動配置を行えます。

Note
新規加入するノードの座標は一律で左上固定となっているため、複数のノードが同時に新規加入した場合、ノードマップで新規ノードが重なって表示されることがあります。大量のノードを新規加入する場合は自動配置を推奨します。

  • 座標の保存:変更した座標を保存し、次回も同じ座標で表示させるようにします。
  • 座標の復元:座標を移動した場合に最後に座標を保存した状態に戻します。
  • 自動配置/自動配置停止:座標の自動配置を行えます。自動配置中は手動による座標の変更はできません。自動配置を停止する場合は自動配置停止をクリックします。

表示 3
項目名説明
詳細表示ノードの詳細をリストで表示します。
X NODES選択している エリア配下のノードの総数を表示します。
AMFノードを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字 (「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルターノードに登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。全て解除する場合は「クリア」をクリックします。

Note
タグを選択するには、一度リストを拡張表示(詳細表示をクリック)する必要があります

チェックボックス選択されているノードのチェックボックスにチェックが入ります。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内のノード全てにチェックが入ります。チェックを外すと全てのチェックが外れます。
状態アイコンノードのステータスを下記のアイコンで表示します。
  1. 正常アイコン
    :正常な状態です。
  2. 異常アイコン
    :ノードに何らかの異常があります。
  3. 離脱アイコン
    :AMFノードがダウンしている状態です。
  4. ダウンアイコン
    :ネットワーク・ダウン状態です。
ノード名ノード名が表示されます。
ロールAMFネットワークでの役割が表示されます。

ノードマップ リスト拡張表示

ノードマップ画面のリスト欄の一番上にある「詳細表示」をクリックするとリストが拡張し、管理IPアドレス、ロール、機器種別、タグ情報が表示されます。

ノードマップ詳細表示

表示 1
項目名説明
詳細表示詳細表示をクリックするとデフォルトの状態に戻ります。
X NODES選択しているエリア配下のノードの総数を表示します。
AMFノードを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字 (「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルターノードに登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。全て解除する場合は「クリア」をクリックします。
タグ「AMFノードを検索」欄の下には、登録されている全てのタグが表示されます。
「タグ編集」ボタンリストで選択したノードにタグの追加や編集を行えます。ノードにタグを設定することによりタグでフィルターをかけることができます。

Note
タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

Note
タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

Note
付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

  • タグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
    タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。
  • タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。

表示 2
項目名説明
チェックボックス選択されているノードのチェックボックスにチェックが入ります。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内のノード全てにチェックが入ります。チェックを外すと全てのチェックが外れます。
状態アイコンノードのステータスを下記のアイコンで表示します。
  1. 正常アイコン
    :正常な状態です。
  2. 異常アイコン
    :ノードに何らかの異常があります。
  3. 離脱アイコン
    :AMFノードがダウンしている状態です。
  4. ダウンアイコン
    :ネットワーク・ダウン状態です。
ノード名ノード名が表示されます。
管理IPアドレスIPアドレスが表示されます。
MACアドレス本項目は空欄となります。MACアドレスは表示されません。
ロールAMFネットワークでの役割が表示されます。
ファームウェア本項目は空欄となります。ファームウェアのバージョンは表示されません。
機器種別機種名が表示されます。
タグノードに登録されているタグが表示されます。

3.1.1.6 ノードマップ(ダウン状態)

ネットワーク・ダウン状態の場合、ノードマップの背景は灰色に変わりノードアイコンが半透明になります。またコンテンツ欄右のノードリストの状態アイコンは ノードダウン状態 が表示されます。

ノードマップ(ダウン状態)

3.1.1.7 AMF ノード詳細
AMF ノード詳細

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項目名説明
ノード名(AMFノードの役割)ノード名とAMFの役割(Controller、Master、Member)が表示されます。
スパナアイコン
ノード詳細:ノード操作アイコン
スパナアイコンにマウスオーバーすると、機器設定(Web GUI)のサブメニューが表示されます。
歯車アイコン
歯車アイコン
歯車アイコンにマウスオーバーすると、編集、IPアドレス登録、削除のサブメニューが表示されます。

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項目名説明
コメント
コメントコメントが表示されます。
コメントの追加、編集、削除方法はノード詳細画面 コメント欄へのコメント追加、編集、削除をご覧ください。
基本情報
AMF StatusAMFノードの状態が表示されます。通常時は「Normal」、異常状態またはノード単位で離脱が発生した場合は「Fault」。

Note
ポーリング対象がダウンすると、全てのノードがノードマップ上ではダウン扱いの表示になりますが、本項目では、Normalのままで表示されます。これは、ノード詳細画面の情報は最後に取得できた情報を表示しているためです。

AMF Network所属するAMFネットワークの名前が表示されます。
Current Domain Nodes同じドメインに所属しているAMFノードの数が表示されます。
AMF AreaAMFエリア名が表示されます。
Restricted Loginメンバー(マスター以外)からのワーキングセット利用とリモートログインに制限をかけているかどうかが表示されます。Enabledは制限をかけています。Disabledは制限をかけていません。
ゲストノード情報
合計数ノードに所属しているゲストノードの総数が表示されます。
離脱数離脱しているゲストノードの総数が表示されます。

Note
所属しているAMFエリアが離脱した場合、離脱数は更新されません。

詳細情報
Node IDノードIDが表示されます。
Node Addresscopyコマンドで該当ノードのファイルにアクセスする時に使うノードアドレス(AMF用の特殊記法)が表示されます。
Depthマスターからの距離(マスターは0)が表示されます。
Domain Controllerドメインコントローラーか否かが表示されます。
Domain Backup Controllerドメインバックアップコントローラーか否かが表示されます。
Domain VLAN IDドメインLANのVLAN IDが表示されます。
Recovery Stateノードリカバリーの状態が表示されます。
  • inactive:リカバリーを実行していない
  • in-progress:リカバリー実行中
  • failure:リカバリー失敗
  • success:リカバリー成功
  • rebooted:リカバリー実行後、再起動済み
  • provision-in-progress:ゼロタッチインストレーション実行中
  • provision-failure:ゼロタッチインストレーション失敗
  • provision-success:ゼロタッチインストレーション成功
  • provision-rebooted:ゼロタッチインストレーション実行後、再起動済み
VLAN IDマネージメントVLANのVLAN IDが表示されます。
Management Subnetマネージメントサブネットアドレスが表示されます。
Management Maskマネージメントサブネットのサブネットマスクが表示されます。
Management IPv4 AddressマネージメントIPv4アドレスが表示されます。

Note
AMFが管理用に使用しているIPです。このIPを使用して通信することはできません。

Management IPv6 AddressマネージメントIPv6アドレスが表示されます。

Note
AMFが管理用に使用しているIPです。このIPを使用して通信することはできません。

3.1.1.8 AMF ゲストノード一覧

ノードマップにてゲストノードアイコンをクリックするとAMFに登録されているゲストノードがコンテンツ欄にパネルで表示されます。

Note
本ページでは定期的に最新の情報に更新され表示されます。

Note
AVMではAMF機器の接続ポート番号によりゲストノードを認識しているため、ゲストノードを異なるポート番号に接続した場合、同じ機器であっても異なるゲストノードとして認識されます。

ゲストノード一覧

表示1
項目名説明
[親ノード名]のゲストノード一覧ゲストノードの親ノード名が表示されます。
「選択解除」ボタンゲストノードパネルまたはリストで選択したノードの選択を解除します。
「タグ編集」ボタンゲストノードパネルまたはリストで選択したノードのタグ編集を行えます。
「アイコン変更」ボタンゲストノードパネルまたはリストで選択したノードのアイコンを変更できます。

表示2
項目名説明
ゲストノードパネルインターフェース名、IPアドレス、MACアドレスが表示されます。

パネルの上にマウスオーバーすると透過パネルに切り替わり、「選択」と「詳細画面を見る」ボタンが表示されます。
「選択」をクリックするとコンテンツ欄右のリストにチェック印が付き、コンテンツ欄右上にあるボタンを選択できるようになります。
「詳細画面を見る」をクリックするとゲストノードの詳細画面が表示されます。

パネルの背景色により、ノードの状態を確認できます。

  • 正常状態:ポーリングによりゲストノード情報を取得できた状態。
    背景色は薄い灰色
  • 離脱状態:既存のゲストノードを取得できなかったか親ノードが離脱状態。
    アイコンが半透明で背景色は濃い灰色

パネル右上のマーク

イベントバッジ: 未読のイベントがあると表示されます。
ポーリングの際、ノードの復帰、リカバリーの成功など、望ましいイベントが発生した場合は緑色のチェック印のバッジが表示されます。
ノードの離脱、リカバリーの失敗など、異常イベントが発生した場合は赤色の×印のバッジが表示されます。

AT-SESC認証状態バッジ:AT-SESCの認証状態が表示されます。
認証状態が正常の場合は緑色の南京錠アイコン(AT-SESCアイコン)が表示され、異常がある場合は赤色の南京錠アイコンが表示されます。

表示3
項目名説明
詳細表示詳細表示をクリックすると、デフォルトで表示される、インターフェース、IPアドレスの他にゲストノード名、MACアドレス、アイコン種別、認証状態、機器種別、タグの情報が表示されます。
デフォルトの状態に戻る場合は、再び詳細表示をクリックします
X GUESTSゲストノードの総数が表示されます。
ゲストノードを検索ゲストノードの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。全て解除する場合は「クリア」をクリックします。

Note
タグを選択するには、一度リストを拡張表示(詳細表示をクリック)する必要があります

タグ「無線APを検索」欄の下には、登録されている全てのタグが表示されます。
チェックボックスゲストノードの選択を行います。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内のゲストノード全てにチェックが入ります。チェックを外すと全てのチェックが外れます。
状態アイコンゲストノードのステータスを下記のアイコンで表示します。
  1. 正常アイコン
    :正常な状態です。
  2. 離脱アイコン
    :エリアが離脱状態もしくは親ノードまたはゲストノード自体がダウンしている状態です。
  3. ダウンアイコン
    :ネットワーク・ダウン状態です。
インターフェース名ゲストノードのインターフェース名が表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。

3.1.1.9 AMF ゲストノード リスト拡張表示
ゲストノード詳細

表示1
項目名説明
[親ノード名]のゲストノード一覧ゲストノードの親ノード名が表示されます。
「選択解除」ボタン選択したノードの選択を解除します。
「タグ編集」ボタン選択したノードのタグ編集を行えます。
「アイコン変更」ボタン選択したノードのアイコンを変更できます。

表示2
項目名説明
X GUESTSゲストノードの総数が表示されます。
ゲストノードを検索ゲストノードの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。全て解除する場合は「クリア」をクリックします。
タグ「無線APを検索」欄の下には、登録されている全てのタグが表示されます。

表示3
項目名説明
チェックボックス選択されているゲストノードのチェックボックスにチェックが入ります。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内のゲストノード全てにチェックが入ります。チェックを外すと全てのチェックが外れます。
状態アイコンゲストノードのステータスを下記のアイコンで表示します。
  1. 正常アイコン
    :正常な状態です。
  2. 離脱アイコン
    :エリアが離脱状態もしくは親ノードまたはゲストノード自体がダウンしている状態です。
  3. ダウンアイコン
    :ネットワーク・ダウン状態です。
インターフェース名ゲストノードのインターフェース名が表示されます。
ゲストノード名ゲストノード名が表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
アイコン種別ゲストノードパネルのアイコン種別が表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
認証状態AT-SESCの認証状態が表示されます。
  • Not Configured:AT-SESCの設定を行っていないか、ポーリングによるゲストノードの検出直後
  • No Response:AT-SESC から応答なし
  • 404 Not Found:該当するAMFゲストノードのエントリーがAT-SESCに存在しない(未管理状態)
  • permit:接続中
  • isolate:隔離中
  • block:遮断中
  • fail:認証失敗
機器種別機器の種類が表示されます。
タグ登録されているタグが表示されます。

3.1.1.10 AMF ゲストノード詳細
AMFゲストノード詳細

表示1
項目名説明
ゲストノード名ゲストノード名が表示されます。
歯車アイコン
歯車アイコン
歯車アイコンにマウスオーバーすると、編集、アイコン変更のサブメニューが表示されます。

表示2
項目名説明
コメント
コメントコメントが表示されます。
コメントの追加、編集、削除方法はノード詳細画面 コメント欄へのコメント追加、編集、削除をご覧ください。
アイコン
ゲストノードアイコンゲストノードのアイコンが表示されます。
ゲストノードが正常に動いている場合、背景色は薄い灰色で表示され、離脱状態の場合は半透明かつ背景色が濃い灰色で表示されます。
基本情報
AMFネットワーク所属するAMFネットワーク名が表示されます。リンクをクリックするとエリアマップ画面に切り替わります。
AMFエリア所属するAMFエリア名が表示されます。リンクをクリックするとノードマップ画面に切り替わります。
親ノード名親ノード名が表示されます。リンクをクリックすると親ノードのノード詳細画面に切り替わります。
インターフェース名ゲストノードのインターフェース名が表示されます。
詳細情報
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
IPv6アドレスIPv6アドレスが表示されます。
機器種別機器の種類が表示されます。
ファームウェア現在、使用しているファームウェアが表示されます。
認証状態AT-SESCの認証状態が表示されます。
  • Not Configured:AT-SESCの設定を行っていないか、ポーリングによるゲストノードの検出直後
  • No Response:AT-SESC から応答なし
  • 404 Not Found:該当するAMFゲストノードのエントリーがAT-SESCに存在しない(未管理状態)
  • permit:接続中
  • isolate:隔離中
  • block:遮断中
  • fail:認証失敗
リカバリーステータスノードリカバリーの状態が表示されます。
  • inactive:リカバリーを実行していない
  • in-progress:リカバリー実行中
  • failure:リカバリー失敗
  • success:リカバリー成功
  • rebooted:リカバリー実行後、再起動済み
無線AP情報

Note
無線AP情報は無線管理機能でゲストノードから登録した場合にのみ表示されます。ゲストノードとして認識していても無線管理機能に未登録の場合、手動登録・CSV登録した場合には表示されません。

機器名機器名が表示されます。リンクをクリックすると無線AP詳細画面に切り替わります。
管理状態管理状態が表示されます。
設定状態設定状態が表示されます。
共通設定無線APに設定した共通設定が表示されます。リンクをクリックすると共通設定詳細画面に切り替わります。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
管理グループ無線APに設定した管理グループが表示されます。

3.1.2 無線管理

3.1.2.1 無線管理

無線管理では、無線APの監視機能(フロアマップ、管理下AP、AWC計算履歴、不正無線AP検出、ログ管理)と、無線APの設定機能(管理グループ、共通設定、登録・設定、スケジュール登録)が表示されます。

無線管理メニュー

監視機能、設定機能とユーザー権限

アカウントの種類
・ 管理者アカウント:全ての「フロアマップ、共通設定、無線AP、スケジュール」の設定、編集、閲覧が行えます。
・ 一般アカウント:管理者から付与された管理グループに所属する「フロアマップ、共通設定、無線AP、スケジュール」の設定、編集、閲覧が行えます。

Note
管理者アカウントのみ一般アカウントに対して管理グループの付与・変更が行えます。管理グループの付与・変更方法はアカウント作成、編集、削除をご覧ください。

3.1.2.2 フロアマップ

フロアマップを作成し無線APの管理を行えます。
フロアマップパネルをクリックすると更に詳しい詳細を表示できます。

Note
本ページでは定期的に最新の情報に更新され表示されます。

Note
マウスのホイールボタンによるオートスクロール機能は使用しないでください。

Note
フロアマップ名の文字数が多い場合、「フロアマップ一覧(パネル表示、リスト表示)」画面、または「フロアマップ一覧」→「フロアマップ詳細」画面では省略されてしまい、全文字列の確認ができません。
全文字列を確認する場合は、「フロアマップ一覧」→「リスト表示」アイコン→「鉛筆」アイコン→「フロアマップ編集」ダイアログにて確認してください。

Note
各リストのソート機能で「IPアドレス」の項目は文字列でソートされるため、意図しない結果になる場合があります。

フロアマップ 〜パネル表示〜
フロアマップ

表示 1
項目名説明
「表示切替」ボタン
「表示切替」ボタン
フロアマップの一覧をパネル表示にするかリスト表示にするかを切り替えます。
「タグ編集」ボタンタグの設定を行えます。フロアマップにタグを設定することによりタグでフィルターをかけることができます。

Note
タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

Note
タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

Note
付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

  • タグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
    タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。
  • タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。
「新規作成」ボタンフロアマップを作成するための「フロアマップ作成」ダイアログが開きます。
フロアマップの作成方法は「フロアマップの作成、編集、削除」をご覧ください。

表示 2
項目名説明
X フロアマップフロアマップの総数が表示されます。
フロアマップを検索検索したいキーワードを入力します。
(ネットワーク名、エリア名、タグの項目での検索も可能)
検索後、全てが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フロアマップパネル作成したフロアマップパネルが表示され、フロアマップに属している無線AP数とフロアマップ名が表示されます。
パネルの上にマウスオーバーすると透過パネルに切り替わり、管理者の場合は、パネルの右上に「編集」ボタン、「ゴミ箱」ボタンが表示されます。パネルをクリックするとフロアマップの詳細表示ページに移動します。
  • フロアマップパネルが赤色になっている場合は、フロアマップに配置されている無線APに異常があることを示しています。

フロアマップパネル

  • 「編集」ボタン(管理者のみ):フロアマップ編集ダイアログが表示され、マップ名、マップ画像、タグの追加、コメントの編集などの変更が行えます。
  • 「ゴミ箱」ボタン(管理者のみ):フロアマップ削除ダイアログが表示され、当該のフロアマップを削除できます。
  • 詳細画面を見る>>:クリックするとフロアマップの詳細ページに移動します。
  • コメント吹き出し(マウスオーバー時):フロアマップに設定したコメントが表示されます。

フロアマップ 〜リスト表示〜

パネル表示状態で、「表示切替」ボタンをクリックするとリスト表示に切り替わります。

フロアマップ リスト表示

表示 1
項目名説明
「パネル表示切替」ボタン
「パネル表示切替」ボタン
リスト表示からパネル表示に切り替えます。
「タグ編集」ボタンリストで選択したフロアマップのタグを編集します。

Note
タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

Note
タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

Note
付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

  • タグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
    タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。
  • タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。
「新規作成」ボタンフロアマップを作成するためのフロアマップ作成ダイアログが開きます。
フロアマップの作成方法は「フロアマップの作成、編集、削除」をご覧ください。

表示 2
項目名説明
X フロアマップフロアマップの総数が表示されます。
フロアマップを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、全てが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

チェックボックス無線APのタグを編集する場合にチェックを入れ「タグ編集」ボタンをクリックします。
ステータスアイコンフロアマップに配置されている無線APの状態が正常の場合は緑色のチェック印が表示されます。
フロアマップに配置されている無線APに異常がある場合は赤色の三角印で表示されます。
フロアマップ名フロアマップ作成時に設定したフロアマップ名が表示されます。
管理グループ名フロアマップ作成時に設定した管理グループ名が表示されます。
AP数フロアマップに配置されている無線APの総数が表示されます。
タグフロアマップに登録されているタグが表示されます。
「鉛筆」アイコン(管理者アカウントのみ)フロアマップの編集を行えます。
「ゴミ箱」アイコン(管理者アカウントのみ)フロアマップを削除します。
コメント吹き出し(マウスオーバー時)フロアマップに設定したコメントが表示されます。

表示3
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

フロアマップ詳細(送信出力/チャンネル)

フロアマップのフロアマップパネルをクリックするとフロアマップの詳細画面に移動します。
コンテンツ欄中央にはフロア図が表示され、コンテンツ欄右側には無線APのリストが表示されます。

Note
管理失敗となった無線APには管理中だった際に取得した最新の情報が表示されます。

Note
無線APアイコンが配置されているフロアマップの背景画像を変更した際に背景画像の範囲外となってしまった無線APアイコンを背景画像内に移動させようとドラッグすると自動で背景画像内に移動してしまい、無線APアイコンとマウスカーソールの位置がずれた状態になります。
本事象が発生した場合は、一度マウスのホールドを解除し、アイコンをホールドし直してください。

Note
フロアマップ詳細を開いている時に、他ユーザーが該当マップを削除した場合に、AP配置を選択すると、Loading画面が出た後エラーダイアログが表示されずにフロアマップ詳細画面に戻ってしまいます。その際はフロアマップ一覧画面より該当マップの有無を確認してください。

