リファレンス編 / アプリケーション


アプリケーション
インスタンス情報
アプリケーション設定


アプリケーション

各アプリケーション画面では、AT-VST-APL上で実行される各アプリケーションインスタンスの設定、管理を行えます。ここでは、Vista Manager アプリケーションの画面を例に説明します。
Note
機能的な変更がない場合は過去のバージョンの画面例を用いていることがあります。

表 1:アプリケーション
イメージ更新チェック間隔 未サポートです。無効のままご使用ください。
デプロイ済みアプリケーション一覧
アプリケーション未設定時にだけ表示される項目
「有効化」ボタン アプリケーションインスタンスの初期設定を行う「アプリケーション設定」ダイアログを表示します。
アプリケーション設定後にだけ表示される項目
「テクニカルサポート情報の生成」ボタン テクニカルサポート用のファイルが出力されます。トラブルシューティング時など、内部情報の確認が必要な場合を想定したものですので、ご使用に際しては弊社技術担当にご相談ください。

情報アイコン
マウスオーバーすることで「インスタンス情報」画面をポップアップ表示します。
CPU使用率 (%) アプリケーションのCPU使用率を表示します。
メモリー (MB) アプリケーションのメモリー使用状況(使用量 / 割り当て量)を表示します。
ストレージ (MB) アプリケーションのストレージ使用状況(使用量 / 割り当て量)を表示します。
状態 アプリケーションの状態を表示します。
「開く」ボタン アプリケーションのWeb GUIを新しいブラウザーウィンドウで開きます。「状態」が「実行中」のときだけ表示されます。
Note
Wireless Controller画面では、「開く」ボタンによるAWCプラグイン管理画面の起動はできません。
Note
Trap Receiver、SNMP Plug-in画面では、「開く」ボタンは表示されません。
「削除」ボタン アプリケーションインスタンスを削除します。「状態」が「停止済み」のときだけ表示されます。
Note
アプリケーションを削除した場合、ライセンスや設定情報が削除されます。操作には十分ご注意ください。
Note
復元予定がない場合やトラブルシューティングで必要な場合を除き、削除しないことをおすすめします。
Note
Trap Receiver アプリケーションでは、「削除」ボタンは未サポートです。Trap Receiverを使用しない場合でも「削除」ボタンをクリックせずに、「停止済み」状態のままにしてください。
Note
AMF Cloud アプリケーション、AMF Security アプリケーションを削除すると、次回以降のインストールに既存ライセンスを使用できなくなります。ライセンスの再発行が必要になりますので、再インストール後に内部シリアルを控えて弊社窓口までお問い合わせください。
「停止」ボタン アプリケーションインスタンスを停止します。「状態」が「実行中」のときだけ表示されます。
「起動」ボタン アプリケーションインスタンスを起動します。「状態」が「停止済み」のときだけ表示されます。
「設定」ボタン アプリケーションインスタンスの設定変更を行う「アプリケーション設定」ダイアログを表示します。アプリケーションインスタンスの状態が「停止済み」のときだけ有効です。
「バージョン更新」ボタン アプリケーションイメージのバージョンを変更するための「アプリケーション設定」ダイアログを表示します。アプリケーションインスタンスの状態が「停止済み」のときだけ有効です。
Note
Wireless Controller、SNMP Plug-in アプリケーションは、「バージョン更新」ボタンでのバージョン変更は未サポートです。アップデート方法については、「AT-VST-APL バックアップマニュアル」の「AT-VST-APLのバージョンアップ」をご覧ください。
Note
AMF Cloud アプリケーションの「開く」ボタンでは、「アプリケーション設定」の「ネットワーク」で最初に追加したインターフェース(AMF Cloud側のeth0)のIPアドレスを管理用IPアドレスと見なします。AMF Cloudのeth0インターフェースにIPアドレスが設定されていない場合、「開く」ボタンは表示されません。

インスタンス情報

各アプリケーションインスタンスの構成情報を表示します。アプリケーション画面で情報アイコンマウスオーバーすることでポップアップ表示します。

表 2:インスタンス情報
名称 アプリケーションインスタンス名を表示します。
コンピュートID アプリケーション実行環境(AT-VST-APL)の識別子(シリアル番号)を表示します。
イメージ アプリケーションイメージのバージョンを表示します。
DNSサーバー DNSサーバーアドレス。「アプリケーション設定」でDNSサーバーを指定している場合だけ表示されます。
ネットワーク:ethX
仮想インターフェースの情報を表示します。
Note
AMF Cloud アプリケーションの場合、ethXはAMF Cloudアプリケーション側でのインターフェース名です。
ネットワークタイプ 仮想インターフェースのインターフェースタイプ(Virtual、Physical)を表示します。
VLAN ID 仮想インターフェースの接続先VLAN ID。ネットワークタイプが「Virtual」の場合だけ表示されます。
ホストインターフェース 仮想インターフェースと直結しているAT-VST-APLの物理ポート。ネットワークタイプが「Physical」の場合だけ表示されます。
MAC MACアドレス。ネットワークタイプが「Virtual」かつ「アプリケーション設定」で「MACアドレス (オプション)」を指定している場合だけ表示されます。
IPv4アドレス インターフェースに設定するIPv4アドレス/サブネットマスク長。「アプリケーション設定」でIPv4アドレスを指定している場合だけ表示されます。
ゲートウェイ ゲートウェイアドレス。「アプリケーション設定」でゲートウェイアドレスを指定している場合だけ表示されます。
DHCP インターフェースのIP設定をDHCPサーバーから取得する設定になっているかどうかを表示します。

