ここでは、TQ Firmware Update ツールを使用してファームウェアのアップデートを行う方法について説明します。
用意するもの:
例: tq_firmware_update.csv
192.168.1.230,manager,friend,http,80
192.168.1.231,manager,friend,http,80
IP アドレス: 無線APのIPアドレス
ユーザー名: 無線APのログインユーザー名
パスワード: 無線APのログインパスワード
プロトコル: ログインに使用するサーバーのプロトコル(httpまたはhttps)
ポート番号: ログインに使用するサーバーのポート番号(プロトコルがhttpsの場合は443)
例えば AT-TQ4400とAT-TQ4600のIPアドレスが設定ファイルに記述されている場合、AT-TQ4400のファームウェアを選択しているとAT-TQ4600の更新には失敗します。
この場合、設定ファイルを分けて2回更新する必要があります。
例: tq4400_firmware_update.csv
192.168.1.230,manager,friend,http,80
例: tq4600_firmware_update.csv
192.168.1.231,manager,friend,http,80
TQ Firmware Update ツールは、AVMインストール後、下記ディレクトリーに保存されます。
[AVM のインストールディレクトリー] \tools\firmware_update\tq_firmware_update.exe
項目名 | 説明 |
---|---|
設定ファイル | |
「参照」ボタン | 用意した設定ファイルを指定します。 |
ファームウェア | |
「参照」ボタン | 用意したファームウェアファイルを指定します。 |
バージョン番号 | ファームウェアのバージョンが表示されます。 |
ビルド番号 | ファームウェアのビルド番号が表示されます。 |
その他 | |
「開く」ボタン | 実行画面が開きます。 |
「終了」ボタン | アップデートを止めます。 |
項目名 | 説明 |
---|---|
IPアドレス | 無線APのIPアドレスが表示されます。 |
プライマリー | 無線APのプライマリーにインストールされているファームウェアバージョンが表示されます。 |
セカンダリー | 無線APのセカンダリーにインストールされているファームウェアバージョンが表示されます。 |
実行結果 |
「実行」ボタンをクリックした結果が表示されます。 また、「確認」ボタンをクリックした場合、インストールされたファームウェアバージョンの確認を行っている無線APの実行結果欄に「確認中」が表示されます。 |
ログ | ログが表示されます。 |
「ログ表示」ボタン | ログ画面が開きます。 |
「確認」ボタン | 無線APの情報を取得します。情報取得の可否は確認結果欄に表示されます。 |
「実行」ボタン | ファームウェアの更新を行います。更新の可否は実行結果欄に表示されます。 |
「閉じる」ボタン | 実行画面を閉じます。 |
以下の場合は「失敗」になります。
項目名 | 説明 |
---|---|
フィルター | ログの重要度(INFO、NOTICE、WARN)で絞り込みを行えます。ログ一覧に表示させたい重要度のチェックボックスにチェックを入れると、その重要度に関連したログが表示されます。 |
ログ一覧 | ログが表示されます。 |
「更新」ボタン | 情報の更新を行います。 |
「閉じる」ボタン | ログ画面を閉じます。 |
ログの履歴は上記ログ画面、またはログファイルに表示されます。
ログファイルは実行ファイルと同じ下記に保存されます。
[AVM のインストールディレクトリー]\tools\firmware_update\log_xxxxxxxxxxxxxx.txt
※ xxxxxxxxxxxxxxはログファイルの作成日時です。