フロアマップ詳細

表示1
項目名説明
フロアマップ名 [送信出力 / チャンネル情報]フロアマップ名が表示されます。
「無線1」、「無線2」ボタン無線APの「無線1」または「無線2」の情報に切り替えます。
「接続クライアント情報」ボタンフロアマップ詳細(接続クライアント情報)画面に切り替わります。
「AP配置」ボタンフロアマップのリストに表示されている無線APを配置します。
フロア図(背景)フロアマップ作成時に登録したマップ画像が表示されます。フロア図の上にリストに表示されている無線APのアイコンを配置できます。
無線APアイコンフロアマップのリストから配置した無線APアイコンが表示されます。アイコンの下にはチャンネル情報と送信出力が表示されます。

アイコン説明:

  • AVM管理下にある無線APには、使用しているチャンネルと電波強度が表示されます。円の大きさと色はチャンネルと電波強度を表します。AVM管理下にない無線APは何も表示されません。

    Note
    無線の送受信を「オフ」にしている場合は、AVM管理下であっても何も表示されません。

表示2
項目名説明
詳細表示詳細表示をクリックすると、デフォルトで表示される 管理状態、機器名、IPアドレスの他に 機器種別、MACアドレス、共通設定、接続数(無線1)接続数(無線2)、タグの情報が表示されます。
デフォルトの状態に戻る場合は、再び詳細表示をクリックします。
X 無線APフロアマップに登録されている無線APの総数を表示します。
無線APを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。全て解除する場合は「クリア」をクリックします。

Note
タグを選択するには、一度リストを拡張表示(詳細表示をクリック)する必要があります

タグ「無線APを検索」欄の下には、登録されている全てのタグが表示されます。
ステータスアイコン無線APがAVMの管理下にある場合は緑色のチェック印が表示されます。AVMの管理下から外れている場合は赤色の三角印で表示されます。
管理状態管理状態が表示されます。
機器名機器名が表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。

フロアマップ詳細(送信出力/チャンネル) 〜リスト拡張表示〜

フロアマップ詳細画面のリスト欄の一番上にある「詳細表示」をクリックすると、リストが拡張し機器種別、共通設定などの情報を表示できます。

フロアマップ詳細表示

表示1
項目名説明
詳細表示詳細表示をクリックするとデフォルトの状態に戻ります。
X 無線APフロアマップに配置されている無線APの総数が表示されます。
無線APを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター無線APに登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。全て解除する場合は「クリア」をクリックします。
タグ「無線APを検索」欄の下には、登録されている全てのタグが表示されます。
「タグ編集」ボタンリストで選択した無線APのタグの追加や編集を行えます。
フロアマップに同じタグを付ける場合には「フロアマップにもタグを付与する」チェックボックスにチェックを入れます。

Note
タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

Note
タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

Note
付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

  • タグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
    タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。
  • タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。

表示2
項目名説明
チェックボックスタグを編集する場合にチェックを入れ「タグ編集」ボタンをクリックします。
管理状態管理状態が表示されます。
機器名機器名が表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
機器種別機種名が表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
共通設定無線APに設定した共通設定が表示されます。
接続数(無線1)、接続数(無線2)無線APに接続しているクライアント数が表示されます。AT-TQ3200は、接続数(無線1)のみ表示されます。
タグ無線APに登録したタグが表示されます。

フロアマップ詳細(接続クライアント情報)

フロアマップ詳細画面の「接続クライアント情報」ボタンをクリックすると接続クライアント情報画面に切り替わります。無線APのアイコンを選択すると、選択した無線APに接続しているクライアントの情報が表示2に表示されます。

接続クライアント情報

表示1
項目名説明
フロアマップ名 [接続クライアント情報]フロアマップ名が表示されます。
「フロアの無線クライアント」ボタンフロアマップに配置している無線APに接続しているクライアント一覧が表示されます。
接続クライアント情報
  • X 接続無線クライアント:フロアマップで選択した無線APに接続しているクライアントの総数が表示されます。
  • 接続無線クライアントを検索:検索したいキーワードを入力します。
    検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

  • 「全て」ボタン:無線クライアントの一覧を表示します。
  • 「無線1」、「無線2」ボタン:リストに表示されているクライアントを無線1のみ、無線2のみで絞り込みを行います。
  • IPアドレス:クライアントのIPアドレスが表示されます。
  • MACアドレス:クライアントのMACアドレスが表示されます。
  • SSID:SSIDが表示されます。
  • 接続先無線AP:クライアントが接続している無線APの機器名が表示されます。
  • 接続時間:無線APに接続している時間が表示されます。
  • 表示件数:リストに表示させる件数を指定します。
  • <<:最初のリストに戻ります。
  • 番号:ページ番号です。
  • >>:最後のリストに移動します。
  • 「閉じる」ボタン:ダイアログを閉じます。
「無線1」、「無線2」ボタン無線APの「無線1」または「無線2」の情報に切り替えます。
「送信出力/チャンネル」ボタンフロアマップ詳細(送信出力/チャンネル)画面に切り替わります。
「AP配置」ボタン選択できません。無線APをフロアマップに配置する場合は「フロアマップ詳細(送信出力/チャンネル)」画面で行います。
フロア図(背景)フロアマップ作成時に登録したマップ画像が表示されます。
無線APアイコンフロアマップのリストから配置した無線APアイコンが表示されます。アイコンの下には接続中のクライアント数が表示されます。

表示2
項目名説明
詳細表示詳細表示をクリックすると、デフォルトで表示される IPアドレス、MACアドレスの他に SSID、接続先無線AP、接続時間の情報が表示されます。
デフォルトの状態に戻る場合は、再び詳細表示をクリックします。
X 接続無線クライアントフロアマップで選択した無線APに接続しているクライアントの総数が表示されます。
接続無線クライアントを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

IPアドレスクライアントのIPアドレスが表示されます。
MACアドレスクライアントのMACアドレスが表示されます。

フロアマップ詳細(接続クライアント情報) 〜詳細表示〜

フロアマップ詳細画面のリスト欄の一番上にある「詳細表示」をクリックすると、リストが拡張しSSID、接続先無線APなどの情報を表示できます。

接続クライアント情報 詳細表示

項目名説明
詳細表示詳細表示をクリックすると、デフォルトで表示される IPアドレス、MACアドレスの他に SSID、接続先無線AP、接続時間の情報が表示されます。
デフォルトの状態に戻る場合は、再び詳細表示をクリックします。
X 接続無線クライアントフロアマップで選択した無線APに接続しているクライアントの総数が表示されます。
接続無線クライアントを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

IPアドレスクライアントのIPアドレスが表示されます。
MACアドレスクライアントのMACアドレスが表示されます。
SSIDSSIDが表示されます。
接続先無線APクライアントが接続している無線APの機器名が表示されます。
接続時間無線APに接続している時間が表示されます。

3.1.2.3 管理下AP

無線APの管理状態、設定状態の確認や、無線APの再起動、ファームウェアの更新を行えます。

Note
ファームウェアの同時アップグレードのサポート台数は15台です。

Note
選択できるファームウェアは1機種のため、同時にファームウェア更新できる無線APは同一機種のみサポートです。

Note
ファームウェア更新を連続して実施する場合は、ファームウェア更新を実施する無線AP 1台につき30秒程度の時間を置いて実行してください。コンテンツ欄で実行が終了した後であれば再実行を実施しても問題ありません。

管理下APリスト

表示1
項目名説明
「再起動」ボタン無線APの再起動を行えます。
「ファームウェア更新」ボタン無線APのファームウェアの更新を行えます。

表示2
項目名説明
X APAVMに登録している無線APの総数が表示されます。
X 選択中選択済みの無線AP(チェックボックスにチェックを入れている)の総数が表示されます。
無線APを検索無線APの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。全て解除する場合は「クリア」をクリックします。
タグ「無線APを検索」欄の下には、登録されている全てのタグが表示されます。

表示3
項目名説明
管理状態管理状態が以下の内容で表示されます。
  • 未管理:IPアドレス、MACアドレス、共通設定のいずれかの設定が完了していないため、管理が開始されていない状態。
  • 探索中:AVMが無線APを探索している状態
  • 適用中:AVMが無線APに対して設定を適用している状態
  • 管理中:AVMが無線APを管理している状態
  • 管理失敗:AVMが無線APの管理下から外れた状態
設定状態設定状態が以下内容で表示されます。
  • 未設定:設定が完了していない状態
  • 未適用:今までにAVMから設定が適用されたことのない状態
  • 最新:無線APに対して最新の設定が適用されている状態
  • 変更有:無線APに対して最新の設定が適用されていない状態
機器名登録時に設定した機器名が表示されます。ゲストノードから無線APを登録した場合はゲストノード名が表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
無線1無線種別が表示されます。
無線2無線種別が表示されます。
接続数(無線1)無線1に接続中のクライアント数が表示されます。
接続数(無線2)無線2に接続中のクライアント数が表示されます。
稼働時間稼働時間が表示されます。
詳細(虫めがねアイコン)無線APの詳細画面が表示されます。無線APの詳細画面の説明は、

表示4
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

3.1.2.4 AWC計算履歴

AWCの計算履歴が表示されます。

AWCの詳細については、「AWC機能を使用する場合は」をご覧ください。

AWC計算履歴

表示1
項目名説明
X グループ登録されているグループの総数が表示されます。
管理グループを検索管理グループの検索を行えます。

表示2
項目名説明
X 計算結果AWC計算を行った総数が表示されます。
from 〜 toAWC計算結果の期間を指定して表示できます。
「検索」ボタンfrom 〜 to で指定した期間で検索を行えます。
「クリア」ボタン検索結果をクリアし全表示に戻します。

表示3
項目名説明
管理グループ名登録されている管理グループ名がリスト表示されます。
計算日時AWC計算を行った日時が表示されます。
対象AP数AWC計算を行った無線AP数が表示されます。
管理グループAWC計算を行った管理グループが表示されます。

表示4
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

3.1.2.5 不正無線AP検出

AVMが管理中の無線APが1時間以内に検出した隣接無線APの情報と、その隣接無線APが不正無線APかどうかの判定結果を表示します。

Note
複数の無線APを検知している場合、1時間以内に不正と検知した無線APが1台でもいる場合、不正と表示されます。

不正無線AP検出

表示1
項目名説明
「不正無線APのみ表示」ボタン不正と判定された無線APのみの表示に切り替えます。全ての無線APの一覧に戻す場合は「全ての無線APを表示」ボタンをクリックします。
X AP検出した無線APの総数が表示されます。
検出された無線APを検索無線APの検索を行えます。
フィルタータグで絞り込みを行えます。

表示2
項目名説明
判定結果検出した隣接無線APに対する判定結果が表示されます。
検出されたBSSID検出した隣接無線APのBSSIDが表示されます。
SSID検出した隣接無線APのSSIDが表示されます。
チャンネル検出した隣接無線APのチャンネルが表示されます。
受信信号強度検出した隣接無線APの信号強度が表示されます。
検出した無線AP隣接無線APを検出した管理下の無線AP名が表示されます。
検出時刻管理下の無線APが隣接無線APを検出した日時が表示されます。
タグ無線APに登録されているタグが表示されます。
検出詳細(虫めがねアイコン)検出無線AP一覧画面が表示されます。

Note
検出無線AP一覧画面では、前日までにその隣接無線APを検出した管理下の無線APが表示されます。

検出無線AP一覧
  • BSSID「XX:XX:XX:XX:XX:XX」を検出している無線AP一覧:「XX:XX:XX:XX:XX:XX」には、検出した隣接無線APのBSSIDが表示されます。
  • X AP:検出した隣接無線APの総数が表示されます。
  • 検出した無線APを検索:検索したいキーワードを入力します。
    検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

  • 検出した無線AP:隣接無線APを検出した機器名が表示されます。
  • フロアマップ:隣接無線APを検出した無線APがあるフロアマップ名が表示されます。
  • 管理グループ:隣接無線APを検出した無線APの管理グループ名が表示されます。
  • 判定結果:検出した隣接無線APに対する判定結果が表示されます。
  • 検出されたSSID:検出した隣接無線APのSSIDが表示されます。
  • チャンネル:検出した隣接無線APのチャンネルが表示されます。
  • 受信信号強度:検出した隣接無線APの信号強度が表示されます。
  • 検出時刻:管理下の無線APが隣接無線APを検出した日時が表示されます。
  • 詳細(虫めがねアイコン):隣接無線APを検出した無線APの管理下AP詳細画面が表示されます。
  • 表示件数:リストに表示させる件数を指定します。
  • <<:最初のリストに戻ります。
  • 番号:ページ番号です。
  • >>:最後のリストに移動します。

表示3
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

3.1.2.6 ログ管理

管理している無線APや関連機器のログが表示されます。
最新のログを確認したい場合は、手動でポーリングを実行後、Webブラウザーの更新を行ってください。

Note
無線APを削除した場合、その無線APのログには機器名とIPアドレスは表示されなくなります。無線APを再登録すれば、再度表示されます。機器名やIPアドレスが非表示の時にCSV出力した場合、CSV上も機器名とIPアドレスは空欄となります。

ログ管理

表示1
項目名説明
最新受信日時ログを取得した日時が表示されます。
「全てのログ」ボタンAP本体、AP管理関連、無線チャンネル/出力自動調整のログが表示されます。
「AP本体」ボタン

AP本体に関するログが表示されます。

「AP管理関連」ボタンAP管理に関するログが表示されます。
メッセージイベント発生条件
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx DiscoveredAVMが無線APを発見した場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx JoinedAVMが無線APに対して設定適用を開始した場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx ManagedAVMが無線APを管理し始めた場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx Configuration Failed due to "FAILED_REASON"無線APへの設定が、"FAILED_REASON"の理由によって失敗した場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx Left無線APがAVMの管理から外れた場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx Requested RebootAVMが無線APに対して再起動の要求を送信した場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx Requested Firmware UpgradeAVMが無線APに対してファームウェア更新の要求を送信した場合
APMgr[PID]: AP xx:xx:xx:xx:xx:xx Requested Configuration ApplyAVMが無線APに対して設定の再適用を開始した場合

※ログメッセージの[PID]はAVMで管理している番号が付与されます。
「無線チャンネル/出力自動調整」ボタン

無線チャンネル/出力自動調整に関するログが表示されます。

Note
無線チャンネル/出力調整のログは無線管理グループごとに実施されるため、機器名とIPアドレスは空欄で表示されます。

Note
無線チャンネル/出力調整のログは管理者のみが閲覧可能です。

メッセージイベント発生条件
APCA[PID]: Assigned new Power/Channel set to APs for xx無線APへチャンネル/送信出力の適用が行われた場合

※ログメッセージの[PID]はAVMで管理している番号が付与されます。

「CSV出力」ボタン表示されている全てのログをCSV形式で出力します。

表示2
項目名説明
X ログログの総数が表示されます。
ログを検索ログの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

from 〜 to期間を指定してログの絞り込みを行えます。
「検索」ボタン検索キーワードやfrom 〜 to 指定後に検索ボタンをクリックします。
「クリア」ボタン検索キーワードやfrom 〜 to で指定した日時をクリアし全てのログが一覧に表示されます。

表示3
機器名機器名が表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
受信日時ログの受信日時が表示されます。
Severity「AP本体」のログは、無線APが送信するSyslogのSeverity(Emergency、Alert、Critical、Error、Warning、Notice、Information、Debug)が表示され、その他のログは「information」、「Notice」の2通りで表示されます。

Note
無線APのログの詳細は、無線APのリファレンスガイドをご覧ください。

内容ログの内容が表示されます。
※ログメッセージの括弧内の数字は、システムで管理している番号が表示されます。

表示4
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

3.1.2.7 管理グループ

無線APの管理を行うには管理グループを作成し無線APを割り当てる必要があります。一般アカウントに管理グループごとの閲覧権限を付与することにより、ユーザーが管理可能な無線APと共通設定を制御することが可能です。
デフォルトでは管理者アカウントのみが閲覧・編集可能な「Default Group」のみが登録されています。

Note
1つの管理グループでサポート可能な無線APの台数は350台までです。

管理グループ

表示1
項目名説明
「新規作成」ボタン管理グループを作成するための「管理グループ作成」ダイアログが開きます。
管理グループの作成方法は、「管理グループの作成、編集、削除」をご覧ください。

表示2
項目名説明
X グループ管理グループの総数が表示されます。
管理グループを検索管理グループの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

表示3
項目名説明
管理グループ名管理グループ名が表示されます。
AP数管理グループ内の無線AP数が表示されます。
共通設定数管理グループに設定されている共通設定数が表示されます。
フロアマップ数管理グループ内のフロアマップ数が表示されます。
作成日時管理グループを作成した日時が表示されます。
編集(鉛筆アイコン)管理グループの編集を行えます。
削除(ゴミ箱アイコン)管理グループを削除します。

3.1.2.8 共通設定

共通設定は、無線APの設定を登録・管理します。

共通設定

表示1
項目名説明
「新規作成」ボタン共通設定を作成するための「共通設定タイプ選択」ダイアログが開きます。
共通設定の作成方法は、「共通設定の作成、編集、削除」をご覧ください。
X 共通設定共通設定の総数が表示されます。
共通設定を検索共通設定の検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

表示2
項目名説明
設定名共通設定名が表示されます。
設定タイプ設定タイプが表示されます。
無線1無線1に設定されている規格が表示されます。
無線2無線2に設定されている規格が表示されます。
管理グループ紐づけている管理グループが表示されます。
割当AP数共通設定を設定した無線AP数が表示されます。
未適用AP数共通設定が適用されていない無線AP数が表示されます。

表示3
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

3.1.2.9 登録・設定

無線APの登録・設定を行えます。

無線APの登録、設定変更、削除方法は、「無線APの登録、設定変更、削除」をご覧ください。

Note
本ページで検索、ソート、タグフィルターによる絞り込みを行った場合、それ以前の無線APの選択状態は解除されます。

登録・設定

表示1
項目名説明
「無線設定」ボタンリストに登録されている無線APの共通設定の選択、チャンネル設定、送信出力の設定が行えます。
設定変更後は、表示1のスパナアイコンにマウスオーバーし表示されるメニューから設定適用をクリックしてください。

無線設定ボタン

  • 「基本項目表示」ボタン:無線AP登録・設定画面に戻ります。
  • 歯車アイコン:本表 の「歯車アイコン」をご覧ください。
  • スパナアイコン:本表の「スパナアイコン」をご覧ください。
  • X AP:表示2の「X AP」をご覧ください。
  • X 選択中:表示2の「X 選択中」をご覧ください。
  • 無線APを検索:表示2の「無線APを検索」をご覧ください。
  • フィルター:表示2の「フィルター」をご覧ください。
  • タグ:表示2の「タグ」をご覧ください。
  • チェックボックス:表示3の「チェックボックス」をご覧ください。
  • 機器名:表示3の「機器名」をご覧ください。
  • 管理状態:表示3の「管理状態」をご覧ください。
  • 設定状態:表示3の「設定状態」をご覧ください。
  • 共通設定:共通設定の変更が行えます。共通設定の変更手順は「無線APの管理グループ、共通設定を変更する場合は」をご覧ください。
  • チャンネル(無線1):無線1のチャンネル設定が行えます。ドロップダウンリストをクリックすると、チャンネルを選択するダイアログが表示されます。共通設定に対応したチャンネルが表示されるので自動または個別のチャンネルを指定します。
  • チャンネル(無線2):無線2のチャンネル設定が行えます。ドロップダウンリストをクリックすると、チャンネルを選択するダイアログが表示されます。共通設定に対応したチャンネルが表示されるので自動または個別のチャンネルを指定します。
  • 送信出力(無線1):無線1の送信出力の設定が行えます。ドロップダウンリストをクリックすると、送信出力を選択するダイアログが表示されます。自動または、最少、弱、中、強、最大の中から指定します。
  • 送信出力(無線2):無線2の送信出力の設定が行えます。ドロップダウンリストをクリックすると、送信出力を選択するダイアログが表示されます。自動または、最少、弱、中、強、最大の中から指定します。
  • 編集(鉛筆アイコン):「無線AP編集」ダイアログが開きます。
  • 詳細(虫めがねアイコン):無線AP詳細画面に切り替わります。
歯車アイコン
歯車アイコン
歯車アイコンにマウスオーバーすると、手動で登録、CSVから登録、ゲストノードから登録、CSV出力、タグ編集、共通設定の割当、削除のサブメニューが表示されます。
タグ編集、共通設定の割当、削除メニューは、無線AP一覧のチェックボックスにチェックを入れると選択できるようになります。
  • 手動で登録 / CSVから登録 / ゲストノードから登録:AVMに無線APを登録します。無線APの登録方法は3通りの方法で行えます。無線APの登録方法は「無線APの登録、情報編集、削除」をご覧ください。
  • CSV出力:無線AP一覧の情報(機器名、管理状態、設定状態、IPアドレス、MACアドレス、共通設定、管理グループ、タグ)をCSV形式で保存できます。ファイル名は「vista_access_points_yyyymmdd-hhmmss.csv」です。
  • タグ編集:無線AP一覧で選択した無線APのタグを編集します。
  • 共通設定の割当:無線AP一覧で選択した無線APに対して共通設定の割り当てを行います。
  • 削除:無線AP一覧で選択した無線APを削除します。
スパナアイコン
スパナアイコン
スパナアイコンにマウスオーバーすると、設定適用のサブメニューが表示されます。設定適用メニューは、無線AP一覧のチェックボックスにチェックを入れると選択できるようになります。
  • 設定適用:登録・設定ページで行った設定変更が無線AP本体に適用されます。