アプリケーション設定

各アプリケーションインスタンスの初期設定や設定変更を行うためのダイアログです。「デプロイ済みアプリケーション一覧」で「設定」ボタンまたは「有効化」ボタンをクリックすると表示されます。
各パラメーターに設定すべき値については、クイックツアー「アプリケーションの設定と起動」をご覧ください。

Note
バージョン更新時は、イメージバージョン欄のみ表示されます。
アップデート手順は、「AT-VST-APL バックアップマニュアル」をご覧ください。

表 3:アプリケーション設定
コンピュートID アプリケーション実行環境(AT-VST-APL)の識別子(シリアル番号)を選択します。
イメージバージョン アプリケーションインスタンスのイメージバージョンを選択します。初期設定時とバージョン更新時のみ表示されます。
ストレージサイズ (MB) アプリケーションに割り当てるストレージサイズを指定します。クイックツアー「アプリケーションの設定と起動」に従って入力してください。
詳細設定
メモリー制限 (MB) 通常は設定不要です。無制限(初期値)のままお使いください。
CPUコア制限 (コアインデックス) 通常は設定不要です。無制限(初期値)のままお使いください。
ネットワーク / ネットワーク
仮想インターフェースの追加、削除、設定を行えます。
Note
AMF Cloudアプリケーション側でのインターフェース名はこの画面で追加した順にeth0、eth1、... となります。デプロイ済みアプリケーション一覧の「開く」ボタンでは、AMF Cloudのeth0インターフェースに設定されているIPアドレスを管理用IPアドレスだと仮定しています。そのため、特に理由がない限り、最初に設定するインターフェースに管理用のIPアドレスを設定するようにしてください。
Note
Vista Manager、AMF Security、Wireless Controller、Trap Receiver、SNMP Plug-inにおいて、複数のネットワークインターフェースを作成することは未サポートです。1つのネットワークインターフェースでお使いください。
インターフェースタイプ 通常は「Virtual」をお使いください。

Virtual:外部ネットワークのVLAN ID(必須項目)と、MACアドレス(オプション)を指定します。この場合は、複数のアプリケーションを、同じVLAN IDに所属するネットワークポートで使うことができます。

Physical:アプリケーションを物理ネットワークポートに割り当てます。ホストインターフェースで接続するネットワークポート番号を選択します。
外部ネットワークVLAN ID 仮想インターフェースの接続先VLAN IDを指定します(初期値は1)。インターフェースタイプが「Virtual」の場合だけ表示されます。
ホストインターフェース 仮想インターフェースと直結するAT-VST-APLの物理ポートを選択します。インターフェースタイプが「Physical」の場合だけ表示されます。
MACアドレス (オプション) 仮想インターフェースのMACアドレスを任意に指定したい場合に入力します。未指定時は自動的に設定されます。インターフェースタイプが「Virtual」の場合だけ表示されます。
DHCPを使用 チェックを付けるとDHCPサーバーが払い出すIPアドレスを使用します。チェックを外すと、IPv4アドレス、ゲートウェイアドレスを固定設定します。
DHCPを使用する場合は、DHCPサーバーからIPアドレスが取得できる環境であることを確認してください。
IPv4アドレス 仮想インターフェースに設定するIPv4アドレス/サブネットマスク長を入力します。
ゲートウェイアドレス デフォルトゲートウェイアドレスを入力します。
「ネットワーク追加」リンク 仮想インターフェースの設定欄を追加します。
「削除」リンク 該当する仮想インターフェースの設定を削除します。
ネットワーク / DNSサーバー
各アプリケーションが使用するDNSサーバーアドレスの追加、削除、設定を行えます。
「DNSサーバー追加」リンク DNSサーバーアドレスの入力欄を追加します。
DNSサーバー DNSサーバーアドレスを入力します。
「削除」リンク 該当するDNSサーバーアドレスを削除します。
「キャンセル」ボタン アプリケーション設定を変更せずに前の画面に戻ります。
「適用」ボタン アプリケーション設定を変更して前の画面に戻ります。
Note
AMF Cloud アプリケーションの場合、IPv4アドレス、ゲートウェイアドレス、DNSサーバーの設定がAMF Cloudの動作に反映されるのは、初期設定時などAMF Cloudがスタートアップコンフィグなしで起動した場合だけです。
AMF Cloudの起動時にコンフィグが存在する場合は、コンフィグファイルの記述に従って設定が復元されますので、本画面で初期設定したIPアドレス、ゲートウェイアドレス、DNSサーバーをあとから変更するときは、AMF CloudのCLIから設定を変更してください。

例: AMF Cloudの起動時にコンフィグが存在する場合のIPアドレス変更手順
 1. AMF CloudアプリケーションのCLIでIPアドレスを変更する
  ※IPアドレスを変更すると、変更前のIPアドレスではCLI接続できなくなります
 2. 変更後のIPアドレスでCLI接続する
 3. コンフィグを保存する

※AT-VST-APLのアプリケーション設定とAMF CloudのCLI設定を一致させるため、以下の操作も行ってください。
 4. AT-VST-APLのAMF Cloud アプリケーション管理画面でアプリケーションを停止する
 5. 「アプリケーション設定」でIPアドレスを変更し、適用する
 6. AMF Cloud アプリケーションを起動する