表示2
項目名説明
X AP無線APの総数が表示されます。
X 選択中選択済みの無線AP(チェックボックスにチェックを入れている)の総数が表示されます。
無線APを検索無線APの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター登録されているタグで絞り込むことができます。
タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。全て解除する場合は「クリア」をクリックします。
タグ「無線APを検索」欄の下には、登録されている全てのタグが表示されます。

表示3
チェックボックス無線APの選択を行います。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内の無線AP全てにチェックが入ります。チェックを外すと全てのチェックが外れます。
項目名説明
機器名登録時に設定した機器名が表示されます。ゲストノードから無線APを登録した場合はゲストノード名が表示されます。
管理状態管理状態が以下の内容で表示されます。
  • 未管理:IPアドレス、MACアドレス、共通設定のいずれかの設定が完了していないため、管理が開始されていない状態
  • 探索中:AVMが無線APを探索している状態
  • 適用中:AVMが無線APに対して設定を適用している状態
  • 管理中:AVMが無線APを管理している状態
  • 管理失敗:AVMが無線APの管理下から外れた状態
設定状態設定状態が以下内容で表示されます。
  • 未設定:設定が完了していない状態
  • 未適用:今までにAVMから設定が適用されたことのない状態
  • 最新:無線APに対して最新の設定が適用されている状態
  • 変更有:無線APに対して最新の設定が適用されていない状態
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
共通設定紐づけている共通設定が表示されます。
管理グループ紐づけている管理グループが表示されます。
タグ無線APに設定したタグが表示されます。
編集(鉛筆アイコン)「無線AP編集」ダイアログが開きます。
詳細(虫めがねアイコン)無線AP詳細画面に切り替わります。

表示4
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

3.1.2.10 スケジュール登録

無線APに対して、設定の適用、ファームウェアの更新、AWC計算結果の適用のスケジュールを登録することにより、指定した日時でこれらのオペレーションを実行することができます。

スケジュール一覧

表示1
項目名説明
「新規作成」ボタンスケジュールを作成します。
X オペレーションリストに表示されているオペレーションの総数が表示されます。
オペレーションを検索リスト内のオペレーションの検索を行えます。

表示2
項目名説明
オペレーション名オペレーション名が表示されます。
管理グループオペレーションに紐づけている管理グループが表示されます。
AP数オペレーションの対象となる無線AP数が表示されます。
状態オペレーションの実行状態が「有効」、「無効」で表示されます。
実行タイミングオペレーションを実行するタイミングが表示されます。
次回の実行時刻次回のオペレーションの実行日時が表示されます。
前回の実行時刻前回行ったオペレーションの実行日時が表示されます。
編集(鉛筆アイコン)オペレーションの設定を編集します。
削除(ゴミ箱アイコン)オペレーションを削除します。

表示3
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

3.1.3 イベントログ

各イベントのログ表示、ログの検索が行えます。
未読のイベントログは太文字で表示されます。

Note
本ページでは定期的に最新の情報に更新され表示されます。

Note
未読のイベントは、イベントログ画面とノード詳細画面(該当ノードマップに関するイベントのみ)に表示された時点で既読のイベントとして扱われます。

Note
イベントログの未読/既読は全アカウント共有となります。

Note
イベントログの検索において、英数字を使用して検索した場合、検索文字列が英語版で保持しているイベントログの情報と合致すると、英語版のイベントログのメッセージが表示されてしまう場合があります。

Note
AMFゲストノードとなっている無線APで手動リカバリーが行われると、AVMに登録していなくても、その手動リカバリーのイベントログが表示されます。

イベントログ

表示 1
「異常イベントのみ表示」ボタン「異常イベントのみ表示」ボタンをクリックすると異常イベントのみリストに表示されます。
「CSV出力」ボタン表示されているリストをCSV形式のファイルで保存します。ファイル名は「events_yyyymmdd-hhmmss.csv」です。

表示 2
項目名説明
X イベントイベントの総数が表示されます。
X 未読未読のイベントの数が表示されます。
イベントを検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、全てが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
and検索をする場合は、半角スペースを使用してください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

イベント名イベントの名前が表示されます。
メッセージイベントのメッセージが表示されます。イベントメッセージや発生条件は「イベントログ メッセージ」をご覧ください。
ネットワークイベントが発生したネットワークが表示されます。
エリアイベントが発生したエリアが表示されます。
機器名イベント対象の機器名が表示されます。
発生日時イベントが発生した日時が表示されます。

表示3
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

3.1.3.1 イベントログ メッセージ

下表のイベント発生条件が起こるとイベントログにメッセージを表示します。

イベント名メッセージイベント発生条件遷移先画面
リカバリー開始ノードのリカバリーを開始しました。AMFノードがオートリカバリーまたは手動リカバリーを開始した場合AMFノード詳細
リカバリー成功ノードのリカバリーが成功しました。手動リカバリーの場合は機器を再起動してください。AMFノードがオートリカバリーまたは手動リカバリーに成功した場合AMFノード詳細
リカバリー失敗ノードのリカバリーに失敗しました。状態を確認してください。AMFノードがオートリカバリーまたは手動リカバリーに失敗した場合AMFノード詳細
リカバリーによる復帰成功リカバリーまたはゼロタッチインストレーションが成功し、AMFネットワークに復帰しました。AMFノードがオートリカバリーまたは手動リカバリーまたはゼロタッチインストレーションに成功したため、AMFノードを再起動した。その後、AMFノードがAMFネットワークに復帰した場合AMFノード詳細
ゼロタッチインストレーション開始ノードのゼロタッチインストレーションを開始しました。AMFノードがゼロタッチインストレーションを開始した場合AMFノード詳細
ゼロタッチインストレーション成功ノードのゼロタッチインストレーションが成功しました。再起動します。AMFノードがゼロタッチインストレーションに成功した場合AMFノード詳細
ゼロタッチインストレーション失敗ノードのゼロタッチインストレーションに失敗しました。状態を確認してください。AMFノードがゼロタッチインストレーションに失敗した場合AMFノード詳細
ゼロタッチインストレーションによる参加成功ゼロタッチインストレーションが成功し、AMFネットワークに参加しました。AMFノードがゼロタッチインストレーションに成功したため、AMFノードを再起動した。その後、AMFノードがAMFネットワークに復帰した場合AMFノード詳細
AMFノードの異常検知AMFノード(ホスト名)の異常を検知しました。AMFノードが異常状態と検知された場合AMFノード詳細
AMFノードの離脱AMFノード(ホスト名)がAMFネットワークから離脱しました。AMFノードがAMFネットワークから離脱した場合AMFノード詳細
AMFノードの復旧AMFノード(ホスト名)が異常から復旧しました。AMFノードが異常状態から正常になった場合AMFノード詳細
AMFノードの参加AMFノード(ホスト名)がAMFネットワークに参加しました。離脱していたAMFノードが再びAMFネットワークに参加した場合AMFノード詳細
AMFノードの異常検知AMFノード(ホスト名)がAMFネットワークに参加しましたが、異常を検知しました。離脱していたAMFノードが異常状態でAMFネットワークに参加した場合AMFノード詳細
ポーリング開始AMFネットワーク(AMFネットワーク名)のポーリングを開始しました。AMFネットワークへのポーリングを開始した場合エリアマップ
ポーリング終了AMFネットワーク(AMFネットワーク名)のポーリングが成功しました。AMFネットワークへのポーリングが正常に終了した場合エリアマップ
ポーリングエラーAMFネットワーク(AMFネットワーク名)のポーリング中に内部エラーが発生しました。AMFネットワークへのポーリングが内部エラーにより異常終了した場合エリアマップ
ポーリング失敗AMFネットワーク(AMFネットワーク名)のポーリングが失敗したため、ダウン状態になりました。AMFネットワークへのポーリングに失敗した場合エリアマップ
AMFネットワーク復旧ポーリング成功によりAMFネットワーク(AMFネットワーク名)がダウン状態から復旧しました。AMFネットワークがネットワーク・ダウン状態から復旧した場合エリアマップ
機器のダウン検知機器(IPアドレス)が無応答になりました。pingによる死活監視でポーリング対象から応答がない場合エリアマップ
AMFネットワークのダウン検知指定した全てのIPアドレスが無応答のため、AMFネットワーク(AMFネットワーク名)がダウン状態になりました。pingによる死活監視で登録した全ポーリング対象から応答がない場合エリアマップ
機器の復帰検知機器(IPアドレス)がダウンから復帰しました。pingによる死活監視で応答のなかったポーリング対象から応答があった場合エリアマップ
AMFネットワークの復旧検知機器の復帰により、AMFネットワーク(AMFネットワーク名)がダウン状態から復旧しました。pingによる死活監視でダウンしていたネットワーク内のいずれかのポーリング対象から応答があった場合エリアマップ
AMFエリア離脱AMFネットワーク(AMFネットワーク名)のポーリングでAMFエリア(AMFエリア名)が離脱状態になりました。AMFエリアがAMFネットワークから離脱した場合エリアマップ
AMFエリア復帰AMFネットワーク(AMFネットワーク名)のポーリングでAMFエリア(AMFエリア名)が離脱状態から復帰しました。離脱していたAMFエリアがAMFネットワークに復帰した場合エリアマップ
AT-SESC接続失敗AT-SESC(IPアドレス1 IPアドレス2 IPアドレス3)への接続に失敗したため、ゲストノードの認証状態が取得できませんでした。AT-SESCからの情報取得に失敗した場合エリアマップ
ゲストノードの離脱AMFノード(ホスト名)の〈インターフェース名〉に接続されたゲストノードがAMFネットワークから離脱しました。AMFゲストノードがAMFネットワークから離脱した場合ゲストノード詳細
ゲストノードの参加Guest Node(ホスト名)の〈インターフェース名〉の状態が離脱から正常になりました離脱していたAMFゲストノードがAMFネットワークに参加した場合ゲストノード詳細
ゲストノードの交換検知AMFノード(ホスト名)の〈インターフェース名〉に接続されたゲストノードのMACアドレスがからになりました。リカバリーなどによるAMFゲストノードの交換を検知した場合ゲストノード詳細
ゲストノードの認証成功AMFノード(ホスト名)の〈インターフェース名〉に接続されたゲストノードがAT-SESCに正常に認証されました。AMFゲストノードがAT-SESCに認証された場合ゲストノード詳細
ゲストノードの管理離脱AMFノード(ホスト名)の〈インターフェース名〉に接続されたゲストノードがAT-SESCの管理を外れました。AMFゲストノードがAT-SESCの管理から外れた場合ゲストノード詳細
ゲストノードの隔離検知AMFノード(ホスト名)の〈インターフェース名〉に接続されたゲストノードがAT-SESCによって隔離されました。AMFゲストノードがAT-SESCによって隔離された場合ゲストノード詳細
ゲストノードの遮断検知AMFノード(ホスト名)の〈インターフェース名〉に接続されたゲストノードがAT-SESCによって遮断されました。AMFゲストノードがAT-SESCによって遮断された場合ゲストノード詳細
ゲストノードの認証失敗AMFノード(ホスト名)の〈インターフェース名〉に接続されたゲストノードがAT-SESCによる認証に失敗しました。AMFゲストノードがAT-SESCによる認証に失敗した場合ゲストノード詳細

3.1.4 機器検索

機器の検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。

無線クライアントの最新の状態を確認したい場合は、手動でポーリングを実行後、Webブラウザーの更新を行ってください。

Note
機器検索では、区切り文字である " , " や " | " は検索対象外となりますので、区切り文字を含んだ文字列の検索は行えません。

Note
機器リストのタグの欄上でマウスオーバーをすると、コメントとタグの吹き出しが重なって表示され、片方の表示が見えなくなる場合があります。その場合はマウスオーバーの位置を調節してください。

Note
AMFネットワークのポーリング対象を編集し、別のAMFネットワークを登録した場合、機器検索ページでは編集前のネットワーク所属で表示されてしまいます。

Note
AMFノード/ゲストノードのMACアドレスは4桁ドット区切り、無線AP/接続クライアントのMACアドレスは2桁コロン区切りで表示されます。

Note
ソート機能で「IPアドレス」の項目は文字列でソートされるため、意図しない結果になる場合があります。

機器検索

表示1
項目名説明
「全機種」ボタン「全機種」ボタンをクリックするとAMFノード、ゲストノード、無線AP、接続ステーションが表示されます。
「AMFノード」ボタン「AMFノード」ボタンをクリックするとAMFノードのみリストに表示されます。
「ゲストノード」ボタン「ゲストノード」ボタンをクリックするとゲストノードのみリストに表示されます。
「無線AP」ボタン「無線AP」ボタンをクリックすると無線APのみリストに表示されます。
「接続ステーション」ボタン「接続ステーション」ボタンをクリックすると接続ステーションのみリストに表示されます。
最新の状態を確認する場合は、手動でポーリングを実行後、Webブラウザーを更新してください。
「CSV出力」ボタン表示されているリストをCSV形式のファイルで保存します。ファイル名は「vista_devices_yyyymmdd-hhmmss.csv」です。

表示2
項目名説明
X 機器登録されている機器の総数が表示されます。
機器を検索タグ以外の検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フィルター機器に登録されているタグで絞り込むことができます。タグのフィルターを有効にする場合は、絞り込み対象のタグをクリックし、解除する場合は再度タグをクリックします。全て解除する場合は「クリア」をクリックします。
タグ(フィルター)ノードに登録されているタグが表示されます。
機器名カテゴリーによって以下の内容が表示されます。
  • AMFノード:機器に設定しているAMFノード名
  • 無線AP:登録時に設定した機器名(ゲストノードから登録した場合はゲストノード名)
  • 無線クライアント:MACアドレス
機器種別機器のカテゴリーが表示されます。
ネットワークAMFネットワークに登録されているネットワーク名が表示されます。
エリアAMFネットワークに登録されているエリア名が表示されます。
ファームウェア無線APのファームウェアバージョンが表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
その他情報カテゴリーによって以下の内容が表示されます。
  • AMFノード:AMFネットワーク内での役割
  • 無線AP:機種名とシリアル番号
  • 無線クライアント:接続している無線APのMACアドレスとSSID
タグタグが表示されます。
コメント吹き出し(マウスオーバー時)AMFノードや無線APに設定したコメントが表示されます。

表示3
項目名説明
表示件数リストに表示させる件数を指定します。
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

3.1.5 アカウント設定

アカウントの追加、編集を行えます。

Note
本メニューは管理者アカウントでのみ表示されます。

アカウント

表示1
項目名説明
「新規作成」ボタン新規にアカウントを作成します。

表示2
項目名説明
X アカウントシステムに登録されているアカウントの総数が表示されます。
ユーザーを検索検索したいキーワードを入力し Enterキーを押下します。
検索後、全てのユーザーが表示されているリストに戻る場合は空欄にし Enterキーを押下します。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。
スペース(半角・全角)は文字列として扱われます。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

ユーザー名ユーザー名が表示されます。管理者アカウントにはユーザー名の横に赤丸が付きます。
ユーザー IDユーザー IDが表示されます。

表示3
項目名説明
ユーザー名選択したユーザー名が表示されます。
ユーザー IDユーザー ID が表示されます。
最終ログイン日時最後にログインした日時が表示されます。
セッションタイムアウトログイン後、何も操作を行わなかった場合にログアウトする時間が表示されます。
閲覧可能エリア
(一般ユーザーのみ)
AMFネットワークの閲覧可能なエリアが表示されます。
閲覧可能な管理グループ
(一般ユーザーのみ)
閲覧可能な管理グループ名が表示されます。
「編集」ボタンユーザー名、ユーザー ID、パスワード、セッションタイマー、閲覧可能エリア、閲覧可能な管理グループの編集が行えます。
「削除」ボタン
(一般ユーザーのみ)
アカウントの削除が行えます。

表示4
項目名説明
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

3.1.6 システム設定

Note
本メニューは管理者アカウントでのみ表示されます。

システム設定では、バージョン情報の確認、システムの初期化が行えます。

システム設定
項目名説明
バージョン情報バージョン情報が表示されます。
初期化する購入時の初期状態に設定を戻します。

初期化の操作方法は、「4.2 システムの初期化、バックアップ・リストア」をご覧ください。

3.2 コンテンツ欄

各種設定情報やメニューで選択した情報などが表示されます。

AMF ネットワーク画面例

AMFネットワーク表示例

3.3 ナビゲート欄

メニュー欄とコンテンツ欄の上部にコンテンツ欄で表示しているページの場所が表示されます。
前の画面に戻る際などにクリックすると以前のページに戻ることができます。

ナビゲート欄

3.4 管理欄

「ポーリング」ボタン、「イベント通知」ボタン、「ユーザー名と人物」ボタンが表示されます。

3.4.1 ポーリング

AMFの情報、無線管理ログ、機器検索の無線クライアント情報をポーリングにより取得し、最新の情報に更新します。
ポーリング中はコンテンツ欄右下のステータス欄に「ポーリング中…」と表示されます。また、ポーリングはデフォルト設定では30分ごとに自動で行われますが、任意の時間に変更が可能です。

ポーリング終了後に、ネットワーク一覧、エリアマップ、ノードマップ、AMFノード詳細、フロアマップ一覧、フロアマップ詳細、イベントログページ以外を参照する場合はWebブラウザーの再読み込みを行ってください。

Note
AMFのポーリングによる情報取得はポーリングボタンで実施した場合も自動実行の場合もバックグラウンドで実行されるため、ページ遷移などで途中終了することはありません。

ポーリング

3.4.2 イベント通知

異常イベントが通知されます。異常イベントがある場合は、「イベント通知」ボタンに赤丸が表示されます。

Note
イベント通知の赤丸は、異常イベントが全て既読になることにより消えます。
異常イベントの表示は、メニューの「イベントログ」→コンテンツ欄右上の「異常イベントのみ表示」をクリックしてください。

イベント通知

「イベント通知」ボタンにマウスオーバーすると未読かつ直近5件の異常イベントが表示されます。
イベントログに移動したい場合は「イベントログを見る」ボタンをクリックします。

3.4.3 ユーザー名と人物

「ユーザー名、人物」ボタンにマウスオーバーすると、パスワード変更、言語設定、セッションタイムアウトの設定、自動更新間隔、ログアウトのサブメニューが表示されます。

ユーザー名、人物
項目説明
パスワード変更「パスワード変更」ダイアログが表示されます。
現在のパスワードと新しいパスワード、新しいパスワードの確認欄にパスワードを入力し「適用」ボタンをクリックします。
パスワード設定
言語設定

「言語設定」ダイアログが表示されます。
ドロップダウンリストから「日本語」または「英語(English)」を選択し、「適用」ボタンをクリックします。

言語設定
セッションタイムアウトログイン後、何も操作を行わなかった場合に指定した時間でログアウトさせる「セッションタイムアウト」ダイアログが表示されます。

セッションを保持させる時間を入力し「適用」ボタンをクリックします。

セッションタイムアウトに指定可能な時間は、1分単位で6時間までです。
記入例: セッションタイムアウトを45分に指定する場合は「0:45」、5時間10分の場合は「5:10」と入力します。セッションタイムアウトを指定しない場合は、「0:00」(デフォルト)と入力します。

セッションタイムアウト
自動更新間隔AVMの以下の画面の更新を自動で行う「自動更新間隔」ダイアログが表示されます。
  • ネットワーク一覧
  • エリアマップ
  • ノードマップ
  • AMFノード詳細
  • フロアマップ一覧
  • フロアマップ詳細
  • イベントログ

自動更新間隔のON/OFFの設定、ONにした場合は分秒を指定し、「適用」ボタンをクリックします。

自動更新間隔に指定可能な時間は1分から10分までです。デフォルト値は1分です。
記入例: 自動更新間隔を5分に指定する場合は「5:00」と入力します。

自動更新間隔

4 各種操作

Note
Webブラウザーの「戻る」ボタンを使用してのページ遷移は未サポートとなります。

Note
各画面、ダイアログの検索において、検索方式が異なります。検索方式は下記の通りです。

・キーワードを入力すると動的に検索を行い、検索実施後も選択状態が保持されるページ(エリアマップ、ノードマップ、フロアマップ詳細、フロアマップの接続クライアント情報、AWC計算履歴、共通設定、スケジュールの設定適用、ファームウェア更新、アカウント管理、ネットワーク一覧)

・キーワード入力後エンターを入力して初めて検索を行い、検索後は選択状態は解除されるページ(エリアマップ、ノードマップ、フロアマップ詳細、フロアマップの接続クライアント情報、AWC計算履歴、共通設定、スケジュールの設定適用、ファームウェア更新、アカウント管理、ネットワーク一覧 以外のページ)

4.1 サーバーの起動・停止、IPアドレス・ポート番号変更

ここでは、サーバーの起動・停止の方法とIPアドレス・ポート番号の変更方法について説明します。

Note
サーバーの起動、サーバーのポート番号変更、サーバーのIPアドレス変更を実行後、疎通が不可能な無線APの管理状態には前回取得された情報が表示されます。一度でも疎通が可能になった後は正しい管理状態が反映されます。

サーバーの起動

デフォルトでは、Windows 起動時に サーバーが自動で立ち上がるように設定されています。

サーバーを手動で立ち上げる場合は、Windows のアプリメニューから「AT-Vista Manager」→「サーバー起動」をクリックします。

サーバーを Windows 起動時に自動で立ち上げないようにするには、AT-Vista Manager のサービスを下記の手順で変更してください。

  1. Windows のアプリメニューから「Windows システムツール」→「管理ツール」→「サービス(ローカル)」を開きます。
  2. リストから「AT-Vista Manager Service」を選択し、右クリックします。
  3. ポップアップメニューから「プロパティ」をクリックします。
  4. AT-Vista Manager Service の「プロパティ」ダイアログが開くので、「全般」タブをクリックします。
  5. 「スタートアップの種類」を「手動」に変更し「OK」ボタンをクリックします。
サーバーの停止

サーバーの停止は、Windows のアプリメニューから「AT-Vista Manager」→「サーバー停止」をクリックします。

サーバーのIPアドレス変更
  1. [AVMのインストールディレクトリー]¥tools\change_server_ip_address\change_server_ip_address.bat を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  2. AT-Vista Managerツールが起動するので、変更したいIPアドレスを選択し「変更する」を実行します。
  3. 「変更しますか。」と聞かれるので、「はい」を選択します。
  4. 「正常に変更しました。」と表示されることを確認して「OK」を選択し、ツールを閉じます。
サーバーのポート番号変更
  1. [AVMのインストールディレクトリー]¥tools\change_port\change_port.bat を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  2. 「Please input the port number : 」と聞かれるので、変更したいポート番号を入力します。
  3. バッチ処理が完了したら完了です。
    確認方法:手順2でポート番号を「8080」と入力した場合は、http://localhost:8080/ にアクセスできれば設定変更が正しく行われたことになります。

4.2 システムの初期化、バックアップ・リストア

システムの初期化

システムの初期化は、データーベース、AVMのコンフィグレーション、フロアマップのマップ画像を出荷時状態に戻します。

Note
システムの初期化は、管理者アカウントのみ行えます。

Note
システムの初期化を行う場合は、初期化後にWebブラウザーのキャッシュも削除してください。Webブラウザーのキャッシュが残っているとキャッシュの情報を表示してしまい、新しい情報が表示されない場合があります。

Note
システムの初期化、システムデータのリストアを実行後、疎通が不可能な無線APの管理状態には前回取得された情報が表示されます。一度でも疎通が可能になった後は正しい管理状態が反映されます。

  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. メニューから「システム設定」を選択します。
  3. 「初期化する」ボタンをクリックします。
  4. 「初期化」ダイアログが表示されます。ログイン時と同じパスワードを入力し「実行」ボタンをクリックします。
  5. 「確認」ダイアログが表示されます。「OK」ボタンをクリックします。
システムデータのバックアップ

システムデータには、AT-Vista Manager のコンフィグレーションや AMF マスター、AMF コントローラーのデータ情報が含まれます。

Note
ノードのコンフィグレーション、リリース、ライセンスファイルは含まれません。

Note
以下の設定は環境に依存する設定のため、バックアップされる情報の中に含まれません。環境に合わせて手動にて設定をお願い致します。

  ・ サーバーPCのIP   ・ サーバーPCのプロトコル(http/https)   ・ サーバー証明書   ・ AMFポーリングの間隔

Note
スケジュール登録で指定したAT-TQシリーズのファームウェアは、AVMのバックアップファイルに含まれません。 リストア後に再度ファームウェアを指定してください。

Note
バックアップはこまめに取得していただくことをお勧めします。

  1. Windows のアプリメニューから「AT-Vista Manager」→「バックアップ リストア」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  2. 「AT-Vista Manager Backup Restore」ダイアログが表示されます。
  3. バックアップタブを選択し、ファイル保存先、パスワード(任意)、コメント(任意)を入力します。
  4. 「実行」ボタンをクリックします。
  5. 「バックアップ」の確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックします。
  6. バックアップが完了すると、バックアップ完了のダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。
    ファイル名は「vistamanager_all-X.X.X.X_BXX-YYYYMMDD-hhmmss.zip」です。
システムデータのリストア
  1. サーバーを停止するために、Windows のアプリメニューから「AT-Vista Manager」→「サーバー停止」をクリックしてください。
  2. AVMが使用する2つのサービスを下記の手順で停止してください。
    1. Windows のアプリメニューから「Windows システムツール」→「管理ツール」→「サービス(ローカル)」を開きます。
    2. リストから「ATKK Database PostgreSQL Service」を右クリックし、「停止」をクリックしてください。
    3. 同様に、リストから「ATKK MongoDB Server Service」を右クリックし、「停止」をクリックしてください。
  3. Windows のアプリメニューから「AT-Vista Manager」→「バックアップ リストア」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  4. 「リストア」タブを選択し、バックアップファイルとパスワードを入力します。
  5. 「実行」ボタンをクリックします。
  6. リストアが完了すると、リストア完了のダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。
  7. サーバー停止、サーバー起動を順に実行し、AVMサーバーを再起動します。

4.3 ログイン、ログアウト

ここでは、ログイン、ログアウトについて説明します。

Note
デフォルトでは GUI が英語で表示されます。ログイン後、インストールガイドの「日本語表示への切り替え」をご覧いただき日本語表示に切り替えてください。なお、ログイン画面は英語固定となります。

Note
デフォルトの管理者用 ユーザー IDは「manager」、パスワードは「friend」です。

ログイン(ローカルから)
  1. Windows のアプリメニューから「AT-Vista Manager」→「ビューアー起動」をクリックします。
  2. Webブラウザーが立ち上がり、ログイン画面が表示されます。
  3. ユーザー ID、パスワードを入力し「Log In」ボタンをクリックします。
  4. ログインに成功するとAVMのメイン画面が表示されます。
ログイン(リモートから)
  1. Webブラウザーを立ち上げます。
  2. Webブラウザーのアドレス入力欄にAVMサーバーのIPアドレスを入力しEnterキーを押下します。
  3. ログイン画面が表示されます。
  4. ユーザー ID、パスワードを入力し「Log In」ボタンをクリックします。
  5. ログインに成功するとAVMのメイン画面が表示されます。
ログアウト
  1. ナビゲート・管理欄の右側に表示されている「ユーザー名と人物」部分にマウスオーバーします。
  2. サブメニューから「ログアウト」を選択しクリックします。
  3. ログアウトに成功するとログイン画面が表示されます。

4.4 ユーザーアカウント

4.4.1 パスワードの変更

ここでは、パスワードの変更について説明します。
管理者アカウントのパスワードは、初回ログイン時に変更することをお勧めします。

一般アカウント、管理者アカウント共通:
  1. ナビゲート・管理欄の右側の「ユーザー名、人物」ボタンにマウスオーバーし、表示されるリストから「パスワード変更」を選択します。

    パスワード変更

  2. 「パスワード変更」ダイアログが表示されます。現在のパスワード欄に現在のパスワード、新しいパスワード、新しいパスワード確認欄に新しいパスワードを入力し「適用」ボタンをクリックします。
    パスワードは 6文字以上100文字以内の半角英数記号(空白と制御文字を除く)を指定してください。
管理者アカウントのみ:
  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. メニュー欄から「アカウント設定」を選択します。
  3. アカウントリストから変更したいアカウントの列を選択します。
  4. ユーザー ID、最終ログイン日時、セッションタイムアウトが表示されるので「編集」ボタンをクリックします。
  5. 「ユーザー編集」ダイアログが表示されるので、「パスワード」と「確認用パスワード」に新しいパスワードを入力し、「保存」ボタンをクリックします。
    パスワードは 6文字以上100文字以内の半角英数記号(空白と制御文字を除く)を指定してください。

4.4.2 アカウント作成、編集、削除

Note
本操作は管理者アカウントでのみ行えます。

アカウント作成

Note
新規アカウントのログイン後の GUI表示は英語となります。 日本語表示への切り替えは、「GUI表示を英語から日本語に変更するには」をご覧ください。

  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. メニューから「アカウント設定」を選択します。
  3. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  4. 「一般ユーザー新規作成」ダイアログが表示されます。
    ユーザー名、ユーザー ID、パスワード、確認用パスワードを入力します。

    「一般ユーザー新規作成」ダイアログ

    項目名説明
    ユーザー名ユーザー名を指定します。ユーザー名は、連続した半角スペースを除き、マルチバイト文字を含め100文字まで(半角・全角どちらも可)です。
    ユーザーIDユーザーIDを指定します。ユーザーIDの文字数は100文字までで、使用可能な記号は空白を除く半角英数字と記号(.@-_) です。
    パスワードパスワードを指定します。パスワードの文字数は6文字〜100文字までで、使用可能な記号は半角英数記号(空白と制御文字を除く)です。
    確認用パスワードパスワード欄で指定した同じパスワードを指定します。
    セッションタイムアウトセッションタイムアウトを指定します。
    記入例: セッション持続時間を30分に指定する場合は「0:30」、5時間45分の場合は「5:45」と入力します。
    指定可能な時間は、1分単位で6時間までです。セッション持続時間を指定しない場合は、「0:00」(デフォルト)と入力します。
    閲覧可能エリア閲覧可能エリアを指定します。閲覧を許可するエリアにチェックを入れてください。

    Note
    エリアの検索時、and検索をする際は半角スペースを使用してください。

    閲覧可能な管理グループ閲覧可能な管理グループを指定します。閲覧を許可する管理グループにチェックを入れてください。

    Note
    管理グループの検索時、and検索をする際は半角スペースを使用してください。

  5. 「追加」ボタンをクリックします。
アカウント編集
  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. メニューから「アカウント設定」を選択します。
  3. アカウントリストから編集したいアカウントを選択します。
  4. アカウント情報が表示されるので、「編集」ボタンをクリックします。
  5. 「ユーザー編集」ダイアログが表示されます。
  6. 変更が完了したら「保存」ボタンをクリックします。
アカウント削除
  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. メニューから「アカウント設定」を選択します。
  3. アカウントリストから削除したいアカウントを選択します。
  4. ユーザー名やユーザー IDを確認し削除して問題なければ「削除」ボタンをクリックします。
  5. 「確認」ダイアログが表示されるので、再度「削除」ボタンをクリックします。

4.5 AMFネットワーク

4.5.1 AMFネットワークの追加、編集、削除

ここでは、AMFネットワークを追加、編集、削除する方法について説明します。

Note
本操作は管理者アカウントのみ行えます。

Note
AMFマスターを二重化している環境で、AMFネットワーク追加時に両マスターのIPアドレスを登録後、編集で右と左のIPを入れ替えた場合でも、ポーリング対象のIPアドレスの重複確認を行っているため、実行後に「重複しています」とエラーが表示され編集できません。その場合は、セカンダリーIPを一度削除し、保存してから再度プライマリーIPとセカンダリーIPを登録してください。

AMFネットワークの追加
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  3. 「ネットワーク新規作成」ダイアログが表示されます。

    「ネットワーク新規作成」ダイアログ

    項目名説明
    IPアドレスAMFコントローラーまたはマスターのIPアドレスを入力します。

    Note
    AMFコントローラーが存在するAMFネットワークではAMFコントローラーのIPのみを設定し、AMFマスターのIPは設定しないでください。

    ログイン情報入力したIPアドレスに対応するコントローラーまたはマスターの特権ユーザーの「ユーザー名」と「パスワード」を入力します。
    チェックボックス登録したIPアドレスに対してPingによる死活監視を行うか否かを指定します。チェックを入れると有効になり死活監視を行います。正常時は30秒ごとに死活監視を行います。
  4. 「追加」ボタンをクリックします。
  5. 自動的にポーリングが行われます。コンテンツ欄右下の「ポーリング中」の文字が消えるまでしばらく待ちます。
  6. Webブラウザーの再読み込みを行います。
AMFネットワークの編集
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. AMFネットワークパネル上にマウスオーバーします。
  3. AMFネットワークパネルの右上に「鉛筆」の形をした「編集」ボタンが表示されます。
  4. 「編集」ボタンをクリックすると「ネットワーク編集」ダイアログが表示されます。
  5. 編集が完了したら「保存」ボタンをクリックします。
  6. Webブラウザーの再読み込みを行います。
AMFネットワークの削除
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. AMFネットワークパネル上にマウスオーバーします。
  3. AMFネットワークパネルの右上に「ゴミ箱」の形をした「削除」ボタンが表示されます。
  4. 「削除」ボタンをクリックすると「ネットワーク削除」ダイアログが表示されます。
  5. 「削除」ボタンをクリックします。

4.5.2 AMFエリアの表示、検索、削除

ここでは、AMFエリアの表示、検索、削除について説明します。

AMFエリアの表示
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. AMFネットワークパネルをクリックします。
  3. コンテンツ欄にAMFエリアのトポロジーマップとリストが表示されます。
AMFエリアの検索
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. AMFネットワークパネルをクリックします。
  3. リスト上部の検索欄に検索したいキーワードを入力します。
    元のリストに戻る場合は空欄にします。

    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

AMFエリアの削除 - エリアマップからの削除
AMFエリアが離脱状態になっている場合に、手動でAMFエリアを削除できます。ここではエリアマップから削除する方法について説明します。
  1. 離脱状態のエリアがあるエリアマップを表示します。
  2. コンテンツ欄右上の「エリア削除」ボタンをクリックします。
  3. 削除したいエリアのアイコン、またはコンテンツ欄右のリストから削除したいエリアを選択します。
  4. エリアのアイコンに青い円がつき、選択状態となります。
  5. コンテンツ欄右上の「削除」ボタンをクリックします。
  6. 削除確認ダイアログが表示されます。
  7. 「削除」ボタンをクリックします。
AMFエリアの削除 - ノードマップからの削除
AMFエリアが離脱状態になっている場合に、手動でAMFエリアを削除できます。ここではノードマップから削除する方法について説明します。
  1. 離脱状態のエリアがあるノードマップを表示します。
  2. コンテンツ欄右上の「エリア削除」ボタンをクリックします。
  3. 削除確認ダイアログが表示されます。
  4. 「削除」ボタンをクリックします。

4.5.3 ノードの追加、削除、情報表示、検索

ここでは、AMFネットワークへのノードの追加、削除、情報表示について説明します。

ノードの追加

Note
新規加入するノードの座標は一律で左上固定となっているため、複数のノードが同時に新規加入した場合、ノードマップで新規ノードが重なって表示されることがあります。大量のノードを新規加入する場合は自動配置を推奨します。

  1. AMFネットワークにノードを追加するには、機器側でノードの追加を行います。
    ノードの追加方法は、該当機器のコマンドリファレンスを参照ください。

  2. 機器側での設定が完了したら、管理欄に表示されている「ポーリング」ボタンをクリックします。
  3. ポーリング中は、コンテンツ欄右下に「ポーリング中...」と表示されます。

    Note
    AVMのシステムは30分ごとにポーリングを行います。

ノードの削除

機器を取り除き、復旧する予定がない場合は以下の手順でノードを削除します。

  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. 削除するノードがあるAMFネットワークパネル→AMFエリアをクリックします。
  3. コンテンツ欄右側にノード名とロールが表示されます。
  4. 削除するノードをトポロジーマップまたはリストから選択します。
  5. コンテンツ欄右上の「ノード詳細」ボタンをクリックし、ノード詳細画面を表示します。
  6. コンテンツ欄右上のスパナの形をしたアイコンにマウスオーバーし「削除」をクリックします。
  7. 「確認」ダイアログで「はい」ボタンをクリックします。
ノード情報の表示
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. 該当のノードがあるAMFネットワークパネル→AMFエリアをクリックします。
  3. コンテンツ欄右側にノード名とロールが表示されます。
    ノード名、ロールの他に、管理IPアドレス、機器種別、タグの情報を知りたい場合は、リスト上にある「詳細表示」をクリックします。
    ※詳細表示画面の「MACアドレス」と「ファームウェア」はサポート予定です。
  4. 更に詳しい情報を表示したい場合は、1台のノードをトポロジーマップまたはリストから選択します。
  5. コンテンツ欄右上の「ノード詳細」ボタンをクリックします。
ノードの検索
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. 該当のノードがあるAMFネットワークパネル→AMFエリアをクリックします。
  3. コンテンツ欄右側に「AMFノードを検索」欄が表示されます。
  4. 検索欄に検索したいキーワードを入力します。元のリストに戻る場合は空欄にします。

    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

4.5.4 ゲストノードの追加、削除、情報表示、検索

ここでは、AMFネットワークへのゲストノードの追加、削除、情報表示について説明します。

ゲストノードの追加
  1. AMFネットワークにゲストノードを追加するには、機器側でゲストノードの追加を行います。
    ゲストノードの追加方法は、該当機器のコマンドリファレンスを参照ください。

  2. 機器側での設定が完了したら、管理欄に表示されている「ポーリング」ボタンをクリックします。
  3. ポーリング中は、コンテンツ欄右下に「ポーリング中...」と表示されます。

    Note
    AVMのシステムは30分ごとにポーリングを行います。

ゲストノードの削除

機器を取り除き、復旧する予定がない場合は以下の手順でゲストノードを削除します。

  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. 削除するゲストノードがあるAMFネットワークパネル→AMFエリア→ゲストノードアイコンをクリックします。
  3. ゲストノード一覧がパネルで表示されます。削除するゲストノードにマウスオーバーし「詳細画面を見る」ボタンをクリックします。
  4. ゲストノード詳細画面が表示されます。
  5. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーし「削除」をクリックします。
  6. 「確認」ダイアログで「実行」ボタンをクリックします。
ゲストノード情報の表示
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. AMFネットワークパネル→AMFエリア→ゲストノードアイコンをクリックします。
  3. ゲストノード一覧がパネルで表示されます。ゲストノードにマウスオーバーし「詳細画面を見る」ボタンをクリックします。
  4. ゲストノード詳細画面が表示されます。
ゲストノードの検索
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. AMFネットワークパネル→AMFエリア→ゲストノードアイコンをクリックします。
  3. ゲストノード一覧がパネルで表示されます。
  4. コンテンツ欄右側に「ゲストノードを検索」欄が表示されます。
  5. 検索欄に検索したいキーワードを入力します。元のリストに戻る場合は空欄にします。

    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

4.5.5 ゲストノードパネルの変更

ここでは、ゲストノードパネルの変更方法について説明します。ゲストノードパネルは一括で変更する方法と個別で変更する方法があります。

ゲストノードパネルの一括変更
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. 変更するゲストノードがあるAMFネットワークパネル→AMFエリア→ゲストノードアイコンをクリックします。
  3. ゲストノード一覧がパネルで表示されます。変更するゲストノードにマウスオーバーし「選択」ボタンをクリックするか、コンテンツ欄右のリストのチェックボックスにチェックを入れます。
  4. コンテンツ欄右上の「アイコン変更」ボタンをクリックします。
  5. 「アイコン一括変更」ダイアログが表示されます。
  6. 変更するアイコンパネルをクリックし選択状態にします。
  7. 「保存」ボタンをクリックします。
ゲストノードパネルの個別変更
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. 変更するゲストノードがあるAMFネットワークパネル→AMFエリア→ゲストノードアイコンをクリックします。
  3. ゲストノード一覧がパネルで表示されます。変更するゲストノードにマウスオーバーし「詳細画面を見る」ボタンをクリックします。
  4. ゲストノード詳細画面が表示されます。
  5. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーし「アイコン変更」ボタンをクリックします。
  6. 「アイコン変更」ダイアログが表示されます。
  7. 変更するアイコンパネルをクリックし選択状態にします。
  8. 「保存」ボタンをクリックします。

4.5.6 ノードマップ内のノードの移動、座標設定の保存、自動配置

ここでは、トポロジーマップに配置されたノードの移動方法や変更した座標設定の保存、自動配置について説明します。

ノードの移動、座標設定の保存、復元
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. 該当のノードがあるAMFネットワークパネルをクリックしエリアマップに移動します。
  3. 該当のノードがあるエリアのアイコンまたはリストからエリアをクリックします。
  4. ノードマップが表示されます。
  5. ノードを移動するには、アイコンをドラッグし任意の位置に移動します。
  6. 「座標設定」ボタン上にマウスオーバーし、リストから「座標の保存」をクリックします。
  7. 移動したノードを元に戻したい場合は、「座標の復元」ボタンをクリックすると最後に座標を保存した状態に戻すことができます。

    Note
    「座標の復元」は、最後に保存した状態に復元されます。座標変更後に「座標の保存」を行わないとその座標は破棄されます。

ノードの自動配置
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. 該当のノードがあるAMFネットワークパネルをクリックしエリアマップに移動します。
  3. 該当のノードがあるエリアのアイコンまたはリストからエリアをクリックします。
  4. ノードマップが表示されます。
  5. 「座標設定」ボタン上にマウスオーバーしリストから「自動配置」を選択します。
  6. 自動配置を止める場合は、「座標設定」ボタン上にマウスオーバーしリストから「自動配置停止」を選択します。

4.5.7 ノード詳細画面 コメント欄へのコメント追加、編集、削除

ここでは、ノード詳細画面の上部に表示されるコメント欄にコメントを追加、編集する方法について説明します。

コメントの追加
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. 該当のノードがあるAMFネットワークパネルをクリックしエリアマップに移動します。
  3. 該当のノードがあるエリアのアイコンまたはリストからエリアをクリックします。
  4. ノードマップが表示されます。
  5. コメントを追加したいノードを選択し、「ノード詳細」ボタンをクリックします。
  6. AMFノード詳細画面が開きます。
  7. コンテンツ欄右上のコメントアイコンにマウスオーバーし、メニューから「編集」をクリックします。
  8. 「編集」ダイアログが開きます。
     コメントの文字数:マルチバイト文字を含めて1000文字まで
     コメントに使用可能な記号:連続した半角スペースおよび改行以外(半角・全角どちらも可)
  9. コメントを入力し終えたら「保存」ボタンをクリックします。
コメントの編集、削除
  1. メニューから「AMFネットワーク」を選択します。
  2. 該当のノードがあるAMFネットワークパネルをクリックしエリアマップに移動します。
  3. 該当のノードがあるエリアのアイコンまたはリストからエリアをクリックします。
  4. ノードマップが表示されます。
  5. コメントを追加したいノードを選択し、「ノード詳細」ボタンをクリックします。
  6. AMFノード詳細画面が開きます。
  7. コンテンツ欄右上のコメントアイコンにマウスオーバーし、メニューから「編集」をクリックします。
  8. 「編集」ダイアログが開きます。
     コメントの文字数:マルチバイト文字を含めて1000文字まで
     コメントに使用可能な記号:連続した半角スペースおよび改行以外(半角・全角どちらも可)
  9. コメントを編集し終えたら(削除する場合は空欄にし)「保存」ボタンをクリックします。

4.5.8 AT-SESCの登録、編集、削除

ここでは、AT-SESCの登録、編集、削除について説明します。

AT-SESCの登録 〜 一括設定 〜
  1. メニューから「AMFネットワーク」→「AMF ネットワークパネル」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「AT-SESC一括設定」ボタンをクリックします。
  3. 「AT-SESC一括設定」ダイアログが表示されます。
  4. AT-SESCを適用するエリアのチェックボックスにチェックを入れます。
  5. IPアドレス、プロトコル、ポート番号、アカウント名(半角英数 1〜64文字とハイフン、アンダーバー)、パスワード(半角英数1〜64文字と次の記号:! # $ % & ? " ' ` ( ) { } [ ] < > - = ^ ~ ; )を指定します。
  6. 「保存」ボタンをクリックします。
  7. ポーリングが行われると、ノードマップのゲストノードアイコンとゲストノード一覧のゲストノードパネルの右上に南京錠アイコン(AT-SESCアイコン)が表示されます。
AT-SESCの登録 〜 個別設定 〜
  1. メニューから「AMFネットワーク」→「AMF ネットワークパネル」を選択します。
  2. コンテンツ欄右のエリアリストからAT-SESCを設定するAMFエリアの列にある鉛筆アイコンをクリックします。
  3. 「AT-SESC設定」ダイアログが表示されます。
  4. IPアドレス、プロトコル、ポート番号、アカウント名、パスワードを指定します。
  5. 「保存」ボタンをクリックします。
  6. ポーリングが行われると、ノードマップのゲストノードアイコンとゲストノード一覧のゲストノードパネルの右上に南京錠アイコン(AT-SESCアイコン)が表示されます。
AT-SESCの編集 〜 一括設定 〜
  1. メニューから「AMFネットワーク」→「AMF ネットワークパネル」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「AT-SESC一括設定」ボタンをクリックします。
  3. 「AT-SESC一括設定」ダイアログが表示されます。
  4. 設定を編集したいエリアのチェックボックスにチェックを入れます。
  5. 編集したい項目の編集を行います。
  6. 「保存」ボタンをクリックします。
AT-SESCの編集 〜 個別設定 〜
  1. メニューから「AMFネットワーク」→「AMF ネットワークパネル」を選択します。
  2. コンテンツ欄右のエリアリストからAT-SESCを設定するAMFエリアの列にある鉛筆アイコンをクリックします。
  3. 「AT-SESC設定」ダイアログが表示されます。
  4. 編集したい項目の編集を行います。
  5. 「保存」ボタンをクリックします。
AT-SESCの削除 〜 一括設定 〜
  1. メニューから「AMFネットワーク」→「AMF ネットワークパネル」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「AT-SESC一括設定」をクリックします。
  3. 「AT-SESC一括設定」ダイアログが表示されます。
  4. 設定を削除したいエリアのチェックボックスにチェックを入れます。
  5. 「保存」ボタンをクリックします。
AT-SESCの削除〜 個別設定 〜
  1. メニューから「AMFネットワーク」→「AMF ネットワークパネル」を選択します。
  2. コンテンツ欄右のエリアリストからAT-SESCを設定するAMFエリアの列にある鉛筆アイコンをクリックします。
  3. 「AT-SESC設定」ダイアログが表示されます。
  4. IPアドレス(ホスト名)を削除し空欄にします。
  5. 「保存」ボタンをクリックします。

4.6 無線管理

4.6.1 管理グループの作成、編集、削除

ここでは、管理グループの作成、編集、削除の方法について説明します。
管理グループの作成

Note
無線APを監視するためには、登録した無線APに管理グループを割り当てる必要があります。

Note
1つの管理グループでサポート可能な無線APの台数は350台までです。

  1. メニューから「無線管理」→「管理グループ」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  3. 「管理グループ作成」ダイアログが表示されます。

    「管理グループ作成」ダイアログ

    項目名説明
    管理グループ名管理グループ名を入力します。100文字以内で入力してください。(必須)
    不正AP検出不正な無線APを検出するか否かを指定します。不正な無線APの検出を行う場合は「有効」、行わない場合は「無効」にチェックを入れます。(必須)
    AWC計算結果の即時適用AWCの計算結果を即時に適用するか、スケジュールで指定して適用するかを指定します。即時に適用する場合は、計算が終わり次第すぐにAWC計算結果が適用されます。
    AWC計算結果を即時に適用する場合は「有効」、しない場合は「無効」を指定します。(必須)
    「追加」ボタン管理グループを追加します。
    「キャンセル」ボタン管理グループの追加を止めます。
  4. 管理グループ名を指定し、不正AP検出とAWC計算結果の即時適用の有効、無効の指定を行います。
  5. 「追加」ボタンをクリックします。
管理グループの編集
  1. メニューから「無線管理」→「管理グループ」を選択します。
  2. 管理グループ一覧から編集する管理グループの列右にある「編集」アイコンをクリックします。
  3. 「管理グループ編集」ダイアログが表示されます。
  4. 編集したい情報の編集を行います。
  5. 「保存」ボタンをクリックします。
管理グループの削除

Note
削除する管理グループに所属していた無線APやフロアマップは「Default Group」の所属となります。

Note
最後のページを表示中にページの全てのエントリーを削除した場合、ページ自体は削除されず、エントリーのないページが表示されます。ページの移動か画面の再読み込みにより削除後のページ数が反映されます。

  1. メニューから「無線管理」→「管理グループ」を選択します。
  2. 管理グループ一覧から編集する管理グループの列右にある「削除」アイコンをクリックします。
  3. 「確認」ダイアログが表示されます。
  4. 「削除」ボタンをクリックします。

4.6.2 共通設定の作成、編集、削除

ここでは、共通設定の作成、編集、削除の方法について説明します。

Note
無線APの「SNMP、「ステータス > イベント」の「リレーの設定」、LLDP、イーサネット設定、HTTP/HTTPS設定」の設定は、無線APのWeb設定画面にて行います。「無線APのWeb設定画面で変更を行う場合は」に記載されている手順で設定してください。
なお、無線APのWeb設定画面で設定する項目の説明は、弊社Webページ掲載の「AT-TQシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。

Note
AVMのWeb GUI上で設定された共通設定・個別設定は無線APに即座に適用されません。無線APに適用されるタイミングは以下の通りです。

  ・ 無線APが管理下に入った時
  ・ 無線APへの設定適用を実施した時
  ・ 無線APへの設定適用のスケジュールが実施された時

共通設定の作成

Note
無線APを監視するためには、登録した無線APに共通設定を割り当てる必要があります。

  1. メニューから「無線管理」→「共通設定」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  3. 「共通設定タイプ選択」ダイアログが表示されます。

    「共通設定タイプ選択」ダイアログ

    項目名説明
    Dual[11ac]AT-TQ4400、AT-TQ4600、AT-TQ4400e(屋内使用) 用の共通設定を作成します。
    Dual[11n]AT-TQ2450、AT-TQ3400、AT-TQ3600 用の共通設定を作成します。
    SingleAT-TQ3200 用の共通設定を作成します。
    OutdoorAT-TQ4400e(野外使用) 用の共通設定を作成します。
    「OK」ボタン共通設定タイプを追加します。
    「キャンセル」ボタン共通設定タイプの追加を止めます。
  4. 設定を適用するAT-TQシリーズに合わせて共通設定のタイプを選択します。
  5. 「OK」ボタンをクリックします。
  6. 共通設定の設定画面に切り替わります。

    共通設定

    項目名説明
    共通設定
    設定名共通設定名を入力します。100文字以内で入力してください。(必須)
    設定タイプ手順3で選択した、共通設定タイプが表示されます。
    管理グループ共通設定に設定する管理グループを選択します。「Default Group」のチェックを外すことはできません。(必須)
    • 管理グループを検索:検索したいキーワードを入力します。検索後、全てが表示されているリストに戻る場合は空欄にします。

      Note
      大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

      Note
      複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

    AP本体
    NTPクライアント NTPサーバーを使用するか否かの設定を行います。「ネットワークタイムプロトコル(NTP)」を有効にすると、無線APの日時をNTPサーバーに同期します。正しい日時とのずれを最小に、また複数の本製品の日時をほぼ同一に保つことができます。 無効にした場合は、無線APの管理時にAVMがインストールされているPCの時刻を無線APに設定します。NTPサーバーが利用できない場合は、無効を選択してください。ただし、時間が経つにつれて、正しい日時とのずれや、無線AP間の日時のずれが大きくなっていきます。また、無線APはリアルタイムクロック機能(電池によってバックアップされる時計)を持たないため、電源のオフや再起動によってシステム時刻は設定前の状態(Wed Jan 01 2014 09:00:00 JST)に戻ります。デフォルトは「無効」です。

    NTPクライアント設定項目:

    • NTPサーバー IPアドレス/ホスト名:参照するNTPサーバーのIPアドレスまたはホスト名(FQDN)を入力します。
      (例)ntp.your.domain.com、12.34.56.78
    • NTP同期間隔:NTPサーバーと同期を行う間隔を1〜9999の数値(分)で設定します。デフォルトは「10」です。

    LEDLEDを点灯するか否かの設定を行います。LEDを点灯させる場合は「有効」、消灯させる場合は「無効」を選択します。デフォルトは「点灯」です。
    初期化ボタンRESETボタンを有効にするか否かの設定を行います。RESETボタンを使用できる状態にするには「有効」、RESETボタンを使用できない状態にするには「無効」を選択します。無効にするとRESETボタンによるご購入時設定への初期化はできなくなります。デフォルトは「有効」です。

    Note
    AT-TQ4400eには、RESETボタンがないため、この項目は表示されません。

    無線設定
    無線送信選択した周波数帯の無線電波を送受信するか否か。送受信する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。デフォルトは、無線1、無線2とも「有効」です。(必須)

    Note
    全ての無線送信が無効な共通設定の場合、タイプが異なる無線APへも適用が成功しますが、必ず正しいタイプの共通設定を割り当ててください。

    周波数帯使用する周波数帯(2.4GHz、5GHz)を指定します。Singleタイプの共通設定に対してのみ選択できます。その他のタイプの共通設定では指定できず、無線1では2.4GHz、無線2では5GHzが使用されます。
    モードサポートするモード(通信プロトコル)を選択します。共通設定タイプにより選択可能なモードが異なります。
    • 11acタイプ/11nタイプ/Outdoorタイプ:無線1
       b/g、b/g/n(デフォルト)、n(2.4GHz)
    • 11acタイプ/Outdoorタイプ:無線2
       a、a/n/ac(デフォルト)、n/ac
    • 11nタイプ:無線2
       a、a/n(デフォルト)、n(5GHz)
    • Singleタイプ:無線1:2.4GHz
       b/g、b/g/n(デフォルト)、n(2.4GHz)
    • Singleタイプ:無線1:5GHz
       a、a/n、n(5GHz)
       (注)Singleタイプの共通設定では、選択した周波数帯に応じて選択できるモードが変わります。
    使用帯域幅使用する帯域幅を指定します。
    IEEE 802.11ac(AT-TQ4600/4400/4400e)、IEEE 802.11nでは、隣接する2つまたは4つのチャンネルを合わせ、40MHzまたは80MHz帯域幅のチャンネルとして使用できます。
    IEEE 802.11nでは、「20MHz」、「40MHz」を選択できます。
    IEEE 802.11acでは、「20MHz」、「40MHz」、「80MHz」を選択できます。
    デフォルトは「20MHz」です。
    「40MHz」、「80MHz」を選択すると、より高い通信レートを得られますが、多くの帯域を使用するので空きチャンネルを減らします。
    この項目は、IEEE 802.11n、IEEE 802.11acを含む「モード」の時に表示されます。
    無線クライアント間の通信遮断同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可するか否かを指定します。通信を許可する場合は「無効」、しない場合は「有効」を指定します。デフォルトは「無効」です。
    エアタイムフェアネス通信スピードにかかわらず接続されている全てのクライアントに同じ通信時間(エアタイム)を提供するか否かを指定します。提供する場合は「有効」、しない場合は「無効」を指定します。デフォルトは「無効」です。
    管理フレーム保護管理フレームを保護するか否かを指定します。保護する場合は「有効」、しない場合は「無効」を指定します。デフォルトは「有効」です。

    Note
    本設定は、Dual[11n]やSingleに対応した無線APには反映されません。

    自動チャンネル使用範囲無線通信で使用するチャンネルを指定します。デフォルトは全てが選択されています。
    最大クライアント接続数接続可能な無線クライアント数を0〜200の数値で設定します。無線APに接続できる無線クライアント数は、無線1と無線2の合計になります。
    「0」に設定した場合、無線クライアントはその周波数帯で接続されません。デフォルトは「200」です。
    VAP(マルチSSID)設定
    VAP一覧設定済みのVAPの一覧が表示されます。 VAP一覧では、VAPの状態、VLAN ID、SSID、セキュリティーの設定状態を確認できます。
    + VAP追加新規のVAPを作成します。VAP名は1から順に自動で番号が付与されます。

    Note
    VAPは、共通設定ごとに無線1、無線2それぞれに8個作成できます。

    VAP 有効/無効VAPの有効/無効を設定します。VAP1は有効のみです。(必須)
    VLAN ID該当のVAPが使用するVLAN IDを1〜4094の数字で入力します。(必須)
    SSID該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)を入力します。このSSIDは指定したVLAN IDに対応づけられます。
    1〜32文字の半角英数記号で入力します。
    デフォルトは「Default-1」です。(必須)
    ブロードキャスト該当のVAPでSSID(ネットワーク名)をブロードキャストするか否か。
    「有効」にすると、ビーコン信号にSSIDを含みます。任意の無線クライアントの接続設定において、接続の候補として無線APのSSIDが自動的に表示されます。また、無線クライアントのANY接続を許可します。
    「無効」にすると、ビーコン信号にSSIDを含みません。無線クライアントの接続設定で、無線APのSSIDは表示されません。無線クライアントを無線APに接続するためには、無線クライアントに無線APと同じSSIDを手入力しなければなりません。また、無線クライアントのANY接続を拒否します。
    デフォルトは「有効」です。

    Note
    「ANY接続」は、SSIDが「ANY」または未設定の無線クライアントによる接続です。ANY接続が許可されても、キーを知らなければそのアクセスポイントを使うことはできません。

    バンドステアリング2.4GHz・5GHz帯の両方をサポートしている無線クライアントに対して、5GHz帯への接続を優先するよう促し、2.4GHz帯の混雑を軽減します。
    有効にすると促します。デフォルトは「無効」です。
    この項目は「無線1」だけにあります。この機能を使う場合は、無線1、無線2それぞれのVAPでSSIDとセキュリティーを同一に設定してください。
    AT-TQ3200では、この項目は表示されません。
    セキュリティ「None」、「Static WEP」、「WPA Personal」、「WPA Enterprise」から選択します。デフォルトは「None」です。

    Note
    モードで IEEE 802.11n を含むものが選択されている場合は「Static WEP」は表示されません。

    • None:認証および暗号化を行いません。誰でも自由にVAPに接続することができます。

      Note
      ゲスト用のホットスポットを用意するなどの目的でこれを選択する場合、ネットワーク全体のセキュリティーを考慮する必要があります。

    • Static WEP:固定キーをもとにRC4アルゴリズムによる暗号化を行います。無線クライアント個別の認証は行いません。WEPは脆弱なため、固定キーで運用するなら「WPA Personal」の使用をお勧めします。
    • WPA Personal:事前共有キー(PSK)をもとに無線クライアント個別のキーを生成し、本製品と無線クライアント間で認証と暗号化を行います。暗号アルゴリズムにはAESまたはTKIPを使用します。
    • WPA Enterprise:RADIUSサーバーで無線クライアント個別のキーを生成し、本製品と無線クライアント間で認証と暗号化を行います。暗号アルゴリズムにはAESまたはTKIPを使用します。

    Static WEP 設定項目:

    • キーの長さ:WEPキーの強度を選択します。デフォルトは「128bit」です。
      • 64bit:16進数では、10桁のWEPキーを直接入力します。ASCIIでは、5文字の半角英数記号を入力し、WEPキーを自動生成します。
      • 128bit:16進数では、26桁のWEPキーを直接入力します。ASCIIでは、13文字の半角英数記号を入力し、WEPキーを自動生成します。
    • キーのタイプ:WEPキーの生成方法を選択します。デフォルトは「16進数」です。
      • ASCII:任意の文字列からWEPキーが自動生成されます。入力されるWEPキーの大文字・小文字は区別されます。
      • 16進数:16進数(0〜9、A〜F、a〜f)でWEPキーを直接入力します。入力されるWEPキーの大文字・小文字は区別されません。
    • キーインデックス:選択したキーインデックスでキーを設定します。デフォルトは「1」です。
    • セキュリティーキー(WEPキー):「キーの長さ」と「キーのタイプ」に合わせてWEPキーを入力します。
      通信を行うためには、無線クライアントでも「送信するWEPキーの番号」で選択したキーと同じWEPキーを設定する必要があります。
    • WEP認証方式:通常は「オープンシステム」を選択します。デフォルトは「オープンシステム」です。
      セキュリティー対策のためには、「オープンシステム」にすることをお勧めします。
      • オープンシステム:無線クライアントが正しいWEPキーを持っているか否かに関係なく、任意の無線クライアントの接続を許可します。しかしながら、無線クライアントは接続を許可されただけであり、アクセスポイントとトラフィックの交換を行うためには、正しいWEPキーを使用してデータを暗号化・復号化しなければなりません。
        この認証アルゴリズムは、「None」、「WPA Personal」、「WPA Enterprise」でも使用されます。
      • 共有キー:無線クライアントがアクセスポイントに接続する際に、正しいWEPキーを要求します。クライアントが誤ったWEPキーを持っている場合、アクセスポイントに接続できません。
      • 「オープンシステム」と「共有キー」の両方の選択:「共有キー」を使うように設定された無線クライアントは、有効なWEPキーを持っていれば、アクセスポイントに接続できます。
        「オープンシステム」としてWEPキーを使用するように設定された無線クライアントは(共有キーは無効)、アクセスポイントに接続できます。

    WPA Personal 設定項目:

    • セキュリティーキー(WPA-PSK):暗号キーを設定します。8〜63文字の半角英数記号を入力します。大文字、小文字は区別されます。
    • WPAバージョン:使用するWPAバージョンを選択します。デフォルトは「WPA2」です。WPAとWPA2が混在する環境では、両方を選択します。無線ネットワークから見たセキュリティーは、WPAと同じレベルになります。

      Note
      WPAは、IEEE 802.11iのドラフト段階における機能の実装です。WPA2は、IEEE 802.11iが正式なものとなった後の、IEEE 802.11iの必須機能の全ての実装です。

    • 暗号化プロトコル:「CCMP」、「TKIP」のいずれか、または両方を選択することができます。デフォルトは「CCMP」です。
      「TKIP」は、WEPと同様にRC4で暗号化しますが、暗号キーは無線クライアントごとに異なったものとなり、また一定回数使用すると、新たなものに変更されます。
      「CCMP」は、米国商務省の承認した標準技術を用いた暗号化を行います。この暗号化方式は、強力なアルゴリズムを持ちます。

      Note
      WPA規格では、TKIPは必須項目、CCMPはオプション項目ですが、TKIP、CCMPとも実装しています。

    • ブロードキャストキー更新間隔:VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔を設定します。0〜86400(秒)が入力できます。「0」は、キーを更新しません。デフォルトは「0」です。

    WPA Enterprise 設定項目:

    • RADIUS ServerPrimary IPアドレス:プライマリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。(必須)
    • RADIUS ServerPrimary シークレット:プライマリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。空白が許されます。
    • RADIUS ServerSecondary IPアドレス:セカンダリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。
    • RADIUS ServerSecondary シークレット:セカンダリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。空白が許されます。
    • ポート番号:プライマリー、セカンダリーそれぞれの外部RADIUSサーバーのポート番号を1〜65535の範囲で入力します。デフォルトは「1812」です。
    • WPA2事前認証:「有効」にすると、無線クライアントが現在使用しているアクセスポイントから、対象となるアクセスポイントに、事前認証情報を中継します。デフォルトは「有効」です。これにより、無線クライアントがローミングした時の認証をスピードアップします。
    • WPAバージョン:使用するWPAバージョンを選択します。デフォルトは「WPA2」です。WPAとWPA2が混在する環境では、両方を選択します。無線ネットワークから見たセキュリティーは、WPAと同じレベルになります。

      Note
      WPAは、IEEE 802.11iのドラフト段階における機能の実装です。WPA2は、IEEE 802.11iが正式なものとなった後の、IEEE 802.11iの必須機能の全ての実装です。

    • 暗号化プロトコル:「CCMP」、「TKIP」のいずれか、または両方を選択することができます。デフォルトは「CCMP」です。
      「TKIP」は、WEPと同様にRC4で暗号化しますが、暗号キーは無線クライアントごとに異なったものとなり、また一定回数使用すると、新たなものに変更されます。
      「CCMP」は、米国商務省の承認した標準技術を用いた暗号化を行います。この暗号化方式は、強力なアルゴリズムを持ちます。

      Note
      WPA規格では、TKIPは必須項目、CCMPはオプション項目ですが、本製品では、TKIP、CCMPとも実装しています。

    • ブロードキャストキー更新間隔:VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔を設定します。0〜86400(秒)が入力できます。「0」は、キーを更新しません。デフォルトは「0」です。
    • セッションキー更新間隔:VAPに接続している無線クライアントの各々に送信するユニキャストのセッションキーの更新間隔を設定します。0〜86400(秒)が入力できます。「0」は、セッションキーを更新しません。デフォルトは「0」です。
      キーは、セッションごとに新たに生成されますので、「WPA Enterprise」でCCMPのような強力な暗号を使用している場合、更新はほぼ不要です。更新間隔を短くすると無線APの処理速度を低下させます。
    • RADIUSアカウンティング:ユーザーを認証した外部のRADIUSサーバーを使用して、ユーザーがセッション中に使用したリソース(使用時間など)を記録するか否かを指定します。記録する場合は「有効」、しない場合は「無効」を指定します。デフォルトは「無効」です。
    Web認証該当のVAPに対してWeb認証を適用するか否かの設定を行います。適用すると無線APがRADIUSサーバーに問い合わせを行います。適用する場合は「有効」、適用しない場合は「無効」を選択します。
    有効を選択すると追加の設定項目が表示されます。

    Web認証設定項目:

    • RADIUS ServerPrimary IPアドレス:プライマリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。(必須)
    • RADIUS ServerPrimary シークレット:プライマリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。空白が許されます。
    • RADIUS ServerSecondary IPアドレス:セカンダリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。
    • RADIUS ServerSecondary シークレット:セカンダリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。空白が許されます。
    • ポート番号:プライマリー、セカンダリーそれぞれの外部RADIUSサーバーのポート番号を1〜65535の範囲で入力します。デフォルトは「1812」です

    MACアドレス認証該当のVAPに対してMACアドレス認証を適用するか否かを選択します。適用すると無線APがRADIUSサーバーに問い合わせを行います。適用する場合は「有効」、適用しない場合は「無効」を選択します。
    有効を選択すると追加の設定項目が表示されます。

    MACアドレス認証設定項目:

    • RADIUS ServerPrimary IPアドレス:プライマリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。(必須)
    • RADIUS ServerPrimary シークレット:プライマリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。空白が許されます。
    • RADIUS ServerSecondary IPアドレス:セカンダリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。
    • RADIUS ServerSecondary シークレット:セカンダリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードを64文字までの半角英数記号で入力します。空白が許されます。
    • ポート番号:プライマリー、セカンダリーそれぞれの外部RADIUSサーバーのポート番号を1〜65535の範囲で入力します。デフォルトは「1812」です

共通設定の編集
  1. メニューから「無線管理」→「共通設定」を選択します。
  2. 共通設定一覧から編集する共通設定をクリックします。
  3. 共通設定の設定情報が表示されます。コンテンツ欄右上の「編集」ボタンをクリックします。
  4. 編集したい情報の編集を行います。
  5. コンテンツ欄右上の「保存」ボタンをクリックします。
共通設定の削除
  1. メニューから「無線管理」→「共通設定」を選択します。
  2. 共通設定一覧から削除する共通設定をクリックします。
  3. 共通設定の設定情報が表示されます。コンテンツ欄右上の「削除」ボタンをクリックします。
  4. 「確認」ダイアログが表示されます。
  5. 「削除」ボタンをクリックします。

4.6.3 無線AP個別設定

ここでは無線APの個別設定について説明します。

Note
無線APの「SNMP、「ステータス > イベント」の「リレーの設定」、LLDP、イーサネット設定、HTTP/HTTPS設定」の設定は、無線APのWeb設定画面にて行います。次の「無線APのWeb設定画面で変更を行う場合は」に記載されている手順で設定してください。
なお、無線APのWeb設定画面で設定する項目の説明は、弊社Webページ掲載の「AT-TQシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。

Note
AVMのWeb GUI上で設定された共通設定・個別設定は無線APに即座に適用されません。無線APに適用されるタイミングは以下の通りです。

  ・ 無線APが管理下に入った時
  ・ 無線APへの設定適用を実施した時
  ・ 無線APへの設定適用のスケジュールが実施された時

無線AP個別設定画面は下記の方法で表示できます。

  • メニューから「無線管理」→「登録・設定」→リスト内の一番右にある「詳細(虫めがねアイコン)」→コンテンツ欄中央の「設定情報」の右側にある「編集」ボタンをクリック。
  • メニューから「無線管理」→「管理下AP」→リスト内の一番右にある「詳細(虫めがねアイコン)」→コンテンツ欄上部の「無線AP詳細を見る」→コンテンツ欄中央の「設定情報」の右側にある「編集」ボタンをクリック。

無線AP個別設定画面

項目名説明
コンテンツ欄上部
無線AP名無線AP名が表示されます。
AP本体
共通設定無線APの共通設定の変更が行えます。クリックすると「共通設定選択」ダイアログが表示されます。登録済みの共通設定の中から使用する共通設定をリストの中から選択し「保存」ボタンをクリックします。

共通設定選択

表示1
項目名説明
共通設定を検索検索したいキーワードを入力します。
検索後、全てが表示されているリストに戻る場合は空欄にしてEnterキーを押下します。

Note
大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

Note
本ダイアログの検索では共通設定一覧ページと同様のものが検索可能です。

設定名共通設定の設定名が表示されます。
設定タイプ共通設定の設定タイプが表示されます。
  • Dual[11ac]:デュアルバンドの802.11ac対応モデルの屋内用の設定に使用します。(AT-TQ4400/AT-TQ4600/AT-TQ4400e)
  • Dual[11n]:デュアルバンドの802.11n対応モデルの設定に使用します。(AT-TQ2450/AT-TQ3400/AT-TQ3600)
  • Single:シングルバンドの802.11n対応モデルの設定に使用します。(AT-TQ3200)
  • Outdoor:デュアルバンドの802.11ac対応モデルの屋外用の設定に使用します。(AT-TQ4400e)
<<最初のリストに戻ります。
番号ページ番号です。
>>最後のリストに移動します。

表示2
項目名説明
表示2の上部共通設定の設定名と設定タイプが表示されます。
無線1 / 無線2リストで選択した共通設定の無線1、無線2の設定情報を確認できます。無線1、無線2の括弧内は設定されているモードが表示されます。無線1の情報を確認する場合は無線1をクリックし、無線2の情報を確認する場合は無線2をクリックします。選択されている方は赤色の下線が表示されます。
無線送信無線電波を送受信する設定の場合は「有効」、送受信しない設定の場合は「無効」が表示されます。
モード設定しているモード(通信プロトコル)が表示されます。
VAPVAPの番号が表示されます。
SSIDVAPに設定されているSSIDが表示されます。
VLAN IDVAPに設定されているVLAN IDが表示されます。
有効/無効VAPが有効か無効かが表示されます。
セキュリティVAPに設定されているセキュリティーが「None」、「Static WEP」、「WPA Personal」、「WPA Enterprise」のいずれかで表示されます。
「保存」ボタンリストで選択した共通設定に変更します。
「キャンセル」ボタン共通設定の変更を止めます

ログインユーザー名無線APのWeb設定画面にログオンする際に使用するユーザー名を1〜12文字の半角英数字で入力します。
ユーザー名は英字から始まる必要があります。
ログインパスワード無線APのWeb設定画面にログオンする際に使用するパスワードを0〜32文字の半角英数記号を入力します。
「スペース " $ : < > ' & *」を除く文字が使用できます。大文字小文字は区別されます。
入力したパスワードは「●」で表示されます。
ログインパスワード(確認)確認のため、ログインパスワードを再入力します。入力したパスワードは「●」で表示されます。
無線設定
チャンネルチャンネルの設定変更が行えます。ドロップダウンリストをクリックするとチャンネル選択のポップアップダイアログが表示されます。
送信出力電波出力強度の設定変更が行えます。
無線送信の無効化無線電波の送受信を止めるか否かの設定変更が行えます。送受信を止める場合はチェックボックスにチェックを入れます。送受信を行う場合はチェックボックスを空欄にします。
WDS設定
WDS一覧設定済みのWDSの一覧がボックス形式で表示されます。ボックスには、WDSの無効/有効、接続用無線インターフェースの設定、セキュリティーの設定が表示されます。
+追加WDSを追加します。
削除アイコン該当のWDSを削除します。
無線送信WDSを有効にするか否かを指定します。有効にする場合は「有効」を選択し、無効にする場合は「無効」を選択します。
接続用無線インターフェースWDSで使用する無線バンドを指定します。
「無線1」は、2.4GHz帯の無線を使用します。「無線2」は、5GHz帯の無線を使用します。
AT-TQ3200では、この項目は表示されず、共通設定で指定した周波数帯が使用されます。
MACアドレス無線APのMACアドレスを指定します。
セキュリティWDSの通信における暗号化の認証方式を選択します。

Note
共通設定で、WDSが使用する無線インターフェースでIEEE 802.11nを含む通信モードが選択されている場合、「Static WEP」は選択できません。

Note
WDSが使用する無線インターフェースのVAP1で「WPA Personal」、「WPA Enterprise」を選択している場合のみ「WPA Personal」が選択できます。

  • 「None」は、暗号化を行いません。
  • 「Static WEP」は、固定キーをもとにRC4アルゴリズムによる暗号化を行います。個別の認証は行いません。

    「Static WEP」を選択すると、下記の項目が表示されます。

    • キーの長さ:WEPキーの強度を選択します。デフォルトは「128bit」です。
      • 64bit:16進数では、10桁のWEPキーを直接入力します。ASCIIでは、5文字の半角英数記号を入力し、WEPキーを自動生成します。
      • 128bit:16進数では、26桁のWEPキーを直接入力します。ASCIIでは、13文字の半角英数記号を入力し、WEPキーを自動生成します。
    • キーのタイプ:WEPキーの生成方法を選択します。デフォルトは「16進数」です。
      • ASCII:任意の文字列からWEPキーが自動生成されます。入力されるWEPキーの大文字・小文字は区別されます。
      • 16進数:16進数(0〜9、A〜F、a〜f)でWEPキーを直接入力します。入力されるWEPキーの大文字・小文字は区別されません。
    • セキュリティーキー:「キーの長さ」と「キーのタイプ」に合わせてWEPキーを入力します。
  • 「WPA Personal」は、共通の事前共有キーをもとに個別のキーを生成、アクセスポイント間で認証と暗号化を行います。

    「WPA Personal」を選択すると、下記の項目が表示されます。

    • SSID:WDS接続で使用するネットワーク名(SSID)を1〜32文字の半角英数記号で入力します。
    • セキュリティーキー(WPA-PSK):事前共有キーを8〜63文字の半角英数記号で入力します。

4.6.4 無線APの登録、情報編集、削除

ここでは、無線APの登録、情報の編集、削除する方法について説明します。
無線APの登録は、手動登録CSV登録ゲストノード登録の3通りの方法で行えます。
無線APの情報編集は、機器名、IPアドレス、MACアドレス、管理グループ、タグについて編集が行えます。

Note
1つの管理グループでサポート可能な無線APの台数は350台までです。

Note
無線APの「SNMP、「ステータス > イベント」の「リレーの設定」、LLDP、イーサネット設定、HTTP/HTTPS設定」の設定は、無線APのWeb設定画面にて行います。「無線APのWeb設定画面で変更を行う場合は」に記載されている手順で設定してください。
なお、無線APのWeb設定画面で設定する項目の説明は、弊社Webページ掲載の「AT-TQシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。

無線APの登録 - 手動で登録
  1. メニューから「無線管理」→「登録・設定」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーします。
  3. 表示されたメニューから「手動で登録」をクリックします。
  4. 「無線AP登録」ダイアログが表示されます。

    手動で登録

    項目名説明
    機器名無線APの機器名を入力します。100文字以内で入力してください。
    IPアドレス無線APのIPアドレスを指定します。(必須)
    MACアドレス無線APのMACアドレスを指定します(MACアドレスの表記形式は「xx:xx:xx:xx:xx:xx」を使用してください)。
    管理グループ無線APを所属させる管理グループを指定します。(必須)
    タグタグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
    タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。
    タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。

    Note
    タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

    Note
    タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

    Note
    付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

    「追加」ボタン設定した情報で無線APを追加します。
    「キャンセル」ボタン無線APの登録を止めます。
  5. 設定を終えたら「追加」ボタンをクリックします。
  6. 無線APに共通設定を紐づけます。
    共通設定の紐づけ手順は、次の「無線APの管理グループ、共通設定を変更する場合は」の「共通設定の変更」をご覧ください。
無線APの登録 - CSVから登録

Note
無線APのCSVからの登録は一度に1000台まで可能です。

  1. メニューから「無線管理」→「登録・設定」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーします。
  3. 表示されたメニューから「CSVから登録」をクリックします。
  4. 「CSVから登録」ダイアログが表示されます。

    CSVから登録

    項目名説明
    「ファイルを選択」ボタン事前に作成したCSVファイルを指定します。

    CSVファイルは、下記の項目順で作成してください。
    ※行の先頭に「#」を入力した場合、その行に記載された内容は無視されます。

      1列目:機器名
      2列目:IPアドレス(必須)
      3列目:MACアドレス
      4列目:タグ名(カンマ区切り、CSVエスケープすること)
    ※4列目以降は何も記入しないでください。

    サンプルCSVファイルは下記に保存されています。
    [AVMをインストールしたディレクトリー]\tools\import_wireless_APs_sample.csv

    Note
    中身の形式自体が不正の場合は内容に関係なく1行目の機器名がエラーと表示されます。

    Note
    CSV以外の形式のファイルも指定は可能ですが、未サポートとなります。

    管理グループ追加する無線APを所属させる管理グループを選択します。
    「追加」ボタン指定したファイルを追加します。
    「キャンセル」ボタン無線APの登録を止めます。
  5. 設定を終えたら「追加」ボタンをクリックします。
  6. 無線APに共通設定を紐づけます。
    共通設定の紐づけ手順は、次の「無線APの管理グループ、共通設定を変更する場合は」の「共通設定の変更」をご覧ください。
無線APの登録 - ゲストノードから登録

Note
ゲストノードから登録した無線APは登録候補のリストに表示されなくなります。手動で登録もしくはCSVから登録を行った場合は、既に登録されている無線APも登録候補として表示されます。

  1. メニューから「無線管理」→「登録・設定」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーします。
  3. 表示されたメニューから「ゲストノードから登録」をクリックします。
  4. 「ゲストノードから登録」ダイアログが表示されます。

    ゲストノードから登録

    表示1
    項目名説明
    X GUESTゲストノードの総数が表示されます。
    X 選択中選択済みのゲストノード(チェックボックスにチェックを入れている)の総数が表示されます。
    ゲストノードを検索ゲストノードの検索を行えます。検索したいキーワードを入力します。
    検索後、元のリストに戻る場合は空欄にします。

    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

    「全アイコン」ボタン全てのゲストノードを一覧に表示します。
    「無線AP」ボタンゲストノードのうち、無線APのみを一覧に表示します。

    表示2
    項目名説明
    管理グループ追加する無線APを所属させる管理グループを選択します。
    「追加」ボタン指定した無線APを追加します。
    「キャンセル」ボタン無線APの登録を止めます。

    表示3
    項目名説明
    チェックボックス選択されているゲストノードのチェックボックスにチェックが入ります。リストの一番上のチェックボックスにチェックを入れるとリスト内のゲストノード全てにチェックが入ります。チェックを外すと全てのチェックが外れます。
    状態アイコンゲストノードのステータスを下記のアイコンで表示します。
    1. 正常アイコン
      :正常な状態です。
    2. 離脱アイコン
      :エリアが離脱状態もしくは親ノードまたはゲストノード自体がダウンしている状態です。
    3. ダウンアイコン
      :ネットワーク・ダウン状態です。
    MACアドレスMACアドレスが表示されます。
    管理IPアドレス管理IPアドレスが表示されます。
    ゲストノード名ゲストノード名が表示されます。
    AMFネットワーク所属するAMFネットワーク名が表示されます。
    AMFエリア名所属するAMFエリア名が表示されます。
    親ノード名親ノード名が表示されます。
    インターフェースゲストノードのインターフェース名が表示されます。
    アイコン名ゲストノードアイコンの種別が表示されます。

    表示4
    項目名説明
    <<最初のリストに戻ります。
    番号ページ番号です。
    >>最後のリストに移動します。

  5. 設定を終えたら「追加」ボタンをクリックします。
  6. 無線APに共通設定を紐づけます。
    共通設定の紐づけ手順は、次の「無線APの管理グループ、共通設定を変更する場合は」の「共通設定の変更」をご覧ください。
無線APの情報編集
  1. メニューから「無線管理」→「登録・設定」を選択します。
  2. リストから編集したい無線APの列右にある編集アイコンをクリックします。
  3. 「無線AP編集」ダイアログが表示されます。
  4. 編集が完了したら、「保存」ボタンをクリックします。
無線APの削除

Note
最後のページを表示中にページの全てのエントリーを削除した場合、ページ自体は削除されず、エントリーのないページが表示されます。ページの移動か画面の再読み込みにより削除後のページ数が反映されます。

  1. メニューから「無線管理」→「登録・設定」を選択します。
  2. 削除したい無線APのチェックボックスにチェックを入れます(複数選択可能)。
  3. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーします。
  4. 表示されたメニューから「削除」をクリックします。
  5. 「確認」ダイアログが表示されます。
  6. 「削除」ボタンをクリックします。

4.6.5 フロアマップの作成、編集、削除

ここでは、フロアマップの作成、編集、削除の方法について説明します。
フロアマップの作成
  1. メニューから「無線管理」→「フロアマップ」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  3. 「フロアマップ作成」ダイアログが表示されます。

    「フロアマップ作成」ダイアログ

    項目名説明
    マップ名フロアマップの名称を入力します。100文字以内で入力してください。
    マップ画像フロアマップの背景となる画像を指定します。指定できる画像の形式とサイズは、JPG、JPEG、PNG、GIF画像で4MBまでです。

    Note
    4MBより大きいサポート対象外の形式(PNG、JPG、JPEG、GIF 以外)のファイルを選択した場合にエラーが表示されないことがあります。

    管理グループどの管理グループにフロアマップを紐づけるか指定します。
    タグタグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
    タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。
    タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。

    Note
    タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

    Note
    タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

    Note
    付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

    コメントコメントを入力します。このコメントは、フロアマップパネルやフロアマップリストでフロアマップにマウスオーバーすると吹き出しで表示されます。
    コメントに使用できる文字は、連続した半角スペースおよび改行以外は半角・全角どちらも可能で、1000文字までです。
    「追加」ボタンフロアマップを作成します。
    「キャンセル」ボタンフロアマップの作成を止めます。
  4. 設定を終えたら「追加」ボタンをクリックします。
フロアマップの編集
  1. メニューから「無線管理」→「フロアマップ」を選択します。
  2. フロアマップパネル上にマウスオーバーします。
  3. フロアマップパネルの右上に「鉛筆」の形をした「編集」ボタンが表示されます。
  4. 「編集」ボタンをクリックすると「フロアマップ編集」ダイアログが表示されます。
    • マップ名:フロアマップの名称を入力します。100文字以内で入力してください。
    • マップ画像:フロアマップの背景となる画像を指定します。指定できる画像の形式とサイズは、JPG、JPEG、PNG、GIF画像で4MBまでです。

      Note
      4MBより大きいサポート対象外の形式(PNG、JPG、JPEG、GIF 以外)のファイルを選択した場合にエラーが表示されないことがあります。

    • 管理グループ:どの管理グループにフロアマップを紐づけするか指定します。
    • タグ:タグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
      タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。
      タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。

      Note
      タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

      Note
      タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

      Note
      付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

    • コメント:コメントを入力します。このコメントは、フロアマップパネルやフロアマップリストでフロアマップにマウスオーバーすると吹き出しで表示されます。
      コメントに使用できる文字は、連続した半角スペースおよび改行以外は半角・全角どちらも可能で、1000文字までです。
    • 「保存」ボタン:フロアマップを保存します。
    • 「キャンセル」ボタン:保存せずにダイアログを閉じます。
  5. 編集が完了したら「保存」ボタンをクリックします。
フロアマップの削除

Note
最後のページを表示中にページの全てのエントリーを削除した場合、ページ自体は削除されず、エントリーのないページが表示されます。ページの移動か画面の再読み込みにより削除後のページ数が反映されます。

  1. メニューから「無線管理」→「フロアマップ」を選択します。
  2. フロアマップパネル上にマウスオーバーします。
  3. フロアマップパネルの右上に「ゴミ箱」の形をした「削除」ボタンが表示されます。
  4. 「削除」ボタンをクリックすると「フロアマップ削除」ダイアログが表示されます。
  5. 「削除」ボタンをクリックします。

4.6.6 フロアマップの検索、表示切り替え

ここでは、フロアマップの検索やフロアマップの表示切り替え(リスト表示、パネル表示)について説明します。
フロアマップの検索
  1. メニューから「フロアマップ」を選択します。
  2. コンテンツ欄左上に「フロアマップを検索」欄が表示されます。

    フロアマップ検索

  3. 検索欄に検索したいキーワードを入力し、Enterキーを押下します。
    元のリストに戻る場合は空欄にしEnterキーを押下します。

    Note
    大文字小文字を区別しますのでご注意ください。スペース(半角・全角)は文字列として扱われます。

    Note
    複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」など)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

フロアマップの表示切り替え

フロアマップはパネル形式とリスト形式のどちらかで表示できます。
ここでは、パネル形式からリスト形式に変更する方法を説明します。

パネル、リスト表示

  1. メニューから「フロアマップ」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「表示切替」ボタンをクリックします。

    「表示切替」ボタン

  3. フロアマップがリスト形式で表示されます。
  4. パネル形式に戻る場合は、「4つの四角」ボタンをクリックします。

4.6.7 タグを付与、解除

AVMでは、各ページで抽出をしやすくするために、AMFノードや無線APなどにタグを付けることができます。
ここでは、フロアマップでの方法を説明しますが、各項目で方法は共通です。

フロアマップにタグを付与、解除
  1. メニューから「フロアマップ」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「表示切替」ボタンをクリックし、リスト形式の表示に切り替えます。
  3. タグの追加、解除を行いたいフロアマップのチェックボックスにチェックを入れます。
  4. コンテンツ欄右上の「タグ編集」ボタンをクリックします。
  5. 「タグの付与と解除」ダイアログが表示されます。

    タグの付与と解除

  6. タグを付与する場合は、タグ入力欄にタグを入力しEnterキーを押下します。
    タグ1個に使用できる文字は、連続した半角スペースを除き、半角・全角のどちらも可能で100文字までです。

    Note
    タグの登録時、コピー&ペーストでタグを登録すると、貼り付け時に全文が表示されません。そのままEnterキーを押下すると全文が表示され保存できます。

    Note
    タグ編集時、改行を含む値をペーストすると表示がおかしくなる場合がありますので、タグに改行を含む値をペーストするオペレーションは未サポートです。

    Note
    付与したタグの文字数が多い場合、ノードマップページ、フロアマップ詳細ページ、機器検索ページのタグフィルターリストで全文字を表示することができません。その場合はタグの文字数を減らしてください。

  7. タグを解除する場合は、タグの右側に表示されている×印をクリックします。
  8. タグの付与、解除が完了したら「保存」ボタンをクリックします。

4.6.8 フロアマップに無線APを配置、保存、削除

ここでは、フロアマップに無線APアイコンの配置や保存、削除について説明します。
フロアマップに無線APを配置、保存
  1. メニューから「無線管理」→「フロアマップ」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「AP配置」ボタンをクリックします。
  3. コンテンツ欄右のリストからフロアマップに配置したい無線APを選択します。
    マップ画像の任意の位置に移動しクリックすると配置されます。

    配置済みの無線APアイコンを別の位置に移動する場合は、ドラッグ&ドロップで移動できます。

    Note
    別のフロアマップに設置されている無線APはリストに表示されません。

    Note
    無線APアイコンを配置すると電波出力の強度が円となって表示されますが、 無線AP側の電波出力が小さい場合、電波出力を表す円がアイコンに隠れて表示されてしまいます。

    Note
    ページ表示後に無線APが削除された等の理由で一部の無線APが配置に失敗した場合、保存しようとした配置は全てキャンセルされ、実行前の配置に戻ります。

  4. 無線APの配置が完了したらコンテンツ欄右上の「保存」ボタンをクリックします。
フロアマップに配置した無線APを削除
  1. メニューから「無線管理」→「フロアマップ」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「AP配置」ボタンをクリックします。
  3. 削除する無線APが配置されているフロアマップを選択します。
  4. 削除したい無線APアイコンをクリック(複数選択可能)します。
  5. 無線APアイコンが選択状態に切り替わります。
    無線APアイコンの選択を解除する場合は、再度、無線APアイコンをクリックし通常の無線APアイコンの状態にするか、コンテンツ欄右上の「選択を解除」ボタンをクリックします。
  6. コンテンツ欄右上の「配置解除」ボタンをクリックすると無線APアイコンが消えます。
  7. コンテンツ欄右上の「保存」ボタンをクリックします。
  8. 「配置を削除」ダイアログが表示されるので、「保存」ボタンをクリックします。

4.6.9 管理下APへ登録、削除

ここでは管理下APへの登録、削除方法について説明します。

管理下APへの登録

管理下APに無線APを表示させるには、メニューから「無線管理」→「登録・設定」にて無線APの登録を行い、管理グループと共通設定の紐づけを行います。

管理下APからの削除

管理下APから無線APを削除する場合は、メニューから「無線管理」→「登録・設定」で行います。 無線APの削除方法は、「無線APの登録、設定、削除」をご覧ください。

4.6.10 スケジュールの登録、編集、削除

ここでは、スケジュールの登録、編集、削除について説明します。

スケジュールの登録
  1. メニューから「無線管理」→「スケジュール登録」を選択します。
  2. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  3. 「オペレーションのスケジュール登録」ダイアログが表示されます。

    スケジュール登録

    項目名説明
    共通
    オペレーション名スケジュールを管理するための名前を入力します。100文字以内で入力してください( \ / : * ? " < > | は使用できません)。(必須)
    コメントスケジュールのコメントを入力します。100文字以内で入力してください。
    「有効」、「無効」ボタンオペレーションを実行する場合は「有効」に、実行しない場合は「無効」を選択します。
    実行タイミングオペレーションの実行タイミングを、1回、毎日、毎週、毎月かを指定します。
    開始実行タイミングで1回と毎日を選択した場合は開始する日時を指定します。毎週を選択した場合は開始する日時と曜日を指定します。毎月を指定した場合は開始する日時、月、日(任意)、曜日(第何週の何曜日か)を指定します。(必須)
    オペレーションのタイプ設定適用、ファームウェア更新、AWC計算結果適用の中から実行するオペレーションを指定します。(必須)
    • 設定適用:オペレーション実行時に無線APに設定している「共通設定」、「無線AP個別設定」の適用を行います。
    • ファームウェア更新:無線APのファームウェア更新を行います。
    • AWC計算結果適用:無線APにAWC計算結果の適用を行います。
    管理グループオペレーションを実行する管理グループを選択します。
    「追加」ボタンスケジュールの登録を行います。
    「キャンセル」ボタンスケジュールの登録を止めます。
    オペレーションタイプ:設定適用
    対象無線AP対象無線APの選択から選択された無線APが表示されます。オペレーションはこのリストに表示された無線APに対して実行されます。
    対象無線APの選択設定の適用を行う無線APを選択します。(必須)
    オペレーションタイプ:ファームウェア更新
    対象無線AP対象無線APの選択から選択された無線APが表示されます。オペレーションはこのリストに表示された無線APに対して実行されます。
    対象無線APの選択ファームウェアを更新する無線APを選択します。(必須)

    Note
    ファームウェアの同時アップグレードのサポート台数は15台です。

    Note
    選択できるファームウェアは1機種のため、同時にファームウェア更新できる無線APは同一機種のみサポートです。

    ファームウェアの更新「ファームウェアの選択」ダイアログが開きます。
    「ファームウェアの選択ダイアログ」でリストから対象のファームウェアを選択します。リストに対象のファームウェアがない場合は「ファイルを選択」ボタンをクリックしファームウェアを指定しリストに追加します。(必須)
    オペレーションタイプ:AWC計算結果適用
    使用するAWC計算結果の算出時刻使用するAWC計算結果の算出時刻を指定します。(必須)

    Note
    AVMはスケジュールされた時間から24時間遡って算出時間に合致する時刻を決定し、算出時間から1時間前までにあるAWC計算結果を適用します。

  4. 共通項目の設定を行います。
  5. オペレーションの設定を行います。オペレーションは、3タイプ(設定適用、ファームウェア更新、AWC計算結果適用)の中から選択します。各オペレーションによりダイアログに表示される項目が異なります。
  6. 「追加」ボタンをクリックします。
スケジュールの編集
  1. メニューから「無線管理」→「スケジュール登録」をクリックします。
  2. スケジュール一覧から編集するスケジュールの列にある「鉛筆」の形をした「編集」ボタンをクリックします。
  3. 「オペレーションのスケジュール編集」ダイアログが開きます。
  4. 編集を行い、編集が完了したら「保存」ボタンをクリックします。
スケジュールの削除

Note
最後のページを表示中にページの全てのエントリーを削除した場合、ページ自体は削除されず、エントリーのないページが表示されます。ページの移動か画面の再読み込みにより削除後のページ数が反映されます。

  1. メニューから「無線管理」→「スケジュール登録」をクリックします。
  2. スケジュール一覧から編集するスケジュールの列にある削除アイコン(ゴミ箱)をクリックします。
  3. 「確認」ダイアログが開きます。
  4. 「削除」ボタンをクリックします。

4.6.11 無線APの再起動、ファームウェア更新

ここでは、管理下AP一覧に登録されている無線APの再起動方法とファームウェアの更新方法について説明します。

Note
再起動、ファームウェア更新の際に無線APの起動が始まった後にAVMと無線APの間の通信断が発生し、10分以内に無線APの管理ができなかった場合、AVM上では失敗と表示されます。

無線APの再起動
  1. メニューから「無線管理」→「管理下AP」を選択します。
  2. 再起動する無線APのチェックボックスにチェックを入れます(複数選択可能)。
  3. コンテンツ欄右上の「再起動」ボタンをクリックします。
  4. 「確認」ダイアログが表示されます。

    確認ダイアログ

    項目名説明
    「OK」ボタン無線APを再起動します。
    「キャンセル」ボタン再起動を止めます。
  5. 「OK」ボタンをクリックします。
  6. 再起動が始まり、完了すると「無線APを再起動しました」とメッセージが表示されます。「閉じる」ボタンをクリックします。

    再起動完了

無線APのファームウェア更新

Note
ファームウェアの同時アップグレードのサポート台数は15台です。

Note
選択できるファームウェアは1機種のため、同時にファームウェア更新できる無線APは同一機種のみサポートです。

Note
ファームウェア更新を連続して実施する場合は、ファームウェア更新を実施する無線AP 1台につき30秒程度の時間を置いて実行してください。

  1. メニューから「無線管理」→「管理下AP」を選択します。
  2. 管理下APのリストからファームウェアの更新を行う無線APを選択します。
  3. コンテンツ欄右上の「ファームウェア更新」ボタンをクリックします。
  4. 「ファームウェア更新」ダイアログが表示されます。

    ファームウェア更新

    項目名説明
    「ファイルを選択」ボタンファームウェアファイルを指定します。
    「OK」ボタン無線APのファームウェアを更新します。
    「キャンセル」ボタン無線APのファームウェア更新を止めます。
  5. ファームウェアファイルを指定します。
  6. 「OK」ボタンをクリックします。
  7. ファームウェアの更新が始まり、完了すると「無線APのファームウェアを更新しました」とメッセージが表示されます。「閉じる」ボタンをクリックします。

    ファームウェア更新完了

4.6.12 無線APの各種情報の表示

ここでは、管理下AP一覧に登録されている無線APの各種情報の表示方法と内容について説明します。

Note
管理失敗となった無線APには管理中だった際に取得した最新の情報が表示されます。

管理下AP詳細画面

管理下AP詳細画面は下記の方法で表示できます。

  • メニューから「無線管理」→「管理下AP」→リスト内の一番右にある「詳細(虫めがねアイコン)」をクリック。
  • メニューから「無線管理」→「フロアマップ」→フロアマップパネルをクリック→フロアマップ詳細画面の無線APアイコンをクリック。
  • メニューから「無線管理」→「登録・設定」→リスト内の一番右にある「詳細(虫めがねアイコン)」→コンテンツ欄上部の「無線APステータス詳細を見る」ボタンをクリック。

無線APステータス詳細画面

項目名説明
コンテンツ欄上部
無線AP名無線AP名が表示されます。
歯車アイコン歯車アイコンにマウスオーバーすると「テクニカルサポート情報の取得」と表示されますが、これは弊社管理用のためクリックしないでください。
基本情報
「無線AP詳細を見る」ボタン無線AP詳細画面に切り替わります。詳細は下記項目の「無線AP詳細画面」をご覧ください。
管理状態管理状態が表示されます。
設定状態設定状態が表示されます。
共通設定設定されている共通設定が表示されます。リンクをクリックすると共通設定詳細画面に切り替わります。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
管理グループ紐づけている管理グループが表示されます。
ファームウェア設定されているファームウェアのバージョンが表示されます。
機器種別機器の種別が表示されます。
シリアル番号シリアル番号が表示されます。
稼働時間稼働時間が表示されます。
フロアマップ図設定されているフロアマップの図が表示されます。
フロアマップ名設定されているフロアマップ名が表示されます。リンクをクリックするとフロアマップ詳細画面に切り替わります。
無線情報
使用チャンネル無線1、無線2のチャンネルが表示されます。
送信出力無線1、無線2の送信出力が表示されます。
検出チャンネルレーダーを検出したチャンネルが表示されます。
使用可能までの時間レーダーを検出したチャンネルで無線の送受信が可能になるまでの時間が表示されます。
接続クライアント数
VAPVAPが表示されます。
SSIDSSIDが表示されます。
接続クライアント数VAPごとの接続クライアント数が表示されます。
合計接続クライアントの総数が表示されます。
統計情報
グラフ有線受信したバイト数と無線送信したバイト数、それらの差分がグラフで表示されます。
無線AP詳細画面

無線AP詳細画面は下記の方法で表示できます。

  • メニューから「無線管理」→「登録・設定」→リスト内の一番右にある「詳細(虫めがねアイコン)」をクリック。
  • メニューから「無線管理」→「管理下AP」→リスト内の一番右にある「詳細(虫めがねアイコン)」→コンテンツ欄上部の「無線AP詳細を見る」ボタンをクリック。

Note
WDS設定は無線AP個別設定にて、WDS設定を行っている際に表示されます。

Note
ゲストノード情報は無線APがゲストノードとして認識されている際に表示されます。

無線AP詳細画面

項目名説明
コンテンツ欄上部
無線AP名無線AP名が表示されます。
基本情報
「無線APステータス詳細を見る」ボタン無線APステータス詳細画面に切り替わります。
「編集」ボタン「無線AP編集」ダイアログが開きます。
管理状態管理状態が表示されます。
IPアドレスIPアドレスが表示されます。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
管理グループ設定されている管理グループが表示されます。
フロアマップ図設定されているフロアマップの図が表示されます。
フロアマップ名設定されているフロアマップ名が表示されます。リンクをクリックするとフロアマップ詳細画面に切り替わります。
設定情報
「編集」ボタン無線APの個別設定編集画面に切り替わります。
共通設定設定されている共通設定が表示されます。リンクをクリックすると共通設定詳細画面に切り替わります。
設定状態設定状態が表示されます。
チャンネル設定したチャンネルの設定が表示されます。
送信出力設定した送信出力が表示されます。
WDS設定
WDS一覧設定済みのWDSの一覧が表示されます。
WDS一覧では、WDSの状態、接続用無線インターフェースの設定状態、セキュリティーの設定状態を確認できます。
無線送信WDSの有効/無効の状態が表示されます。
接続用無線インターフェースWDSで使用する無線バンドが表示されます。「無線1」は、2.4GHz帯、「無線2」は、5GHz帯の無線を使用しています。
MACアドレス接続相手のMACアドレスが表示されます。
セキュリティ

WDSの通信における暗号化の認証方式が表示されます。セキュリティには「無線AP個別設定」のWDS設定で設定したセキュリティーが表示されます。

セキュリティで「Static WEP」が表示されているときは、下記の項目が表示されます。

  • キーの長さ:WEPキーの強度
  • キーのタイプ:WEPキーの生成方法
  • セキュリティーキー(WEP キー):WEPキーが★で表示されます。目の形をしたアイコンをクリックすると設定したキーがポップアップで表示されます。再度クリックすると★表示に戻ります。

セキュリティで「WPA Personal」が表示されているときは、下記の項目が表示されます。

  • SSID:WDS接続で使用するネットワーク名(SSID)
  • セキュリティーキー(WPA-PSK):事前共有キーが★で表示されます。目の形をしたアイコンをクリックすると設定したキーがポップアップで表示されます。再度クリックすると★表示に戻ります。

ゲストノード情報
アイコン設定したアイコンが表示されます。
AMFネットワーク所属しているAMFネットワークが表示されます。リンクをクリックするとエリアマップ画面に切り替わります。
AMFエリア所属しているAMFエリアが表示されます。リンクをクリックするとノードマップ画面に切り替わります。
親ノード名親ノードのノード名が表示されます。リンクをクリックすると親ノードの詳細画面に切り替わります。
ゲストノード名ゲストノード名が表示されます。リンクをクリックするとゲストノードの詳細画面に切り替わります。
インターフェース名インターフェース名が表示されます。

4.7 ポーリング

4.7.1 ポーリング間隔の設定変更

ここでは、AMFネットワークの死活監視を行うポーリング間隔の変更方法について説明します。

  1. Windows の「スタート」ボタンをクリックします。
  2. 「コントロール パネル」をクリックします。
  3. 「システムとセキュリティ」をクリックします。
  4. 「管理ツール」をクリックします。
  5. 「タスク スケジューラ」をダブルクリックします。
    タスクスケジューラ ライブラリ
  6. 左のツリーで「タスクスケジューラ ライブラリ」→「Allied Telesis」→「AT-Vista Manager」をクリックし、画面中央の「Polling Server」をダブルクリックします。
    タスクスケジューラ ライブラリ
  7. 「Polling Server のプロパティ」ダイアログが表示されます。
  8. 「トリガー」タブをクリックし、リスト中に1つ存在するトリガーを選択して「編集」ボタンをクリックします。
    トリガータブ
  9. 「繰り返し間隔」を任意の時間に設定した後、「OK」ボタンで編集ダイアログを閉じます。

    Note
    「繰り返し間隔」は選択式で表示されますが手動で入力することで任意の時間に変更可能です。
    また、設定可能範囲は 1分〜44640分(31日)です。

    Note
    お使いの環境によって繰り返し間隔の時間が短いとサーバーPCに負荷がかかる場合があります。


    繰り返し間隔設定
  10. 再度「OK」ボタンをクリックしてプロパティダイアログを閉じます。

5 Tips

5.1 GUI表示を英語から日本語に変更するには

  1. AVMにログインします。
  2. ナビゲート・管理欄の右側に表示されている「ユーザー名、人物」ボタンにマウスオーバーします。
    リストから「Change language」を選択します。

    言語選択

  3. 「Change language」ダイアログが表示されます。

    言語選択_英語

  4. 「English」をクリックしドロップダウンリストから「Japanese(日本語)」を選択します。

    言語選択_日本語

  5. 「Apply」ボタンをクリックします。

5.2 AMFネットワークをAT-Vista Managerに新規登録するには

  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. メニュー欄の「AMFネットワーク」ボタンがハイライトされていない場合は、「AMFネットワーク」ボタンをクリックします。
  3. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。

    新規作成ボタン

  4. 「ネットワーク新規作成」ダイアログが表示されます。
    AMFコントローラー(いない場合はAMFマスター)のIPアドレス、入力したIPアドレスに対応する特権ユーザーのユーザー名とパスワードを入力し、「追加」ボタンをクリックします。

    新規作成

  5. ポーリングが自動で始まります。コンテンツ欄右下の「ポーリング中」の表示が消えたらWebブラウザーの再読み込みを行います。
  6. コンテンツエリアに作成したAMFネットワークパネルが表示されます。

    コンテンツエリア

  7. AMFネットワークパネルをクリックするとエリアのトポロジーマップが表示されます。

    トポロジーマップ

  8. トポロジーマップに表示されているエリアアイコンをクリックするとエリアに登録されているノードのトポロジーマップが表示されます。

    ノードトポロジーマップ

  9. ノードアイコンをクリックするとノードアイコンの回りに青い円が付き選択状態となります。
    または、コンテンツ欄右側のノード一覧からノードを選択します。

    ノード選択

  10. コンテンツ欄右上の「ノード詳細」ボタンをクリックすると詳細情報を確認できます。

    詳細表示

5.3 AMFネットワークに機器を追加した場合

管理者アカウントでAVMにログインし管理欄にある「ポーリング」ボタンをクリックします。
ポーリングが完了したら、Webブラウザーの再読み込みを行うことで機器が追加され機器のステータス、詳細情報などの確認が行えます。
(ポーリングはデフォルト設定では30分ごとに自動で行われますが、任意の時間に変更が可能です。)

5.4 無線APを管理してフロアマップに配置するには

ここでは、無線AP AT-TQ4600、AT-TQ3400の2台をフロアマップに配置するまでの手順を説明します。

  1. 管理者アカウントでログインします。
  2. 管理グループの作成を行います。
    「無線管理」→「管理グループ」をクリックし、管理グループのリスト画面を表示します。
  3. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。

    管理グループ一覧

  4. 「管理グループ作成」ダイアログが表示されます。
    管理グループ名を入力し、不正AP検出、AWC計算結果の即時適用の有効/無効を指定します。

    管理グループ設定

  5. 「追加」ボタンをクリックします。
  6. AT-TQ4600用の共通設定の設定を行います。
    メニューから「無線管理」→「共通設定」をクリックします。
  7. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。

    共通設定

  8. 「共通設定タイプ選択」ダイアログが表示されます

    共通設定

    Dual[11ac]のラジオボックスにチェックを入れ「OK」ボタンをクリックします。

  9. コンテンツ欄に共通設定の設定項目が表示されます。
  10. 「共通設定」、「AP本体」、「無線設定」の設定を行います。
  11. コンテンツ欄右上の「追加」ボタンをクリックします。

    共通設定

  12. AT-TQ3400用の共通設定の設定を行います。
    メニューから「無線管理」→「共通設定」をクリックします。
  13. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  14. 「共通設定タイプ選択」ダイアログが表示されます

    Dual[11n]のラジオボックスにチェックを入れ「OK」ボタンをクリックします。

  15. コンテンツ欄に共通設定の設定項目が表示されます。
  16. 「共通設定」、「AP本体」、「無線設定」の設定を行います。
  17. コンテンツ欄右上の「追加」ボタンをクリックします。
  18. AMFゲストノードに登録されている無線APの登録を行います。
    メニューから「無線管理」→「登録・設定」をクリックします。

    Note
    ゲストノードでない無線APを管理する場合には手順19から手順22の代わりに「手動で登録」、「CSVから登録」を使用してください。
    登録手順については「無線APの登録、編集、削除」をご覧ください。

  19. コンテンツ欄右上にあるスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されたメニューから「ゲストノードから登録」をクリックします。

    ゲストノード登録

  20. 「ゲストノードから登録」ダイアログが表示されます。
  21. AT-TQ4600とAT-TQ3400の欄のチェックボックスにチェックを入れます。手順2〜5で作成した管理グループを指定します。
  22. 「追加」ボタンをクリックします。

    ゲストノード登録

  23. 無線AP一覧のリストが表示されます。この段階では「管理状態」と「共通設定」は未管理、未設定と表示されます。
    コンテンツ欄右上の「無線設定」ボタンをクリックします。

    無線AP一覧

  24. AT-TQ4600の共通設定の項目をクリックすると「共通設定選択」ダイアログが表示されます。

    共通設定選択

  25. 手順6〜11で作成した共通設定を選択し「保存」ボタンをクリックします。

    共通設定選択

  26. AT-TQ3400の共通設定の項目をクリックすると「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
  27. 手順12〜17で作成した共通設定を選択し「保存」ボタンをクリックします。

    Note
    AVMは手順27の後、自動的に無線APとネゴシエーションを行い、完了後に管理下に置きます。

    Note
    チャンネル設定、送信出力を個別で設定する場合は、「無線AP個別設定」をご覧ください。「管理状態」が「適用中」となっているときの設定変更は無線APに適用されない場合があります。「管理状態」が「管理中」になっても「設定状態」が「変更あり」となっている場合は設定適用を実行してください。

  28. フロアマップの作成を行います。
    「無線管理」→「フロアマップ」をクリックします。
  29. コンテンツ欄右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
  30. 「フロアマップ作成」ダイアログが表示されます。
  31. マップ名、マップ画像、手順2〜5で作成した管理グループを指定し「追加」ボタンをクリックします。
  32. フロアマップのパネル表示画面に切り替わります。
  33. フロアマップにAT-TQ4600とAT-TQ3400を配置します。
    フロアマップに表示されているパネルをクリックします。

    フロアマップ

  34. コンテンツ欄右上の「AP配置」ボタンをクリックします。

    AP配置

  35. コンテンツ欄右に手順18〜22で登録した無線APのリストが表示されます。

    AP配置

  36. リスト上でクリックすると無線アイコンが表示されるので、そのままマップ画像の配置したい場所へ移動し再度クリックするとマップ画像上に無線アイコンが配置されます。
  37. コンテンツ欄右上の「保存」ボタンをクリックします。

    AP配置保存

5.5 AWC機能を使用する場合は

AWC(Autonomous Wave Control)は、複数の要素を考慮して最適化を行うゲーム理論を用いた無線APの自動制御技術です。
AWCの計算結果を適用することにより常に最適な環境で運用することができます。
AWCの計算は、AVMの起動直後から1時間後に行われ、2回目以降の計算はその前の計算が完了してから1時間後に開始されます。

Note
AWCの計算および適用は管理グループ単位で行われます。管理下の無線APが他の管理グループで管理されている無線APを検知した場合も、電波干渉として計算されます。

ここではAWC(Autonomous Wave Control)機能を使用する際の事前設定、注意事項、設定方法について説明します。

AWCを使用する際の事前設定

Note
チャンネルを自動にしている場合、共通設定の「自動チャンネル使用範囲」で指定した範囲から選択されます。

  • 管理している全ての無線APに対しNTPサーバーの設定を行ってください。
    AVMに管理されている全ての無線APと、AVMがインストールされているPCの時刻が、一致している必要があります。
  • 無線APの「個別設定」にて、チャンネル(送信出力)を「自動」に設定にしてください。

    チャンネル(送信出力)を任意の値に設定している場合は、設定されているチャンネル(送信出力)が使用されます。
    「自動」設定と任意の値の混在設定されている場合においても、「自動」設定されている項目において、AWCによる計算は行われます。

    例えば、無線1と無線2のチャンネルと送信出力を下表のように設定した場合
     無線1無線2
    チャンネル自動40ch
    送信出力最大自動

    AWCによって選択される結果は下記のようになります。
     無線1無線2
    チャンネル1ch~13ch40ch
    送信出力100%1%~100%

AWCの設定手順

ここでは、管理グループに対してAWCによるチャンネル・送信出力の自動調整を定期的に実行するように設定する手順について説明します。

  1. 無線APの登録
    管理グループに無線APを登録・設定し、管理下に置きます。詳細な手順については「無線APをフロアマップに配置するには」をご覧ください。
    無線APを管理下に置くと、定期的にAWCによる管理グループごとの最適なチャンネル・送信出力が計算されるようになります。
  2. AWCの計算履歴の確認

    計算された結果は「AWC計算履歴」ページから確認できます。AWC計算結果は自動的には適用されず、手順3の「AWC計算結果の適用設定」を行う必要があります。

  3. AWCの計算結果の適用
    AWC計算結果は自動的には適用されず、AWC計算結果を定期的に適用する設定を行う必要があります。
    設定方法には「スケジュールの登録」と「即時適用設定」の2通りの方法があります。

    Note
    初期状態では「Default Group」にAWC計算結果適用のスケジュールが登録されています。必要に応じてスケジュールを編集してください。

    Note
    AWC計算結果の適用により、無線APのチャンネルが変更される場合、無線APに接続している無線クライアントは切断されます。
    ※送信出力のみが変更される場合は、無線APに接続している無線クライアントは切断されません。

    • スケジュールの登録
      スケジュールの登録手順については「スケジュールの登録、編集、削除」をご覧ください。

      スケジュールを登録すると、「実行タイミング」で指定したタイミングにおいて無線APに適用されるようになります。適用される計算結果は「使用するAWC計算結果の算出時刻」で指定した時刻付近で計算されたものになります。

      Note
      AVMはスケジュールされた時間から24時間遡って算出時間に合致する時刻を決定し、算出時間から1時間前までにあるAWC計算結果を適用します。

    • 即時適用設定
      管理グループで「AWC計算結果の即時適用」を有効にすると、計算結果が算出されたタイミングで無線APにその結果が即時適用されるようになります。
      「AWC計算結果の即時適用」の設定については「管理グループの作成、編集、削除」をご覧ください。

      Note
      「AWC計算結果の即時適用」を有効にする場合、最新の計算結果が適用された後に過去の計算結果が再度適用されることを防ぐため、管理グループに対する「AWC計算結果適用」のスケジュールを「無効」に設定することを推奨します。

    手順3が完了すれば、AVMは管理グループに所属する無線APに設定したタイミングで最適なチャンネル・送信出力を適用するようになります。

  4. 適用結果の確認

    適用結果は無線APの現在のチャンネル・送信出力とログにより確認ができます。

    • チャンネル・送信出力
      各無線APの現在のチャンネル・送信出力は以下のページで確認できます。
         ・フロアマップ詳細ページ
         ・無線AP詳細ページ
    • ログ
      ログはAWC計算結果適用時、管理グループに属する全ての無線APに対し適用が完了した時にのみ表示されます。
      ログの確認方法は「無線APのログを確認するには」をご覧ください。
注意事項

AWC計算結果の適用が正しく行われないケース

AWC計算結果の適用時、下記の場合において、AWC計算の適用は正しく行われません。

  • 無線APに適用されている「共通設定」、「個別設定」とAWCの計算が実行された時にAVM上で無線APに設定している「共通設定」、「個別設定」が異なる場合
  • AWCの計算時に管理されていた無線APが管理外になっていた場合
  • 何らかの理由により無線APに対し、適用が失敗した場合
    この場合、適用が失敗した段階で、無線APに対するAWC計算結果の適用は途中で終了します。

5.6 無線APのWeb設定画面で変更を行う場合は

無線APのWeb設定画面で変更可能な項目は「SNMP、「ステータス > イベント」の「リレーの設定」、LLDP、イーサネット設定、HTTP/HTTPS設定」のみとなります。
それ以外の項目の変更は行わないでください。
なお、無線APのWeb設定画面で設定する項目の説明は、弊社Webページ掲載の「AT-TQシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。

Web設定画面で変更を行う場合は必ず下記手順により設定変更を行ってください。
それ以外の方法で設定変更を行うとAVMに正しく認識されず管理できなくなります。

  1. メニューから「無線管理」→「登録・設定」をクリックします。
  2. 無線AP一覧画面にて対象の無線APのチェックボックスにチェックを入れます。
  3. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーし表示されたメニューから「削除」をクリックします。
  4. 無線APがAVMの管理から外れたことを認識させるため、1分以上、何もせず待ちます。
  5. 無線APのWeb設定画面で設定変更を行います。
  6. 設定変更を終えたら、AVMのメニューから「無線管理」→「登録・設定」をクリックします。
  7. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーし表示されたメニューから「手動で登録」をクリックします。
  8. 無線AP登録ダイアログで必要事項を入力し、「追加」ボタンをクリックします。
    ※Web設定画面でIPアドレスを変更した場合は変更したIPアドレスで登録します。
  9. 個別設定画面が開きます。
  10. 設定情報欄の右上にある「編集」ボタンをクリックすると「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
  11. 共通設定の一覧から無線APに割り当てていた共通設定を選択し「選択」ボタンをクリックします。
  12. 個別設定画面右上の「保存」ボタンをクリックします。
  13. メニューから「無線管理」→「登録・設定」をクリックします。
  14. 変更を行った無線APの列のチェックボックスにチェックを入れます。
  15. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。
  16. 「設定適用」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  17. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。

5.7 無線APの管理グループ、共通設定を変更する場合は

ここでは、無線APに紐づけている管理グループ、共通設定を変更する手順について説明します。

管理グループの変更

管理グループを変更する手順を2通りの方法で説明します。

無線管理の登録・設定メニューからの変更:

  1. メニューから「無線管理」→「登録・設定」をクリックします。
  2. 無線AP一覧が表示されるので、管理グループの変更を行いたい無線APの列右にある鉛筆アイコンをクリックします。
  3. 「無線AP編集」ダイアログが表示されます。
  4. ダイアログ内の「管理グループ」のドロップダウンリストをクリックし、ポップアップメニューから変更する管理グループを選択します。
  5. 「保存」ボタンをクリックすると、手順2の無線AP一覧画面に戻ります。

    Note
    変更前の管理グループと変更した管理グループに紐づいている共通設定が異なる場合、無線AP一覧の「共通設定」の項目が「未設定」になります。
    「未設定」と表示された場合は、下ページ記載の「共通設定の変更 / 無線管理の登録・設定メニューからの変更:」の手順2以降を行ってください。

  6. 変更を行った無線APの列のチェックボックスにチェックを入れます。
  7. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。
  8. 「設定適用」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  9. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。

無線管理の管理下APメニューからの変更:

  1. メニューから「無線管理」→「管理下AP」をクリックします。
  2. 管理下AP一覧が表示されるので、管理グループの変更を行いたい無線APの列右にある虫めがねアイコンをクリックします。
  3. 管理下AP詳細画面が表示されます。コンテンツ欄上部の「無線AP詳細を見る」ボタンをクリックします。
  4. コンテンツ欄上部にある基本情報欄の右の「編集」ボタンをクリックします。
  5. 「無線AP編集」ダイアログが表示されます。
  6. ダイアログ内の「管理グループ」のドロップダウンリストをクリックし、ポップアップメニューから変更する管理グループを選択します。
  7. 「保存」ボタンをクリックします。
  8. すぐに無線APに設定を適用したい場合は次の手順を行ってください。
  9. メニューから「無線管理」→「登録・設定」をクリックします。
  10. 無線AP一覧が表示されます。
  11. 変更を行った無線APの列のチェックボックスにチェックを入れます。
  12. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。
  13. 「設定適用」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  14. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。

共通設定の変更(個別変更)

個々の無線APに対して共通設定を変更する手順を2通りの方法で説明します。

無線管理の登録・設定メニューからの変更:

  1. メニューから「無線管理」→「登録・設定」をクリックします。
  2. 無線AP一覧が表示されます。コンテンツ欄上部の「無線設定」ボタンをクリックします。
  3. 無線AP一覧画面が設定可能な画面に切り替わります。
  4. 共通設定を変更したい無線APの列にある「共通設定」のドロップダウンリストをクリックします。
  5. 「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
  6. 登録済みの共通設定の中から使用する共通設定をリストの中から選択し「保存」ボタンをクリックします。
  7. 手順2の無線AP一覧画面に戻ります。
  8. 変更を行った無線APの列のチェックボックスにチェックを入れます。
  9. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。
  10. 「設定適用」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  11. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。

無線管理の管理下APメニューからの変更:

  1. メニューから「無線管理」→「管理下AP」をクリックします。
  2. 管理下AP一覧が表示されるので、共通設定の変更を行いたい無線APの列右にある虫めがねアイコンをクリックします。
  3. 管理下AP詳細画面が表示されます。コンテンツ欄上部の「無線AP詳細を見る」ボタンをクリックします。
  4. コンテンツ欄中段にある設定情報欄の右の「編集」ボタンをクリックします。
  5. 無線AP個別設定画面が表示されます。
  6. コンテンツ欄上部のAP本体欄の「共通設定」のドロップダウンリストをクリックします。
  7. 「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
  8. 登録済みの共通設定の中から使用する共通設定をリストの中から選択し「選択」ボタンをクリックします。
  9. 手順5の無線AP個別設定画面が表示されます。
  10. 「保存」ボタンをクリックします。
  11. すぐに無線APに設定を適用したい場合は次の手順を行ってください。
  12. メニューから「無線管理」→「登録・設定」をクリックします。
  13. 無線AP一覧が表示されます。
  14. 変更を行った無線APの列のチェックボックスにチェックを入れます。
  15. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。

共通設定の変更(一括変更)

複数の無線APに対して共通設定を一括で変更する手順を説明します。

  1. メニューから「無線管理」→「登録・設定」をクリックします。
  2. 無線AP一覧が表示されます。同じ管理グループに所属している、変更を行いたい無線APのチェックボックスにチェックを入れます。
  3. コンテンツ欄右上の歯車アイコンにマウスオーバーします。
  4. 表示されるメニューから「共通設定の割当」をクリックします。
  5. 「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
  6. 登録済みの共通設定の中から使用する共通設定をリストの中から選択し「保存」ボタンをクリックします。
  7. 手順2の無線AP一覧画面に戻ります。
  8. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。
  9. 「設定適用」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  10. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。
共通設定の設定内容のみ変更した場合

共通設定の設定内容のみ変更し、すぐに無線APに適用する場合は、共通設定の保存後に「無線APへの設定適用」または「無線APへの設定適用のスケジュール」を行ってください。

無線APへの設定適用は、下記手順にて行ってください。

  1. メニューから「無線管理」→「登録・設定」をクリックします。
  2. 設定を適用する無線APの列のチェックボックスにチェックを入れます。
  3. コンテンツ欄右上のスパナアイコンにマウスオーバーし、表示されるメニューから「設定適用」をクリックします。
  4. 「設定適用」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  5. 完了のメッセージが表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。

無線APへの設定適用のスケジュールは「スケジュールの登録、編集、削除」をご覧ください。

5.8 イベントログを確認するには

AVM上のイベントのログを確認する場合は、メニューから「イベントログ」をクリックします。
また、直近5件の未読イベントは管理欄にある「イベント通知」ボタン(「イベント通知」ボタン)をクリックしても確認が行えます。
イベントログ画面で表示される項目については「イベントログ」をご覧ください。

5.9 無線APのログを確認するには

無線APのログを確認する場合は、メニューから「無線管理」→「ログ管理」をクリックします。
ログ管理画面で表示される項目については「ログ管理」をご覧ください。

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